「71才の365日」5月18日(水)8℃晴れ 「東日本大震災」69日

*朝トレ:6時〜7時15分
5時20分離床、カーテンの合わせ目から漏れる日差しでお目覚めだ。女房殿も早い、階下のトイレを使い外を除くと小さな花壇の花たちの傘をたたんで回っていた。この季節でも氷の様な夜露が下り、せっかく開きかけた草花が傷んでしまうことがあるのだそうだ。(経験則を持っているらしい)

今日は、コースinまでにお客さんしきり、先ずはオナガつがい二組、一組は並んで平行飛行、もう一組は交差しながらなにかもめ事?みたいだった。歩を進めると遠目ではカラスかな?3メートルに近付いても堰堤縁から飛び立たない、あ、やまどりだ小振りで尾も短い、雌だ。もう一歩近付くと徐に川原へ飛び立った。倉井さん家暖炉煙あり。今日はコース入り前に頭に浮かんだこと2つ、・一つは男体山の根雪消えたか? ・二つ目はカラス3羽の謎は?

男体山の残雪、真っ白い雪景色→薙ぎにのみ残る白い帯雪→3日前には白い紐のような雪が見て取れた→今日は極短いそれでも白い二筋 の雪?と見えます。

・今日のカラスは、1羽だけ川原から下り勾配コースエンドを回って林に入った。それ以来最終走が済んでも姿みせず。詮議は明日へ持ち越しとなった。もう一度3羽同時に見られる機会があるかどうか?隣人として?巣立ちに立ち会うとかあり得ないものか?そこまでのお付き合いはさせてもらえないだろうが・・・。巷に聞くカラスの恐さあるけど、此方が敵意持たなければ向こうも余り関わろうとはしないみたいですね。




*「東日本大震災」69日


東電新工程表

. 福島原発
 東京電力は17日、福島第一原子力発電所の事故収束に向け、最近の状況を踏まえて見直した新しい工程表を発表した。

 1か月前に発表した工程表で、遅くとも来年1月までとした安定化の目標時期に変更はないが、1号機のメルトダウン炉心溶融)を受け、「冠水(水棺)」を事実上断念、「循環注水冷却」に切り替える。余震・津波など2分野の対策も新たに盛り込まれた。政府の原子力災害対策本部(本部長・菅首相)も同日、被災者支援の工程表を初めて公表し、海江田経済産業相は「今回の原子力事故による被災者は、国策による被害者」と位置づけ、支援に全力を尽くす考えを強調した。

 東電の新工程表は、これまで「冷却」「放射性物質抑制」「除染・モニタリング」の3分野に分けていた対策に、「余震対策」と作業員の「環境改善」の2分野を加えた。原子炉が完全に冷える「冷温停止」を達成する時期は、前回の工程表と同じく、遅くとも来年1月中旬とした。

 原子炉の冷却については、1号機のメルトダウンが確認され、想定を上回る大量の漏水が見つかったことから、格納容器を水で満たして原子炉を冷やす冠水作業を1〜3号機すべてで当面見送る。代わりに、汚染水を浄化して原子炉に戻す循環注水冷却の準備を優先して進めることにした。(2011年5月18日00時51分 読売新聞)


(keniti3545のアバウトな考察)
・我れは、昨日工程は動かせないだろうといったが、当局が把握していた(積もりの)現状がお得意の「想定外」・「炉心全てのメルトダウン」と言う事実、しかも容器に穴まで空いているとなれば工程も変えなければならないのは必定。水量増、時間の延長など「行程」の延長では済まないのも道理だ。当然のことながら漏れ水は「高汚染水」となるが、これをある程度除染しながら、冷却水として循環させるという。問題はないのか?汚染度の値がどの程度なのか?一般的なものの考え方でも、高濃度の有害物質を含む水を設備利用するときは人的には勿論設備的にも安全度を持たせるためにある程度の希釈が必要であろう。もし、必要が生じれば微々たる量では済まないのではないか?一方では、三号機建屋地下から4000トンの汚染水の移送がすでに始まっているという。更に各ピット系(配管含む)にも、滞留水はどの程度あるのか?既に管理下に置く容器内汚染水もあるはず。メガフロートのキャパは1万トン、他に手持ちの容器の個数・容量は?「今何とか立ち上がろうとしている漁業」にダメージ与えるような結果だけは避けなければならない。
(最悪のシナリオを思い浮かべてしまうのは我れだけなのだろうか?)

3号機建屋地下の高濃度汚染水、移送を開始
. 東京電力は17日、福島第一原子力発電所の3号機タービン建屋の地下にたまった高濃度汚染水を、遮蔽性が高い集中廃棄物処理施設へ移す作業を開始した。

 約2週間かけて4000トンを移送する。

 3号機は5月に入って原子炉の温度が上昇。注水量を毎時18トンまで引き上げた結果、炉心の温度は落ち着いてきたが、タービン建屋の汚染水の水位が毎日3センチずつ上昇。11日には取水口付近から海への流出が見つかり、対策に迫られていた。

 また、17日に予定していた2号機原子炉建屋の中に入る作業は、装備の準備に手間取ったため、18日以降に延期された。(2011年5月17日22時43分 読売新聞)