「keniti3545の日記」since72:5月19日晴れ9℃(土)「東日本大震災」436

*朝トレ:7時〜8時  男体山にまた雪だ!

雨日の翌日、晴れ〜気持ち良い〜!

意気込みとは裏腹に、貧弱なB下メニューで終了。


昨日も雨日にしては中身濃い一日だった。倅に連れ出されて女房殿と遅めのランチ、何かのご招待券で豪華にステーキ女房殿も結構食べるな〜。倅と同メニュー、前菜も「オプション」 デザートも何やら大きめの「スイーツ」我れは、昼飯ですが「赤のグラスワイン」を頂いた(運転は倅)。 メインの「サーロイン、我れはいつも130グラム」にライスを少し付けてもらう。倅達は270グラムにライスも確り付いていた。 

 我れは夜にお酒を飲みながらならもう少々ボリューム的にも行けると思うが・・・。思うんだけどブログ仲間のお食事風景見るからに美味しそう。手作りも、お店でも美味しそうな物を沢山召し上がって居るみたいで、見る方としては「食の文化を感じ」心もほんわかの時間になります。我れの食の姿勢は多分に家族との融合の時間を阻害してきたんだろうな〜と反省するこの頃ではあります。(もう遅いか!?)

夕刻にも、も一件サプライズが! 夕食前の一時、「独房」パソコン前に居ると、お父さん〜と声がかかり渋々縁先から庭に降りると、おっ!!


つれあいに、声かけられて、庭先へ、
           薄暮に映える、山つつじみる    「keniti3545」でした。


慌てて独房へとって返してデジカメわしづかみ、西空の男体山が(茜色とまではいかないが)、セピアカラーに染まりその薄日が「我が家の小さな花壇」一面をも覆っている。

 未だ盛りの「椿」塀の向こうから無理矢理もたれかかる山吹の黄金色、そして我が女房殿に珍しく感嘆の声を上げさせた山ツツジの「濃い赤色」、写真にして更なる驚きだったが「此までに見た事のない」・「赤色」「人工色?」我れも、「おお!っと思った」。

 写真を4,5枚撮り終えたところでほんのり明るい庭先もいつもの薄暗い夕刻の庭に戻っていた、男体山ももう霞んで見えない。後刻写真をアウトプットして渡すと素っ気なく受け取った後「ニコッと」微笑んで(笑って)いた女房殿だった。







*「東日本大震災」436日


今日の一題  読売新聞の不可解  河野太郎

2012年05月18日10:30 Nuclear F.C:原発のウソ

ブログ河野太郎5/18 読売新聞の不可解  @河野太郎


IAEA国際原子力機関 )の基本安全原則には、

「規制機関は、以下を満たさなければならない。(中略)
利害関係者から不当な圧力を受けることがないように、許認可取得者及びその他の全ての機関から実質的に独立であること。」とある。


また、IAEAの安全要件では、
「規制機関は、変化する政治環境又は経済条件に関係する圧力、あるいは、政府各部門又は他の組織からの圧力のような、安全を損なう可能性のあるいかなる不当な影響にも左右されないで、独立した規制判断と決定がなされなければならない。

さらに、規制機関は、施設及び活動の安全に関連した事項について、政府各部門及び政府機関に対して独立した助言を与えられなければならない。」
と定めている。


つまり、IAEAは、原子力発電所の事故などのような災害対応では、オンサイト、つまり事故の起きた敷地内における原子炉の事故対応に関しては、スリーマイルアイランド事故におけるカーター大統領や福島第一原発における菅首相のような、政治的な介入があってはいけないと言っているのだ。

もちろん、オフサイト、つまり敷地外の避難や警察や自衛隊の出動要請その他、諸々の対応については、規制組織ではなく、総理を本部長とする災害対策本部が責任を負い、規制組織とも確実に調整しながら、対応を実施する。

そして、IAEAは、平時でも非常時でも規制組織が政治的圧力から独立していることを求めている。


5月17日付の読売新聞の社説は、次のように書いている。

「政府案の規制庁は、環境相が任命する規制庁長官がトップに立つ仕組みだが、自公両党は、それでは原発を推進する経産省や政治の圧力に抗することが出来ない、と批判してきた。

公案は、重大事故時でも、原子炉の制御などに関する措置は原子力規制委が担うとしており、首相の指示さえ排除している。
だが、原子力規制委が非常時に迅速な意思決定が可能か疑問だ。独立性を重視する余り、危機対応に支障が生じてはならない。


野田首相が自公案について「よく吟味しなければいけない部分がいっぱいある」との懸念を示したのは、もっともだ。

政府案のように、原子力災害対策本部長の首相が、規制庁を含む各府省に指示し、電力会社にも関与できる方が妥当だろう。平時の防災対策や避難訓練に必要な自治体との連携も容易だ。」

これは、残念ながら、IAEAの求めている条件を全く理解していない意見である。

過去、IAEAがどのような議論をしてきたのか、今の日本の規制組織の何が問題なのか、福島の事故の対応で、どういう問題が起きたのか、きちんと理解した上で、IAEAが各国に求めているルールを理解した上で、社説を書いてほしい。

さらに、IAEAが、「...『経済条件に関係する圧力』、あるいは、政府各部門又は他の組織からの圧力のような、安全を損なう可能性のあるいかなる不当な影響にも左右されないで、独立した規制判断と決定がなされなければならない。」

と明記しているにもかかわらず、現在の民主党政権は、「今夏の電力が足らなくなるから再稼働」というような「経済条件に関係する圧力」をかけて再稼働の判断をしようとしている。

これもIAEAが求めている安全ルールから著しく逸脱している。

政府の猛省を求める。


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東京の孫昂佑(小四)と友麻(小一)によく説明して下さいと、京子ママにメイルしました。我れの覚えにも此処へ
残しておきます。


「プラス1」 金環日食 

金環日食 千年に一度の朝だから 東京新聞社説2012年5月18日

 今日は子どもたちに特に読んでほしい、金環日食のお話です。大宇宙を規則正しく巡る星々の神秘、正確にそれをとらえる科学の力、この年に巡り合わせた偶然の面白さ。さあ、空を見てみよう。

 想像してごらん。今から九百三十二年も前の平安時代、天空に突如現れた金のリングを見た人たちの驚きを。

 二十一日早朝、私たちはその時と同じような空を見ます。九州から関東にかけての広域で、太陽の外縁だけが強く輝く金環日食、北陸や北海道、東北など日本全国で、部分日食に出会えます。

 こんなに広い地域、そして名古屋や岐阜で金環日食を観測できるのは、実に九百三十二年ぶり。気の遠くなるような巡り合わせです。恐らく史上最も多くの日本人が、金環日食をともに見る日になるでしょう。

 金環日食という出来事自体が、奇跡のような偶然です。日食はよく知られているように、太陽と月、地球が一直線に並んだ時、太陽が月の陰に隠れて、欠けて見える現象です。三つの星はなかなか真っすぐに並べません。月が地球の周りをまわる公転軌道が、地球が太陽の周りをまわるそれに比べてわずかに傾いているからです。

 太陽の直径が月の約四百倍、地球から太陽への距離も月への約四百倍という偶然から、人間の目にはどちらも、ほぼ同じ大きさに見えること。さらに、月の公転が楕円(だえん)軌道を描くため、その距離に約一割の変化が起きる条件が重なって、金環日食が生まれます。

 遠い祖先は折々に空を見上げて、天空の不思議に驚き、恐れを抱き、やがてあこがれ、謎解きに挑むようになったのでしょう。

 今は滅びた中米のマヤ文明は、金星や火星の軌道計算ができるほど、天体のことを知っていました。太古から人は、星の巡りを追って暦を作り、暦の上に文明を築き上げました。

 今や、太陽系の果てまで届く小舟を操るようになりました。不思議は科学の礎です。

 科学的な技術の粋を集めたはずの原発神話が、震災で崩れ去りました。こんな時こそ、自然の不思議と科学の力を自分の目で確かめたい。千年の時間を超える驚きやあこがれを、私たちも味わいたい。東京で次に金環日食に会えるのは、三百年先のこと。

 想像してごらん。金色に輝くリングをくぐると、向こう側には何が待っているのでしょうか。


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