「71才の365日」1月19日(木)晴れ−4℃「東日本大震災」315日

*朝トレ:7時50分〜8時50分

35日目の連続雨無し日だ、−4℃は暖かい!? 今日もフィールドの枯れ芝は「サクサク」と音を立ててくれない。倉井さん家の暖炉煙突からは紫色の煙が西方向へゆったり棚引いている。

コースin から強歩5本目、水のない川原に採石作業のユンボが動き出した。低温のエンジン音響かせて目的地へ向かう。あらためて見渡せば、眼下東方向やっと我の目が届く距離いっぱいまで、ユンボの道が延びている。いや採石を積み出すダンプもゆったり通れる平らな砂利道だ。


考えれば凄いロボットを作りだしたものです、360°の回転・1トンも持ち上げる・人間の手のように動き・何をするにも100人力?人間様も、この程度の道具だけを発明していれば良かったのに・・・。今日は、カラスも暖かい?珍しく電線に止まってる。


強歩10本・走15本距離4kmのB級メニュー消化。終末体操、ストレッチ時に背に発汗の感触ホント?そう言えば帽子を取って額の汗拭いた!へ〜。 帰路、行き会い人なし。


今日は「ダイヤモンドロード」のダイヤの数は少ないな〜、でも粒は大きく輝きも一段と増している。ポケットに入れて持ち帰れるなら、何としょう?? 我れと同病の人達を励ましたいな、と言うのは我れの朝トレは心と体のリハビリなのでどんな形でも現在リハビリ中の人にポケットいっぱいのダイヤモンドを分けて上げたい。

病床で、家でリハビリを続ける皆さん! 震災・原発事故のショックから立ち直ろうとリハビリを続ける皆さん! 恋いに破れて立ち直ろうとリハビリを始めた女の子!もっともっとケースはたくさんあるのでしょうが、実はお邪魔するブログの中にも「多くの」重い学術名の病気を患っている方々が、ご自分の病気と正面から向き合って現実を受け入れ、良かれと思う方向に向かって日々リハビリに励んでいる姿に行き会いました。


しかも、その方々は「美しい詩を書き」好きな作者の本を我れなど及ばぬ数だけ読んでいます。感服したのはそれだけではありません、自分より遙かに健常者に見える後輩を叱咤激励、年上に当たる人にも励ましの言葉を発しているのです。その、一見ハンデを背負ったように見える(毎日手足の機能訓練を日課としている)ブロガーは言ってます。
この世の中に「健常者」なんて居るのでしょうか?角度を変えて言うなら、「リハビリの必要ない人」なんて居るのでしょうか?、と。

こういうお仲間の頑張りに我れは、我れのコース「ダイヤモンドロード」に散りばめられたダイヤモンドをポケットいっぱいに詰め込んで夜の銀河鉄道に乗って出来ればジョバンニとカムパネルラと一緒にリハビリの必要なブログ仲間に「ダイヤモンドを配り廻る旅」をしたいな〜。





*「東日本大震災」315日

今日の一題 原発ストレステスト」大飯原発の結果 ぶれる野田政権へメディアも「釘」!

[相変わらず読売新聞「原発推進」の論旨は腹立たしいが、一応読み比べる]



朝日新聞社

原発政策―「減らす」原点忘れるな 原発の寿命を40年と法律に明記する方針を細野原発相が発表して2週間もたたないうちに、例外的に最長60年まで延長可能とする法改正案を内閣官房が明らかにした。

 一方、経済産業省原子力安全・保安院は、関西電力が実施した大飯3、4号機(福井県)についてのストレステスト(耐性評価)を「妥当」とする審査結果の素案をまとめた。定期検査で止まった原発の再稼働に向けた一歩となる。

 国民の多くは戸惑っているのではないか。原発への依存度を減らしていくのが野田政権の原点だったはずだ。「40年まで」は野田首相が政権発足時に明言した「寿命が来た原発は順次廃炉にする」という方針の具体化ではなかったのか、と。

 原発の40年以上の運転について、内閣官房は「極めて例外的で、これまで以上に厳しい基準を設ける」と説明する。ストレステストも「手続きの一環で、再稼働の是非は政治に委ねられている」(保安院)という。

 だが、震災を教訓に規制を強化し、原発を減らしていくという姿勢が後退した印象を与えているのは間違いない。

 そもそも、原発をどのくらいかけて、どの程度減らすかという大枠が決まらないうちに、細かい規制や手続きを進めようとすることに無理がある。

 エネルギー政策全体については「2030年に電力供給の53%を原発でまかなう」とするエネルギー基本計画を白紙から見直すことになっている。舞台は経産省が事務局の総合資源エネルギー調査会。今春がめどだ。

 しかし、原発をめぐる意見の対立が激しく、委員からは「合意点と対立点の整理にとどめ、最終判断は政治に委ねるほうがいい」との声が出ている。

 野田内閣は、有識者らの審議を待つだけでなく、リーダーシップを発揮する必要がある。

 大切なのは、政権の姿勢が揺らいでみえることのないよう、折に触れてメッセージを発していくことだ。

 古い原発は出力も小さく、需給に与える影響は大きくない。すでに40年を過ぎた原発は確実に止めることを宣言する。

 そのうえで、昨夏の節電効果も踏まえて、今夏のピーク時に最低限動かさざるをえない原発が何基なのか、具体的に示すことが欠かせない。

 閉められる原発はできるだけ早く廃炉にしていく。そのための環境整備を急ぐ。こうした姿勢を目に見える形で示さなければ、今後の原発政策に対する理解も得られまい。



*そうですよ、ドジョウさんの言ったこと「原発への依存度を減らしていく」この原点が揺らいでは政権を担っていけませんよ! 迷わずに、どうやってどのぐらいずつ減らしていくのか道しるべを立てるべき時です。国民の覚悟は出来ています。 (keniti3545) 




読売新聞社

原発耐性検査 再稼動の判断を先送りするな ←再稼働ありきで物言うな!(kenniti3545)
 停止中の原子力発電所の再稼働に向け、最初のハードルを越えたと言えるだろう。

 関西電力が実施した大飯原発3、4号機(福井県)の「ストレステスト(耐性検査)」評価結果について、経済産業省原子力安全・保安院が、妥当とする判断をまとめた。

 これに関する専門家からの意見聴取会には、反対派活動家らが多数押しかけて混乱した。枝野経産相は「平穏に開催されない状況になったのは容認できない」と批判した。残念な事態である。

 耐性検査は、定期検査で停止した原発の再稼働の条件として、昨年7月に、菅政権が全ての原発に課したものだ。

 法的根拠はない。だが、東京電力福島第一原発事故を踏まえ安全を一層向上させることが国民や地元自治体の理解を得る上で役立つとの判断だった。欧州が先行して導入したことも参考とした。

 設計段階で考慮されなかった想定外の地震津波が襲来したと仮定し、各原発に安全の余裕がどれだけあるのかをコンピューターを使った計算などで確認する。

 見落とされていた弱点を検査で見つけ出す効果もある。

 大飯原発の3、4号機については、関電が昨秋、地震の揺れで想定の1・8倍まで、津波は想定の4倍の11・4メートルまでなら耐えられる、と報告していた。重大な欠陥も見つからなかったという。

 保安院は、その内容を、専門家の意見を聞きつつ詳しく点検、確認してきた。すでに14基の原発についてテスト結果が提出されているが、ゴーサインが出たのは大飯原発3、4号機が初めてだ。

 評価結果は、今月下旬に来日する国際原子力機関IAEA)の専門家や、内閣府原子力安全委員会も、チェックする。これを経て来月初めにも、野田首相や細野原発相らが、再稼働の可否について、政府としての判断を示す。

 再稼働できないと、国内の原発は4月末に全て止まる。電力の安定供給は、さらに厳しくなる。

 問題がない、と確認された以上は、再稼働を認めるべきではないか。今後は一連の手続きが滞りなく進むことを期待したい。

 最後のハードルは、地元自治体の了解を得ることだ。大飯原発がある福井県福島第一原発事故に基づき、政府に安全の新基準を設けるなどの対応を求めている。

 安全に万全を期し、利用可能な原発は動かす。野田首相は、自ら掲げた方針に沿って、全力で地元の理解を得ねばならない。


*「早く再稼働せよ!」なんて言ってるのはあんた方だけですよ! (keniti3545) 




東京新聞社

原発最長60年 国民の安全は二の次か

 原発の寿命とは、そんないいかげんなものなのか。四十年といっていたはずが、半月もたたぬ間に最長六十年まで延びた。しかも基準は米国にあるという。安全への決意は一体どこへ行ったのか。

 原発の寿命は原則四十年。例外的に延長される余地はあるものの細野豪志原発事故担当相は「四十年以上の運転は極めて難しくなった」と言い切った。無理な延命は危険である、との認識に立つ見解ではなかったか。

 その原発相が外遊中に「実質六十年は運転可」とも受け取れる、延長期間の上限が示された。一体この政府はどうなっているのかと疑いたくなるような、激しい方針のぶれである。

 電力会社は、原発の老朽化を認めていない。「高経年化」と呼び変える。部品さえ交換すれば、老朽化はありえないという、極めて特異な考え方に立っている。

 たとえば関西電力美浜原発のPR施設には、老朽化は古くなって役に立たなくなったこと。高経年化は時間の経過を意味するもの。安全性、信頼性維持活動を行っている以上、老朽化に至ることはない、との掲示がある。

 事故を起こした福島第一原発の1〜4号機は、運転開始から今年で四十一〜三十四年という古い原発だ。老朽化が事故の一因になった恐れは十分ある。

 最長六十年は、米国にならって決めたという。安全の物差しが外国頼みとは、一体どういうことなのだろう。米国の技術者が、マークI型原子炉の欠陥を指摘したときには、一顧だにしなかった。

 世界で最も長く稼働中なのは、四十五年の英国オールドベリー原発だ。米国にも、世界にも、いまだ五十年を経験した原発はない。米国ではコストが合わなくなった一九六〇年代以前の原発は、大半が運転を止めている。

 私たちは、四十年の寿命が示された時、「四十年可の保証にするな」と主張した。寿命の根拠が明確に示されていない上、技術への過信が呼び起こした事故が、多くの人を今もなお、苦しめているからだ。その過信を正せずに、将来さらに重大な事態を招くのを心底恐れるからである。

 だから、もう一度繰り返す。電力の供給不安を訴える電力業界への配慮より、安全、安心を求める国民の、作業員たちの期待に応えるために、原発の延命には、厳しく歯止めをかけるべきである。

 私たち消費者にも、新時代に踏み出す覚悟はある。




*そうです、最悪でも「減らす」から「0」へ向かうプロセスでも良いから政府は道しるべを立てるべきですね! (keniti3545)





「プラス1」
*昨日Cangael さんのブログで紹介のあった、この記事Cangael さんのお考えは皆さんに直に「shuueiのメモ」に入ってこの記事の他にもたくさんある貴重な原発に関する記事を目にしていただくのが狙いだったのではないかと気がついては居ましたが、「カエル」さんも仰ってた通り威勢の良い「上野千鶴子さん」のメッセージを我れ掲題記事との重要関連記事として載せさせていただきました。Cangael さんの期待裏切る行為に成ってしまったらご勘弁下さい。 (kenit3545)


上野千鶴子 脱原発世界会議 2012.01.15



この会議、脱原発世界会議って言うんですよね。

脱原発」って、気持ち悪い言葉です。

日本には昔から「反原発」「非核」という言葉があったのに、

何時から使わなくなっちゃったんでしょうね。

ー拍手ー

あの、でもね、仕方ないんです。

「脱」って言うのは、そこを経過した、通りすぎたっていう意味なんですね。

で、私たちはまだ通り過ぎてさえいない。

日本は汚れてしまいました。

日本はこれまで、5回の被爆体験があります。

広島、長崎、第五福竜丸、JCO事故、そして福島。

で、そのうち3回までは被害者でした。

最後の一回は汚染の加害者になってしまいました。

もう、だれも責めることはできません。

私たちが地球と命を汚しました。

私たちは汚れました。

もう、沢山だ。もうこんなことやめましょう。


この会場でもう一つ違和感があった言葉があります。

会議の中で、ニッポン、日本、この国、この国。って言う言葉が連発された事です。


この会議は「脱原発世界会議」であって、「脱原発日本会議」ではありません。

その理由は二つあります。

第一は日本1国で脱原発をしても、

朝鮮半島や中国が沿岸部に原発造れば、

そしてそれが万が一事故を起こせば、汚染は日本にも及びます。

汚染は国境がありません。

チェルノブイリの事故でヨーロッパが一つになったっていうのは、

汚染に国境がなかったからです。



第二に、原子力の平和利用と軍事利用は裏表である事を、私たちはとことん学びました。

日本一国が非核三原則というのは、

核兵器を作らない、持たない、持ちこませない、なんですが、

それを日本だけが思っていても、他の国が核兵器を持っていたら元も子もありません。

ましてや、他の国の核の傘のもとにあるなんて論外です。
ー拍手ー

ありがとう。

東西冷戦が終わって、

アメリカのオバマ大統領はノーベル平和賞を貰ったんですから、

核兵器が非人道兵器だっていう事を認めて下さい。

広島に来て謝罪して下さい。

ー拍手ー

やっぱ、ここで拍手欲しいよね。

ー客席から笑いー

脱原発も、脱核兵器も一国だけではできません。

だからこそ、国際連帯が必要なんです。

だからこそ、私たちは国境を越えてここに集ったんです。

で、この二日間私はいくつかのセッションに出て、感じた成果をお伝え申し上げましょう。

三つあります。

その1

大丈夫。私たちは原発が無くてもやっていける。

ー拍手ー

その2

大丈夫。原発に代わる代替エネルギー再生可能エネルギーは、確実に手に入る

ー拍手ー

3つ目

大丈夫かどうかちょっと分からないのは、私達がそれを決めるのかどうか。です。


わたし、この会議を計画して、実現にこぎつけた実行委員会のみなさん方の事を考えました。

その方達に本当に心から感謝したいと思うんですが、

この会議の計画を聞いた時に、無謀だって思いました。

準備期間があまりに少ない。

それからパシフィコ横浜っていう、こんなに使用料の高いこんな大会場を確保して、

満杯に出来なかったら世界に恥かくじゃないですか。

あまりに無謀だから協力しないわけにいきませんでした。

ー会場爆笑&拍手ー

で、その結果が・・これです

私ここに来るまでハラハラドキドキしていました。

でも、満杯に埋まりました。

ー拍手ー

埋めたのは私達です。

私たち自身に拍手をおくりましょう。

ー会場(。・∀・ ハ)'`゚チ'`゚チ゚拍手ー

この会議をちゃんと報道しないメディアは許さないからね。

ー拍手喝采

みなさんがたの、これが三つ目の成果に対する答えです。

ここにいる私達が私たちの未来を決めます。

御一緒に行動しましょう。

ありがとう

ー拍手ー

司会:

みなさんありがとうございます


上野千鶴子さんが言っている通り、決めるのは私たちなんですよねこれからもしっかり・はっきり意思表示は言葉に出していきましょう。 もう原発はいらない! (keniti3545)

*色文字、文字拡大等は(勝手にkeniti3545でした)