「71才の365日」8月26日(金)曇り21℃「東日本大震災」169日

*朝トレ:6時30分〜7時30分
 今日も、6時30分にやっと雨止んだ感じ。玄関からの飛び石に雨粒の跡あるも、降ってる感じ無し。ウエアー持たずにコースへ向かったが少し心配になった。(最後には、結果オーライだったが・・・)

 コースin 電線にカラスのつがいお待ちかね(?)、「お早う!」今日は毛繕いが入念、おまけに休憩中の「人」の字が「撚れて」見えるよ! チョット品格に欠けるね。(仲良すぎてチョット妬けてるだけ?)

 走は10本に止めた軽めのメニュー、理由は、今回の健康診断の結果、フォロー項目有りで女房殿も我れも血圧少々高め他、お互い1項目ずつ。 市民病院行きがあるので、控え目のメニューとした。帰路行き会い人無し。
(受診結果は、二人とも血圧は投薬等の必要なしの無罪放免、他項目は後日の検査日をそれぞれ指定されて終了だ)



*お袋見舞い「二人だけの昼食会」 
 71才の息子に、92才の母が自分のおかずを食べさせようと取り置きして進めてくる。 いくつになっても我が子は「子供」・可愛さは「赤子」の時と同じ。 此方も当たり前の様に与えられたものは食べてしまう、と、満足そうな笑顔になるお袋だ。




*「東日本大震災」169日
 「今日の一題」
原発政策・除染対策」に正面から向き合う政治を   2011年08月23日 保坂展人(世田谷区長)のブログより

(導入部省略)

さて、国会では菅総理が26日にも退陣表明をして、民主党代表選挙が行なわれるというニュースが連日流れている。29日には新しい代表が決まるということだが、「3・11東日本大震災原発事故」を受けて、日本がどう変わるべきなのか。明確な指針を示してほしい。菅総理が「浜岡原発」を停めて、また「脱原発宣言」をしたことを引き継ぎ発展させる議論が足らないように感じる。「電力会社−経済産業省原子力安全・保安院」という従来の「原子力ムラ」ラインを解体し、規制機関の独立性を確立しながら、一日も早く老朽化し危険な原発から撤退していく道筋を示すことが必要だが、こうした決意が見えてこない。

世論調査政治と呼ばれるが、上記に記したように考える人の数は増えて今や多くの人々が「脱原発」である。毎日新聞の22日の調査によれば、「原子力発電所を今後どうすべきですか」という問いに対して、「今すぐ廃止すべき11%」「時間をかけて減らすべきだ74%」「減らす必要はない13%」という数字になった。同時に、原発事故に関連し、放射性物質による食品汚染への認識を聞いたところ、「不安を感じる」との回答が「大いに」(27%)と「ある程度」(44%)を合わせて71%に達した。不安を「あまり感じない」は23%、「全く感じない」は4%だったという。

「時間をかけて」の「時間」が30年、20年なのか、10年なのか、5年なのかによっては、「脱原発」のニュアンスも異なるが、「新規原発凍結」は異論がないところだろうし、「老朽化した原発の逐次停止」も多くの人が同意するところだろう。その根底には、今回の福島第一原発事故を受けて拡散している放射性物質の実態、事故の真相について多くの人が「不安」を抱えていることが背景にある。7月27日に国会で渾身の証言をした児玉龍彦東京大学アイソトープ研究所長は昨日、記者会見を行なった。

〔引用開始〕

東大・児玉龍彦教授:「国会は機能不全に陥っている」

  国会で東京電力福島第1原発事故への政府の対応を厳しく批判した、東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授が22日、東京大で会見した。児玉教授は政府の放射性物質汚染の対策が決まらないまま国会が会期末を迎えようとしている現状に、「(閉会は)まったく理解できない。国会は機能不全に陥っている。国政は国民のためにある」と、声を詰まらせながら訴えた。

 児玉教授は、除染作業によって生じた汚染土壌の処理方法などが決まらない中、永田町の話題が民主党代表選一色になっていることを批判。「リーダー選びは大事だが、党内事情に終始するだけで、(汚染問題が)基準になっていない。国民にとって最高のことをやってくれる人になってほしい。総力をあげて国民本位の政策を作ってほしい」と主張した。

 そのうえで、汚染地域の子どもや妊婦への支援体制整備や国レベルの汚染対策の方針を決める「従来の原子力とは関係ない清新な有識者による委員会」を設置することを求めた。また、汚染土壌を入れたコンテナを浅い地中に埋めるなど、具体的な処分方法を提案した。

毎日新聞

 〔引用終了〕

重要かつ避けて通ることの出来ない児玉龍彦氏の指摘について、そもそも「議論」の俎上にすらあがらないようでは、その後の大胆かつ素早い政策展開はありえない。国民の大きな関心事に正面から向き合う代表選挙であってほしい。




(keniti3545)
*これぐらい「シンプル」にして、「内容の凝縮された所信表明」をできるリーダーを期待したい! 国民のコンセンサスは取り付けてあるんです。「世論調査政治」と呼ばれても良いではありませんか! 

 自分の口から宣言して舵取りを行って下さい。 「前原さん、一番若い貴方でも良いんですよ」! 我れ、個人的には好きではありません、若さから来る優柔不断なのか? 先輩、道筋への遠慮なのか? 責任感の欠如なのか? しかし、これまでのことは良いんですよ、(誰でも持つ心の弱さですから)。 

 但し「此処からは変身して下さい」良いじゃありませんか「踊らされたって、担ぎ出されたって」その担ぎ手が国民(の総意)であれば。 「我欲」を捨てて、「頑固」に徹して下さい。 「国民が作り上げた」と思わせるリーダーに成って下さい。 

 もし決心が付かないなら、今からでも遅くありませんから、「小沢」さんなり、「亀井」さんなりの、100戦錬磨のベテランにお願いして代表選挙からは下りて下さい。 しかし、「みんなの先頭に立たせて下さい」と宣言したんですから、「媚びることなく」、「我欲を捨て」、「毅然とした態度で」、先ず民主党代表選に臨んで下さい!  (keniti3545)




 (*あいば達也さんのブログも載せておきます keniti3545の覚えです)

放射能被曝を除染レベルで議論するナンセンス 希望と真実は別物だろう

小沢・鳩山の正規軍に立ち向かう盗賊集団若大将前原誠司の構図が鮮明になってきた。マスメディアは小鳩正規軍の捏造醜聞を語り、前原に何とか代表の座を、と目論んでいるようだが無理だろう(笑)今日26日の夕方か夜までには、正規軍の候補者が明確になるわけで、そこで前原は万事窮す、と云うことだ。小沢鳩山は連携して、原点回帰を主張する候補の一本化に26日を費やすことになりそうだ。

色んな名目をつけ、稲盛やら鳩山、小沢、輿石、西岡と自身の存在感を示そうと躍起だが、マスメディアの人気NO1の割には、どうも勝手が違っていると、流石の馬鹿も気づいたようである。朝日新聞前原誠司ヨイショに舵を切ったようだ。報道ステーションに出ていたが、古館が前原の発言を補足整理しないと、何を言っているのか判らない始末。こりゃ想像以上に酷過ぎる。化けの皮が数枚剥がれた。このような男が総理にでもなったら、日中戦争も冗談ではなくなる。

25日の夜には自分のグループ以外の議員にも声を掛け、集会を開いたが情報によると、集まったのは37人とか。読売などは前原グループ60人だそうだから、グループから逃げ出した奴までいるのではないのか(笑)それとも腹痛でも起こしたのか?

ここ数日の前原誠司の顔色は一段と冴えなくなっている。仙谷の左翼的戦術が崩壊した証左だろう。マスメディアの大本命前原誠司が101票なんて絵柄を想像し、筆者はひとりニヤニヤ。場合によると5〜60票と云う噂も飛び交っている。26日から29日までは、民主党を肴に美味しい酒が飲めそうだ。まさか米中戦争が始まったりしない限り、美味しい酒になると確信している。そうだ、前原は北朝鮮とも繋がりがあるようなので、テポドン一発の危機も念頭に美酒を呑むことにしよう。

ところで政局ばかりの“あいば達也”に飽きた読者のことも慮って、放射能被曝問題にチョット触れてみようと思う。児玉龍彦東京大学アイソトー プ研究所長の過激発言が功を奏したかどうか別にして、放射能に汚染された土地の除染や汚染がれきの処理のための特別措置法案が成立した。

≪ 放射能汚染対策で省庁連絡会議
 政府は25日午後、福島第1原発事故による放射能汚染対策に関し、経済産業や農林水産など関係各省庁の局長級でつくる連絡調整会議を設置、首相官邸で初会合を開いた。主宰した細野豪志原発事故担当相は「放射性物質の拡散、汚染の防止については、各省庁が従来の所掌から一歩踏み出し、協力しながら物事を運んでいくことが必要だ」と指示した。
 政府は同日、「放射性物質汚染対策室」も内閣官房に設置した。連絡調整会議と役割分担して除染や食品の安全確保などの対策を策定する組織で、これにより省庁間の連携を強化する体制を整えた。
 さらに、放射線医学や食品安全の専門家らで構成する「放射性物質汚染対策顧問会議」も発足した。顧問会議は汚染対策の立案に際し、専門的 見地から政府に助言を与える。≫(時事通信

以上だそうだ。放射性物質に汚染された瓦礫などの処理は、現行の廃棄物処理法の対象外で、処理の方法や主体などがこれまで規定されていなかったのだから、僅かに前進したと言えるだろうが、3か月前に成立すべき法律だった。この法律により、放射性物質の除去、放射線量を下げる除染などが今よりは前進するのは事実だろう。汚染瓦礫の収集や運搬、保管、処分を国が法に則り実施できるようになったことは、遅まきながら前進としよう。

しかし、放射能に汚染されたあらゆるものの除染と云う解決策が、どの程度福島原発事故で撒き散らされた放射能の除去に有効なのか、誰ひとり正解が出せないのが真実だろう。これを持って、避難住民が帰宅を前提に行うこと自体、筆者は疑問を感じる。瓦礫の処理は物理的に納得出来るが、除染の効果となると甚だ疑念が残る。

家や学校や道路が除染により、放射線量を低減させることには納得するが、放射能に汚染されているのは家や学校や道路だけではない。 勿論一過性な応急措置の範囲では認められるが、それを持って、国民が安全に暮らせる土地でござんす、と云うのは超乱暴な法律と云うことにもなる。田畑はどうするのだ、森はどうするのだ、地下水への除染は出来るのか。ジワジワ放射能内部被ばくは頬被りのリスクを持つ、現在の政治の流れである。否、児玉龍彦東京大学アイソトー プ研究所長の過激発言以降、反原発脱原発の人々の間でも、好感度を持って受けとめられているようだが、中古車を塗装し直すような部分が多く、中身は変わらない危険を包含している。

これらの措置を本気で全面的に行うとすると、天文学的予算が必要なわけで、現在の財政赤字云々の話など吹っ飛ぶことにもなり兼ねない。最低限の除染措置は必要としても、その事と住民が安全に住める土地に出来ると云う話は、政治家が単刀直入に住民に語る責務があるのではないか。現在の放射能に関する基準値は核開発国家の米国の基準値であり、内部被ばくを瑣末な被曝とせざるを得ない立場の基準値に論拠している。

10年、20年後の内部被ばくによる様々な疾病の発症は疫学調査では絶対にバレナイ。後々国民が内部被ばくによる被害を受けたとしても、政府の責任が問われることはない。国家財政の許される範囲でしか、放射能に対する対策には限界があると云う発想に相違ない。閾値で誤魔化すにも、今後のDNA研究やゲノムの領域では、その意図的閾値そのものが根こそぎ否定される可能性が出てきている。

最終的には、ライフスタイルの選択と云う、極めて個人的で哲学的領域にまで踏み込み、福島原発事故による汚染問題は解決しないのだろう。国民に真実を伝えずに、除染で物事が解決するかもと云う幻想に陥れるのも如何かと思う。放射能をどこまで受け入れ、どのように暮らすか。最終的には個人の領域の判断になるのだろうが、その判断の前に誠実な情報の開示が最も重要である。

逆に、安全だとか超危険だとか、即物的に聞きたい住民も多いだろうが、極力解説を排除した情報開示が、まず第一歩だろう。どうしても解説したいなら両論併記が正解だろう。日本人はそれほど馬鹿ではない!除染で危険が若干和らぐが、それですべてが解決するものではない。正直、また漏れ出すかもしれないわけで、元を完全に絶つ事の方が根本的解決の道である。掃除をした後から、また汚される心配を除去する方策こそ論じ合うべきだろう。国益と国民の生命財産を守る政府の考えを最終的に決断するのが、民主主義では政治家だ。つまり、総理の決断になる。そういう見地から、今回の民主党代表選は重大な岐路の選択となる。それを現状の民主党議員に任せる心もとなさはあるのだが、期待するしかないシステムだ。