71才の365日3月14日(水)晴れ−2℃東日本大震災370日

*朝トレ:いつものペースに戻れました。 ただ、コース選びにしばらくの間は、毎日頭を痛めなければならないと思います。が、まだ寒さも厳しく、マネージャー兼管理人の言うことを良く聞いて4月17日までの総決算まで風引かずに過ごしたいと思います。

 今朝は、ドームリンクの駐車場、膝関節を痛めぬように気を配りつつ、強歩10本・走15本一応は我れのスタンダードなメニューだ。昨日のような「小恥ずかしい」思いのテロップは廻らなかった。 女房殿戻っても朝トレの後の朝ご飯はやっぱり卵掛けご飯じゃないと!これは、コーチ(そう、コーチも兼任なんですよ誰かさんは)にも譲れない!



*「東日本大震災」370日


今日の一題 脱原発」国民の意思ぶれず!!  世論70%超を堅持!!


朝日新聞社

原発世論調査―国民の不信は当然だ 

朝日新聞が大震災から1年で実施した世論調査原発への厳しい世論を映し出した。

 定期検査で止まっている原発の運転再開には、57%が反対した。とくに女性は賛成15%に対し、反対が67%にのぼる。

 原発を段階的に減らし、将来はやめることにも、全体の70%が賛成している。


 なかでも注目すべきは、原発に対する政府の安全対策への信頼のなさだ。「あまり信頼していない」「まったく信頼していない」で80%に達する。

 根っこにあるのは「これまで原発を動かしてきた人」への不信感の大きさだろう。

 それなのに、原子力事業者の姿勢も、規制行政のあり方も根本から改まってはいない。

 いまも「規制」を担うのは、原子力安全・保安院原子力安全委員会だ。4月にできるはずの原子力規制庁は、法案審議のめどすら立っていない。

 各原発の安全対策はまだ部分的だし、周辺地域の防災対策の見直しにいたっては、ほとんど手つかずの状態だ。

 その一方で、再稼働に向けたストレステストは粛々と進む。報告書の中身に疑問が指摘されても、関西電力大飯原発3、4号機については近く「審査は妥当」との判断が出そうだ。

 これでは、政府が現状をろくに改善しようともしないで、政府の安全対策を信頼しろと言っているようにしか見えない。

 調査からは、このまま54基の原発がすべて止まりそうな現状への戸惑いも浮かんでいる。

 再稼働に反対の人も、脱原発に賛成の人も、どちらも原発停止による経済への影響については、「大いに」「ある程度」をあわせて約7割が「心配している」と答えているのだ。

 安全性を最優先にしつつ、経済活動に負荷をかけすぎない目配りをした脱・原発依存を進めてほしい――。多くの国民は、こんな冷静な視点で原発を見すえているようだ。

 野田政権は、この世論に真剣かつ具体的に応えるべきだ

 まず、この夏の需給対策を早く打ち出すことだ。地域ごとの電力供給力を、第三者をまじえて精査し、データを公開する。あわせて料金やサービスの仕組みを工夫し、節電を促す。

 それでも電気が足りないとなったとき、初めて最小限の再稼働を検討する必要が出てくる。しかも、それは老朽化した原発廃炉と同時並行の話でなければ説得力などない。

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*(いえ、いえ、我々は説得されませんよ、不足を補う別法を考えるか、国民の不自由に替えてでも再稼働せずが正論・例え総理であろうとどう説得するのですかね)← [keniti3545] 記
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 こうした手順を踏まずに、いまの「まず再稼働ありき」では必ず行き詰まる。

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*同じ朝日さんのもう一つの「記事」にも異論有りです。 

「がれきの処理―「お互いさま」の精神で」膨大な量だから政府が説得して各地方自治体に処分を分担してもらえと言う記事なのだが、これは安全面から心配する国民は乱暴な扱いだ。 

 他紙のきじも含めて何回もコメントしていますが、フクシマ以外のがれきも怖がる事自体も強ち間違いではないと思う。「汚染0」はあり得ず、何回も提唱しているようにモデル焼却炉(除染用のフィルター付き)一基を東電敷地につくって実績を作ることだ。勿論、長期実践に耐える大型のものをである。大丈夫と言っている地区のがれきを焼却してみせれば良いじゃないですか、焼却炉は幾つあっても足りないことでしょうし、汚染がれき焼却時の安全性の確認も出来るはず。 先ず一基国主導で作るべきでしょう、これが出来ないなら「国民への押しつけ」、首相が・何々大臣が、誰が、説得に当たろうとももう国民は騙されません。実例、実績を作って納得してもらうのが正道、そして一番の早道ではないでしょうか?! (keniti3545)

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 生き生き箕面通信1192(120314)

「この1年、子どもたちは守られたでしょうか」

 「子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え」「まだ恋も知らぬ我が子と思うとき『直ちには』とは意味なき言葉」。震災後、現在8歳の一人息子を連れて、住んでいた仙台から沖縄へ避難した俵万智さんが詠んだ歌です。今朝の読売新聞文化面(11面)に紹介されました。こうした歌をツイッターに投稿すると、「自分だけよければ
いいのか」「もう帰って来るな」という批判を浴びたそうです。他方、「言葉にできなかった気持ちを形にしてもらえた」という声も。

 この1年、私たちは子どもたちを守ることができたでしょうか。これから守りきれるでしょうか。

 政府は、野田首相と枝野、細野、藤村の関係3閣僚の会議を月内にも開き、関西電力の大飯3,4号機の「再稼働了承」のハラを固め、地元の福井知事やおおい町長などの説得に乗り出す方針です。安全性すら充分に確認されていないにもかかわらず、原子力規制庁が発足する前に「再稼働」の既成事実を作ろうと前のめりです。

 「子どもたちを安全な場所へ避難させるべきだ。国会は何をしているのですか」と児玉龍彦東大教授(アイソトープセンター長)が、参考人として呼ばれた時、声を大にして訴え、大きな反響をよびました。しかし、その後も子どもたちに避難の手が差し伸べられたとは伝えられていません。

 一方で、「がれき処理は全国で」と野田首相自身が旗を振って、大急ぎのがれき処理が進められようとしています。巨額の「がれき処理ビジネス」を盛り上げる措置です。急がせれば急がせるほど、大型の重機を持つ大手ゼネコンに仕事が回るのです。地元の中小業者は、「10年かけてでも、ゆっくりやってくれた方が、地元にカネが落ちる」と、ゆっくりでも地元処理を要望しているにもかかわらずです。「放射能がないがれき」なら、地元でゆっくりでもおカネが回る方法で処理した方がいいはずです。

 大手ゼネコン優先のビジネスには巨額のカネを回して手厚く配慮する一方、子どもたちはどうでしょうか。被災地の子どもたちは屋外でお日さまの光の下でのびのびと遊べているでしょうか。子どもたちには、のびのびと育つ環境を等しく保証することが大人たちの責任であり、義務です。政治はまずそこへ目を向けなければならないのではないでしょうか。そのためにも被災地から、安全な場所へ当分の間避難させるべきです。また、子どもたちは、安全なものが食べられるように配慮されるべきです。しかし、被災地で今も放射能と共存させられています。基準以下とはいえ放射能が検出される食べ物のもとで生きていかなければならない実態があります。放射能は蓄積されるものです。一つの食品の放射能は低くても、長い間に食べ続ければ、体の中に蓄積されます。その体内被曝は、少しずつ放射能を出して、子どもの遺伝子に悪い影響を与え続けます。

 被災地以外の子どもはどうでしょうか。大阪では、「学力を上げる」という名目で詰め込み教育復活です。教える先生には「君が代」を押し付け、愛国教育のもとに「日の丸」を押し付けます。押し付けられ教育で育つ子どもたちは、素晴らしい思いやりを持つ大人になるのでしょうか。自分さえ良ければいいと、他人押しのけの心を持つ人間ばかりになるのでしょうか。

 世界でも学力がトップクラスのオランダでは、一人ひとりの子どもに合わせた教育に力を入れています。「子どもたちには、動機が一番大切です」と教育の基本が確固としています。自分からやり始めるやる気に火がついたとき、子どもたちは思ってもみないほどの力をつけていきます。子どもの奇跡が起きるのは、自発心が動き出したときであることは、よく知られています。

 そんな配慮が行われた1年だったでしょうか。これからはどうでしょう。

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◎「原発無しの国」をドイツと共に作り上げる義務があると思うのですがね日本には。 ドイツは転ばぬ先の杖を使いました。 日本は転んでしまいましたがその教訓を生かして、世界有数な勤勉な国民同士が脱原発を成し遂げれば世界も変わるでしょう! (keniti3545)