「72才の日記ー3」4月19日(木)霧雨6℃「東日本大震災」406日

*朝トレ:今日はマネージャーからのダメだしだった。どの道誰にも逆らえないんですがね。



放射線量定点測定日(2日遅れとなってしまいました)

(今日も貸し出し時間を変更してもらい、午前中に何とか済ませました)

本日の測定結果

◎.全てのデータ (原則)地表2cmの測定とする1点6回の測定:高順位値2点の記録

東:自宅外(から)距離 30m 堤防上

北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り、

南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)

西:自宅敷地内雨樋

M:細尾町モデルセンター庭

  

(4月11日)前週の測定値

東:0.39 0.34μSv/h 西:0.47 0.45μSv/h 南:0.72 0.70μSv/h 北:0.47 0.45μSv/h 

M:0.43 0.30μSv/h

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↓ (2012.4.19)

4月19日 本日の測定10時00分〜12時00分

東:030. 0.28μSv/h 西:0.46 0.32μSv/h 南:0.680 0.50μSv/h 北:0.43 0.41μSv/h 

M:0.39 0.39μSv/h

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◎高値スポット今回も、南max=0.68μSv/h  

◎各ポイント5点各々平均値の、『平均値』は 0.33μSv/h 

(前週は0.35 前々週0.28 三週前0.34 12月13日0.34)


 *市の環境課コメント、新聞では 「日光市放射線量24%減少」(17日下野新聞)とありますが、拙ブログに書いた理由からとても筋の通った説明は出来ないでしょう。今日の我れの測定結果でも有意差のある数値ではありません。


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*「東日本大震災」406日


今日の一題 caelさんのブログ{「3.12の思想」を読んで} から思う


矢部史郎著「3.12の思想」 Cangael さんが読みかけの本をいつものようにこの上もない「上手なダイジェスト」これが「高田電気の社長が直伝のコマーシャルを行うが如く」の語りっぷり、さわりのコマーシャルなんでしょうがこれはもう何回でもチャンネルひねってリプレイを見たくなりました。 ちょっと前置きが長くなりましたが、内容はとても重大な事なんです。 (keniti3545)



cael さんは第一章の、さわりの部分で早、「琴線」に触れてしまったのでしょうが、これは当然だろうと思います。

我れも拙日記の中で、「個」の思いと行動から「公」への働きかけの出来る自分に少しでも成長出来たのかその行動が可能なのかブログ仲間の皆さんの背中を見ていて心と体が動き出しましたと小さな宣言をしてこのブログ(日記)も二年目を迎える事が出来ました。

そこえ、又タイミング良くこんな本の紹介をしてくた訳ですが、caelさんはこの本の中から[3.11東日本大震災は] 「地震・大津波」の自然災害と、「フクシマ原発事故」即ち「3.11」フクシマ原発の人災は分けて考える事。そして、「3.12」原子力公害と呼ぶべきである。と自分も思うという事でした。我れも思うんですが、この作者が言っている事にそれを我も言いたくて行動を起こす気になったのです。と叫びたい気持ちになりました。最早、放射能汚染との戦いは50年、100年戦争に突入して居るんです。


じゃ、我れは今後どうするべきなのだと? 言う自問への答えが我れの行動です。遅まきながら、政府も低汚染地帯(0.23μSvは、本来決して低線量等と呼べませんが)にも除線(=染)の指示と支援を打ち出しました。そこで肝心な事は、この線を引かれた「0.23μSv」という数値どのくらいの危険性があるもか・自身の置かれてる環境はどの程度のレベル(線量)なのかを自分で知らなければ成りません。

 その物質からの放射線は30年もの年月を経ないと、それでも半減しかしない事などは徐々に我々の知識として浸透してきています。ですので、先ず測定する→捕まえる→管理するこれが大切な事なんです。しかも、ばらまかれた量に対して我々が捕まえられる量は極効率の悪い結果になるでしょう事も推測が尽きます。


 この辺の内容もcaelさん紹介のこの本の中にも詳しくありますね。我れは先日送った市長宛の公開質問状の中にも執拗に記述しておきました。とてもこの辺の内容は我が意を得たりの感を強くしました。 もう一点、caelさんが強く仰っていますが 小出裕章先生の汚染の恐れある食材に関して最終的に汚れた食物を食べなくてはならぬ時は年寄りが・・・という発言有りと捉え「自己犠牲的精神」は褒められた事ではないと言うような反論があったとしています。

 これは、cael さんの言う通り著者矢部史郎氏の方が誤解していると思いますね。小出先生は、常に除染に関しても一番厳しい指摘と発言をされています。そもそも、ばらまかれた(放射能放射性物質は捕まえきれる量ではなく、日本国中これから進行形の汚染がセシウム半減期を迎える30年間は続き、その後も低線量被爆の被害が出てくる事も恐いと言い続けてきました。こんな中で、国は8県102市町村に除線対称地域にしたのです。

 この目的は、この地域の放射線を出来るだけ低く抑えないと圧倒的に人数の多い「千葉・茨城・東京・埼玉・神奈川」の首都圏で被爆の恐れが残る線量であればその被災者は大変な数に上る可能性が高いからです。我れもこれは分かっていますので、効果の少ない難作業になるだろうが承知の上でやらなければならないのだと思っています。

 只、各首長に無駄を承知だから形だけとか、住民を騙す説明は止める事、住民の意見も吸い上げ活用する事も市長への質問状に盛り込んだところです。矢部史郎氏の著書では「自己犠牲的精神」なんて、崇高なものではありません。caelさんも代弁してくて居ましたが、小出先生や我れの年なんかに成れば孫の遊び場のお掃除ぐらいやらねばならないんですよ。いずれ、低線量地帯では騙されなくても老人パワーが必要になり、動きが出てくる場面があると思います。

ちょっと纏まりを欠いた文章になりましたが、是非お仲間の皆さんにもご一読いただきたいと思います。Cangaelさんの読み切りダイジェストも楽しみにしています。

◎.Cangael さんのブログは此方です→  http://d.hatena.ne.jp/cangael/


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(Cael さんが 抜粋ダイジェストしてくれた内容から更に抜粋内容が薄れてしまいごめんなさい)


*「放射性物質が拡散してしまった状況の中で、問題は原発の安全性ではないのです。問題の中心は、拡散した放射性物質をどうやって回収するかです」


「問題の中心は、関東平野が汚染されてしまったということです」

「今後、放射線による健康被害が表面化する時期が来るでしょうが、その時に最大の被曝者人口を抱えるのは、千葉・茨城・東京・埼玉・神奈川の首都圏です」

「これは歴史上かつてない規模の人体実験です。人間は放射能と共存できるのか。どれぐらいの濃度なら共存できるのか。放射性セシウムが降り注ぐ環境では、どんな人が病に倒れて、どんな人が元気に生きられるのか。そういう実験です」


「首都圏の巨大な人口が『3・12』を否認して問題を直視しないのならば、その否認が続くあいだ、爆心地の福島県民は地獄をさまようことになる。土壌検査、避難措置、医療体制、賠償問題、すべてが遅れていきます。関東が平静を装うために、東北と北関東が巻き添えにされていきます。そして『絆』だとか『国民』だとかいう号令をかけて、できもしない『再生』を約束して、被曝被害を拡大させてしまうわけです。



*<原子力のある社会>という項で小出裕章氏の「老人が責任をとって食べる」という提起について3つの問題で批判されています。

 ここは、子育て世代の著者と、40年間反原発を貫いて幾たびの絶望をかいくぐってきた60代の原子力学者との世代間の感覚の違いがあるように思います。小出氏の提起が誤解を招きかねないということは勿論あるのですが、矢部氏の方で「誤解」している点が確かにあるように思います。一度、小出氏と直に話し合われれば、小出氏の大きな捉え方はむしろ著者の矢部氏と一致するのではないかと思うくらいです。 (全くの同感です keniti3545)


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◎.尖閣諸島問題は今日も各紙、賑わっていますね。面白い記事あったら教えて下さい。 (keniti3545)