「71才の365日」7月16日(土)晴れ21℃ 「東日本大震災」128日
*朝トレ:6時〜7時10分
つい先日倉井さんのご主人と下界の人は大変でしょうね(暑さで)! と会話交わしたところですが梅雨明け1週間、さすがに昨日、今日は ”良い陽気だ”! 6時前に玄関出るも既に22℃我が家ではこの辺が早朝温度としては「最高値」だろう。
もう、ウインドーブレーカーを持って出る必要もなし、(空模様が余程おかしくなければ)飲料水のボトルが新しいお荷物になっている。今日は足取りも軽くコースin、倉井さんの庭、焚き火の煙既に薄い。電線には「カラス」のつがい既に「着席」、毛繕いに余念がない。
今日も大谷川に水の流れはない、雨期が終わったばかりなのにと思い、中善寺ダムに問い合わせてみた。今日のダム放流は2トン/毎秒(通常6トン)、今年は雨量の少ない梅雨だったこと・放流水は発電所にも取水されることもあり、大谷川に水の流れない日も多い。こんな源流近くでも自然の姿が変わっちゃって居るんですよね!
コース脇、林静「ウグイスA君」は頑張っているようだ。他の小鳥たちの合唱はない。川原も静、「カッコウ」聞こえず。「トンビ」も来ない。「カラス」の仲睦まじい姿見ながら、気合い入れて走った。
「でも発見も」、月末の孫「来晃」を思い浮かべて走っていたら脇林のドングリの木、一番下段の枝に、「クワガタ」発見! 間近によって確認するも未だ走の半ば、捕獲しても帰路に就くまで扱いに困る、結局残りの「走」7本消化するまでコースの往復に目を光らせて横睨み、走は何とか予定完遂。
クールダウンもそこそこに、帽子の中に汗拭きタオル、ポカリスエットで湿して、「クワガタゲット」此処から一騒動。「クワガタ」を枝から引き離したら、頭上から何か降ってきた、「カブト」の雄だ! 慌てて拾い上げ、2匹まとめてタオルにくるみしっかり帽子を抱えて家までひた走り、誰にも行き会わず。女房殿に声掛けて、「虫かご」昨夏置いて行った孫の虫かご、在所は二人ともしっかり覚えている。帽子開いてがっくり、孫が喜ぶクワガタに逃げられた!それでも草を敷いて手渡された虫かごに、得意げにカブトムシを入れる我れだった。 「一つだけ」? 誰だ? いや、言われた様な気がしただけです。
*我が家も節電に向けて:エコ給湯の敷設完としました。
*「東日本大震災」128日
「今日の一題」
どうしても原発を動かしたい人にお願い! (武田邦彦)
使命感か、お金か、経済か、それは不明だけれど、どうしても原発を動かしたい人がいる。
立派な人でも原発再開に賛成している人がいる。だからあながち間違っているとは言えないかも知れない。
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でも事実はこうだ。
2007年に震度6の地震が2つ起こり、石川県の志賀(しか)原発と、新潟県の柏崎刈羽原発が破壊した。
度6以上で設計していたら、破壊してはいけない。
2011年に震度6の地震が起こり、青森県の東通、宮城県の女川、福島県の福島第一、第二、そして茨城県の東海原発が壊れた。
さらに静岡県の浜岡原発が運転を休止した。
つまり、震度6で、東日本の青森から石川までの原発はすべて壊れたのだ。
東日本は全滅した。
この事実をみて、「原発は安全だ」という技術者はいない。日本の技術者は全員、おそらく「原発を止めて欲しい。私たちが誤った。このままでは危ない」と思っているだろう。
技術とはそういうものだし、私もそういう人生を送ってきた。原発がもろかったことに強く反省しているが事実は事実である。
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福島の子供たちは苦しむだろう。
福島の農家の方は苦しんでいる。
なんの咎もないのに、苦しんでいる。
それは、私たちが電気を使いたいからというだけだ。
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それでもどうしても原発を動かしたい人たちがいる。
彼らにも彼らの正義がある。だから、残念だが、それを認めなければならないだろう。自分は神様ではないから、自分が間違っているかもしれないからだ。
でも、2度と再び、福島の子供、福島の農家の苦痛を拡げたくない。
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どうしても原発を動かしたいなら、救命ボートを用意してください!
原発の救命ボートは簡単です。
1) インフルエンザ用のマスク、
2) 当面の水、
3) 気象庁が風向きをテレビで連続的に示す、
4) 市役所が放射線をはかって高いところを示す、
5) 県は女と子供を避難させるバスを用意する。
これだけやってくれれば、原発の近くの人も被爆しない。
そしてさらに国家は
6) すぐ除染を始められる体制をとる、
7) 農家などの1年分の生活費を用意する(1年で除染する)。
この7つができたところから原発の再開をしたければ仕方がない。
私は技術者として再開して欲しくないが、どうしても電気が欲しい人がいれば仕方がない。
でも、救命ボートだけは用意して欲しい。なにもしないで再開したら、また福島の農家の人の苦しみを繰り返す。そんなことはどうしても我慢できない。
(平成23年7月14日 午後11時 執筆) 武田邦彦
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