「71才の365日」3月01日晴れ¥2℃(木)「東日本大震災」357日

*朝トレ:道路事情悪くて早朝も、昼間も歩行者としては通行出来ない感じ。おじいさん散歩もまま成らず。

*野暮用・雑用 車もオイル交換とかもスタンド任せ、お金も取られるんだっけ? はい、大丈夫ですって?あ、管理人に報告すれば良いんですね。 大谷川公園でゆったりでした。何の報告も出来ないの?、ん、男体山が此方の角度で眺めるとちょっといい男に見えます。見晴台から見る雪景色の男体山ですが、カメラも持って出てません。 「ボーです」!




*「東日本大震災」357日

今日の一題 原発0は国民の願い」!


([shuueiのメモ]さん、から教えてもらったブログからです)

原発の真実と嘘――原発は犯罪である」 


2012年 2月 28日時代をみる 池田龍夫
<池田龍夫(いけだたつお):毎日新聞OB>


チェルノブイリ・フクシマ・明日の地球」 ――明治大学リバティタワーで「原発を考える市民集会」が2月25日、開催された。現代史研究会・ちきゅう座・DAYSJAPAN共催で、第一会場は300人を超す参加者。第二会場を特設してビデオ放映するという盛況だった。

2人の専門家が、リアルな現場報告

広河隆一氏(フォトジャーナリスト)、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が登壇して、現地取材と原子力研究成果の両面から、「原発の恐ろしさ」を鋭く指摘。広河氏はチェルノブイリなどでの貴重な映像をスクリーンに映し出し、「チェルノブイリから学ばなかった日本」と題して、放射線被害の実態について語ったが、福島原発事故対応がいかにズサンだったかを思い知らされた。

小出氏は「原発の真実と嘘――原発は犯罪である」との演題で、原爆製造の端緒となった米国マンハッタン計画から説き起こして、原爆と原発にのめり込んで行った実態を図表や写真を示して分析、〝原子力神話〟の虚構を鋭く追究した。


 誰も責任を取らない「原子力村」 

原子力発電は効率の悪い蒸気機関で、その熱効率は約33%。広島原爆で核分裂したウランは800g、長崎原発核分裂したプルトニウムは1100gだったが、100万kWを発電する原子炉では300万kWの発熱を支えるため毎日3kgを核分裂させる必要がある。広島・長崎原爆3〜4発分に相当する核分裂反応を行っている」という。しかも「ウラン資源は化石燃料より遥かに埋蔵量が少ない」そうで、原発は発電コストが安いとのPRはすべて嘘だった。さらに「高速増殖炉実用化」計画は、トラブル続きで破綻。「もんじゅ」に注ぎ込んだ1兆円は全くの無駄ガネとなった。小出氏は舌鋒鋭く、「現在の裁判の相場では1億円の詐欺には1年の実刑だ。1兆円の詐欺をしたら何年の実刑か? 1万年。経産省原子力委員会など責任者を仮に100人とすればひとり100年の実刑となる」と、〝原子力村〟の面々が誰ひとり責任を取らない無責任社会を痛烈に批判した。同時に〝大人社会〟の問題意識の欠如を謙虚に語り、「原子力を選んだことに責任のない子供たちの放射線被曝対策こそ喫緊の課題だ」と熱っぽく訴えた姿が、聴衆をひときわ感動させた。


  甲状腺がんから子供を守る運動を  

たまたま「週刊文春」3月1日号に「郡山4歳児と7歳児に『甲状腺がん』の疑い!」と題する〝衝撃スクープ〟が掲載され、多くの参加者の関心を集めており、講演後の質疑で今後の対応策が話し合われた。甲状腺がんの綿密な検診が行われていないようで、山下俊一・福島大副学長の「医学的にあり得ないこと」という追加検診否定発言に、会場から批判の声が上がった。チェルノブイリ甲状腺がんが今なお深刻な問題になっている折、福島原発でも真っ先に医学的対応を急ぐべきではないか。メディアが総力を挙げて取り組み、「子供を放射線被曝から守る運動」を盛り上げてもらいたいと思う。
記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1844:120228〕

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みんなの目で、先ず原発の全停止を見届け、その永続を願う波を起こしたいですね! (keniti3545)

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おはようございます。
 生き生き箕面通信1179(120301)をお届けします。

 原発」が消えた党首討論 

 野田首相と谷垣・自民党総裁、山口・公明党代表との党首討論
昨日2月29日に行われました。今回の党首討論でまったく触れられ
なかったのが、「原発をどうするのか」「これからの日本のエネルギー
政策はどうあるべきか」についてでした。「原発問題」への関心を意
識的に薄めつつあるように感じられます。

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中略: がれき処理の実害心配・全国拡散は大きな問題あり」。他の方法を国として検討せよのアピール。
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党首討論では、原発の再稼働問題もまったく取り上げられませんでした。
うやむやのなかで再稼働させることに、野党の自民党も黙認のようです。

 本日の大手メディアで、この党首討論から抜け落ちた「原発問題」を
問題として取り上げるところはありませんでした。


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◎こういう問題を正しく理解するには、「個人の責任に於いてなのでしょうか?!」 「難しすぎませんか?!」 (keniti3545) 


平成24年2月28日)武田邦彦

「瓦礫」のトリック・・・その危険性とトリックを正しく知ろう


震災瓦礫の問題を「日本の大変大きな問題」としてとらえ、これを国民としての誠意をもって整理をしてみます。数字は丸めてありますが、正確ですから、まずは問題の本質を良く理解するところから始めたいと思います。本当は政府や自治体が出すべき数値ですが、なかなか出さないので私の方から説明します。

1. 瓦礫の量は阪神淡路大震災と大きく違うのか?

阪神淡路大震災の時の瓦礫の量は2000万トン、東日本大震災2300万トン(環境相発表)で、わずかに東日本大震災の方が多いが、地域が広いことを考えるとほぼ同じか、むしろ東日本の方が面積あたりにすると少ない。

2. 瓦礫全体の内、どのぐらいを被災地の外で処理するのか?

瓦礫総量の内、わずか20%の約400トンを東京やその他の地域で処理する。80%が現地処理。

3. 瓦礫の処理が遅れている理由は何か?

「瓦礫の処理が5%しか進んでいない。これは瓦礫の引き受けが進んでいないから」と2月21日に発表した。しかし、もともと被災地外で処理するのはたったの20%だから、被災地外の引き受けが順調で、もし半分が引き受けても10%の処理率になるに過ぎない。つまり、環境省はこれまでと同じように瓦礫の処理が遅れている理由を、国民が誤解するように発表し、専門家と言われる人はこの辺の事情を十分に知っているのに言わない。新聞も同じである。
さらにNHKは2月末の放送で「瓦礫を不当投棄するので、瓦礫処理が進まない」という自治体の言い分をそのまま放送した。山のように積んである震災瓦礫の数100分の1しかないのに、それがあたかも瓦礫の処理が遅れている理由にしている。またさらにそれを知っているNHKが自治体の言い分だけを放送するというのだから、国民が税金や受信料を支払っていることを忘れているとしか思えないのは当然だろう。

4. 処理価格のトリック

阪神淡路大震災の時の瓦礫の処理費用は2万2千円(トンあたり)、それに対して岩手の瓦礫の処理費用(税金)は6万3千円、宮城5万円。なぜ、阪神淡路大震災の時と比べて物価はやや安くなっているのに、処理費が3倍近いのかについても説明はなされていない。
自治体は政府の圧力とお金の魅力で汚染を引き受けているのではないか。この処理費用のカラクリを市民に言わずに「被災地を助ける」ということしか言わない。

5. 被災地には本格的な瓦礫処理施設を作らない

ある宮城県自治体が仮説焼却施設を作ったと報道された。その能力を計算してみると実に小さい(このような細かいことはまた機会があったら書くようにしたいが本筋が大切なのであまり細かい数字は割愛する)。
つまり、確かに「見かけ」は「焼却施設を作った」と言うけれど、名古屋市にいくつかある焼却施設のどれにも該当しないような小さな焼却施設だ。でも素人を騙すことはできる。「被災地にも焼却施設を作っている。武田はウソを言ってる」などと言う人もいるが、私を批判する専門家なら焼却能力のカラクリを判って言っているはずである。

6. 汚染の可能性

放射能の量としては、1キロ8000ベクレルが基準値なので、2300万トンでは拡散量は約200兆ベクレルになり、日本人ひとりあたり150万ベクレルに相当する。これは1キロ40ベクレルというまともな食材汚染の限界から言うと一人あたり37年間、汚染された食事をすることを意味する。
また山形と東京が瓦礫を引き受けているが、かりに山形市が半分を引き受けたら、お金はかなり来るだろうが、その代わり山形市の汚染は1平方メートルあたり24万ベクレルと規制値の6倍、警戒領域の60倍にも達する。
このような計算をすると、「山形だけが瓦礫全体の半分を引き受けるワケではない」などという反論がでるし、それを承知でここで示している。もし、数値を問題にするなら、自治体自体が「何トン受け入れて、それによって放射線量は何倍になるのか?」を言わなければならない。民主主義だから「瓦礫を引き受けたら放射線量が何倍になり、付近の人はどのぐらい被曝するか」という数値を出すのが第一である。

まだ瓦礫処理にはトリックがあるけれど、たった20%しか被災地以外で処理せず、放射性物質は拡散します。でも、誰が考えても不合理なことをしていますし、それに「どのぐらい被曝するか」、「どのぐらいお金が入るか」、「1円当たり何ベクレルか」などすべてを透明にすることが必要です。

都知事の「黙れ!」に賛成する人は民主主義をよしとしていないのですから、お殿様のいる別の世界にお住みになったら良いのではないかと思います。人間は無意味なことはやりませんので、これほど無意味なことが行われるということは「裏がある」ということです。それがハッキリ判るように報道して、多くの人が判断できるようにするのが民主主義と言うものです。

もう一つ、瓦礫の問題で私に対する「人格攻撃」が盛んですが、これは私にとっては一つの「楽しみ」でもあります。つまり、事実を言えば相手が納得するなら、別に人格攻撃は不要です。ところが、「武田は事実を調べずに言う」(そんなことを言わずに、その人は淡々と事実を述べれば良い)、「武田大先生の信者」(そんなことを言うなら、瓦礫の説明をした方が早い)などがあります。

人格攻撃をするのは、事実や論理では勝てない(ウソを言う)からで、最後の手段が人格攻撃です。ですから、私は人格攻撃があると「おっ!相手も追い詰められているな」という証拠になるので、ニヤッとしてしまいます。

平成24年2月28日)武田邦彦

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◎初めて体験することです>、「科学者は義務と責任を確り背負って警鐘を鳴らしてくれています」。 この事故が本当の意味で収束するまでは人道的にも原発は再稼働するべきではないと思います。 不足を生ずるかも知れない電力は、当面ある物、できる物、で賄う。代替案は国力を結集して取り組んでいく。 これは、既に国民のコンセンサスに成りつつあるのではないでしょうか? こんな時期ですが、国民は選挙も覚悟でしょう。 この難題を乗り切れる強い「リーダーシップ」を望みます。 (keniti3545)