「71才の365日」4月15日(日)晴れ4℃「東日本大震災」402日

*朝トレ:7時〜8時20分

4℃は頬に「ヒンヤリ感」の良い気持ち! 堰堤へ上がって「西空見れば」空気のひんやり感も頷ける。

 男体山那須連山も新たな雪を戴いて銀色が眩しい! 直近の前山も山頂当たりはうっすらとお化粧してる。それにしても気になるのは男体山「無骨者の姿に」も、雪化粧は似合う? 我れの「判官贔屓」かも知れないが、「遠目、しかも酔眼で」眺めれば、更に「アングル絞って角度を選べば」ぶっ太い「ねじりタイ」をした「中尾彬という俳優」の顔(いや頭だけ)に見えなくもない。(中尾さん男らしい男と、褒めているんですよ)

 昨日の「雨休」と、昨夜遅い時間のアルコールが少しだけ体内に残っているようだ。走の途中、此方も「遠目」の神山さんとジャッキー、コースに近寄らず 体を折って「お早う」は無言の挨拶。我れの息の上がった走りっぷりに遠慮したのかも知れません。 とにかく走りました、走20本入り1.5時間の朝トレ完。 今日は雑用は? このフレーズはおかしいですよね!

 今の我って雑用でない用事・仕事って何を指すの?笑えてしまいますね。例えマネージャなり、管理人、時には女房殿に用事を依頼されてもその全てが今の我にはれっきとした仕事なんですね。 正に、全てが「生業」であり、「正業」なんですよね。「対価を得る為の活動」を引退してから2年近くの時が経って、最近「ようやっと」解ってきたような気もしますが・・・。 お金に成らない仕事が、これからの我れには大切なお仕事になるのだな〜。




*「東日本大震災」402日


今日の一題 大飯原発再稼働」 新聞読み比べ  今日は一切コメントしません!?  と思いましたが・・・(keniti3545)

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『しかし読売さんの異質さは際立っています。どうしても一言だけ。』! 被災者の皆さんへの思いやりと、今後の「被爆防御策」若しくは低減の方法とかどう考えているのか? 汚染が広がり続けている問題など、憂慮する思いなど露ほども無いという事ですか? その比較論でも披露しては頂けないでしょうか!? (keniti3545)

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東京新聞社説】 2012年4月15日

地元、国民の安全どこへ 政府の大飯再稼働方針

 政府の大飯原発3、4号機再稼働の方針は、地元とともに私たち国民もよく考えるべきことである。原発に頼らない、安全で豊かな社会に向かって。

 政治と政府が責任を持つのだという。それならば、野田佳彦首相と関係三閣僚の皆さんは、もう一度福島の事故現場をつぶさに歩き、被災者や避難者の話をよく聞いてみるといい。

 福島第一原発は今も、小規模な核反応が止まらずに汚染水を排出し、残骸をさらし続けている。帰れない人がいる。その数は十六万人に上る。なりわいを奪われ、健康不安を抱え、地域のきずなは引き裂かれ、美田や美林の荒廃になすすべもなく、海の幸をとることもかなわない。がれきの後始末さえ、めどを付けられないでいる。


◆責任、本当に取れるのか

 その現実にあらためて接したうえで、それぞれの心に問いかけてみてほしい。「本当に、責任など取れるのか」と。

 原子力損害賠償法には免責規定がある。福島第一原発事故後にできた原子力損害賠償支援機構法でも、政府の責任は限定的だ。原発事故の責任を取り切れるものは存在しない。


 私たちが繰り返し主張し続けてきたことを、再び述べたい。

 枝野幸男経済産業相はこれまでの評価の過程から「二重、三重、四重に安全性を確認した」と言い切った。だが今は、原発の安全性を確認できる状態からはほど遠い。国民の多くがそう思っているだろう。

 第一に、福島第一原発事故の原因は、まだ分かっていない。

 第二に安全評価(ストレステスト)を実施し、政治判断の根拠となる即席の暫定基準をたった二日で作成したのは、福島事故の原因者ともいうべき、経産省傘下の原子力安全・保安院である。原発推進に偏らず、科学的、中立的な規制機関はまだ存在しない。


 関電が政府の要請に対して示した中長期対策の工程表は、八十五項目中三十三項目が未実施だ。

 事故発生時に“司令塔”となる免震施設や、原子炉の圧力を下げるベント(排気)時に放射性物質を取り除くフィルターも、完成は三年先だ。地震津波がそれまで来ないと、誰も保証できない。

 地震の揺れでがけ崩れが起こり、非常用電源が使えなくなる恐れ、それと同時に住民の避難路が断たれる可能性、津波による浮遊物が建屋を破壊するケースなど、専門家による多くの指摘が、考慮のうちには入っていない。


安全神話時代の認識

 枝野氏は「電力不足が社会の弱者に深刻な事態をもたらすことを痛感した」とも会見で述べた。

 関電はこのまま再稼働ができないと、一昨年並みの猛暑になったとき、最大約二割の電力不足になると試算した。政府はそれを再稼働を急ぐ理由としているが、その見通しは広く検討されたものではない。節電の効果や電力融通の実態も、国民にはよく分からない。

 そもそも、電力不足の影響が病人や高齢者に及ばないように工夫をするのが、政治本来の仕事ではないのだろうか。


 原発の地元はどこか」 についても、国民的な合意はない。


 福島第一原発事故を受け、防災対策の重点区域は、十キロから三十キロ圏内に拡大される。放射能がその日の風向き次第ではるか遠くへ飛散することを、国民は福島事故から学んでいる。

 福井の原発について、大阪府大阪市原発から百キロ圏内の全自治体と原子力安全協定を結ぶよう、関電に求めている。無理をいっているのではない。福島の悲しい教訓なのである。

 藤村修官房長官は「法律で地元同意が義務付けられているわけではない」と言った。安全神話時代の認識ではないか。

◆消費者も協調できる

 私たちは「原発に頼らない国へ」という主張を続けている。

 そこには、原発のリスクを過疎地に押しつけ、電力の大きな恩恵を受けながら、その使用量を右肩上がりに増やし続けてきた、消費者としての自戒が込められている。私たち消費者こそ、原発頼みの電力浪費社会を改める必要に迫られている。

 立地地域の人々も、心は揺れているのではないか。原発が危険なことは重々分かっている。原発交付金が、いつまでも続くわけではない。

 長年の苦衷を国民全体でくみ取って、共有すべきときである。国策の犠牲者である立地地域だけを、これ以上苦しめ続けていいわけがない。原発に代わる地域経済の新たな柱を用意し、地元に安心をもたらすことも、政府の責務ではないか。消費地から立地地域へ呼びかけたい。ともに原発依存から脱却し、持続可能な日本を築こう。協調しよう。

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毎日新聞社 2012年04月15日

大飯原発再稼働 理解に苦しむ政治判断

 これで国民に納得してくれというのは到底無理な相談である。再稼働に必要な条件は整っていない。それなのに、なぜ政府は、これほど関西電力大飯原発の再稼働を急ぐのか、理解に苦しむ。

 安全性については、再稼働の基準の決め方にも、中身にも、問題がある。本来なら、福島第1原発のような放射能汚染を二度と起こさないという決心のもとに、精査して作らねばならない。にもかかわらず、政府はたった3日間で基準を決め、その後1週間で大飯原発が適合すると判断した。あまりに拙速だ。


 しかも、その中身は福島第1原発事故後の緊急対策とストレステスト(安全評価)の1次評価でよしとするものだ。事故の検証が終わっていない以上、これで十分かどうかはわからない。

 時間がかかる対策には猶予を与えているが、その間に過酷事故が起きた場合にどう対処するのかも不透明だ。福島第1原発ではかろうじて免震事務棟で事故対応にあたってきた。それを思うと、大飯原発にこれがないのは大きな懸念材料だ。


 安全性に懸念がある以上、再稼働にはそれを上回る必要性が示されなくてはならない。ところが、政府が根拠としているのは経済産業省資源エネルギー庁が示している試算だ。原発推進を担ってきた組織の「言い値」をうのみにはできない。再稼働の必要性は少なくとも第三者の検証を待って判断すべきだ


 その際には、他社からの電力融通や自家発電による電力の購入、揚水発電などをさらに工夫して増やせないか精査が必要だ。電力が不足するといっても、問題は真夏のピーク時だ。その間の電気料金を上げたり、節電すれば料金を割り引く仕組みを作るなど、ピークをカットするための政策も早急に導入してほしい。

 政府は「原発ゼロ」をいたずらに恐れるより、あらゆる手段を動員して電力不足を回避しつつ、万が一の停電に備えることが先決だ。


 枝野幸男経産相は14日、福井県知事やおおい町長に会い再稼働への理解を求めた。しかし、「地元」の概念は変わった。原発事故の影響がこれほど広範囲に及ぶ以上、立地自治体さえ了解すればいいというわけにいかない。京都府滋賀県からも同意を得る必要がある。事故を前提とした防災計画など、大阪府市が求めている8条件ももっともだ。

 そもそも、再稼働の手続きが、原発の「安全神話」を醸成してきた組織と体制によって進められていること自体がおかしい。置き去りにされている政府の危機管理体制の構築を含め、新たな規制庁を設立してから判断するのが道理である。



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読売社説2012年4月15日


原発再稼働要請 立地自治体の理解が最優先だ???

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読売さん、早速文頭へ切り込んで恐縮ですが「立地自治体の理解が最優先」とはどうしてですか? どういう意味ですか?  一度事故が起きれば、国内全てが被害を被る事は既に今回の「3.11フクシマ」で体験済みのはずです。国土は全て共有、特に空間は否応なしに共用なのです。「立地自治体の理解が最優先」とは何事ですか! 少しでも説得(騙す)する人数が少ない方が与しやすいからですか!?  (keniti3545)

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 関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向けた正念場である。

 野田内閣は、速やかに地元の理解を得るよう、一丸となって説得しなければならない。?????

 枝野経済産業相が14日、福井県庁で西川一誠知事や時岡忍おおい町長らと相次いで会談し、大飯原発の再稼働に理解を求めた。

 枝野氏は、福井県から要望のあった新たな安全基準に沿って安全性を確認し、再稼働が必要と判断したと説明した。西川知事は再稼働の妥当性を「厳正にチェックしたい」と、回答を留保した。

 知事は、枝野氏が原発を重要な電源として活用すると述べた点を評価し、「原発が必要不可欠であることについて、政府はぶれることのないメッセージを出してほしい」と要請した。

 立地自治体に協力を求める以上、野田政権は菅前首相らの唱えた、展望なき「脱原発」からの決別を明確にするべきである。

 一方で知事は、原発を受け入れてきた地元の努力や貢献が「電力を消費する地域に必ずしも理解されていない」と、強い不満を示した。その後の記者会見では、再稼働の是非は「最終的には立地県が判断すべきだ」とも述べた。

 滋賀、京都の両知事や、電力の大量消費地である大阪市橋下徹市長が、政府の再稼働判断は拙速だと批判しているためだろう。

 枝野氏が「日本全国が地元」と発言したことへの反発もある。

 もちろん、周辺の自治体から理解を得ることは重要だが、政府は立地自治体の意向を最大限に尊重する必要がある。

 定期検査で止めた原発を再稼働しなければ、5月上旬に全原発54基が停止する。特に大飯原発のある関電管内では今夏、最大約20%の電力不足が予想される。

 枝野氏は13日の記者会見で、再稼働の必要性に関連し、「停電や電力不足は病気の人や高齢者など社会的弱者に大きなしわ寄せを与える」などと指摘した。

 節電などで何とかなるとの楽観論にくみして、電力危機を招くことは「到底許されない」とも強調した。妥当な認識だ。

 原発を火力で代替すると、今年度の燃料コストは全国で3・1兆円も増える。枝野氏が「関電管内も遠からず、電力料金の値上げをお願いせざるを得ない」と言うのも、決して大げさではない。

 産業空洞化などで日本経済に打撃を与えぬよう、経済性への配慮を欠いてはなるまい。


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ダメです、止まりません言い続けます! [keniti3545]
◎同じ脅かしをいつまで続けるのか、「外国の人達からも心配されている事故」の、「収束の出来ないでいる事故」の、後片付けをどうしようとするのか、国土全てが汚染されてしまった現状と今後の被爆を特に子供達の被爆をどうやって少しでも軽減させるたら良いのか!? 少しは心配して下さい!日本の「大手新聞」として「日本人」として!!!??・・・・・  (keniti3545)