「71才の365日」10月5日雨11℃「東日本大震災」209日

*朝トレ:6時15分〜7時20分
朝から雨の予報も、落ちてない、5時起床の我れには寝起き身支度から排泄、そしてそっと味わう独房でのコーヒーが「ささやかな1日」の始まりだ。玄関を出る時が、7人の敵をを迎え撃つべく覚悟する瞬間ではある!?

ま、濡れることなく「コースin」いつもの芝も今日は露を含まず。この時間でも地表と空間の温度差なく結露が無いんだ。昨朝4℃今朝11℃、アイテムが半分は邪魔、帽子は耳掛け無しは正解、マスクはポケット、ネックウオーマーも持たない、ウエアーの下にチョッキ有りは×だった。 でも、体調が今一でも走り出すと汗が・・・気ばかりでした、歩行から走に切り替えてみたが3本で呼吸が付いてこない。インターバル長く採って結局走は6本の「大ズルメニュー」で終了、昨日「走0」のフォローが無い証拠! ま、良いか、でもこれは「アバウト」にあらず、ぐうたらでした。帰路行き会い人無し、遠目にトンビの姿・・・。玄関にたどり着くのとほぼ同時に小さい雨粒が落ちて来た。




*「東日本大震災」209日

今日の一題  「武田教授の嘆き二題」

(1) 日本人はこんなのだったか
(2) 発言記録を残そう!!


(1)日本人はこんなのだったか?

福島の子供10人が少し甲状腺が変だったとの報道。哀しい。可哀想だ。大人を信じていた子供、その顔を目に浮かべることも辛い。親御さんはどんな気持ちだろう。でも、こんなことが起こっても「大したことはない」と言い続けている日本人の大人がいる。日本人というのはもともとこんなのだったのか?

ある市で実際にあった話

市役所の職員が市内の放射線量を量っていたら、とある幼稚園の近くの線量率が高かった。彼は迷った。もしこの数値を市役所から発表したら、幼稚園児は退園するからつぶれてしまう、そうしたら市役所はその責任を問われるだろう。だから、高い線量は発表しない方が「無難」だということになった。

幼稚園の線量を発表したら幼稚園がつぶれる。幼稚園の線量を発表しなかったら何も知らない園児が病気になる。どちらを選ぶかは迷わない。今の日本人は「園児が病気になるより自分の評判」なのだ。かくして市は線量を公表せず、その幼稚園はつぶれない。まさに、子供を犠牲にして生活をする大人の集団だ。

日本人というのは昔からこんな人たちだったのか!! ああ!! (平成23年10月4日)武田邦彦




(2) 【緊急】 発言記録を残そう!!

事実をそのまま見てください。可哀想に福島の子供たちに甲状腺の異常が認められたのですが、これまで「直ちに健康に影響がない」、「この市の線量なら大丈夫」、「野菜を食べても安全」、「給食は食べなければならない」、「瓦礫や花火の搬入に反対する奴はケシカラン!」、「私は医師だが1年100ミリまで大丈夫」・・・などと言った人があれほど多いのに、まだ誰一人として甲状腺異常の診断結果について「そんなことはウソだ。子供は健康だ!」という反論をしていません。

黙っています。「安全だ」と言い続け、危険を回避しようと努力する親御さんを批判し、給食を無理矢理食べさせて子供を被曝させ、そして目の前に健康不安や患者さんがでると黙っている。そんな人たちを許すことはできません。そんな人で子供たちを病気にすることはできません。

断固、「被曝は大丈夫」と言った人がいたら、即座にそれを記録し、テレビ、新聞、ブログなどの発言記録を保管し、可能な限り糾弾しなければならない。子供は声を上げない。大人が声を上げ行動しなければ子供は声を上げずにベッドに行く。

東京都に運ぶ瓦礫を阻止できなければ、また被曝を拡大する。福島の除染が遅れればそれだけ子供の被曝が増える。911デモで不当に逮捕されたのがフランス人だったことは日本人として残念だ。私たちはもう「抜け殻」になったのか?

・・・・・・・・・

個人で生活を守ろう。政府、自治体、医師、学校・・・そんなところは何の責任もとらない。

だから、できるだけ1年1ミリを守り、どうしてもダメでも1年5ミリの範囲に入るようにしたいと思います。1年1ミリなら3月11日以前と同じですから、人間として受け入れることができます。とにかく被曝を少しでも減らして2度と甲状腺異常の子供たちを出してはいけないと思います。

新米はしばらく様子を見ること、肉は外国産を買うこと、魚は量を減らし、買うなら日本海側に限定し、外国の加工食品などを積極的に使い、日本の牛乳は一切飲まず、東北、関東の食材でベクレル表示のないものは避け、家の除染をもう一度して、自治体に地域の除染を厳しく要求し、被曝を1年1ミリ以内にするように心を強くしよう!原発の設計変更、それに被曝と人体の関係が判るまで、原発は中止しなければならない。

ビクビクして生活するより、やるだけのことをやって、後で「ああ、よかった。無事に済んだ」と笑うようにしたい。

平成23年10月5日)武田邦彦



*今、大声を出さないと(これ以上の)被害を少しでも小さくする手だてはないのだと思います。半年前に被爆したウサギに耳のないウサギが生まれたという事例もあると言う事です。 これからも予測不能の事態が起きる可能性も心配されます! しかし、悲しいですね、武田先生が言っている様にオーバーな騒ぎは止めなさいと言い→事実として現れた事象には答えない、責任者達(国民の大人の一人一人が責任背負っているのですが)は後手後手に動き出す。しかも、言い訳しながら、ホントに情けないと思いますが個人の力ではどうにもならないと諦めの気持ちに陥っている当事者も多いのでは無いかと思います。 

 しかし、個人的には東京から休日利用して何十回と除染に通っている医者で科学者も居るんです。武田先生も個人的にも自分達でも良いという事やりましょうと訴えている。何とか被災者の中からもリーダーが出てこないかとも思います。 只、一つ気になる事は、先日も我れの日記には書きましたが、「フクシマ」の人達の「ダメージ」には、身内・近隣の人達の中から数多くの「死者を出した悲しみをも超えてしまう様な」『悲しみと無力感』が心をむしばんでしまったのです。

 此処は行政がもう一歩寄り添って手を差し伸べて共同作業を「率先垂範」で持ちかけてもらえないものでしょうか?この時点で比較出来る事例ではありませんが。津波で何もかも、肉親までも失った人の中にも「身も知らぬ遠隔地に船探し」、「自分達の仮設住宅を建設する土地探し」、「主従力合わせた工場再建に寝袋暮らしの中で頑張る姿」、
「家族、仲間を亡くした消防士」、「同僚、上役失った町役場の人達」、それでも、みんな手を休めるのが恐いと心血を注いで事に当たっているのです。 「フクシマの皆さん」にも、どうかこういう「心を奮い立たせること」のできる仕事を見つけて上げて下さい! 沢山の方が声の掛かるのを待っているのではないでしょうか!? 被災地の方々は、これから長い戦いになるは必至、「子供優先」は、もちろんの最優先、けれども戻りたい、戻れそうな方々にも、政府は「ウソ」付かずに正確な情報を開示して復興に向かうべきではないでしょうか! (keniti3545)