「71才の365日」4月24日(日)晴れ7℃ 「東日本大震災」被災45日

*朝トレ:6時40分〜7時50分
5時50分起床、仏壇三点セットお供え我れの持ち分となる。雨上がりの外気は朝最高のご馳走だろう。体調も絶好調!
堰堤階段のうぐいすなし、竹藪に雑木、良いロケーションだろうにお引っ越しか、もう1週間?芝の青さも増し何とも気持ちよい、倉井さん家暖炉の煙は今日もたなびいている。少しだけ風があるんだ。

今日は、コースへお客さん!しかもお二人も!? 同時刻の後先、15メートル前方黒い動くもの発見、そのまま歩を進めていると、土手から猫君が上がってきてコースのど真ん中を歩き出した(時々振り返りながら)。三者が等間隔で10メートル程歩くと山鳥の雌さんは右手雑木林へゆうゆうと消えた。猫君(?)は80メートルコースのちょうど真ん中あたりに差し掛かっていたが左に寄って堰堤縁のコンクリート上に立ち止まった。我れは歩を緩めることなく二人の間は詰まったが猫君は慌てる様子もなく更に我れが4メートルほどに近づき、此方が少々遠慮がちになろうかと思い至る瞬間これもまたゆうゆうと川原側に足を踏み出した!え!、しかし心配は要らなかった、木製の少々朽ちかけたはしごがあるんだ!みんな雨上がりで気持ち良いんだ。絶好調は我れだけじゃなかったのだ!

カラスはつがいで倉井さん家の木柵へとまった。ウグイス健在、チュビ、チュビ、チュッピンも我れが遠慮しないのでコースエンドの高枝までは寄れず川原から声掛けてくる。陽光も雲の上からではない直射は眩しくて、暖かい。

今日は、この後この季節のコース写真撮っておこう。確か、雪景色は撮ってある、これから夏、秋も良いかも。


  my トレーニングコース 厳寒の2月          陽光柔らかい4月の my コース













                    お気に入りのmyフィールド・myコースです!


*昨夜9時NHKスペシャル「被災地は訴える」を見ました。
図らずも、昨日kangaelさんの ダイジェストしてくれた「AERA」の記事「老朽化した原発の処分・・・」に絡み今回の事故が想定内の事故と捉えられたかも知れないという問題記事。我れはそこに立てることのできる仮説も含めて、いくつかの分野ごとにグループを作り議論することは非常に価値のあること、と言うより踏まなければならないステップの重要な1段目だという思いを強くしている。

そこで、いくつかの分野にわかれた議論をしてもらったら、今後の原発問題は、どんな安全対策を取るべきなのか、限りなく0に近い事故防止と言うこともあり得るのか、おそらく維持・推進論者からは大幅な改善策も提示されるでしょう。また、いまこそ大きく舵を切り脱原発へというグループからは当然実現可能なエネルギーの代替案も提示されるでしょう。目的を絞った議論を積み重ね、更に最終の目標を定めた上で、方法論を議論しなくては大きな時間の無駄を生むばかりでなく、ベクトルが間違った方向へ向かってしまう恐れさえ起こる。こんな疑念を抱いたのですが、昨夜の議論を聞いていると、更なる疑念を抱かざるを得ませんでした。


「復興構想会議」が示す、「再生プラン」を説明されて、意見を求められた福島相馬の佐藤市長が、住民の多くがちりぢりに避難、10キロ20キロ30キロと円を描いて二転三転と避難方法も変わっていく。少しでも近くに戻りたい、少しでも早く自分の家に帰りたいとそれだけを念じているのに、10年20年は住めない、戻れないと言うような風評ばかりが先走り当該住民には正確な早いデータが示されない。こんな現在進行形の事故災害の中で復興等という言葉は使って欲しくない!と、これには復興構想会議の論客も申し上げようもないと腰の引ける場面もあった。佐藤市長にすれば良くじっと順番待って話し出したと思います。回りでは、まるで異次元の話題を議論しているが如く聞こえていたと思います、東北の人特有の粘り腰の口調で凄い説得力のある論調でした。


事故(人災)である原発問題、しかもing付き進行形の事故なのですからテーブル別の対策検討会を何回でも継続的に開いて、その上で同時進行形で復興へ向けた前向きな姿勢も取ってもらう努力を行政が大きく怠っていると思います。
今の市長であれば、全住民を率いて、自分達の現状を良く理解してもらうことが第一義的になるのは当然、回りが少々気の利いたことを言ってもその辺は先刻ご承知のはず。せっかく有意義な施策提示をされても先ず、現状からの脱出が大前提でしょう。国を挙げてフォローして下さい!? 正確で早いデータを一番先に住民にもう隠すデータなどあってはダメですよ。