「71才の365日」10月13日曇り8℃(木)「東日本大震災」217日

*朝トレ:6時40分〜7時40分

 独房で身支度中、体感は今日も二桁かと思いきや玄関の「”寒暖計”」は8℃、でも身につけた「トレ用アイテム」は昨朝と同じ。この時期この時間、曇りという天候では薄暗い空の雲は重い感じだ。堰堤の階段軽々と駆け上がり、深呼吸一番!。無人のフィールドは両サイドからすっかりネーミングに合う姿勢の者がおおくなった「枯れススキ」が、昨日感じた可哀想と言う様な感情ではなく「風情あり!」に変わっていた。

 体調も良し、歩調が軽い。カラス今日も二組のつがい、挨拶の間もなく脇林・倉井さん家の庭・送電線上へと、飛び回っている。昨日もだが、鳴き声が頻繁に聞こえる。大谷川、二日水の流れなし。今日も、メニューは走、20本越えの「最上級プラン」を描いていたが、え?、走に入って足が進まない! ペース落とすも「楽走」ができない! 10本超えてテロップから音声まで聞こえた、 「無理なし・継続が肝心」、お前の年で物考えてるの? 

 「今日はズルなく・無理なく」、自動ブレーキが良く効き、走16本で終了。時間は1時間を費やしているが達成感は「百パー」とは行かなかった。帰路、倉井さん家の「白黒ブチねこ」君に遭遇、堤防縁をゆっくりお散歩? 間4メートルで対面おめでたか? おなか大きいみたい、「君」じゃなかったんだ。安産祈ってます。


*シャワー後、朝食・「カーネーション」(NHK8.00〜8.15)我れお決まりのコースも見終え、SW.OF 前に次番組「朝一」のレジメで東日本大震災」被災地の瓦礫2300万トン=「スカイツリー約7倍」の重量と説明。全国各地に置き場の提供してくれるところ探している。特に燃える物については、焼却炉にフィルターを着けて放射性物質の飛散防止を図る。と、具体的な方法も、説明があった。

 最後まで見られなかったが、我々一般市民にもこういうアピールは大切、しかも有効だと思うが、もう一歩進めて説明してもらいたいと思う事は。放射性物質含んだ最終的なゴミ(灰)の扱いにはまだ具体策が示されない。 この説明も、概略・大枠は国民が一番知りたいところではないでしょうか!?
1、燃えるゴミの総重量・此処に含まれる放射性物質の量 

2、燃した後のゴミ(灰)の重量・含まれる放射性物質の量(本質的には変わらないのでしょうがロス・拡散ありか)
3、必要なスペース(土地)は?

◎当局も、「データ開示は必要欠くべからざる条件である事」を充分学習したはずです。 識者も、一般大衆も自分達に必要な知識を得る方法は充分手にしています。

「騙す・誤魔化すの類は事の進展・解決を大幅に遅らせます」。国民の心配する問題は解かっているのですから→「これだけ大変な事ですが是非協力して下さい」と、訴えるのが一番の早道です! (keniti3545)




*「東日本大震災

 *今日の一題 「三社読み比べ」


 朝日新聞社 12日

震災復興対策―「自治体が主体」徹底を

 大震災の被災地の復興を支える第3次補正予算と復興特区、復興庁の概要が固まった。自治体の使い勝手がよい復興交付金など新たな仕組みをどう肉付けしていくか、与野党協議などで検討してほしい。
  ↓ 社説全文です

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=A0000&cid=20111012NEA21203&oid=TKY201110110649&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpaper%2Feditorial20111012.html%3Fref%3Dany





 日本経済新聞社 12日

徹底的な除染は国の責務だ

 政府が検討を始めた秘密保全法案は、運用しだいで、国民の知る権利や取材・報道の自由を侵しかねない。たなざらしの情報公開法改正案を成立させるなど、情報開示の充実を先行すべきだ。
 放射性物質の除染は住民の被曝が年間1ミリシーベルト以下になるまで原則として国の責任で取り組むべきだ。除染で出る廃棄物の置き場所も国が自治体と話し合い決断する必要がある。
  ↓ 社説全文です

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=2&pid=N0000&cid=20111012NEN21247&oid=DGXDZO3551781012102011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E7E7E3E5EAE3E2E3E0E3E2E0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001




 毎日新聞社 12日


汚染廃棄物処理 着実に取り組みたい 

東京電力福島第1原発事故に伴う除染と廃棄物処理についての基本方針案が決まった。

 除染は、汚染度が高い国直轄地域以外に、「年1ミリシーベルト以上」の地域について国が「汚染状況重点調査地域」に指定したうえで、自治体が除染作業をすることになった。

 環境省は当初、主に被ばく線量が年5ミリシーベルト以上の区域を対象に地域指定する方針を福島県の地元自治体に示した。だが、反発を受けて細野豪志環境相原発事故担当相が見直しを明言していた。年1ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会が示す平常時の一般人の被ばく量の上限値になる。

 文部科学省が実施している空からのモニタリングによる放射線量調査では、福島県以外でも関東一円などに放射能汚染が広がっている実態が浮き彫りになっている。「年1ミリシーベルト以上」が除染対象になれば、国が指定して除染する地域が福島県以外に及ぶ可能性が出てくる。

 低線量放射線の人体に及ぼす影響がはっきりしない以上、慎重な除染が必要なのは言うまでもない。ただし、除染にかかる費用や人的な手当てを考慮すれば、優先順位をつけて、より危険な地域や地点から着実に除染を進めることが大切だ。

 学校や子供の通学路、住宅地などは急ぐべきだ。山中でもふもとに人家が集まっているような地域は、優先度が高い。国と自治体、さらに住民も含めしっかり話し合って効率的に必要な除染を進めるべきである。

 警戒区域や、被ばく線量が年20ミリシーベルト以上の計画的避難区域の中で、比較的線量が低い地域では「14年3月末」の除染を目指すという目標も掲げられた。当てのない避難生活を送る住民にとって、帰還に向けて目標が示された意味は小さくない。年20ミリシーベルト未満の地域の低減策と併せ、しっかり取り組んでほしい。

 それにしても課題は山積する。汚泥など汚染廃棄物処理が最大の関門だ。現在は仮置き場に次々と運び込まれているが、福島をはじめ、近い将来、限界がくる。基本方針案には、高濃度汚染廃棄物や除染後の土壌は、排出した都道府県で処理・中間貯蔵する方針も盛り込まれた。除染が広く行われる以上、福島はもちろん、関東でも中間貯蔵施設の必要性は高い。どこに設置するのか合意は容易ではない。そのまま最終処分場になるとの懸念が強まれば、候補地を巡り地域内対立の激化も予想される。

 まずは国や自治体が廃棄物の放射線量を把握し、安全性の確保策をしっかり取ることだ。さらに、その情報を開示して、住民に分かりやすく説明することが肝心だ。汚染土壌の減量技術の開発にも英知を結集して取り組んでもらいたい。


*除染の問題:「最終的に年1ミリシーベルト以下を目指す」は解った、どれくらいの時間が掛かるのか? そしてもしそれが可能だとしても、その間のそこに住む人達への具体的なフォローはあるのか?住民側もしっかり「自分達と国共通のコンセンサスを明記しておく必要がある」! また、「自分達が戻りたい住みたいと言う誘惑に負けて自身の手で子孫へ負の遺産を作ってはいけないし、受け取ってもいけない」! (keniti3545)