「71才の365日」3月28日(水)曇り−1℃「東日本大震災」384日

*朝トレ:昼時散歩に変更。 いえ、自分の意志です。



*「東日本大震災」384日


今日の一題 『がれき焼却問題』 


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又騙そうとしてるんですか?嘘はついてないと言うんですかね? 我れも問題視してます!

 安全に関する事は最悪のシナリオを想定して、その範囲内に止まれば良かったね!とするべきです。「ああしておけば・此処までは想定してなかった」では済まないことはもう「お解り」の筈。もう一つ言えば、被災者に恩義を被せるような説明説得には不信感を持ちます。

 通常時にも能力不足、設備の不備による環境問題を抱えている自治体には消化能力UP 集塵能力UPを進める資金援助をしてやったらどうなんですか? これからの焼却物は多かれ少なかれ放射能汚染(放射性物質付着)も出てくる可能性が高いのだからフィルター類の整備・管理などの能力UPを計るが賢明と思われますが?!。 (keniti3545)
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2012年3月26日 21:53 田中龍作ジャーナル

【がれき焼却問題】 広域処理の大前提崩れる―市民の追及でウソ発覚

根拠があいまいな「瓦礫の広域化」を市民が追及した。左側が環境省の役人(若手キャリア官僚とみられる)=26日午後、衆院会館。写真:筆者撮影=


 「被災地は大変な思いで瓦礫処理に取り組んでいます…(中略)…被災地のために力を貸して下さい」。去る18日、川崎市で行われた細野豪志環境相の街頭演説だ。細野大臣に限らず、政府、マスコミはあげて「瓦礫を受け入れることが被災地の復興を早める」と大キャンペーンを張る。

 大概の人は「市街地に瓦礫が残っていたら、復興の妨げになる」と考える。筆者もついこの間までそう思っていた。テレビが紹介する被災地の映像は確かに瓦礫だらけだ。

 26日、衆院会館で開かれた市民団体と環境省の交渉のなかで、政府側の説明にウソがあることが明らかになった。

 環境省の説明はこうだ―「岩手県は(ゴミ)11年分、宮城県は19年分の災害廃棄物(瓦礫)が出た。これを3年で処理しようとしている。今後25機の仮設焼却炉を被災地に設置して処理するが、8割までしかできない。2割(400万トン)が余るので広域で処理してほしい」。

 市民団体側の青木泰氏(環境ジャーナリスト)が「3年」の根拠を追及した。「津波の影響もあり、農地回復のため塩分を抜くのに5年位かかるという。これだけ嫌われている広域処理をなぜやるのか?規模の縮小や中止は考えないのか?」

 環境省廃棄物対策課調査係長・豊村氏はすらすらと答えた―「阪神・淡路大震災が前提にある。仮置き場に瓦礫が積もっているのを見て、周辺住民はどうやって暮らしていくのか。どうしても広域処理が必要」「仮置き場のまわりにも人はいる」。

 すかさず市民側から指摘があった。「ほとんどの仮置き場は(人が住んでいる)街にありませんよ。仮置き場に行ったことがありますか?」

 豊村係長は言葉を失った。「すべて行ったというわけではありませんが…」と誤魔化すのがやっとだ。場内から拍手が上がった。

 仮置き場が住民の近くにないのであれば、瓦礫がすぐさま復興の妨げになるわけではない。3年という現在の処理期限目標をあと数年伸ばせば、広域処理をする必要はなくなる。広域処理を急ぐ政府の大前提となる根拠が崩れた瞬間だった。 (只、単に3年のばしても良いとは言い難いが、少なくとも何らかの手を打ってから、或いは方策を示してから、外部地区の住民にも協力を呼びかけるべき。被災地が困ってるので貴方たちも”少し毒を食べるのを手伝って下さい”と言う論法は乱暴だ)

 文科省が校庭の放射線量を20mSv/年に設定した時も、市民の追及に政府の役人はタジタジとなった。政府が根拠のあいまいなことを言って国民を欺き、瓦礫を拡散したがる、本当の理由を知りたい。 (ホントですね、本音を言って下さい、言いくるめようなどとする小細工はいい加減止めにしてもらいたい)

( )赤字はkeniti3545

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「プラス1」 メタンハイドレートその後」 

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「記事1」 産経新聞2012年3月27日

愛知県沖で産出へ、海底掘削終了 メタンハイドレート
 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構は27日、愛知県渥美半島沖で2月から進めていた次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の産出に向けた海底掘削作業を終えたことを明らかにした。当初は、メタンハイドレートを産出したり、周辺の温度変化などを観測したりする井戸計4本を設置する計画だった。しかし、作業ミスで3本しか完成しなかった。来年1〜3月には、世界初の海洋産出試験を実施する。

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「記事2」2チャンネル2012年3月27日

愛知県沖のメタンハイドレート海洋産出試験の事前掘削作業が終了 トラブルが発生した遠隔操作無人探査機は回収

メタンハイドレート海洋産出試験の事前掘削作業終了について

JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、先月(2012年2月)より第一回
海洋産出試験の事前掘削作業を実施して参りましたが、本日(2012年3月26日)
「ちきゅう」が清水に帰港し、事前掘削作業は終了しました。

生産井1坑とモニタリング井2坑の作業を完了し、2013年1〜3月に実施予定の産出試験
(フローテスト)に向けて、引き続き、環境モニタリング等の付帯作業を継続していきます。

なお、モニタリング井は3坑の掘削を予定しておりましたが、3坑目については、2012年3月11日に
発生しました遠隔操作無人探査機(ROV)のトラブルや、海洋気象の影響等により作業が
遅延したため、期間内に掘削が行えず、今後、対応を検討していくこととしております。

また、トラブルが発生致しましたROVにつきましては、回収することができました。

第1回メタンハイドレート海洋産出試験(事前掘削)の概要

今回のメタンハイドレート海洋産出試験の作業期間は2年にわたり、2012年2月から
3月にかけて、事前掘削として生産井やモニタリング井の坑井掘削を行い、2013年の
1月から3月の期間内(予定)に、海底下のメタンハイドレートを分解してメタンガスとして
産出する産出試験(フローテスト)を計画しています。

・作業予定期間:2012年(平成24年)2月〜2013年(平成25年)8月頃
・作業地点:第二渥美海丘
・事業主:経済産業省
・関係者:JOGMEC(実施主体)、JAPEX(オペレータ)
・使用船舶(事前掘削):地球深部探査船「ちきゅう」(来年度の使用船舶は未定)
・スケジュール
2012年2月〜3月 事前掘削作業 [終了]
2013年1月〜3月 産出試験(フローテスト)・廃坑 [予定]
2013年8月頃 周辺設備等の機器撤収 [予定]

今回の産出試験は、商業生産ではなく、調査段階の試験作業ですが、減圧法による海底
面下のメタンハイドレートの生産状況や地層の変化の把握など、将来のメタンハイドレート
実用化に向けた貴重なデータが得られることから、メタンハイドレートの資源開発研究にとって、
大きな前進となることが期待されます。試験の成果を活用して、今後の第2回の海洋産出
試験の計画や、将来の商業生産に向けた技術基盤の整備(フェーズ3:2016〜2018年
度を予定)を進めていく予定です。

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今日は「メタンハイドレート」”燃える氷”、  これまでの経緯をおさらいして覚えととします。 下記 記事から1ステップUPだが、井戸が1本少なくなった事が来年の産出テストまでに補充出来るのかは心配。とにかく1000メートルの水深更にその海底に260メートルの井戸が3本掘れたのだ。後は来年1月〜3月の産出テスト(汲み出し)が成功すれば凄い騒ぎに成りそうですね。期待!! (keniti3545)

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2012.2.16 05:00 Sankei Biz

ガス自前調達へ掘削開始 メタンハイドレート 18年度に商業化  

メタンハイドレートの海底掘削を始めた地球深部探査船「ちきゅう」=15日午後、愛知県渥美半島沖【拡大】


 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は15日、愛知県渥美半島沖で、次世代エネルギー資源と期待される「メタンハイドレート」の海洋産出試験に向けた海底掘削を始めた。安定生産を確保できればガスの「自前調達」につながり、少資源国・日本の新たなエネルギー源となる。政府は2018年度の商業生産に向けて採掘技術の確立を急ぐが、採算性や環境への影響は未知数で、今回の産出試験の結果が今後の開発計画を左右する。

 メタンハイドレートは都市ガスなどに使用されるメタンを含む結晶体で、メタンが低温高圧状態で水分と結び付き、結晶化した氷のような物質。火を付けると結晶内のメタンが燃焼することから「燃える氷」とも呼ばれる。結晶からメタンガスを取り出し、都市ガスや火力発電向け燃料として使用できる。

 掘削する海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」は15日、先端にドリルをつけたパイプを船中央部のやぐらから海底に下ろした。計画では水深約1000メートルの海底を約260メートル以上掘る。メタンハイドレートの産出用と、試験に伴う温度変化などを調べる観測用の計4本の井戸を10〜20メートル間隔で設ける。

 渥美半島沖のメタンハイドレートを含む地層は、海面から約1260メートル下にあるとみられる。13年1〜3月に世界初の海洋産出試験を実施する予定だ。

 経済産業省によると、東部南海海域のメタンハイドレートの埋蔵量は、国内の天然ガス使用量の十数年分にあたる約1兆立方メートル。北海道周辺や新潟沖も合わせると、日本近海の総埋蔵量はガス使用量の約100年分に相当する計7兆4000億立方メートルが見込まれ、福島第1原発事故後、火力発電への依存度が高まる日本の新たなエネルギー源として「大きな可能性を持つ」枝野幸男経産相)。

 ただ、課題も多い。深海に眠るメタンハイドレートを効率的に掘削する技術は確立されておらず、採掘コストは同量の天然ガスを輸入する場合の「5倍近くになる」(エネルギー関係者)との見方もある。

 また、掘削中のメタンガスが大気中に漏れれば、二酸化炭素の20倍近い温暖化効果がもたらされると見込まれ、地球環境への負荷も懸念材料の一つだ。

 石油などエネルギー源のほとんどを輸入に頼る日本にとり、メタンハイドレートなど自前の海底資源の開発は急務だが、 ハードルは高い。(渡部一実)

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 ↓ メタンハイドレートとは? 動画2分お勧めですよ
http://www.youtube.com/watch?v=FkMcuc5BBjM&feature=player_embedded
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◎実現可能な夢を追いながら、今年の夏は節電に追われる耐乏生活も良しと、覚悟しませんか。 {老婆心、いや、「老爺心」(何て読んだら良いのか?)を呟かせてもらえば、又欲張りすぎると「地殻変動」・「海底構造不良」等を誘発とかの問題も心配するようになるのかも知れないが、それでも放射線のような毒物を生み出すよりは神様も罪を軽くしてくれるのではないでしょうか}? (keniti3545)