「71才の365日」12月13日(火)晴れ1.5℃「東日本大震災」278日

*朝トレ:6時45分〜7時45分

また、巡ってきました西空に明けの月! つい、この間「まん丸い明けの月から細い三日月まで見届けた」明けの月が戻って来た。あかね色の雲間に、山並みも同化したあかね色だ、まん丸い月も幾分色づいているようだ。コースへ入るまで振り返り、々、きれいだ! 

それもつかの間、強歩5本目には茜色の演出は終わって、白い月になってしまった。蒼さがさえる明け切った空だ。 此処のロケーションから風情が消えたとぼやいた数日前、でも又嬉しい変身だきれいな渡り鳥(何度見られるかは疑問ですが)、明けの月の移動と(満ち)欠けを毎朝追いかける楽しみが増えた。自然はやっぱり素晴らしい! 気お良くして今日のメニューは「ギリAクラス」の、強歩10本走18本4.5km(ちょっと頑張っっちゃった)。



放射線量の定点測定結果(火曜日/毎週)
◎.全てのデータ 地表2cmの測定とする1点6回の測定:高順位値2点の記録

東:自宅外(から)距離 30m 堤防上
北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り、
南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)
西:自宅敷地内雨樋
M:細尾町モデルセンター庭
  

(12月06日)  前週です
東:0.37 0.37μSv/h 西:0.24 0.21μSv/h 南:0.61 0.59μSv/h 北:0.47 0.34μSv/h 
M:0.50 0.50μSv/h


12月13日 本日の測定pm13時30分〜14時30分

東:0.34 0.30μSv/h 西:0.41 0.35μSv/h 南:0.74 0.66μSv/h 北:0.36 0.32μSv/h 
M:0.50 0.50μSv/h

今日の結果から心配な点:南(塀の中)、→ベランダの高値についてはベランダ屋根部のv字溝から直接庭に敷き詰めた小石に雨が流れ落ちる箇所飫帯状に約5mほどが今回の最高値となった。←先週のコメント 今日の心配は→地上で雨水受けの小石(砂利)は放射性物質を付けたまま動かずその上に新たな量が嵩んで行くのでは? こんな推測が当てはまれば降雨がある度に線量は増えて行く?? とにかく今日の「0.74μSv/h」はこれまでの最高値でした。 昨日も記しましたが自治会副会長の神山さんが計測した細尾峠にも0.68 0.57μSv という高値が観測されています。引き続き次週もデータ蓄積します。(市の環境課へも生データは提出していますが、三月末の線量計貸し出し終了までに一度簡潔にデータのまとめ・意見の提出等を考えています。 今一番知りたいのは、一度除戦した校庭とかのフォローはどうなっているのか調べてもらいたいところです。




*「東日本大震災」278日

今日の一題 「各紙コラム・あれこれ」

*年末に近づいても、笑える記事はなく・年賀状の文句も悩んでしまいました。今日はせいぜい皮肉たっぷりのコラムでも拾い読みしますか!?


筆洗(東京新聞コラム) 2011年12月13日

 【菅(かん)る】 (1)いつまでも同じ地位に居座ろうとする(2)何もせずにダラダラしている(3)無意味に粘る。 【 海江田る】 (1)上司の発言に大きく振り回される(2)すぐに泣く−。大修館書店が国語辞典に載せたい新しい言葉を中学・高校生から募集すると、民主党政権を振り返る多くの新語が集まった ▼【枝る】 (1)極限まで睡眠を取らないこと。寝る間も惜しんで働くこと(2)上司に恵まれず、必要以上の努力を強いられること−。なかなか鋭い観察力だ▼こちらは順当だろうか。今年の世相を表す漢字を全国から募集して選ぶ 今年の漢字 がきのう、京都の清水寺で発表され、 『絆』 が選ばれた。東日本大震災で家族や友人などかけがえのない人との絆をあらためて知ったことが理由だという▼流行語大賞にも入賞したので、予想通りという人も多いだろう。被災地で復興に励む人たちの心に響く言葉だと思うが、遠く離れた場所から東北に向かって「絆」を連呼する人たちには違和感を覚えてしまう▼精神科医斎藤環さんは「しがらみとしての絆はどうか。それはしばしばわずらわしく、うっとうしい『空気』のように個人を束縛し支配する」と絆が持つ別の一面を指摘している毎日新聞)▼確かにそうかもしれない。異論を頑として受け入れなかった「原子力ムラの固い絆」こそ、原発事故を防げなかった大きな要因だったのだから。  ←でも最悪の例外でしょう!本当の 「絆」 という「言葉に失礼ですよ」! (keniti3545)


祈られる(下野新聞雷鳴抄)(12月9日 朝刊)

 「祈られる」という言葉がある。入社希望の学生に企業が不合格を通知する文に「今後のご健勝をお祈りいたします」と添える決まり文句から来ている。 「また祈られちゃったよ」というふうに使う▼不採用の通知で祈られたところで慰めにもならない。だが、そのようにきちんと通知する企業だけではないということを、身内の就活を通じて知った▼書類選考から面接まで、内定までにはいくつかの段階を経るが、「次に進む人には連絡します」という企業が多い。連絡がなければ不合格と悟りなさいというわけだ。「いつまでに」と期限を切るならまだしも、それさえ明示しない企業がある▼一生懸命企業研究をして、面接で精いっぱい答えて、結果を待つ。いつまでも通知が来ない学生は、ネット上でその会社が内定を出したという情報を得て、自分で区切りを付けるしかない。これは切ない▼就職活動はよくお見合いにたとえられる。だが、お見合いなら断るにしても礼を尽くして意思を伝える。第一、1年に何十回もお見合いをして断られたり、失恋したりする人はいない▼何十回も断られ、その度に傷つきながら、けなげに就活を続ける。それだけでも採用に値するのではないか。企業は1人でも2人でも採用を増やすことを考えてほしい。


天声人語」 今年の創作四文字熟語(2011/12/09) 朝日新聞

 年中行事さながらに、今年もまた総理大臣(宰相)が交代した。5年で6人の体たらくに皮肉をこめて「年々宰宰」。住友生命が募った年の瀬恒例の創作四字熟語に、特別な年となった2011年を振り返る作が多く寄せられた▼東日本大震災は未曽有の被害をもたらした。夏には大型台風も襲い「天威無法」を見せつけられた。首都圏は交通ストップで「帰路騒然」。原発事故で多くの人が避難を強いられ「帰郷村望(そんぼう)」の思いで年を越す▼だが災いの中、人は助け合い、励まし合った「福幸(ふっこう)支援」のために内外から多くの「愛円義援」が届いた。人だけではない。岩手県陸前高田市の奇跡の一本松は「一松(いっしょう)懸命」に立ち続ける。神々しい姿に「願晴(がんばれ)東北」のエールを聞く▼不足して知ったのは電気のありがたみ。関東一円は「計欠(けいかく)停電」にあわてた。迎えた夏。電気食いのエアコンに代えて、うちわの風、緑のカーテンに涼を求め「電考節夏」で猛暑をしのいだ。次には冬の節電が待つ▼政治は今年も頼りなかった。「賢泥鰌来(けんどじょうらい)」の野田政権が船出したが、賢い?泥鰌は国民に語らず、代わって大臣や官僚が「舌禍繚乱(りょうらん)」のお粗末ぶり。TPPでは「参否農論」真っ二つ「欧州憂慮(ユーロ)」の経済危機も年を越す▼明るい話を忘れてはいけない。世界に誇る「才足兼美」なでしこジャパン。各賞を総なめの輝きだ。2位じゃだめ、と奮起したスパコン「京(けい)」が計算速度でお見事「世界最京(さいきょう)」に躍り出た。熱あるところに、花が咲く。



日経新聞(韋駄天太助)

オリンパスのサラリーマン根性!日本の島国根性でもドジョウの国にド根性はない

言いたい放題の巻!

オリンパスの調査委員会の報告書はかなり毒舌ですね。
「経営の中心部分が腐っており、その周辺部分も汚染され、サラリーマン根性の集大成ともいうべき状態だった。取締役にはイエスマンが多く・・」

一瞬自分のブログを読んでいるのかと錯覚するほどの毒舌でした!?
こんなの、私書きそうでしょ。ドキっとする程、表現もよく似てて、驚いた。

確かに、オリンパスの件で以前私が書いた「黒くても長いものには巻かれろのウ○○まみれ体質」は品がなくて食事中の方には失礼しました。

でも、悪しきサラリーマン根性ってのも品がないですね!?

毒舌の私も過去に何度か書こうと思って踏み止まった表現があります。
「日本はサラリーマン体質で国家までサラリーマンだから、所詮は世界の中で係長しか務まらない」みたいな!?

こういう表現はわかりやすいのですが、サラリーマンがそんなに悪いのかって思われるから躊躇したんですよね。

でも、ビジネスマンではなくてジャパニーズサラリーマンな訳で、何に対して給料が払われているのかと突き詰めるとやっぱり日本は独特な訳で、不屈もとい卑屈なサラリーマン根性が大きく育ってしまうのはオリンパスだけではなく日本の抱えている問題だと思うのです。

会社の常識は社会の非常識と言いますが、そもそも社会(国)そのものがせこせこと島国根性に染まりがちなのに、その中の会社(オリンパス)という更に特殊なムラ社会で、長老独裁により隠蔽された未開の地で、長期に渡る巨額粉飾が行われたことは、日本の特殊性という意味では特殊なことではないと私は思います!?

つまり、根性の問題なので(!?)他のムラ社会でも程度問題はあれ再現性のある事象だと。

テレビのコメンテーターのようにやたらと性善説で膿を出せと言っても空虚だし、何故社内で止める奴がいなかったのかと責めても、ほなアンタがオリンパスの平社員で事実を知ったらそんな行動を取るのか?正しいことを言えば社長でさえ追い出される腐った社会なのに?と綺麗ごと過ぎるのよ!

オリンパスにしても、読売にしても、今回の騒動が結局損得勘定だけを考えれば、かっこ悪いけど「卑屈なサラリーマン根性は正しい」というバイアスを強化しただけという結果にもなりかねない。

そうさせない為には被告人を諭すだけではなく、社会がムラとヒトに正しく厳しく公平に制裁を加えるという姿勢を示し、犯罪に加担する程サラリーマン根性は割に合わないと思わせなければならないのですが、そうならないからオリンパスの問題ではなく日本の文化の問題、悪しき根性に染まっているのはムラだけではなく社会全体だと言っているのです。

損得勘定とは別に、黒くて長いものに巻かれているのは精神衛生上も良くないし、風呂に一回入った程度では落ちない程汚れてしまっていることに気付かないかも!?

オリンパスのサラリーマン根性!
日本の島国根性
でも、 「ドジョウの国に欠落しているのは不屈のド根性」!? 


余録(毎日新聞):世界に広がる日本の「絵文字」

 先夜の皆既月食を楽しんだ方も多いだろうが、江戸時代の南部絵暦には月食を表す絵文字もある。真っ黒の丸い月が病人のするはちまきをした図だ。日食は太陽がはちまきをしている。文字の読めない人に分かるよう作られた暦である▲口を大きく開けた顔の横に川がある絵柄は、「アーン」という口と川の瀬で年号の「安政」である。山賊が荷物をかつぐ姿は荷奪いで「入梅」、語呂合わせだけではなく鬼の泣いている姿で「節分」というようなのもある▲こんなご先祖をもつ日本人だから絵文字の発明で世界をリードしてもおかしくはない。年配の世代でも若者に負けず携帯メールでスマイルや泣き顔、ハートなどの絵文字を使う人が少なくない。そして最近は米国でも日本発祥の絵文字を使う人々が増えているそうだ▲先ごろニューヨーク・タイムズはメールに「emoji」を使っている学生らの声を新しいトレンドとして紹介した。アップルの携帯端末ソフトの更新により米国でもiPhoneで絵文字が利用可能になったからだ。気持ちを楽しく伝えられるとの効用も東西同じだ▲この絵文字、今の調子で浸透していけば日本生まれの世界共通言語になるかもしれない。ニューヨーク・タイムズの記事はラーメンやおにぎりマークには首をかしげているが、ついでに日本の食べ物やライフスタイルも広がるのなら楽しい。絵文字の力は偉大である▲ただ言葉をないがしろにした昨今の絵文字だらけのメールには苦々しく思っている方も多かろう。ここは絵文字使いのセンスとユーモアの洗練においても世界に範を示さないと、ご先祖に顔が立たない。