「71才の365日」2月8日(水)晴れ−6℃東「日本大震災」335日

*朝トレ:8時10分〜9時10分

 家出るときに−2℃、最低温度時より4℃寒暖計の目盛りが上がっている。昨日の雨には驚いたが、周りの雪が少しは溶けて幹線支線共に路面事情は悪くない。先ず、myコース(堰堤)の点検、予想通り雨の影響で最悪の様相。雪が溶けるまで使用不能かも。


 雨の前日にコース変更、メニューのセッティングもシミュレーション済みは、普段アバウト思考人間の我れにとっては上出来だ。 例え、「日本海から太平洋側沿岸に移されても」(そんな大げさなこと?)、回遊魚の我れには泳ぐ場所さえあればまだまだ元気でいられます。

 この辺の日常生活の存続を左右する決断になると、我れの場合は体が勝手にこれまでの習い性を大脳に命令するらしい。100メートル直線のコース取りをして、東から西へ向けた往路を「走」に・折り返しの復路を歩行のインターバルに15本は計3km になる。後、ストレッチ(終末体操込み)15分自宅からの往復の距離2kmは強歩。これを全う出来たらAランク、サボればB.Cランクまで有りとする。一応1時間(超え?)


・一点問題有り:コース取りにも工夫したのは東風が多く西へ向かう時に「走」としているが、融雪剤の粉塵が鼻孔、口に飛び込んでくる。バックグランドが無味乾燥は仕方無しとするが・・・。




*「東日本大震災」335日

今日の一題 原発分野への寄付金は要らねど原子力の研究は必要」「原発廃炉」にも科学者の力は必要だ!」「監査」・「監視」の目が必要。ルールを作れ!!



研究者と政策―寄付公開し信頼高めよ (2012.02.08 朝日新聞社説) 


原子力の安全や政策づくりにかかわる大学教授らが、原発メーカーや電力会社から多くの寄付を受けていた。このような経済的な関係は公表したうえで働いてもらう仕組みが必要だ。

 専門家としての知識を期待されて選ばれた人たちである。そういう学識経験者には、何より中立性が求められる。業界との関係が疑われるようなことがあってはならない。

 内閣府原子力委員会原子力安全委員会、あるいはその下に置かれた委員会などで審議に当たる専門家の責任は重い。

 そのような任につくときは、いつ、どこから、どんな寄付や報酬を受けたのかを、明らかにして透明性を確保することが、国民から信頼されるために欠かせない。

 委員たちは、審査や委員会での発言が「寄付には左右されない」と説明しているのだから、情報開示に問題はないはずだ。国民に判断してもらう材料を提供することにもなる。

 
 同じような問題は現代社会の随所にある。


 原発事故から将来のエネルギー政策、医療、食品の安全まで直面する多くの課題に、最新の科学知識が欠かせない。政策を決めるのは政治家や行政であっても、その基礎に科学的な深い判断が必要だ。

 そこに、大学の研究者らの力が求められる。学識とともに見識があり、特定の業界との疑いを持たれない研究者が望ましいのはもちろんだ。

 ところが、大学の研究は今、民間からの研究費なしでは成り立たない。大学への交付金は年々減り、研究者は外部から研究資金を得て、産業界とも連携するよう求められている。

 そうした現実を踏まえたうえで、研究の成果をあげつつ、発言の中立性をどう保ち、また、政府に助言し、政策決定にかかわる研究者をどう選ぶか。

 製薬企業と大学病院などの医師とのつながりが、しばしば問題になったのが医療分野だ。

 こうした分野での透明性を確保するルールづくりは、米国などと比べて日本では遅れていた。昨年ようやく、日本医学会や日本製薬工業協会が医師への研究資金や寄付金などを公開する指針を公表した。

 研究費など、企業からの経済的支援の透明性は、ほかの分野でも大いに高めるべきだ。そのうえで協力を進め、信用を保ったうえで成果を出せばいい。

 政府は政策決定などにかかわる委員を選ぶに当たり、関連業界との関係や、その情報開示に関するルールをつくるべきだ。



◎「政治資金・選挙に金のかけ過ぎ」は、何と説明されようが「これは論外」、「必要性が不透明且つ不純」だと言ったら誰かに怒られるだろうか? 科学の「研究には費用が嵩む」のは理解出来ると思うのは一般的だろう、資金提供・寄付は公表すればいいじゃないですか。収入支出(勿論使途も)明細をしっかりオープンに。

◎「こんな流れの中」、4億円もの資金を持ち主が確かめもしないで「右から左へ動かせる政治資金」が、彼方此方に転がっているのなら是非、「科学の世界」の研究費用に廻してもらいたいものです。原発廃炉にしても、(原子力)科学者は必要ですし、ハヤブサ奇蹟の帰還をなし得た「ロケット技術の」科学者も、「宇宙科学」者も資金提供は重要な問題。「公明正大なルール」を是非作って下さい! (keniti3545)



 「お国の宝も持ち腐れに出来ません」!

はやぶさ」の持ち帰った微粒子分析、研究者を国際公募!

 宇宙航空研究開発機構は24日、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワ」から持ち帰った微粒子の分析を担う研究者の国際公募を開始した、と発表した。

 宇宙機構によると、イトカワの微粒子は代表的なものを分類する初期分析がほぼ終了。今後は国際公募により、世界中の研究者から研究提案を受け、優れた提案をした研究者やチームに1年をめどに無償貸与する。5月中旬にも、第1回の審査結果が発表するという。公募は数回実施する予定。

 宇宙機構の藤本正樹教授は「世界中の科学者の力を使って科学的成果を最大限取り出す。はやぶさ(の微粒子の研究)はこれからが本番だ」と話している。