「71才の365日」8月27日(土)曇り19℃東日本大震災」170日

*朝トレ:6時20分〜7時30分
今日も晴れないな〜。陽光が懐かしい気さえしてくる。コースへ入ってもカラス来ない、脇の林からチュンチュン系とギーギーが少々聞こえるが、静、カブト虫のホットスポット・ドングリの木には未だカブトが毎日数匹は居る。時には持って帰りたいくらい立派なものもいる。 

一つ毎日気になっている件があるが、お盆様の送りに昔は、お墓にもキュウリとか、なすでつくった馬を果物などと共にお供えしてご先祖様の霊を送り出す風習があり(全国的に共通だろうが)この辺でもよく見かけた。近年はまず見かけなくなったが、今年の送り盆16日からずっとここにお供え物が施されていた。

堰堤エンド、我れのコースを外れるUターンヶ所の堰堤縁に。10日過ぎて、お供えは、みかんがしぼんで小さくなり、おはぎはかけらが残る程度、ぶどうも未だその形をとどめているものもある。少なくも、小動物も現れた形跡はなく、我れの限られた時間内では、一番よく見かけたのはカブト虫、蜂、そして小鳥も1、2度は見かけた。ここは鹿、イノシシ等も出没するそうですし、実際に我れも猿との遭遇を日記に書いた覚えも有りです。「お茶盆一つ」ほどのお供えが(かなりの量でした)10日以上も食い散らかされることもなく、少しずつ少しずつ形が小さくなって無駄なく消えていく感じだ。 

どこか、人と、先祖と、自然(動物)の営みが静に繰り返す様子を垣間見る思いがした。我れの様なアバウトな人間にしてもある年齢になると「人と自然界との関わり」とかを何となく大切なことなんだなーとか考える様になるのですかね。 それにしてもあのカラスも良く手を出さないものだと感心します。 

思ってしまいますね、 「必要にして、且つ十分なモノが手にあるのにも拘わらずもっともっと、と欲をかく動物」は人間だけなんですね。 若い人たちにもこんな話を聞く耳持ってもらう努力も我れの年代に成ったら必要なんでしょうが、此処では余り考え無いことにします。

今日のメニューは並、10本の走入り、カラスは終了まで現れず。「帰路行き会い人有り、おみやげまで頂いた」 倉井さんが土手を上がり、コースエンドまで来て「お早う御座います」の挨拶を交わした。 そして、お互い「孫のやんちゃ振りの報告会」リュウ君、シンクン倉井さん家の双子の孫、「学童保育中のきかん坊ぶり」、此方の昂佑、友麻もきかん坊振りの話題なら事欠かない! 

暫くして(男の立ち話は5分もすれば充分)倉井さん、手にした虫取り網とビニール袋を差し出して、これ昂ちゃんの忘れ物、これは「庭で取れた茗荷(ミョウガ)と、キュウリ」我が手に受け取ると「ズシンと重い」、どうも「ご馳走様です」。今年は何回か頂いて恐縮でした。 では、土手を下りる「倉井さんの後ろ姿が格好いい」以前にも書いた覚えがあるが子鹿物語のグレゴリーペックばりだ。特に「サスペンダーでつり上げているズボンが良いね!」





 *「東日本大震災」170日

今日の一題
 「くらべる社説・2011年08月27日(土)」 


1、朝日新聞
・首相退陣、代表選へ―民主党は一から出直せ
菅首相が退陣を表明した。菅氏は民主党内の足の引っ張り合いに苦しんだ。このままでは次の政権でも繰り返す。新代表の政策のもと結集する。同意できない議員は党を割る。その覚悟が必要だ。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=A0000&cid=20110827NEA03593&oid=TKY201108260632&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpaper%2Feditorial20110827.html%3Fref%3Dany

・社説本日は1本 上記のみ



2、日本経済新聞
・政策軽視の多数派工作では信頼戻らず 菅首相が退陣表明し、民主党代表選の選挙戦が始まる。各陣営では多数派工作優先の動きが目立ち、政策面の詰めは後回しになっている。このままでは民主党への信頼は取り戻せない。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=N0000&cid=20110827NEN03635&oid=DGXDZO3430889027082011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E6E1E2EAEAEBE2E0E5E2EAE0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001


北朝鮮への包囲網を崩すなロ朝首脳会談で、金正日総書記は6カ国協議を再開すれば核実験などを凍結すると表明した。これでは不十分だ。関係国は結束して北朝鮮に核放棄に向けた行動を促すべきだ。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=2&pid=N0000&cid=20110827NEN03636&oid=DGXDZO3430892027082011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E6E1E2EAEBE0E2E0E5E2EAE0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001



3、読売新聞
菅首相退陣へ 国政停滞を招いた野党的体質
退陣する菅首相は、国政の停滞と混乱を招いた。官僚組織をうまく活用できず、誤った政治主導でつまずいた。民主党は失政を総括し、代表選に臨まなければならない。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=Y0000&cid=20110827NEY03618&oid=20110827YMS-OYT1T97001&url=http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Feditorial%2Fnews%2F20110826-OYT1T01187.htm%3Ffrom%3Dany


警戒区域の帰宅 「長期間困難」の判断は性急だ政府が福島第一原発周辺で放射能汚染が深刻な一部地域について、住民の帰宅が「長期間困難」と判断したのは性急すぎる。重要なことは放射能汚染の除去だ。 http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=2&pid=Y0000&cid=20110827NEY03619&oid=20110827YMS-OYT1T97002&url=http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Feditorial%2Fnews%2F20110826-OYT1T01181.htm%3Ffrom%3Dany




*(keniti3545 覚えの余録)
「打ち上げ花火」  雷鳴抄(下野新聞8月27日 朝刊)

 本紙の読者登壇には、唸ってしまうような投稿がいくつもある。数日前、民主党政権に言及した主婦は「まるで打ち上げ花火のような2年間だった」と書いた▼鳩山政権は沖縄の米軍普天間基地問題で身動きが取れなくなった。「基地移転」を掲げた鳩山由紀夫前首相が「学べば学ぶにつけ、沖縄の米軍が抑止力を維持していると分かった」と述べて、沖縄の人々を怒らせた▼菅内閣はもっと唐突感があった。菅直人首相は昨夏の参院選前に突然、消費税引き上げを持ち出して惨敗。その後も環太平洋連携協定(TPP)、東電福島第一原発事故を受けて、「脱原発」とぶち上げた▼しかし、次々と目玉政策を打ち出す“菅流”では、党内の議論も不十分だから、実行力が伴わない。そんな首相の「退陣表明」後の居座りは、大震災からの復旧・復興への取り組みを滞らせた▼民主党政権を誕生させた一昨年の衆院選マニフェスト政権公約)は、多くの人が実現不可能だと感じている。しかし「学ぶにつけ」と言っていた鳩山前首相らが「マニフェスト順守」などとして、代表選に向け、また動きだしている▼これでは国民よりも政党の都合を優先させているとしか思えない。この国はもう、打ち上げ花火を上げ続けるような指導者では、持たないのだ。