「keniti3545」since73:11月14日晴れ−3℃「東日本大震災」「311フクシマ」980日 今日の一題「被災地復興へのベクトルがバラバラだ!」

*朝トレ:7時玄関ー3℃! こうして今シーズンの最低温度を更新していくんだな〜今日はインフルエンザ予防接種の日だよ〜!ん、何時決めたの?、今!8時半には出られるでしょう?ん、まあ、どうせ何時か行かなくちゃならないんだOK。と言う訳で・・・朝トレは、今日もまたシフト変更でした。 



*「東日本大震災」「311フクシマ」980日

 (下の本題を読んでからわれの言い分を読んでもらった方が解りやすいかも知れません)
 
復興ニッポン」と言うけれど・・・  こんな事当たり前「もっと早く、はっきりと」!?


(keniti3545)

 われもここ二年間の線量計測によって、この記事(復興ニッポン)の言う内容は体験している。われはこの事実を体験してからはずっと言い続けてきている、「森の放射能なんて除染出来ないんだから、せめて表示して下さい」と言ってきている。「看板見れば子ども達も近づかないし、周囲の大人だって注意」が出来る

 これを「風評が立つから止めろとは誰も言わない」でしょう! 「地元の人だって子ども達の安全を願っている」のだから。「行政が、嫌うんだよね注意書きの看板」などをね、「気をつけましょうの看板」は風評被害なんか呼び込みませんよ!みんな「子ども達を守ろうと必死なんだと応援」してくれますよ。 

 周りにはまだまだ注意しなければならないことが一杯なんです一番大変な地域の皆さんが必死に子供を守ろうとする姿が」国の除染指定地域にされた8県102市町村の親たちもこの思いを風化させることなく「気持ち繋いで日本の子ども達を守ろう」としますよ

 私たちの市も除染指定地域ですが、我の住む地域は条件に該当する個人宅も申請すれば除染の対象に成りますという一項があるだけですわれは、二年間自分の住むエリア内にある「児童公園」とモデルセンターという町民の集う建物に付随する「グランド」そして「我が家敷地内」の「3箇所」の各々、5定点ずつの「線量」を測定してきました

 その中で、たまたま今日の「復興ニッポン」の記事中にある現象は既に以前からわれの実測に現れていることですので、素朴な疑問を持ちました。その「結果の発表」に使う「数値」の元が知らされないことと、結果に対するアクションが何も示されないことに少なからずの疑問を持ったのです


<その一点目>は、11年度は総蓄積量の0.5%、12年度は0.2%だった。同じ時期に地下10cmまで移動したのはそれぞれ0.2%、0.1%にとどまった。どちらの場合も事故後の時間が経過するにつれて、移動率は低下する傾向が見られた

これでは単位当たりの放射線量が分かりません。我々は、「0.23μsv/h」未満の外部被爆と食物等からの内部被爆の合計が「1ミリシーベルト/年」を超えないようにしましょうと言われているのですからこの値を知らせてもらえなければ危険性の度合いも分かりません


<その二点目>は森の中には放射線量の高い物質(今、主にセシウムが問題視されている)が動きがたい状態で蓄積されていることが解った。のですからその値によって取るべき道は「除染」しかないのでしょうが、森の除染は膨大な費用が掛かって出来ないと言っている訳です

 そこで何もアクションは取らないのですか?素人のわれでさえ、警告の「看板を立てるべきだと思う」のですが日本原子力研究開発機構JAEA)の調査結果を受けただけで行政は何もしないのですか? 流出していくのはごくわずかだと言っているのでしょう長〜い、期間そこに危険物が存在するんですよ?!

 更に問題はあります地表、特に平地に於いて(粉塵状である放射性物質)は、運動量のある中央から四辺、4角又は円周上付近の凹凸ある物体に捕まりやすい。と言うことはその条件のところに蓄積されやすい事もわれの小さなエリヤの定点測定からは実証されています平坦な町中から掃き出された物質は風に乗って跳びまわっても多くは森林に捕まって動かなくなるでしょう

 道路などでも勿論この現象は著しく、周辺人家その他には悪影響を及ぼしているはずですわれの測定範囲でもホットスポットの値は三つの大型台風が通過しても数値の大幅低下は起きませんでしたこの結果からでも言えますね、放射線に関しては人間の方が逃げなければならないのです森はどうですか注意書きの看板を立てて子ども達を近づけないように大人が守ってやるしかないんですよ行政が知らんぷりは無いですよね?!

◎.下記が本題の記事ですが・・・ (keniti3545)
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 復興ニッポン

森林内のセシウムは周辺へ流出せず、原子力機構が観測
2013/11/12

 日本原子力研究開発機構JAEA)は10月29日、福島第一原子力発電所の事故で茨城県北部の落葉広葉樹林内にたまった放射性セシウムの移動状況の観測結果を発表した

セシウムの大部分は森林内の土壌の表層付近にとどまっていたことから、周辺には流出しにくいと指摘している市街地などに比べて除染が進んでいない森林内の放射性物質の危険性について、一つの判断材料を提供する観測結果となった

 JAEA東日本大震災の発生から2カ月後の2011年5月、福島第一原発から南西に約65km離れた茨城県北部の落葉広葉樹林で、前年の秋の落ち葉が積もった土壌に、地中に染み込む水の量を計測できる装置を据えた降雨などによって生じる土壌浸透水を採取して、放射性セシウムが地表から地中へ移動する状況を観測した

 観測結果によると、放射性セシウムが地表から5cmの深さの地中へ新たに移動した量は、11年度は総蓄積量の0.5%12年度は0.2%だった同じ時期に地下10cmまで移動したのはそれぞれ0.2%、0.1%にとどまった。どちらの場合も事故後の時間が経過するにつれて、移動率は低下する傾向が見られた


原発事故で森林土壌にたまった放射性セシウムの移動状況
(資料:日本原子力研究開発機構

(資料:日本原子力研究開発機構
 JAEAはこの観測結果を受けて、原発事故で土壌の表層に蓄積された放射性セシウムが地下10cmより深くまで移動する割合は小さく地下水を経由して森林の周辺へ流出することは起こりにくいと結論付けた

安藤 剛 [日経コンストラクション]



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*今日の一題 「移住支援が決定か」

 遅すぎる!、しかし、 騙し・強制から一歩進んだのか? (keniti3545)


知事「移住支援」提言容認 帰還の方針は維持


佐藤知事に与党復興加速化本部の提言書を手渡す大島本部長(右)


 東京電力福島第一原発事故からの復興に向けた自民、公明両党の第三次提言について、佐藤雄平知事は12日、「全員帰還」を原則としてきた政府の避難者対策に、新たに帰還困難者の移住支援が盛り込まれたことを容認する考えを明らかにした
自民党東日本大震災復興加速化本部の大島理森本部長と県庁で懇談後、記者団に語った。将来的には住民帰還を目指す姿勢を維持しながらも、移住支援による生活再建という提言の「現実路線」に理解を示した


 佐藤知事と大島本部長の懇談は冒頭以外、非公開で行われた。懇談を終えた佐藤知事は、移住支援が明確に盛り込まれた提言について、「避難が長期化する中で、(帰還に関する)避難者アンケートの意向が違ってきている。将来的に帰還を目指す県の方針は変わらないが、住民の意見を聞き、意向に添える対応、施策を進めてほしい」と語り、移住支援を選択肢として明確に打ち出す必要性を認めた


 一方、大島本部長との会談では「最終的には避難者が古里に帰還を果たせるよう県として取り組む覚悟なので、支援をお願いしたい」と述べ、将来的な住民帰還への環境整備を引き続き要望した

 提言は、14万人超の避難者について早期帰還の促進を目指す一方で、放射線量が高く帰還が困難な区域については「今後、何年間帰還できないか明確にすべき」と指摘新しい生活を選択するために必要な判断材料を国と自治体が提示する責任があるとしている


 提言の実現には課題もある移住支援は基本的に帰還困難区域を想定しているが、同区域以外にも局所的に放射線量が高かったり、住環境が荒廃したりして帰還を断念せざるを得ない避難者は少なくないとみられ移住支援の対象範囲の捉え方が焦点の一つになる


 さらに、移住支援策にどれだけ県や市町村、住民の意見を反映させ、実効性のある対策を示せるかも不透明だ。避難者に帰還か、移住かの選択肢を平等に提示するには、早期帰還者への支援策のさらなる強化も求められる。  {「金額でう誘惑・不公平」帰還者増を画策したい行政の腹づもりも起きる心配もないか?。(keniti3545)}


全基廃炉など盛り込み要望
 大島本部長との懇談で、佐藤知事は県内原発の全基廃炉、除染の長期目標などを提言に盛り込むよう要望した。

 要望では(1)国が主体性を持って廃炉・汚染水対策に取り組むこと (2)県民の総意である全基廃炉の実現 (3)国による線量基準の説明責任 (4)除染の長期目標である追加被ばく線量1ミリシーベルトの堅持 (5)十分な損害賠償の実施−を求めた

 提言の骨子を説明した大島氏は「国がもう一歩前進し、新たな加速化へのスタートにしたい」と述べた

(2013/11/13 11:48)


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2013年11月13日
北海道新聞の社説 被ばくの基準 安易な緩和は許されぬ(11月13日)

 原子力規制委員会は、東京電力福島第1原発事故で避難した住民の帰還に向けた提言案をまとめた。

 帰還の必須条件は、年間被ばく線量が空間線量で20ミリシーベルトを下回ることとした

 一方、帰還後は、空間線量ではなく、個人が携帯する線量計で測った被ばく線量を基にし、長期的に年1ミリシーベルト以下を目指すという

 個人線量計の実測値は、屋外に8時間いることなどを想定する空間線量より大幅に低くなる傾向がある

 現実に放射線にさらされる避難住民が、事実上の基準緩和と受け止めても仕方ないだろう。ーーー

↓ 全文は此方 
http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/7408053.html



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「プラス1」

秘密を扱う者は丸裸に
朝日新聞天声人語2013年11月13日05時00分

 これは冗談なのだろうか。本紙が入手し、きのう報じた「身上明細書」という書類がある。防衛秘密をあつかう自衛隊員について、任務に適格かどうかを調べるため本人に書かせるものである。その記入例に登場する架空の人名を見て驚いた

本人は「保全太児(ほぜんたいじ)」、兄は「保全完璧(かんぺき)」だ。ところが音信不通の兄は「保全厭蔵(いやぞう)」、離婚した元妻との間の子は「秘密広芽(ひろめ)」とされるつきあいの途絶えた親族はいかにも好ましからざる名前にする。なんとも評しがたいセンスである

「秘密出版」なる会社を自己都合で退社、という職歴の記入例はだめとされる。給与面の不満とか具体的に理由を書け、とある交友関係も飲み友だち、交際相手などと細かく書かせ、その住所まで記入させる住所を把握して何に使うのか

▼隊員の上司が書くと思われる「調査票」という書類もある。隊員は正直か、異性関係はだいじょうぶか、借金の取りたてはないか、特定の外国をしばしば訪れていないか、虚言癖や特異な趣味嗜好(しこう)はないか。いずれも本人に確認せずに記入する

凄(すさ)まじい徹底ぶりである秘密を扱う者は丸裸にする場合によっては携帯の通話記録を見る。うそ発見器にかける。親類縁者や友人知己にも目を光らす。人権もプライバシーも捨て去れということだ

特定秘密保護法ができれば、新たな「適性評価」が役所の取引先の企業人にも及ぶ空気の薄い社会にならないか。やりすぎは慎むと政権はいうが、知れたものではない


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◎.秘密保護法案を通したらどうなってしまうのか?もっと危機感持たないと〜!!?(keniti3545)


◎.毎日社説:秘密保護法案を問う 強まる反対世論 (2013年11月13日)

与党は考えを改めよ 

 国会議員、とりわけ与党議員はこの世論の動向をどう受け止めているのだろう毎日新聞が9、10日に実施した全国世論調査では特定秘密保護法案に反対と答えた人は59%に上り、賛成の29%を上回った

 衆参のねじれがなくなった今の国会では与党の自民、公明両党が当初方針通り賛成すれば法案は成立するだが、審議を重ねるほど問題点が浮き彫りになっているのが実情であり、今回の世論調査もそうした状況を反映したものだろう与党議員は国民の疑問、不安に対し、謙虚に耳を傾けるべきである

 それにしても、なぜ与党内でほとんど異論が出てこないのか。むしろそれが不思議でならないかつての自民党はもう少し世論に敏感で、かつ多様な意見が存在していたのではなかったろうか。ーーー

↓全文は此方
http://mainichi.jp/opinion/news/20131113k0000m070129000c.html


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