「71才の365日」10月14日(金)晴れ8℃「東日本大震災」218日

*朝トレ:6時30分〜7時30分
 玄関、”寒暖計”今朝も一桁、身につけるアイテム今日は耳掛け付きの帽子に変更。堰堤階段上ると水の流れ無い殺風景な川原が目に入る。コースへ向かって歩を進めると倉井さん家の暖炉煙突から紫色の煙が立ち上っている。昨日今日と一桁(8℃)、リュウ君・シン君双子の一年生が暖炉の前で寝起きの身繕いでもしているのか? 

我れの孫二人が我が家で過ごす夏休みは、今年も良い遊び相手だった様だ。今日は、早めの動きだしバイオ肥料を仕込む準備か、「倉井さん」今日も細身に吊りズボン「サスペンダー」が似合ってる。 遠目で挨拶は無し。メニュー通り歩行10本終了から、走へ移る頃我れのコース外れのフィールドに、つがいの片割れカラスが1羽庭の様子を窺っている。 
「お早う」も返事無し? 庭から視線外さない。 おや、今日も走は10本過ぎても「楽走」の域に入れない、汗はかいてるし今日は「スローダウン」でなく「レベルダウン」にしようと簡単に決めた。大枠を外れなければ、アバウトな判断を旨とするこの朝トレの気楽なところ。100%の達成感は時々味わえれば良しとするべし! 帰路行き会い人無し。




*「東日本大震災218

今日の一題

「世田谷の高線量率と福島の新米(緊急)」 武田邦彦 先生


もともと、原発事故というのは「原子炉からの放射線で被曝する」のではなく「自分の身の周りに飛んできた死の灰」によって被曝するのですから、「距離には関係が少ない」と覚えた方が被曝を減らせます。

それを、事故が起こった直後、政府、NHK、東大教授の連合軍が「遠くに逃げろ、距離の二乗に反比例する」、「直ちに健康に影響がない」と科学的に間違ったことを言ったので、多くの人が「余計な被曝」をしました。またかつては言論が自由だったので「死の灰」と呼んでいたのですが、言葉の使い方を非難する時代になり、綺麗な言葉を使ったために分かりにくく、これも「余計な被曝」につながりました。

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世田谷で1時間あたり2.7ミリシーベルトが観測されましたが、これは付近の住宅にラジウムなどを保管していたためとされています。しかし、今回の事件は、毒物が飛散した場合、「どこに毒物があるか」というスタンスで毒物の多いところを探して、そこを警戒するのが常道なのに、これまで公園の真ん中などだけ測定していたので問題が大きくなりました。

だれでもわかるように「毒物が飛散した」というと道路の真ん中や公園の広場を調べるのではなく、丹念に「どこに行ったか?」を調べるのですが、今までは「なさそうなところ」を測るというとんでもないことをやっていたので、6ヶ月もたって線量の高いところが発見されたのです。

さらに、1年は1日が24時間、1年が365日ですから、それをかけて8760時間ですから、今回の汚染は1年24ミリに相当します。しかし世田谷区は5000時間ぐらいで計算し「年間14ミリシーベルトだから20ミリより少ない」と説明しています。国の言い分としては「そこに24時間いないから」と言いますが、その人は残りの時間は「放射線が全くないところ」にいるのでしょうか? そこはどこでしょうか?

このトリックは禁手です。もし1日14時間とするなら、後の10時間をどこでどのように過ごすかを決めて、そこでの被曝を計算に入れなければならないのです。つまり「被曝側の立場」に立つことが安全の基礎中の基礎です。世田谷区の人のうちもっとも被曝を受ける人を決めて、その人を基準にすることはできないので、普通は「24時間」とするのです。

この事件の教訓は「細かくマップを作れば危険なところを避けることができる」ということですから、高性能の線量計を使って付近をくまなく測り、マップで被曝から子供の健康を守ることができます。災いを転じて福となすためには、測定することがポイントです。

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福島の新米を買うことができなくなりました。それは「二本松のお米が400ベクレルていど汚れている」からではありません。「ベクレル表示せずに販売する」からです。国の暫定基準である500ベクレルというのは1年間に5ミリシーベルト程度の被曝になりますから、労災適応ギリギリということです。明らかなダブルスタンダードですから、子供たちに福島のお米を食べさせることはできません。

残念です。もし福島の新米を出荷するときに福島が「ベクレル表示をする」と決めてくれれば、安心して買うことができたのですが、「ベクレル表示をせず、食べる人を被曝させます」という宣言ではとうてい、信用することができないからです。

福島県が「1年100ミリまで大丈夫」という違法学者を雇用した理由が少しずつわかってきました。それは福島の人が決めることですから良いのですが、福島のお米を絶対に他県に出さないでください。法を守ることは国民の大切な義務です。

ある道路を走っていて制限速度が60キロなのに「おれは運転がうまいから100キロでも大丈夫だ」などというのは誠意ある大人とは言えません。

最近、食材はますますひどい状態になってきました。無理矢理、関東、福島の野菜を食べさせるために、汚染されていない各地の野菜を出荷しないように圧力がかかっています。こんなことが起こるなんて、自由で明るい国、日本とは思えないですね。
平成23年10月13日)武田邦彦


「作る、採る」、そして不自由な生活を強いられている、全ての同胞の苦しみ・悔しさを「お聞ん計る」我々の心情・同情は国に何としても償ってもらわなければなりませんが、今科学者が身を挺して訴えている 子供達を守る手立てはどんな犠牲を払っても実行しなければならないと思います。 

 ◎「此処には子供を住まわせるな」 ◎「このレベル超えた食べ物は子供の口に入れさすな」 他の条件は、政府決定と科学者の警告を個人判断しても局面に於いては仕方無しと考える。 だが、「脱原発を国民のコンセンサスと信じる国民ならば、何としてもこの二点死守する覚悟が今、必要だ!」 (keniti3545)