「71才の365日」5月23日(月)小雨 「東日本大震災」74日

*朝トレ雨で中止:雨小休止みたい! 30分歩行だけでもいまから・・・






*「東日本大震災」74日


*新工程表からの心配事 (keniti3545)・5月17日に原発事故処理に関する修正工程表が示されたが、冷却方式を「冠水」から「循環」に変更、現在10万トンの汚染水を抱え込んでる状態では当然冠水方式を採ってこれ以上汚染水の「ストック?」を増やすわけにはいかないでしょうが。一方循環方式に切り替えても(想定外のトラブル)発生などによる汚染水の増量はあり得ないのでしょうか?アバウトな考え方をするといくつか心配項目は浮かびますが・・・。(もう一つ知りたいことは、この原発内現在のトータル貯水はどのくらいなのか? 汚染水とは呼ばない使用済み水もあるのでしょうから。)


東電 高濃度汚染水処理設備を6月に稼働
掲載日 2011年04月27日 21時40分

東京電力は27日、福島第一原子力発電所事故に伴い高い放射線レベルの汚染水を処理する設備を6月に稼働させると発表した。放射性物質の処理システムとして、米キュリオンのセシウム吸着装置と仏アレバの汚染除去装置を採用し、東芝と日立GEが全体を基本設計した。
 放射性物質のほか、油分と塩分も除去した上で、処理した水を再び原子炉の冷却に活用する。処理能力は日量1200トン。
 セシウム吸着装置は放射性物質を吸着する特性を持つゼオライトを活用。汚染水をゼオライトに通すことで、放射性セシウムの量を1000分の1に低減する。汚染除去装置は水槽の中で汚染水に薬品を注入し、濃度を1万分の1に低減する。
 同原発内のタービン建屋にたまっている高濃度汚染水は約8万7500トン。さらに原子炉の冷却水が汚染水として出てくる可能性がある。東電では6月に装置が稼働すれば、年内に約20万トン処理でき、現在たまっている水と今後、出てくる汚染水をすべて処理できると試算している。

(keniti3545) この内容の年内20万トンの「処理可能」は「冠水方式」から「循環方式」の切り替えで余裕とみている訳?それに、もう一つの疑問は海に戻せる目安とかシミュレーションあるのでしょうか?



*嬉しいニュースです!*「住民パワー各地で炸裂!」ー1(仮設住宅用地探し)
東日本大震災 仮設用地、住民が確保 「地域守りたい」
毎日新聞 5月22日(日)20時30分配信(中尾卓英)

 東日本大震災津波で壊滅的被害を受けた宮城県南三陸町は、地元住民が確保した用地に建設する仮設住宅790戸について、地元住民優先で入居してもらうことを決めた。「すべてを奪われたあの町で、やり直したい」。コミュニティー崩壊を食い止めようと奔走した住民らが、行政を動かした。

 南三陸町は震災発生から約1カ月後、73人の行政区長らに「仮設住宅は1900戸余り必要だが、公有地は1000戸分しかない。残りの住民は隣の登米市に移ってもらうしかない」と説明した。

 しかし、中瀬町行政区長の佐藤徳郎さん(59)は「それではいけない」と思った。長男和徳さん(30)の「地域の人がバラバラになれば阪神大震災孤独死の二の舞いになってしまうべ」という言葉にも突き動かされ、「自分たちで仮設住宅用地を確保しよう」と行動を始めた。

 佐藤さんたちが住む南三陸町志津川中瀬町には、197世帯603人が暮らしていたが、震災で30人余りが死亡・行方不明となり、住民たちは七つの避難所に分散。現在は42世帯110人が登米市の旧小学校校舎に2次避難しているが、他は県外の親類宅などで散り散りに生活している。

 「町に戻りたい」という住民の思いは強い。旧校舎暮らしの約10世帯は志津川地区の仮設住宅に当選したが、中瀬町からは離れるため全員辞退したほどだ。

 佐藤さんは他の区長らと仮設住宅用地探しを始めた。「土地さ使わせてくれねえべか」。中には「先祖も喜ぶ」と仮設住宅38戸分の農地約60アールを無償提供した人もいた。

 「民有地活用については国も県も駄目だと言っている」の一点張りだった南三陸町も、佐藤さんらの情熱にほだされ、次第に軟化。父親を震災で亡くした西条彰・建設課長は「町民の願いに応えるのが役所の務め。生活していた場所に戻ってこそ暮らしも仕事も再建できる」と語る。県も民有地活用を認可した。

 佐藤さんは町全体の復興に思いを巡らせる。「これからが本番。子どもや孫に誇れる安全な町を残していがねば」【中尾卓英】


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