「71才の365日」9月15日(木)晴れ18℃「東日本大震災」189日

*朝トレ:6時30分〜7時30分
今日も「朝一の朝トレ」というご馳走を頂きました! カラスのつがいは早くから顔見せてくれたんですが、昨日も書き残した群(団)対群(団)の騒動後どうなったのか?と、しかし昨日は我れのトレーニング中はつがいの姿のみ、只佇まいが落ち着き無く、羽繕いなど一度も見せなかった。

今日もハナから電線から倉井さん家の庭へ出入りが頻繁で電線上のツーショットもずいぶん距離がある。我れのメニューが歩行から走に入った頃、土手の桜の木からと脇の林から数羽のカラスが飛び立った。よく見たが、トンビは混じっていない。2羽は電線越えで東方向(川下へ)飛び去ったが、1羽が桜の木に停留した。中段の枝なので我れの走中に姿が見えている。 電線上にいつものつがい(と思われる)2羽が居て間違いなく視野に3羽のカラスが居る。

桜の木の1羽は我の走終了時まで居座った。何か、台風後のこのエリヤ様子がおかしい(変化?)、キジの親子も、脇の林の囀りも途絶えたまま。小さな空間の生態系も変化してるんですかカラスのご夫婦殿。 ま、貴方たちは自然の摂理には逆らわない生き方が出来るので安心ですが、我が人間界はお馬鹿さん、欲深さんが多くて困っています・・・我れは何にも役に立たないぐうたらの悪ですけどね。

帰路、行き会い人無し、倉井さん家どんなリニュウアルか未だ解らない。足場、立ったまま、大谷川更に水嵩減った。





*「東日本大震災」189日

今日の一題 武田先生による  「お母さんが子供を守るための武器(1) 暫定基準値は危険」

*先生、バカにされてる市民・国民どうすべきでしょうか!? (keniti3545)

国が先生の指摘の様な誤魔化しをしなければならない程現在も汚染が進んでおり、今後は更に新たな物質の数値も発表しなくてはならなくなるのでしょう。→食物から受ける内部被爆量はまだまだ増え続ける可能性が高い。先生から教えてもらう国の「誤魔化しの計算方法」は大方の一般人も認識してきてると思いますが、先ずはその事に対しても先生の仰る如く押さえようの無い憤りを感じます。が、それにも増して [通常の生活をしていては法定の「1ミリシーベルト/年」(以下)の被爆量に押さえられない域に達しつつあるのではないかと言う心配が大です]!!

今地上で行っている、行おうとする人力除染方では半分は単に拡散しているだけとなってしまうでしょう。海からは長年にわたって汚染物質を伴う海産物が市場に出回らずに済むことはあり得ません! 子供と大人の住み分け等という事態も考えられませんか!?  国は、科学者技術者との議論を逃げずに対処しないと、ごまかして済む問題ではないでしょう! (keniti3545)



半減期の例

核 種      半減期     核 種     半減期
クリプトン90    32.3秒    水素3    12.3年
キセノン138    14.1分   ストロンチウム90   28.8年
フッ素18    109.8分    セシウム137    30.0年
ヨウ素131    8.04日    ラジウム226    1600年
ポロニウム210   138.4日   プルトニウム239   2.4万年
コバルト60    5.27年    ウラン238    45億年




「by 武田先生」

「お母さんが子供を守るための武器(1) 暫定基準値は危険」

福島原発事故が起こってから、地方交付税と関係があるのかも知れませんが、本来なら市民を守る立場の自治体が、それまで市民を放射線被曝から守ってきたさまざまな法律や前提に違反して、「被曝は大したことはない」というキャンペーンを続けています。

今回、取り上げるのは「放射性物質の海洋投棄」というこれもまた破天荒な決定をした横浜市を取り上げます。横浜市は将来の日本の宝である児童の給食に汚染された牛肉を出し、「汚染されていたことは確かだが、児童に影響はない」として謝罪もしていない自治体です。

横浜市が最近、大きな税金を使って作った「広報よこはま 放射線特集」に放射線の解説を載せましたが、その内容は「いかにして市民を被曝させるか」という内容を持ち、「どうせ、市民は法律も科学も知らない」という前提に立っているように見えます。おそらく裏の目的は「経済とお金」にあると思いますが、横浜に長く住んでいた私にとっては耐え難いことです。



この図は横浜市が「食品の暫定基準を守れば安心だ」ということを示すために広報よこはまに示している図で、食品に含まれるセシウムの暫定基準値を合計しても1年間に5ミリシーベルトになるに過ぎないと強調しています。


この図では、まず第一に「セシウム」のみで食品から被曝する上限を「5ミリシーベルト」としています。福島原発から出た放射性物質ヨウ素セシウムストロンチウムプルトニウムなどがあり、特に最初の段階では放射性を持つヨウ素が多いのです。それにも関わらず「セシウム」だけで5ミリシーベルトになっています。

また、空気中や地表に落ちている放射性物質からの空間線量は毎時0.2マイクロシーベルトを超えるところが多く、0.5マイクロシーベルト以上のところも散見されます。0.5マイクロというと年間で4.4ミリシーベルトになります。

また、運動をする子供などは土ホコリを吸って、空間線量からと同じような被曝をするでしょう。それも入れると4.4+4.4=8.8になります。つまり「食材からのセシウムの被曝だけで5ミリ」ということは、セシウム以外の放射性元素を全部足してもセシウムだけとしても(このような楽観的な推定は毒物ではしてはいけないことになっていますが、ここでは横浜市の考え方にそって計算します)、{食材からのセシウム(5ミリ)+セシウム以外(5ミリ)+外部被曝(4.4ミリ)+土ホコリなど呼吸から(4.4ミリ)}で合計18.8ミリ、つまり約20ミリシーベルトに達します。つまり、どう見ても1年間10ミリから20ミリの被曝は問題なしとしています。

ところが、同じ広報よこはまの中には、次のような図があります。



ここでは「一般公衆の年間被曝限度」をハッキリと1年1ミリシーベルトとしています。同じ広報に、一つは5ミリ(実質10ミリから20ミリ)、一つは1ミリと違うのですから、よほど横浜市民はバカにされたものです。

また、どうして横浜市が勝手に1ミリを20ミリまであげることができるのでしょうか? この矛盾を突かれないために横浜市ではもっとも権威のある病院のお医者さんのコメントを載せて「心配ない」と言わせています。

でも、お医者さんももう少し慎重に取り組んで貰いたいものです。というのは、お医者さんは医療被曝についての決定権を持っていますが、一般公衆の浴びる放射線についてはコメントする権限自体を持っていないのです。医療被曝がお医者さんに任されているのは「お医者さんが患者の容体を監視している」という条件がついているのです。

それに対して一般公衆は常に病院にかかっている訳ではありません。だから、一般公衆被曝についてお医者さんがコメントするには前提を変えなければならないからです。日本人が素朴に信頼しているお医者さんを使って子供の被曝を増やそうとしているとしか思えませんし、お医者さんもご自分の権限を越えたところについてのコメントは控えて貰いたいものです。

もう一つ、説明が間違っています。「それらを毎日、1年中食べ続けても5ミリ」ということですが、食品はもともと1年中、食べ続けます。今週は食事をとったから来週は絶食するなどという人はいないのです。食材の基準値というのは標準的な食事を仮定して、それを毎日食べても大丈夫ということで設定されます。「食事を1年中、食べ続けることはない」というこの文章は実に奇妙です。間違った説明で子供が被曝していくのですから、耐え難いことです。

平成23年9月14日)武田邦彦




 社説読み比べ(本日は見出しのみ)

朝日新聞
・代表質問―谷垣さん、広い度量で  
谷垣自民党総裁衆院代表質問で、野田政権に厳しい対決姿勢をとった。批判の中身にはうなずける点もあるが、激突ばかりで政治を停滞させてはならない。自民党与野党協議に応じるべきだ。

教育委員会―役割を果たしているか  大阪の橋下徹知事が代表を務める政党は、首長による教育委員の罷免(ひめん)権などを明記する条例案を提出する。教育委員公選制から教委の廃止論まで、地域の実情にあわせて教育のあり方を考える時だ。

日本経済新聞
・農業を成長産業に変える改革を急げ 生産性を高める改革を実行しなければ、日本の農業に明るい未来像は描けない。野田政権は農地集約を急ぎ、加工や流通、観光などを含めて農業を成長産業に転換すべきだ。

・各党は論争通じ責任果たせ  野田政権で初の国会論戦が始まった。野田佳彦首相は衆院代表質問で野党との政策連携に意欲を示したが、どう接点を見いだしていくのかという戦略は伝わってこなかった。


読売新聞
・代表質問 与野党協調の国会へ転換せよ 与野党に求められているのは、不毛な対立ではなく党派を超えた協力である。首相の所信表明演説への各党代表質問が始まった。危機克服へ与野党が担う責任は重い。


・新司法試験 合格者増へ法科大学院改革を 今年の合格者数も、9年前に政府が掲げた目標「2010年をメドに3000人」に遠く及ばなかった。法曹人口の大幅増に向け、最優先で取り組むべきは法科大学院改革だ。