「71才の365日」12月15日晴れ-1℃(木)「東日本大震災」280日

*朝トレ:6時40分〜7時40分

  • 1℃、コースに残る雪のかけらも消え切りません。男体山は、今ある雪が来年6月まで残る根雪ですね。堰堤(我のランニングコース)にも、草色が消えました。でもまだ風情を感じる余裕が、我れにはあります、カラスの食事垣間見て、コースから西空仰げば明けの月。 

 白い、薄い月3日前に目にしたばかりなのにもう1/4程欠けている。現れる位置も凄い勢いで移動している、勿論分、秒で時間を追いかける訳ではないが、24時間後の位置は背中をそり曲げて天を仰いでも昨日の位置からは追いつかない。向きを変えて、空を見上げ直してやっと確認出来た。(我れの動きがものぐさなだけ?) 

 今日もBクラスのメニューは確保出来ましたが、10本強歩入りは、先日まで「早めに走に切り替えないと寒さに負けそう」が消えた、体が順応してしまうんですね。今日は、往路に散歩犬「クーちゃん」と「マリンちゃん」&大金さんに行き会った、「クーちゃんお久しぶり」”おはよう”しっぽを振って可愛い小型犬です。






*「東日本大震災」280日


今日の一題  「発電コスト―火力の効率化を急ごう」! 

脱原発=単純明快に行きましょう」 もんじゅを止めて(出来ない技術開発など止めて)」→「定期検査が来る炉はそこで休止」→「勿論定期検査の済んだ炉は燃料を抜き取り」(冷却その他の手順を踏まなければならないことは我々だって知ってます)。「時間を掛けてお金を掛けて粛々と進めましょう」!  

火力も・水力も・太陽光の利用の仕方だって、我々人間が充分満足するまで、無駄遣い出来るほど造って、使っちゃダメなんですよ。他の生き物(動植物)と共存出来る思いやりが無くては。 

 漁師さんが山に木を植えてます、日本人がかってはジャングルだった砂漠に木を植えています。気がついた事へは後戻りをすればいいじゃないですか!水力発電に根こそぎ川の水を汲みとってしまってはダメなんです、我れの見る大谷川にも水を一滴も流さない期間を造ってしまってはダメなんです、渡り鳥も来ませんし、周囲の小鳥も姿を消してしまいます。河川工事などの計画なんかも周りの人は目配りをしないとダメなんです。 

 豊かさと自然どっちが大切なの!? と、言う議論は繰り返して起こって良いのです。その都度、進むも戻るもみんなで考えれば良いんです。 只、今は人間が扱える技術を持たない原発は止めるべきです。 

 1万年・2万年先でも扱える技術が確立出来たら、使ってもらって下さい。 厳然として原子力という分野の学問はあるのですしその研究を止める必要は無いのですから。 安全神話を造ってしまった原子力村の科学者は、1度深々と頭を下げて国民に謝ってもらいたいと思います。それが出来ないなら、しっかり「罪の証明と現実を突きつけて罰を与えて下さい」その筋のお偉いさん達の仕事として。 (keniti3545)



「発電コスト―火力の効率化を急ごう」! 12月15日 朝日新聞 

発電コスト―火力の効率化を急ごう 原子力や火力など電源別の発電コストの試算が、政府の「コスト等検証委員会」から示された。今後のエネルギーを考えるうえで重要な目安となる。

 電源別の試算は04年にもおこなわれた。だが、今回は想定される事故の費用や二酸化炭素(CO2)対策費、国からの交付金や研究費といった「社会的費用」を加えて計算したところに大きな意味がある。

 焦点の原子力は、1キロワット時あたり8.9円。前回試算から3円上昇した。しかも、「最低でも」という数字だ。事故の損害額は5.8兆円を前提としており、1兆円増えるごとに0.1円あがる。

 交付金高速増殖炉もんじゅ」などの技術開発費が含まれる政策経費も、他の電源に比べ桁違いに大きい。これまでの試算が、いかに「架空の数字」だったか。

 火力も燃料代の高騰やCO2対策費を反映し、04年試算より高くなった。それでも石炭や液化天然ガス(LNG)はコスト面で原発と差がなくなった。

 風力発電も「原発並みのコストになりうる」とされた。家庭での省エネ製品への切り替えを「発電」に見立てると、相当な効果があることもわかった。こうしたデータを今後の政策に生かすことが必要だ。

 とりわけ、LNGや石炭火力は、自然エネルギーが育つまでの間、原発に代わる即戦力となる。発電の効率化やCO2の削減、廃熱の利用促進、燃料の輸入価格を抑える調達戦略を政策的に支援していくべきだ。

 火力発電所を増やしていく際にも、既存の電力会社に依存しないようにしたい。

 電力卸売市場などの活性化とともに、ガス会社や石炭を使う重工業、臨海部に土地をもつ企業や自治体の参加を促し、競争を通じて技術の向上やコスト低減を進めることが大切だ。

 これまで原発の発電コストをめぐっては、04年の試算が低すぎると疑問視する人たちから複数の試算が提示され、原発推進派との間で議論が平行線になりがちだった。

 今回はさまざまな主張や海外データも吟味したうえで、条件や計算方法、盛り込まなかった要素と理由など、すべてのデータが公開され検証できるようになっている。

 年明けからは、中長期的な電力確保のあり方をめぐって、エネルギー政策の論議が本格化する。その際、今回の試算を基礎データとして共有し、脱原発と電力改革に向けて議論を深めてほしい。