「71才の365日」9月4日(日)「東日本大震災」178日

*朝トレ:中止!台風12号何日目?
 昨日はさすがに外歩きはできなかったが、今朝7時は断続的な雨・風が、間合いも長く勢いも大分弱まっている感じ(その後そうでも無かったけどその時点ではそう思えたのだ・・・)。やっぱり我れは相当なアバウト思考・アバウト人間なのだ。

とにかく、W.ブレーカーを着けて傘を持ち myフィールド・myコース(いつもの堰堤・堤防)の様子を見に出た。昨夕市の「広域防災放送」で聞いた内容も確認しておこうと思い立ったのだ。それは、中善寺ダムの水位が上がったので、放水量を増します、ご注意下さい、「川の付近には近寄らないで下さい」と言う内容だった。

我はつい先日までに、水量の変化が3段階あったことを偶々中善寺ダム事務所に問い合わせて知っていた。そこえ今回の放送で、96トン/秒と聞いてチョットびっくりしていたところでした。 5、6月に大谷川の水の流れがが本流から消え、聞いてみたらダムからは現在2トン/秒の放水ですとのこと、この量だと上流で発電所等に取水されると本流の大谷川橋下は流れが消える。次に流れが戻ったので聞いてみたら、今は6トン/秒とのことでした、8月に入って水量が更に増えたので教えてもらったら、今は9トン/秒の放水、今日明日には6トンに戻りますとの事でした。しかし、毎日の朝トレで減水にならず川の流れが見えて、川音が聞けるのは良いものだなーと日記にも書いていた。そして今度の台風で長雨、結果昨日から96トン/秒の放水とつながった訳ですが、我れの知った通常時の最大放水9トン/秒からでは10倍、これは防災放送に値する量だろうなと合点しました。

堤防へ上がってびっくりだ! 通常10トンに満たない流れが10倍、96トン/秒は凄い、濁流が川底の障害物(岩石)を叩き、打ち付け、砕け散りながら空気を孕み白い水しぶきを吹き上げている。音が又凄い、ゴツン・がつん・ゴロン?流速、流量に負けた石がながされて行く、覆い被せる様な水音が全てを包含する。

倉井さんが庭の見回りついでに、土手を上ってきた。「お早う御座います!」、々、「十数年ぶりだねこの量は」、と倉井さん、我れは、小中学校の頃の思いでしかない、往時は大谷川橋も木製、「大人にも子供にも降雨時は危険箇所」の認識が浸透しており、「台風時は学校がお休み」得した様な気になっていた覚えがある。倉井さんもうなずいていた。

今日はさすがにカラスも出てこないがせっかく濡れる覚悟で出てきたので倉井さんが家へ引っ込んでから少々歩いた。「いつものコース・フィールドに+橋の袂まで入れれば1キロメートル」弱になるので、これを2往復だけ歩いた。家へ帰って女房殿に褒められた(怒られた?)。 でもすっきりして、朝飯が美味しかった。




*「東日本大震災」178日

今日の一題 (NHK さんも、武田先生の講義を聴いて下さい!)


「天動説の時代に生きる日本政府と追従するマスコミ」? (武田先生あきれてます)

9月2日の朝のNHKニュースを見ていたら、福島原発付近の土壌の汚染測定結果を報道していた。ビックリしたのは「80キロ離れたところでも高い放射線が検出され、原発のすぐ来たの相馬の方は低い。」と驚いたような口調で言い、フリップには「バラツキ」と書いてあり、バラツキが大きいと説明していた。

日本政府は「天動説(科学的事実に基づかない主観的なとらえ方)」の時代に生きていて、NHKはそれに無批判に追従しているようだった。日本の報道は編集(番組編成責任)と経営(お金の問題)が切り離されていないので、どうしても報道倫理観が低下すると報道が経営に左右されることになる。これもその一つだろう。

もともと、原発からの放射性の灰は風にたなびいて移動するのであって、「原発から何キロ」などというのは「事実に反する」のだが、最初に「20キロ圏は待避」とか「放射線は距離の二乗に反比例」などと科学的に間違ったことを言ったので、そのまま間違いを認めようとしない。日本政府とNHKは中世の亡霊のようだ。

こんな間違いを繰り返していると、さらに被曝者がでる。現代の日本は中世ではない!!地球温暖化でも「温暖化すると南極の氷が融ける」などこれも天動説だった。(音声あり。また、放射線の灰は火山灰と同じように動くので、その一例として鹿児島の新燃岳の噴煙の動きを写真で示した。)
     ↓ (武田先生ブログのページです)写真と音声も入ってます。 (平成23年9月2日)

http://takedanet.com/2011/09/post_cfee.html



 今日の社説読み比べ

朝日新聞
電力制限解除―節電の夏を次に生かせ
 東京電力東北電力での電力制限令の解除が予定より早まった。天候も幸いしたが、何より節電努力のたまものだ。今夏の経験を生かし、節電して得になる制度や仕組みを広め、需要改革を進めよう。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=A0000&cid=20110904NEA06700&oid=TKY201109030568&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpaper%2Feditorial20110904.html%3Fref%3Dany

2020年夏―五輪をまた呼ぶのなら
 2020年五輪招致に東京を含む6都市が名乗りをあげた。落選した前回のリベンジを期す石原慎太郎都知事東日本大震災からの「復興五輪」を掲げるが、国内世論の反応は鈍い。勝つには何が必要か。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=2&pid=A0000&cid=20110904NEA06697&oid=TKY201109030569&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpaper%2Feditorial20110904.html%3Fref%3Dany%23Edit2 


日本経済新聞
事故収束と除染を強力な体制で進めよ
 福島第1原発の事故収束や廃炉に向けて、政府と東京電力の統合事故対策室の体制を強化すべきだ。長期を要する原発周辺の除染にも政府が恒久的な組織を設ける必要がある。
*.全文お読み下さい http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=N0000&cid=20110904NEN06738&oid=DGXDZO3453527004092011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E6E7E1E7E0E5E2E2E6E2EBE0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001

 ・資金だけではリビア安定せず
 カダフィ政権崩壊後のリビア支援で各国は計150億ドル分の凍結資産を国民評議会に引き渡す。財源を得た評議会は法治と和解を徹底すべきだ。日本も存在感を示す努力が要る。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=2&pid=N0000&cid=20110904NEN06739&oid=DGXDZO3453530004092011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E6E7E1E7E1E2E2E2E6E2EBE0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001


読売新聞
財政健全化 消費税率引き上げへの道筋を
 野田首相は「信用危機に陥らないよう、しっかり対応する」と述べた。日本の財政再建は待ったなしだ。国民の理解を得て、歳出カットや消費税増税などを着実に進めなければならない。安住財務相は重責を担う。復興債を発行し、償還財源を増税で賄うことは有力な選択肢だ。消費税率引き上げを中心に考えるべきだ。社会保障制度改革のための消費税率引き上げについても具体的な道筋を示してほしい。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=Y0000&cid=20110904NEY06720&oid=20110904YMS-OYT1T97001&url=http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Feditorial%2Fnews%2F20110903-OYT1T00802.htm%3Ffrom%3Dany


・本日1本のみ