「71才の365日」4月14日(土)雨8℃「東日本大震災」401日

*朝トレ:雨、中止。 野暮用多く・・・。




*「東日本大震災」401日



今日の一題

朝日新聞社説(2012.4.14)

再稼働と地元―安全への疑問をただせ 

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について、野田政権が再稼働の妥当性を認めた。

 枝野経済産業相が今日、福井県に出向き、西川一誠知事に政府の判断を説明する。

 私たちは大飯原発の再稼働は時期尚早だと考える。

 西川知事は東京電力福島第一原発の事故を踏まえた安全基準を作るよう、国に求めてきた。

 国が「合格」とする安全対策で本当に住民の生活を守れるのか。県民代表として安全を最優先で考えてほしい。

 先送りされた対策には、災害発生時の指揮所となる免震事務棟の設置など、安全対策の根幹にかかわるものが含まれる。

 避難範囲がどこまで及び、どんな対応が必要か、自治体の防災対策も進んでいない。

 経産相には疑問をどんどんぶつけ、ただすべきだ。

 国内最多の14基の原発が集中する福井県では今、発電所関連の働き口が縮小し、作業員を対象にした宿泊施設や飲食店なども不況にあえいでいる。

 一方で越前市議会は拙速な再稼働に反対する意見書を可決した。県内も一枚岩ではない。

 雇用や経済も大事だが、前提となる生活基盤を失わないために脱原発を志向する価値観も、広がっている。

 知事にはこうした空気も十分に考慮してもらいたい。

 12日には山田啓二京都府知事と嘉田由紀子滋賀県知事が大飯原発を視察した。首長として責任ある判断をするためだ。

 大飯原発からの距離は、福井県庁より京都府庁の方が近い。福島の事故を受けて、国は防災対策の重点地域を30キロ圏内に広げた。

 この圏内に一部が入る京都、滋賀両府県、さらに夏の需給のかぎを握る大消費地大阪府・市の意見も聞く必要がある。

 再稼働の「同意」は立地県から得る。それ以外には「理解」を求める。藤村官房長官らの説明からは手続きを進めんがための意図がみえ、国に対する信頼を損ねている。

 自治体も安全に責任を負う姿勢を忘れないでほしい。

 福井県には原子力安全専門委員会がある。再稼働について県に助言するが、5人の委員が関電の関連団体などから寄付を受けていた。「中立」と主張するなら専門家として厳正に審査しなければならない。

 大阪府・市や滋賀県も、原発の安全性を独自に判断する有識者委員会の設置を検討中だ。地域が主体的に安全管理に関与する動きとして評価する。

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「プラス1」 Cangael さんのブログから是非「拡散させていただきたい記事」

の中、本当に被災地以外の皆さんがこういう心配を身を持ってしているのか? 情報入手された方は少しでも多くの人にその記事の出所を明確にしながら伝え会わなければならないと痛感しています。この思いを繋ぐ責任も感じて、心の琴線に触れた部分を抜粋して我の日記からもこの記事の拡散をさせてもらいます。 (keniti3545)


海外の日系紙 福島原発事故から1年」  カナダからも発せられる危機感 2012.04.13(金)

バンクーバー新報」


 福島事故の長期的な影響の可能性については、 第1に経済的な負担が38兆円に上ること、 第2に今後20年間でガン患者が100万人増加し その他の健康被害も予想されること、 第3に焼却による放射性物質の飛散は事態を全国規模に拡大し悪化させる ことを挙げた。


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◎この内容は、途轍もなく大変な事なんです。 実は、我れの日記にも自身の住む「日光市」の市長に質問状を書いた事、報告しました。 現在回答待ちなのですが。昨日の日記でも呟いた事、外国の方々でも心配してる事なんですよね。今、「原発再稼働」の是非を問う事に「守る側」も、「止めさせる側」も必死の攻防という感じですが、本当にそれでよいのですか?? やっぱりみんなで声を大きくして、何が一番に大切なのかを議論しないといけないときだと思います。

 「言ってみます」ね、我れのような一市井人ですら国の「除染関係ガイドライン」なるものを目にしただけで驚きです。「全国8県102市町村 1市町村での除染対象地域はで50ヶ所以上(0.23μSv/h以上の地域、しかも当初は子供中心の居住地とその周辺のみ)とにかく素人目に見積もっても(見渡すだけでも)とんでもない労力と管理の目が必要です。(勿論お金も、cangaelさん紹介のブログでも38兆円とか)必要な事が解ります。 


 山林、河川、海と、ありとあらゆるところが汚染されています。本来なら、科学者が教えてくれているように、除染の効果は微々たる期待しか持てないところが本当でしょう。でも、その努力が微々たる成果しか生まなくても、我々世代の責任として少しでも被爆量の低減を計らなければ成らないのです。少しでも低線量被爆の被害から子孫を守らなければならないのです。「cangael」さんが問題提起してくれた外国からの心配! cangaelさんのブログは此方です→(http://d.hatena.ne.jp/cangael/


 今後20年間に癌患者が100万人増える心配(可能性)もあるという事。そうですよ、まき散らされた放射性物質はこれから「30年悪さを続ける」わけですからその途上に被爆被害の症状が出るでしょうという事です。 経産相と総理と官房長官と与党幹事長と ”原発再稼働” に血道を上げているこの間、「環境省」は細野大臣ががれき処理「全国ばらまき作戦に悪戦苦闘」、現在進行形の「被爆防御」の最高責任者は何をやろうとしているんですか? 


 勿論最高責任者は「総理大臣野田さん貴方です」よ!! 「大阪」も「東京」も汚染拡大は時間の問題、政局云々も大切でしょうが、大変な「事故」が進行形にも拘わらず、終息宣言などした「政府への苦言も呈さず」政局の変遷にうつつを抜かしている図を外国は見抜いているんですよ。 『現在の原発問題に限っては後始末が「第一義」』 誰かでっかい声上げて下さ〜い。!! 「マスコミも何にも触れない」!  (keniti3545)


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