3月31日(木) うす曇り 大震災から21日

「71才の365日」序章の序章
*本日の行動・予定・テーマ
1、朝トレ:昨夜、又雪が降った!
昨日は鳥達の行動に邪魔かと気を遣ったのに今朝は一変、子鳥たちの気配すら感じられない。が、靴跡のない雪道に小動物の足跡がてんてんと印されていた。前回の降雪時は約2㎝、今朝は約4㎝、雪のコースでキュッキュッと踏みしめる音を聞きながら走るのは大好きだと以前にも記しているが、
4㎝は格別だ! 未満でも、超えても味わえない道行きなのだ!
①足を踏み込む瞬間、ある程度の深さ感じてからサクッ、キュッと音が後追いで聞こえる。UPシューズの舟ベりが雪に埋まりそうで埋まらない
②2㎝の積雪では踏み音の差異は感じ取れないが、4㎝だとサボれない!・しっかり跳んでるか・しっかりペースが刻まれているか・真っ直ぐ走れているか・歩幅が保たれているか。音の違いは拡大され、踏み跡は一目瞭然だ!足の運びが不規則、不安定なら靴の中に雪が入ってきてしまう。(小鳥たちの邪魔に成らないのは降雪のおかげだ)

ここからは、朝トレ開始の理由と継続できている理由の一端を記し、これを今日のテーマとする。
①朝トレ開始の理由:我れがサラリーマンをリタイヤしたのはH.22年3月31日、今日で1年が過ぎる。これ以前には勿論のこと、リタイヤ後もすぐに朝トレが始まった訳ではない。昨年4月末からこの日記は書き始めているが、3ヶ月は好きなことを好きなだけやって寝たいとき寝て、目が覚めたら起きていた。でも勤め人を40年以上もやっていると生活のリズムとかサイクルができてないと何をやっても100%の面白さが味わえないのだ。
例えば好きなギャンブルをやっていても、どんなに勝ったときでも、大きな感激はなぜか味わえない。当初、新しい生活にもリズムとサイクルの必要性を強く念頭においた我れだったが、後に、なんと言っても「起点がないとダメ」な事に気付かされた。職業的には、学者先生でも、政治家でも、何屋さんでもみんな同じなんでしょうね?「70才にして気付く」では遅すぎじゃないの?と笑われるかも知れないけど、まだ間に合うこともある、とも思った。これから書くことを実践している人は意外と多くはないんじゃないかと思うから、自分で体験してみようと考えついたのです。

我れの場合も、リタイヤ直後には1日の中に自身のルーチンワークを中心に据えた生活のサイクルとリズムを構築しようと試みたが、先に書いた様に低くきに流されるのは容易だった。直ぐ自責の念に駆られ反省しきり、でも、多分何事もなければ、この思いと行動を繰り返すことになったのであろう、が、幸い?、我の場合は家族にも自身にもある負い目を持っているので図らずも軌道修正ができたのかも(これも、何れ後日のテーマに)・・・。
7月に入ったある日、一念発起の勢いを持ってかねてより定めていたロケーション抜群の100メートルコース、しかも「芝の走路」にて80メートル走を3本行った。(堰堤の一角、ご近所人の散歩コース、只、早朝なので貸し切りだ)このとき気分の爽快さ・体中の筋肉が喜びの雄叫びを上げているのも聞こえたのだ!

我は昔(50年前)アイスホッケーの選手だった経験もあるのだが(これも後日のテーマに)当時でさえ長距離走は苦手だったにもかかわらず、今のこの感じは何なのか!?よくよく考えてみたが:走る事とは、片方の足を上げ(空中に浮かし)、その足が地面に着地しないうちに、もう片方の足が地面を蹴って飛び跳ねる事なのだのだ。と言うことは、1/何万の秒か解らないが(後で調べてみたい)我の体が地球のGに逆らって空中に浮く事ではないか?

走る時の爽快感はここから来るのでは?血流を上げ、心拍数を上げ、肺を目一杯膨らませ、空気を目一杯はき出す、骨も筋肉もきしませ、冬でも汗をかく。散歩・早足ではダメなんです、我れ流の爽快感を味わうためにはジョギングでもダメなんです!インターバルを入れた短距離走でなければダメなんです。しかし、70才でもできるんです。もう30年も走ったことのない我れでもできたんです! 
勿論、個々人の持ち合わせてる条件があることですから(他)人様にはお勧めできません。只、我れのようなぐうたら人間が他にもおりましたら是非お試し願いたいとは思います。リタイヤして何年か経った人でも試せると思います。

良く準備運動をして50メートルを10往復歩行してから、30メートル走を1本だけ行うとか、両足、片足跳びでも味わえる気分かも知れませんね。1日の活動(生活)のサイクルを、気持ちよくリズム良く回すための起点は、やはり朝に置かなければならないと思います。大抵の動物は、朝の陽光で目を覚まし、行動を起こします。人間は特にこの1日の始まりの行動として、排泄に関して良い習慣を身につけようと努力します。毎朝「規則正しく」排泄のできる人は、1日のスタートが気持ちよくできていると思います。目が覚めたところが起点、これが定まっていることが大前提ですし、排泄も自然が決めてくれた摂理ではありますが、これも自己管理が必要なことは万人が認めるところでしょう。ですが、その後に体と頭を動かし始める起点(となる行動)も、自分で作り出さなければならないのです。

我れの場合は、これが朝トレなのですが、当然他の方法も種々あるはず。何回も言いますが、我のようにぐうたらな人間は、先ずは体を動かして、頭にも爽快感をたたき込んで(魔法?自己暗示?)1日のスタートを切る事が良いと思うのです。そして、ぐうたら人間ではなくても、70才近くになってリタイヤした方々はやはり朝は体から目覚めさせ、1日の行動計画は体調を基本に頭が立てるべきと思います。優秀な頭脳ほど長生きしてもらいたいですから!チョット国益にまで及ぶ言及となってしまいましたが、我れの本題に戻ると。体が爽快なり、爽快なりと頭に言い聞かせると本当に家に帰る頃は気分も充実してくるし1時間のあいだ目一杯頑張った体も途中のきしみ音もどこえやら絶好調になっています!
9ヶ月続いている我れの実績が証明してくれます。朝飯も旨いし、NHKの朝の帯ドラマ15分を見て新聞閲覧→9時には自分のルーチンワークにもスムーズ入れます。(勿論、女房殿の命令には直ぐ立たなければならないし、買い物その他のお抱え運転手でもある)ついでに、現在の朝トレ内容も簡単に書いてみると。
①(100メートル走路を確保しているが)80メートル歩行を連続12往復
②80メートル走をインターバルはさんで12本(距離としては12本×12本)勾配6度の上りを走り、下りをインターバル的な 歩行と動き(もも上げ、腕の運動他)
③ストレッチ主に柔軟体操
④余力分は、80メートル走(2〜3本)
*準備運動がないのは、日光の早朝は未だ(ー)温度の日が多いので体操的動きは終盤でなければできない(体が冷え 切ってしまうため)
*装備は:耳掛け付き帽子・ネックウォーマー・上下ウインドーブレーカー(薄手、雨天時のゴルフ用)、それでも背 中には汗取りタオルを背負ってます。

2、被災地情報
原発関係:東電会長事故後初めて挨拶、社長は入院 1〜4号機は廃棄処分になる公算大、汚染水処理が進まないので電源復旧はなったが炉心冷却の設備稼働準備が進まない。計画停電が今日で3日間全中止になっているが夏場までにどんな手が打てるのか?各業種、生産現場の稼働が落ちしかも夏場を迎えたらどうなるのか?外国の支援を最大限に利用させてもらう権利が日本にはあるはず。国家の英知を集めて日本の底力を見せてほしい。ゴルフの石川遼君今期獲得賞金を全額被災地に「寄付」申し出、本人も2億目標と言っている、イチロウ、松井、サッカー選手、芸能人、みんな声を、手を挙げている、ダルビッシュもいた、外国人も多数。感激する!我々も、我れ、個人としても何時でも順番待ちのつもりでボランティアを希望する、網を張ってできることを探す。凄い大変な長い戦いになると思っているから。