「71才の365日」7月31日(日)雨19℃ 「東日本大震災」143日

*朝トレ:中止 日光地区(栃木県北部)も豪雨の残り雨で動けない。


*新潟・福島豪雨 40万人に避難指示・勧告二人死亡、四人不明。

東日本大震災」に追い打ちの自然災害」自然の驚異をまざまざと見せつけられました。 思うことはただ一つ、   『「人災・原発事故」さえなければ!』!  今、原発処理に費やしている力を、「311大震災」と、こんどの「豪雨被害」に国力として傾注できれば!!・・・  何故こんな「言わずもがな」言葉を発するのか! 重ねて言います、 今回の双方の自然災害に於いて原発事故に費やした力の過不足によって救えない人命があったとすればこれはもう 原発事故を起こした会社も指導した政府も「殺人」の罪を負うことに成りませんか、 勿論今苦しみ抜く福島の近距離被爆者へ償いも、もはや全国に被害は広がっていますが・・・!?


原発は悪です」 日本の自然界に於ける立地条件に照らし見ても、リスクの大きすぎる原発を稼働させるには無理がある事は多くの人が指摘しています。 管さんは、8月いっぱい粘るなら、せめて脱原発の方向性だけでも明確にして退陣して下さい。 一市井人のささやかなお願いと、最大の恨み節として。 総理大臣に届くことを願います! (keniti3545)





*「東日本大震災」143日


今日の一題

「次の原発事故までに「気象庁」を廃止すれば被曝は減る」 (??)

(激しくやります。腹が立って!!) (小出邦彦先生)

原発事故が起こった3月12日の夕刻のことだった。私は、政府やNHK、それに東大教授が「遠くに逃げろ!」と言ったのにビックリした。

原発から「放射線」がでるのではない。「放射能物質の灰」が火山の噴火と同じように風にたなびいて移動する。だから、「遠く」ではなく、「風をみて」ということだ。

政府は直ちに気象庁に風向き予想を求め、それをNHKが発表し、それを東大教授が解説しなければならない。

ところが、気象庁福島原発付近の風向きを出さなかった。

奇妙なことにNHKは事故から2週間ぐらいたって、「地震で風向風速計が壊れていたが、昨日から使えるようになった」として風向きの報道を始めたが、実は気象庁は風向きの予想をIAEA国際原子力機関)には報告をしていたのだ!!!

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原発の事故でもっとも大切なのは風向きだから、IAEA原発の事故が起こったら、その国の気象庁に直ちに報告を求める。だから、気象庁は風向きが大切であることをよく知っている。

そして気象庁の職員が生活しているのは「日本国民の税金」だ!!

それなのに、気象庁は日本国民を見殺しにして、IAEAに英語で報告し、一週間たって官邸から指示されると、「私たちは日本国民に報告する義務はないが、官邸から指示されたので、しかたなく公表する」という注釈までつけて英語のまま発表した。

福島の人が被曝した量が「即死」までいかなかったから、良かったが、もしもう少し放射線の量が多ければ、気象庁は殺人犯だ!

気象庁は「放射性物質の飛散を予測するのは文科省だ」と言ったが、何省だって良いのだ。必要なときにはそれを判断して国民の命を救う。それができないで税金など貰うな!!

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原発事故が起こったとき、政府は「健康に影響がない」と言った。ということは「たいしたことはない」ということだ。それなら気象庁の、テレビ局の気象予報も福島原発からの風を報じれば良いのに、凍り付いたように報道しなかった。

そして、気象学会は学術団体なのに、こともあろうに「福島の気象を発表するな」と憲法に定めた学問の自由に反する規制をした。

今でも、気象庁や気象学会は存在するのだろうか? 2つとも犯罪団体だから、職員や学会員や嫌気がさして止めているだろう。

原発を動かすと事故が起こる可能性が高い。だから、それまでに新しい気象庁を作っておかなければならない。

誇り高き日本人は、自国の事故にドイツの気象庁からデータを貰いたくないからだ。

平成23年7月29日 午後8時 執筆)武田邦彦