「71才の365日」11月15日(火)曇り5℃「東日本大震災」250日

*朝トレ:6時30分〜7時30分

またまた、今日も明けの月を見た。4日目(4回目?)、ずいぶんと様相が変わってきた、浮かんでいる位置もずいぶんと西から南の天空に移動してきている、「形も半円形」に近くなってきた。

 5時30分確認、走の途中で何回も雲に隠れたが我れの下り勾配コースエンド(コース東端)Uターン事に消えていたり、顔出したりの繰り返しだ。今日の雲は重く厚い様相を呈しながらも動きは速い、もう終わったかと思う月の姿を何回も見ることができたが、その他にも「パノラマ劇場の舞台装置」も見え隠れした。 

 天幕が青空を隠す大仕掛け、それに負けないぐらいの大仕掛けは西の舞台では「男体山」を、南に寄った舞台では「明智平」を重く大きな緞帳が上がり下がりによってかき消し、また現す。 両隣の舞台では、「男体山の裾野に紅葉の名残を」配し、「明智平にはロープウェーイの白い駅舎を二つ」配す演出まであった。

今日のメニュー消化は、歩行(速歩)15本・走12本中の下、往路復路行き会い人無し。雲厚く白い月の影もなし。


*午後、線量計借用による定点計測の予定あり。(火曜日)

追記

(10月25日)
東:0.15μSv/h 西:0.23μSv/h 南:0.15μSv/h 北:0.27μSv/h (平均値)

 (11月1日)
東:0.24:0.30μSv/h 西:0.21:0.24μSv/h 南:0.19:0.23μSv/h 北:0.20:0.24μSv/h (高値2点の記録)

「11月08日」
東:0.37:0.34μSv/h 西:0.23:0.19μSv/h 南:0.23:0.27μSv/h 北:0.25:0.21μSv/h (高値2点の記録)

「11月15日」本日
東:0.24:0.21μSv/h 西:0.22:0.20μSv/h 南:0.22:0.21μSv/h 北:0.27:0.24μSv/h (高値2点の記録)


 



*「東日本大震災」250日

今日は二題

[1] TPP問題社説読み比べ 「keniti3545 コメントなし」


[2] 原発擁護の政府発表に「喝! keniti3545」



[1] TPP 社説読み比べ 6社

朝日新聞

「TPP外交―受け身では道は開けぬ」

 野田首相がハワイでTPP参加の方針を表明した。厳しい交渉になるが、主体的に、覚悟を持って臨んでほしい。米国一辺倒に陥らず、中国とも経済連携を進め、両者のつなぎ役をめざすべきだ。
  ↓ 全文です

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=A0000&cid=20111115NEA35673&oid=TKY201111140617&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpaper%2Feditorial20111115.html%3Fref%3Dany




日経新聞

「日本主導でアジア太平洋に強い絆を」
 日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加表明で、アジア太平洋を舞台に世界各国の外交が動き始めた。この波のうねりをつかみ、経済統合と地域安定につなげたい。
   ↓ 全文です

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=N0000&cid=20111115NEN35716&oid=DGXDZO3650014015112011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E4E7E2E2E3E6E2E3E7E3E3E0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001



読売新聞

「TPP拡大が実現アジへの近道だ」

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は、地域経済統合の強化をうたった首脳宣言を採択した。米国主導の環太平洋経済連携協定(TPP)の勢いが増している。TPP拡大が現実的な近道だ。参加表明した日本も積極的な役割を果たしてもらいたい。
   ↓ 全文です

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=Y0000&cid=20111115NEY35700&oid=20111115YMS-OYT1T97001&url=http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Feditorial%2Fnews%2F20111114-OYT1T01113.htm%3Ffrom%3Dany



毎日新聞

野田佳彦首相の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への(参加表明)」 によって、日本は久しぶりに経済外交で存在感を示した。カナダとメキシコも参加に意欲を示し、フィリピンとパプアニューギニアも参加を検討し始めたという。日本参加でTPP拡大にはずみがついた。
   ↓ 全文です

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111115k0000m070104000c.html




東京新聞

「TPP交渉 多国間外交で力量示せ」 カナダとメキシコが環太平洋連携協定(TPP)の交渉に加わる。日本の交渉への参加表明が弾みになったともいえ、多国間で貿易と投資の自由化を目指す動きが本格化する。(11月15日 紙面から)
   ↓ 全文です

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011111502000068.html


生き生き箕面通信(11月15日) TPP

さすが動きが速いアメリカ――早くも負け続けの日本

 すでに第1ラウンドの勝負はつきつつあります。TPP(環太平洋経済連携協定)に実質「参加」を表明した日本ですが、早くも強烈なアッパーカットを食らい、グラッグラッときました。具体的には「牛肉、簡保、自動車」の3分野についてです。アメリカの見事な先制攻撃です。

 さらにアメリカが見事なのは、ホワイトハウスが仕掛けた情報戦です。日米首脳会談を受けて、ホワイトハウスは「野田首相が例外なき貿易自由化について協議すると約束した」と発表しました。日本側は「あっ」と驚き、あわてて訂正を求めました。ホワイトハウスも一応訂正してみせました。しかし、世界に「日本の例外なき自由化」の印象が刷り込まれました。アメリカは、意識して自分が流したい情報を流したのです。「例外なき自由化」は、日本側が死守しようとする「コメ」についても例外は認めない、ということを意味します。情報は「流した者勝ち」です。

 野田首相は「守るところは守る」と言っています。頼もしい。だけど、結果は、負け続け。それでも「守るところは守る」といい続けます。

 いい例が、野田さんはオバマさんとの会談で「牛肉の輸入についてはすでに事務当局で検討を始めました」と明言しました。日本人には初耳です。これで、危ないBSE牛肉が入ってくる可能性は格段に高くなります。BSE牛海綿状脳症、よく狂牛病といわれてきたものです。アメリカはこれまでも、日本の牛肉輸入規制の緩和を執ように求めてきました。ハワイでは今回、枝野経産相が米牛肉産地のテキサス州出身下院議員ブレディ氏から強く市場開放を求められた、と伝えられています。月齢20か月以下としていたものを、30か月まで緩めることになります。日本は防戦一方で、歯が立ちません。予想通りの点火です。

 今後、前面に立ってさらに攻撃を仕掛けてくるのは、米通商代表部のカーク代表です。まず「当面、牛肉、簡保、自動車に強い関心がある」と、黒光りした顔で舌舐めずりしながら要求を突き付けてきました。

 日本側は「国益を守る」といいますが、肝心の「国益」が何であるのかまったく明らかにしていません。おそらく「コメ」は国益なのでしょう。だけど、それすら「自由化した方が農業改革になる」という根強い意見が民主党政権内にすらあります。前原、仙石、枝野、玄葉氏らを始め、多くの中枢議員が市場開放やむなしのハラであり、むしろ「外圧」を利用して農業改革を狙っています。簡保も、今度こそやられるのでしょう。野田どじょうはとっくに承知なノダ。

 今日、来日するワンチュク国王の国、ブータンは「ゴーイング・マイウエイ」です。物質的な豊かさではなく、「心の豊かさ、精神的な豊かさ」を大切にする国づくりを進めています。

 アメリカでは、職につけない若い人を中心に、「ウォール街を占拠せよ」と、金融資本、強欲資本主義を告発しています。以前、映画監督のマイケル・ムーア氏が自作の映画「キャピタリズム」で、「占拠せよ・運動」を呼びかけました。「強欲資本主義の最上階、ペントハウスに居るのはゴールドマン・サックスだ」と”摘発”しました。そして「もういいかげんにしろ」(Enough is enaough!)と叫びました。

 しかし、日本はこれからアメリカの失業者・若者の立場になりに行くのです。アメリカさまのありがたいご配慮に、どじょう首相とともに感謝しましょう。




[2] 原発擁護の政府発表に「喝!」
 「まだそんなこと言ってるんですか keniti3545」!?

発電コスト試算 原発稼働率10%も想定 「それがどうしたの」? 2011年11月15日 東京新聞

 政府は十四日、原発の発電コストを検証する試算で、原発稼働率が10%にまで下がる事態を想定する方針を固めた。東京電力福島第一原発事故の後、停止した原発が相次いだため想定を見直す。 稼働率が低くなれば、発電コストは大幅に上がることから、停止した原発を再稼働させるべきだとの論拠に用いられる可能性もある  (註:keniti3545)

 十五日に開かれる政府のエネルギー・環境会議に設置された「コスト等検証委員会」に事務局が示す。了承が得られれば、実際のコスト計算に入る。

 原発の発電コストについて、政府はこれまで80%、70%、60%の三つの稼働率を想定して計算。稼働率80%の場合の発電コストは一キロワット時当たり五・三円として、あらゆるエネルギー源の中で最も安いと説明してきた。

 しかし、二〇〇九年度の稼働率実績値は65・7%で、政府が想定する稼働率は高めだと批判されていた。さらに福島第一原発事故後は中部電力浜岡原発が停止したほか、定期点検で停止した原発の再稼働も困難になった。稼働率は今年三月の58・3%から十月は18・5%に急落。実態に合うよう稼働率50%、10%についてもコスト計算を行うことにした。

 原発の発電コストに関しては、国の原子力委員会が事故によるコストの上乗せ額は一キロワット時あたり最大で一・六円とする試算を公表。検証委では、この試算も加味して、全体の発電コストを検証することにしている。


(註:keniti3545)= この期に及んでまで、「電気料金の高い安い」と「事故の為に発生している人命の危機」を天秤に掛けようというのですか!?  なら言ってやろう、稼働率先ずは10%に落ちること大賛成!というか、国民総意(最終的な脱原発は70%超国民のコンセンサス)の「望むところ」です。 10%の稼働率を政府の言う80%に引き上げれば事故を起こす確立が70%増すことになるんじゃないですか? どのみち脱原発に向かうのですから、代替エネルギーのコスト削減方も今から考えて置いて下さい。→ 先ずは方向性を確立・確約してスタートとしないから、国民にも負担の覚悟が促せ無いのではありませんか?! (keniti3545)