「71才の365日」11月28日(月)「東日本大震災」263日

*朝トレ:6時40分〜7時50分

食事後の「駆け足」はきついです。でも、二度手間はホントに倍の時間が掛かるんですね、男性でももっと上手くこなす人いっぱい居ますよね。と言うか我れがドジなだけ? 取り敢えずはサボらないことだけが取り柄です。

明日は、もう女房殿がお帰りだそうでやっとリズム感が曲がりなりにも出てきたのに。 「ウソ」です、明日は言ってみようかな「女の人は偉いね」って、これも「ウソ」です。一つ「ホント」の進歩は、ふわふわ卵焼き、形悪いけど出来るようになったんです。昨日今日と、明日はもう少し上手く作って朝ご飯もっと上手く食べます。牛乳の分量が難しい、甘いのが好きですがこれは簡単(助かるのは、テフロン加工(?)のフライパン、焦げ付かない)砂糖をし多めに入れれば良いんだもの。良いこともあるんですけど止めとこう、一つだけ・・・ 夜のお酒が注意されずに飲めること。頑張ったって2杯しか飲めないんですがね。

時間掛けたわりには本数が上がらない、歩行10本(寒くないので、歩行が増える)、”ずるい”(怠惰な性分)、今日はカラスは見てなかったがばれたか。走15本3.2km のBの下メニューにて朝トレ終了。帰路行き会い人無し。  



*野暮用一杯、お袋見舞いも中止・散髪は勿論行けず。




*「東日本大震災

今日の一題 「大阪ダブル選挙」

社説読み比べ&拾い読み

朝日新聞

大阪維新勝利―おごらず対話と協調を
 大阪ダブル選は市長に橋下徹氏、知事に松井一郎氏が当選、大阪維新の会が完勝した。選挙戦で橋下氏は「独裁」との批判を浴びた。勝ちにおごらず、対話と協調の姿勢で成熟した勢力となることを期待する。

 ↓ 社説全文

大阪維新勝利―おごらず対話と協調を 40年ぶりの大阪ダブル選は、大阪都構想をかかげる大阪維新の会の勝利に終わった。

 市長となる前知事の橋下徹氏は、後継の知事に当選した同会幹事長の松井一郎氏とともに、府と市の行政の仕組みを根本的に変えると主張した。

 有権者は、経済が沈滞し閉塞(へいそく)感の強い大阪の現状打破を橋下氏の行動力に託したといえる。

 維新の公約は都構想と、教員や公務員の規律などを定める教育・職員の両基本条例、原発依存度の低下の4本柱だ。

 都構想については、選挙戦で論議が深まったとは言い難い。橋下氏は区割りや財政調整などの具体論には踏み込まず、焦点がぼけた印象はぬぐえない。

 都構想そのものが信認されたというより、「二重行政が大阪の発展を妨げている」という問題意識に共感した人が多かったのではないだろうか。

 維新は4年で都制に移し、生まれた財源で「稼ぐ自治体」をめざすという。法改正も伴う組織再編はさらに議論が必要だ。むだの排除や効率化をまず徹底し、実感できる成果を一日も早く示してほしい。

 橋下氏と維新の政治手法も大きな争点となった。

 市長選では現職の平松邦夫氏が「反独裁」を訴え、知事選でも倉田薫氏、共産の梅田章二氏が強権政治からの脱却を主張した。橋下流への疑問がぶつけられた選挙でもあった。

 維新が誕生して1年半。権力を手にするほどに責任も重くなる。強引な正面突破より政治勢力としての成熟を期待したい。

 統一地方選後、公約になかった君が代起立斉唱条例を突然提案し成立させた。こんな手法を繰り返してはならない。有権者白紙委任したわけでない。

 市議会で維新は過半数をにぎっておらず、対話と協調はいやでも政策決定の前提となる。

 財政再建は府市ともに急務だが、予算カットや公的施設の統廃合などは、関係者との話し合いなしでは進まない。

 府の教育委員全員が反対する教育基本条例案の行方が、維新の姿勢を占う試金石となろう。

 脱原発へ向けた新たな施策を示すことができるか、注目される。大阪市関西電力筆頭株主。橋下氏は株主提案権を行使し発送電分離で新規参入を促したいという。手腕が問われる。

 橋下氏の個性とアピール力、激しい論戦が、高い投票率につながった。一方で独自候補を擁立できずに埋没した既成政党は、新たなうねりとなった地域政党とどう対峙(たいじ)するか、抜本的な立て直しを迫られている。



*橋下新市長、職員を一喝 「民意無視なら去ってもらう」関連トピックス橋下徹 当選のあいさつ後、3時間以上に及ぶ会見をした。


 「市役所の職員は選挙結果を重く受け止めるように」。大阪市長選で当選した橋下徹氏は27日夜の会見で開口一番、市職員との対決構図を鮮明にした。新市長はかつて、市の体質を「税金をむさぼるシロアリ」と表現した。職員らはどう受け止めているのか。

 橋下氏の当選確定後のあいさつは、市職員への「宣戦布告」で口火を切った。

 「『選挙で受かったくらいで何でも決められたら困るな』という市職員はたくさんいる。選挙で選ばれた者に対する配慮が欠けている」。橋下氏は激しく職員批判を続けた。

 ダブル選の意味づけを「市役所と真っ向から対立し、有権者が我々の主張を選んだ」と自ら認定。「この結論は非常に重い。職員の問題は徹底的に解明し、組織を変えていきたい」と民意を盾に市役所でも府庁と同様、政治主導を貫く姿勢を鮮明にした。

 さらに「民意を無視する職員は大阪市役所から去ってもらう」と告げる一方、「民意に基づいて市政をしっかりやろうと考える職員とは必死にやる」とも述べ、職員に立場を鮮明にするよう迫った。

 一連の発言は、相手に先制攻撃をかけ、その後の交渉を有利に進めようとする得意の「橋下流」と言える。市職員に厳しい言葉を浴びせたのは、今後、都構想の具体化や市議会対策を進めていくうえで、市職員の協力が欠かせないと考えるからだ。

 一方、大阪維新の会過半数議席を持たない市議会に対しては、橋下氏も自ら「問題は議会。決定権がないので、議案を作っても議会としっかり話し合いをしないと」と一転、居丈高な姿勢を封印してみせた。

 新年度予算案などについても、「議会の合意が必要。他会派が市長選の結果についてどう考えるのか知りたい」と様子見の姿勢を示し、市議会解散請求についても、「今のところはまったく考えていない。いったんはノーサイド。今回の結果を受けて話し合いをする」と語った。

 一方、ある市幹部は「多くの有権者が本当に大阪都構想や教育基本条例案などの中身を理解して、投票したのだろうか」と、橋下氏の当選に割り切れなさを隠さなかった。「選挙で選ばれた人を支えるのが公務員の宿命だからしょうがない。民意を粛々と受け止める」と語った。

 都構想で橋下氏が「公選制にする」としている24区の区長。ある区長は「誰が市長であれ、区役所や区長の基本的な役割は安心で安全な街づくり。地域のコミュニティーを大事にしながら、街づくりを進めていきたい」と話した。

 「今は何も考えられない。橋下氏が府で進めた改革や、職員基本条例案などもう一度深く研究して対策を練りたい」。選挙戦で平松邦夫氏を支持した市職員の労組幹部はこう語った。橋下氏が職員や労組への批判を繰り返してきたことには「選挙戦術だったと思う。賢明な人なので今後は、こちらを敵とは見なさないのでは」と期待する。





日本経済新聞
大阪都構想」の前にまずやるべきことは

大阪の市長選で橋下徹氏が、知事選で松井一郎氏がそれぞれ初当選した。これで両氏が掲げる「大阪都構想」が前進するが、まずは二重行政の無駄に切り込むことを求めたい。

 ↓ 社説全文です

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=N0000&cid=20111128NEN40861&oid=DGXDZO3682572028112011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E4EAE0E7E5E0E2E0EAE3E3E0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001





読売新聞

(大阪ダブル選 「都構想」への関門はなお多い)

大阪府知事橋下徹氏が、大阪市長選で勝利し、府知事選でも橋下氏の後継となる松井一郎氏が当選した。橋下戦略が成功した。だが、「大阪都」構想実現にはハードルが多い。「体制維新」の成果を出してもらいたい。

教育委員会は今回の選挙の結果を重く受け止めるようにお願いしたい」。橋下さんは27日夜、当選のあいさつの中で、大阪維新の会大阪府議会へ提出している教員の処分基準などを明文化した「教育基本条例案」に触れ、反対している府教委をけん制した。

 同条例案は5段階の人事評価を導入し、最低評価が連続した場合は、免職を含む分限処分の対象とするなどという内容。教育長を除く5人の府教育委員は「教育独裁条例だ」などと批判、可決した場合は全員が辞職する意向を表明している。(2011年11月28日07時27分 読売新聞)



大阪ダブル選 「都構想」への関門はなお多い(11月28日付・読売社説)

 地域政党大阪維新の会の代表を務める前大阪府知事橋下徹氏が、くら替え出馬した大阪市長選で勝利した。

 府知事選でも、橋下氏から後継指名を受けた大阪維新の会幹事長の松井一郎氏が当選を決めた。知事を任期途中で辞職し、ダブル選を仕掛けた橋下氏の戦略が成功したことになる。

 争点となった「大阪都構想」は府と大阪、堺両市を再編し、広域行政を担う「都」に移行する制度改革だ。両市域については、住民サービスを受け持つ10〜12の特別自治区に分割し、東京都のように区長公選制を導入するという。

 橋下氏は、二重行政の無駄をなくして財源を生み出し、産業政策やインフラ整備を一元化して成長戦略を推し進めると訴えた。松井氏も構想の実現を唱えた。

 民主、自民両党府連などの支援を受けた候補は、ともに都構想への明確な対案を示すことができず、支持を広げられなかった。

 大阪再生のためには、強い指導力と大胆な制度改革が必要だ、と有権者が判断したのだろう。橋下氏が言うように「大阪府大阪市の100年戦争」に終止符が打たれれば府民にもプラスとなる。

 ダブル選では橋下氏の強引な政治手法も争点の一つとなった。

 橋下氏は自らに反対する相手や「官」を抵抗勢力とし、あつれきを起こして支持を得てきた。

 相手候補が「独裁的」と攻撃したのは、もっともな面もある。橋下氏は批判票を謙虚に受け止めるべきだ。

 大阪では今後、都構想の実現に向けた動きが加速する。具体的な区割りや税財源などの案を明らかにし、そのメリットを有権者に十分説明する必要がある。

 ダブル選は都構想への関門の一つに過ぎない。地方議会の承認、住民投票地方自治法改正など、様々なハードルが予想される。

 とりわけ難しいのは、都制度移行手続きのための法整備だろう。統治機構自治のあり方の大きな見直しにつながるからだ。

 民主党の前原政調会長が都構想について「府県の権限を強化するもので、党の考えからすると逆」と述べるなど、与野党には反対論が少なくない。

 大阪が抱える問題は深刻だ。経済の低迷や生活保護受給者増など、組織改革だけでは解決できない課題も多い。公約した公務員制度改革の真価も問われる。

 府と市に基盤を築いた橋下氏がどう動くか。「体制維新」の具体的な成果を出してもらいたい。
(2011年11月28日01時18分 読売新聞)



◎.三社の総括をすれば、朝日・日経・読売、共に今すぐに手を付ける事が出来る課題もあると言っている。此処は民意にそぐわぬ論評も出来ぬのだろうが、これでマスコミも認めたことになり(まとめに付け足す文面も)、大変だ決してハードルは低くない、悪口は言われているが、頑張れ結果を出せと、まるで応援歌にしか聞こえない。

 こうなった波はちょっと消えないでしょう、波は必ず中央へも届くはず。橋下さんがイニシアチブ取って拡大闘争に持っていく姿描けないことも無いでしょうが、どんな参謀が付くか(要らないと言うかも?) 自身の思惑が通らぬ時・行き詰まったとき「止〜めた」となりませんかね? 先の、離党から「民主党の構築」を成した小沢さん・郵政の「民営化成し遂げるまで行かなくても任期中に一応の道筋を示して、の「止〜めた」此処まで行ける力量があるとは思えない。「独裁者モドキ」論調もそう遅くないうちに論破されるでしょうし。

とにかく、今は、誰が見ても不条理な組織・運用をできることから改革して、「市民にプラス」になる施策を実践してもらいたいのが一番の願い!の、市民の皆さんだと思います。 他の地方行政も注目する中、死ぬ気で頑張って欲しいと思います。 (keniti3545)