「71才の365日」2月29日雪東「日本大震災」356日

*朝トレ:雪かきにて代替望むところです?!

9時から1時間、雪かき作業! こりゃあ午後もやるようだな〜。直後の卵掛けご飯が美味しい々!




*「東日本大震災」356日



*今日の一題 原発再稼働は「犯罪」―― 第4の革命に全力を! 



生き生き箕面通信1177 ・原発再稼働は「犯罪」――第4の革命に全力を
 おはようございます。
 生き生き箕面通信1177(120228)をお届けします。

原発再稼働は「犯罪」――第4の革命に全力を

 ドキュメンタリー映画「第4の革命――エネルギー・デモクラシー」を、
大阪・十三の七芸で観ました。 「世界は再生可能エネルギーへどん
どんシフトしつつある、
 日本は原発へのこだわりへ戻りつつある」と
いう実感を改めて強くしました。

 映画は冒頭、宝石箱をひっくりかえしたようなネオン輝くロサンゼルス
の夜景から始まります。「これほどの膨大なエネルギーを、自然エネル
ギーでまかなえるのか」と問い、「できる」と言い切ります。そして、それ
を実証する世界各地の取り組みが紹介されます。

 このドキュメンタリー映画は、昨年の「3・11 フクシマ」後にドイツで
テレビ放映されて大きな反響を呼び、メルケル政権はその後すぐ
脱原発」を宣言して、国内の全原発を即時停止させたのでした。

 映画監督のカール・フェヒナー氏が昨年来日し、元内閣参与の
田坂広志氏と対談したのですが、田坂氏は「エネルギー革命は
参加型民主主義を実現する一歩。真の民主主義とは、単に選挙
に行くだけではなく、国民一人ひとりが国の運営と変革に主体的
に参加することにほかならない。自然エネルギーの普及や省エネ
ルギーの推進はすべての国民が新たなエネルギー社会の実現に
参画できるという意味で参加型民主主義を実現する素晴らしい
政策です」と語りました。

 フクシマ事故後に当時の菅首相に特に招かれて内閣参与に
ついた田坂さんは、「原発に依存しない社会の実現」を説き続け、
菅氏の「脱原発」へ大きな影響力を及ぼしたと言われます。官邸
を辞したあとの昨年末、「官邸から見た原発事故の真実」(光文社
新書)を出しました。その中で、「首都圏3千万人が避難しなけれ
ばならない事態も想定された」と明かしています。いま私たちが
こうして日常を当たり前のように過ごすことができているのは、ただ
幸運に恵まれただけだったのです。

 「『第4の革命』が日本を変える」を副題にした「エネルギー進化論」
ちくま新書)を著わした飯田哲也さんはその著書の中で、「自然エネ
ルギーとデモクラシーこそが未来を拓くという確信を得た」と語ってい
ます。この本も随分参考になりますので、ぜひ一読をお薦めします。

 *第4の革命とは、農業革命、産業革命、IT革命に続く、自然エネル
ギー革命です。

 フェヒナー監督は来日したときに、こう問いかけました。「日本は
フクシマ原発の危機から何を学ぶのか。 3.11と同じ日常に戻るのか。
それとも今立ちあがって再生可能エネルギー100%へ向けてシフト
するのか」と。

 今の世代の私たちが原発再稼働を許すことは、次の世代以降を
生きる人々に対する「犯罪」だと言っても過言ではないとすら思うの
ですが、いかがでしょうか。

==========

今日は、箕面通信さんに「肩寄り」?!ますが、もう一題
・・・・・・( keniti3544)

下記に全文提示はさせてもらいますが、我れが前出の {「原発再稼働は犯罪」ーー第4の革命に全力を} と、「次の記事」をリンクさせたい理由は。

 この記事の指摘通り、日本の危機管理の危うさ・その形態を成す背景、中枢にいるリーダー達が責任回避に走る姿、これらを正す提案を当然誰かがしなければなりません。そして、それは「経験と知識、説得力を持つ人」がイニシアティブを取らなければ成し得ることは叶いません。

 途轍もなく大切な、それなのに現在の世界情勢の基で一番後れを取っている日本であれば、是非「確り」と立て直してもらいたいし、「アメリカとも向き合える小沢さん」の提言は、心強く思います。 

・・・・・・
(少々、話題のレールを外れますが、我れ個人的には、小沢さんの理想像として「資質高い信念」の人=これまで通りの壊し屋・改革の士=中枢にありながら体制を見誤らずに判断の出来る「参謀長」であって欲しいと思っています) 
・・・・・・

 そこで我れの 「言いたい事は一点」 のみ。 この大切な議論は、フクシマ原発事故の「議事録がない」が発端(以前から懸案だったとの言い訳は通らない)である事は間違いないが、 「フクシマを引き合いに出して、この議論を成就させようとするならば、それは許されない本末転倒である」。 「日本国民が一人残らず心に刻み込まなければ成らない事実は原発が無ければこの経験のない大事故(人災)は起こらなかった」 と言うことだ。!! (keniti3545)


・・・・・・・・・・・・



2012-02-29 07:10:48
 おはようございます。明日から3月。パンドラの箱の底に残った
「希望」はこの3月、日本の政治に大きな力をもたらすでしょうか。
 
小沢一郎憲法教室」と日本の危機管理

 「日本国憲法には危機管理というか、非常事態に対する条項が
ありません」と小沢一郎氏。昨日2月28日に開かれた民主党一年生
議員に対する2回目の”小沢教室”で、日本国憲法の基礎について
講義しました。

 「もうすぐ日本が終わるのではないか、という世にも恐ろしい日が
目の前に近づいてはいないかと、胸騒ぎがする」と広瀬隆氏。昨日
発売された週刊朝日(3月9日号)で、「書くべきか、迷ったけれど、
相当に高い確率なので、筆を執ることにした」と前置きし、福島での
講演会で「いざという時にいつでも逃げられるように、逃げる用意を
しておいてください、と会場の人に向かって本心からこうお願いした」
と書いています(連載48回目)。


 福島原発では4基とも危ないが、とりわけ4号機の危険度は差し
迫っている。この原子炉建屋は水素爆発で骨組みの鉄骨がむき出し
になっており、最上階のプールには原子炉数個分の使用済み核燃料
が入っているとされている。大型の余震でどさっと崩れ落ちると、
現場は高濃度放射能で覆われるから人間は全員逃げ出さざるを
得ず、次々と新たな爆発を誘発する恐れが強い、というのです


 米エネルギー省の廃炉手引書作成に携わったアーニー・ガンダーセン
氏の著書「福島第一原発――深層と展望」(集英社新書)にも触れ、そこ
にもプール内の水がなくなることで燃料棒が燃え出す「人類史上経験し
たことのない大事故」の危険性が指摘されていると書いています。


 福島原発に対する民間事故調が発表した報告書でも、東電や政府
の責任感の欠如や組織的な怠慢が明確に結論づけられています。
海外で成果を上げた研究などの知見も取り入れない「ガラパゴス化
という言葉で、危機管理能力の致命的欠陥を明らかにしています。


 小沢氏は「憲法に危機管理条項がないため、日本の法律体系から
非常事態に対する備えが抜け落ちている」と指摘しました。「例えば
ですよ。永田町の首相官邸を見降ろす周囲の高いビルから、閣議
日にミサイルをぶち込まれ首相をはじめ全閣僚が死亡した場合、
日本は一瞬にして『無政府状態」になる。国会が休会中なら、国会を
召集する責任者が死亡しているから、国会を開くことすらできない。
国会で新しい首相を選ぶこともできない。アメリカは万一、大統領に不
慮の事故があった場合を想定して、20番くらいまで代理できる人を決
めている」と。

 日本は危機管理を怠り、非常事態を想定せずにのうのうと過ごして
きました。そして、いったん事故が起きると、「想定外だった」と言って
責任を免れようとするその責にある人々。

 その背景には、「危機管理や非常事態は苦手」として議論を避けて
きたジャーナリズムの存在があります。さらにそこには、「そんな面倒
な話には関心がない」という私たちの心理や空気が反映しているよう
です。危機管理を棚上げした「ノーテンキ・ニッポン」の姿があります。

 しかし、仕方ありません。責任をとることがいやなのですから。だから、
行きつくところまで行くしかないようです。

 まもなく、フクシマから1年です。
==========


◎本当にもう間もなく「311」から一年、只、只無力に見つめ続けて来た一年ですが。被災で亡くなられた無念の皆さん、ご家族の皆さん。財産の全てを失った皆さん、被災の後遺症で苦しんでいる皆さん。言葉をかける勇気も無い我れのような人間でさえ、これからも確り見つめ続けようと決心しています。これからも、人為的なミスで二次的な被害を被らないように、「被災地の皆さんに寄り添う心をもって」、「自身の家族を守る心も忘れずに」居たいと思います。 (kenit3544)