「keniti3545」since73:9月17日曇り15℃「東日本大震災」「311フクシマ」928日 今日の一題「”首相”誰が聞いても恥知らずの発言ですよ!」

*朝トレ:玄関7時30分15℃もう今シーズンは短パンで玄関は出られません一人コーヒーも板について・・・美味しいな〜「お決まりの一切れロールケーキ」も未だ数切れ残ってるよ平気、平気、何が〜

 気持ちいい朝〜なんだけど上手く行かないタイミングもある。 コースへ上がる階段まで来て便意を催したお前は「幼稚園児」かよ!情緒不安定な日が続くな〜! 仕切り直して入ったコース、やっぱり気持ちいい〜! 気持ちいい朝〜! カラスが二羽ずつ電線に止まった、そりゃ、そうだろうって! と言って横向いた!

 朝トレは何時でも気持ちいい〜! 一日遅れで昨日お掃除と備えたお花の水を換えてやろうか、10分早く切り上げて大木戸橋手前に位置するお墓へお参り(点検)、(サルにお花をさらわれる)お彼岸中は三回ほど「親父殿」に会える家の仏壇も女房殿居ない日々はわれの受け持ちで毎朝お線香とお茶を上げるが「お墓で会う時はお客様扱いだね「親父殿」お袋の分もお水掛上げるね。
 時々「爺ちゃん元気かい?」って聞くんだよ。元気だよって答えているけれどね。「そうかい」とは答えが帰ってくるんだけど、「良くしてやってね」。とは答え返ってくるんだけど「会いたいね」とは言わないんだよ「6年経って」、もう会えないのは解って居るんだねきっとでも日々楽しそうには過ごしているよ。

 要介護度4のお袋も「日々を生きようとする意志」は、「確り持っていることがわれにも伝わる」毎日お世話して下さるスタッフの皆さんにも笑顔のお返しは出来ているこの穏やかな時流れは人生の初期子供を成人に育て上げるまで苦労の連続で生きてきた「お袋の年代の人にはささやかなご褒美」ではないでしょうか?

 此処までの人生のように悲しい・苦しい思い出はもう重ねる必要が無くなったけど、「今日の楽しい思い出も」鮮明な記憶としては積み重ねられない。しかし、「日々楽しく暮らす努力はしており、そこには意志が働いている」。

 それは、他動的に教えられたことも多いかも知れないが大勢(今はお仲間9人)で暮らすことによって認知症であっても制約・ルール・「人から与えられる親切」、「善意を受ける喜び」を肌で感じ、五感に通じ、脳神経をも刺激して自らもお返しをしようとさせる一番シンプルな表現は笑顔のお返しです

 手を打って喜びの表現をします、手を握りしめます依頼された行動を実行(しようと)しますお手伝いが代表的な表現ですこの一連の表現・行動がスムースに行えるのは、「共同の空間がある生活だから」だと思います

 何故かと言えば共同生活をする仲間は、1〜4の各段階にある「要介護者」ですが、一つの空間(小さなコミュニティー)生活の場を持ち、居室はそれぞれに独立していますそして、各人それぞれにランクの違う介護・介助を受けていますこれが大きな自律(立)心を目覚めさせ、向上させることにつながるのです

 Aさんは「私より歩くのが不自由」なのだBさんは「トイレが一人では無理」なんだCさんは「カードゲームで札を返せない」んだスタッフがお願いするお手伝いで「 Dさんは何時もタオルたたみ」なんだ しかし「認め合っても無理に手を出すことは」余りしません

 自分から、一歩「ステップアップしようとまね(学ぼうと)をする」んですねいつもは面倒がりますがある時自分から手を出してくることがあるんです新しい人が入ってきて編み物をはじめました、古いお仲間に昔の経験ある人が居ました直ぐやりたいと言います

 楽器を奏でる人がいれば経験者が名乗りを上げます入居者「平均年齢87才 9人のユニット」の一例ですお散歩も晴れた日はほぼ毎日交代で車いすの方もドライブに出ます。決まった人だけではありません全員対象の日課の一つですこれがわれの知るグループホームの実態です

 多分この人達が体の自由が利かなくなった時どんなに恵まれた環境にあったとしてもこれだけ楽しそうに日を送ることは無理だったかもかも知れませんね人は最後まで「家族至上主義」よりも「コミュニティーに生きたい」のかも知れません。

 お袋が「親父殿」のことを忘れたのではないのに、今「会いたい」と口にしないのを寂しいこととは今はもう思いません。親父もきっと天国から笑いながらお袋を見守っていることでしょう。 「お袋今度は三日にデートに行くからね!」 「親父も元気でもう少し待っててやってね!」「100までは頑張るってさ!」  





*「東日本大震災」「311フクシマ」928日



*今日の一題 安倍首相の発言は余りにも恥知らずだ


2013年09月21日 Nuclear F.C 原発のウソ

小出裕章日刊ゲンダイ汚染水は制御不能。安倍首相の発言は恥知らずだ @小出裕章


  安倍首相の発言は余りにも恥知らずだ

放射能は完全にブロックされている」「コントロール下にある」――。IOC総会で、安倍晋三首相は福島第1原発の汚染水問題について、こう豪語した

首相の言葉はすなわち、国際公約になったわけだが現地では今も1日400トンもの地下水が壊れた原子炉建屋に流れ込み、海に漏れている可能性も否定できない。安倍首相の言う「完全ブロック」とは程遠い状況なのだが、原子力の第一人者はどう見ているか


<そんなに安全なら自分で現場に行けばいい>

――安倍首相のIOC総会での発言を聞いて、どう思われましたか?


ほとほと呆れました。一体何を根拠にコントロールできていると言っているのでしょうか。冗談ではありません。福島原発は今、人類が初めて遭遇する困難に直面していて、想像を絶する状況が進行しているのです

そもそも、原発政策を推し進めてきた自民党政権は、原発を安全だと説明してきたが、安全神話は事故で崩れた。それなのに『コントロール』なんて、よく言えたもので、本当に恥知らずですそこまで言い切るなら、安倍首相自らが福島原発に行って収束作業に当たればいいと思います


――汚染水の現状をどう見ていますか。


これは予想できたことなのです事故が起きた福島原発では溶けた炉心の核燃料を冷却する必要があります。水を入れれば核燃料に触れた水の汚染は避けられない。福島原発は水素爆発で原子炉建屋の屋根が吹き飛び、地震津波で、施設のあちこちが壊れている

汚染水は必ず外部に漏れてくる。それが原子炉建屋やタービン建屋の地下、トレンチといった地下トンネルにたまり、あふれ出る。誰が見ても、当たり前のことが起こっているのです


――小出さんは2011年3月の事故直後から、汚染水はタンカーで移送すべきだと提案していました。


漏れた汚染水が原発の敷地内にたまり続け、今のように周辺からあふれるのは明白でしたそれなら一刻も早く汚染水を漏れない場所に移さないといけない。そこで数万トンの容量があるタンカー移送を提案したのです

新潟県にある世界最大の原発東京電力柏崎刈羽原発には廃液処理装置があります。柏崎刈羽原発は稼働停止中ですから、そこに運んで廃液処理するべきだと考えたのです


――しかし、提案は採用されなかった。


「汚染水を海上輸送するので、地元漁協はもちろん、国際社会の反発が予想されるし、受け入れる新潟県の反対もあったのでしょう。東電が柏崎刈羽原発放射性廃棄物がたまり続けることを避けたかったのかも知れません

私は2011年5月に原子炉建屋の周辺に遮水壁を設けることも提案しました地下水の汚染を防ぐためですしかし、東電側は『カネがかかり過ぎて6月の株主総会を乗り切れない』と考えたようで、結局、何もしなかった今になって遮水壁、凍土壁を設置すると言っていますが、バカにしているのかと思いますね


<汚染水は許容値の300万倍、制御は不可能>

――政府の汚染水対策の柱は「凍土壁」と、汚染水から放射性物質を取り除く多核種除去装置「ALPS」の増設・改良です。「ALPS」が稼働すれば状況は改善されるのですか。


動かさないよりも動かした方がいいに決まっているしかし、汚染水問題の根本解決は困難と言わざるを得ません。なぜなら、汚染水の濃度があまりに高いからです

汚染水に含まれている主な放射性物質セシウム137、ストロンチウム90、トリチウムの3つだと思います。この実験所をはじめ、国内の原発ストロンチウム90を廃液処理する場合、法令上の基準値は1リットル当たり30ベクレル以下です

しかし、先日、福島原発の地上タンクから漏出した汚染水は1リットル8000万ベクレルと報道されていました。つまり、許容濃度にするには、300万分の1以下に処理しなければならない私は不可能だと思っています。さらに、トリチウム三重水素と呼ばれる水素ですから、水そのもので、ALPSで除去することはできません」

――凍土壁は効果ありますか。


私は遮水壁は鉄とコンクリートで造るべきだと思っています。耐久性があり、最低でも10〜20年は持つからですしかし、造るのに時間もカネもかかる。待ったなしの状況を考えれば、急場しのぎの凍土壁も造った方がいい

ただ、凍土壁が冷却に失敗したら地下に巨大な穴が開く恐れがある上、何年維持できるのか分からない。最終的には、やはり、凍土壁の周囲を鉄とコンクリートの遮水壁で覆う必要があると思います


――小出さんは最近、水を使った冷却をやめるべきと言っていますね。


「水を使い続ける限り、汚染水は増え続ける。今のような状況は何としても変えなくてはなりません重要なことは冷やすことつまり、冷やすことさえできれば、手段は問わないわけです東海原発の原子炉のように炭酸ガスを使って冷やす例もあります。ただ、ガスだと今度は汚染ガスの問題が出てくるでしょう

そこで、金属を使うことが考えられます仮に(融点の低い)鉛などを炉心に送ることができれば、最初は熱で溶けて塊になるものの、塊が大きくなるにつれて次第に熱では溶けなくなる。その後は自然空冷という状態になると思いますただ、これが確実に有効な対策かと問われると正直、分かりません。金属の専門家などを集めて知恵を絞るしかありません


チェルノブイリのように石棺にするしかない>

――福島原発はどうすれば廃炉できるのでしょうか。


(1986年に事故を起こした)チェルノブイリ原発のように石棺しか方法はないと思いますただ、チェルノブイリ原発も事故から27年経った今、コンクリートのあちこちが壊れ始めている

福島原発は事故を起こした原子炉が4基もあり、石棺にするにしても、使用済み核燃料プールにある燃料棒は必ず取り出す必要がある。その燃料棒の取り出しに一体何年かかるのかも分かりません


――簡易型タンクで急場をしのぐだけの東電の後手後手対応にも呆れます。


現場は猛烈に放射線量が高く、一帯は放射能の沼のようになっていると思いますその中で、貯水タンクを(壊れにくい)溶接型にしたり、漏出がないかどうかを24時間体制で監視すれば、確実に作業員の被曝(ひばく)線量が増える。つまり、作業を厳格にしようとすれば、その分、作業員の被曝線量が増えてしまう。だから、場当たり的な作業にならざるを得ないのだと思います


――作業員の話が出ましたが、今後、数十年間は続くとみられる廃炉作業を担う作業員は確保できるのでしょうか。


チェルノブイリ原発では、収束のために60万〜80万人が作業に当たりました27年経った今も、毎日数千人が作業しています原子炉1基の事故でさえ、この状況です。福島は原子炉が4基もある。一体どのくらいの作業員が必要になるのか見当もつきません


――それなのに安倍政権は原発を再稼働する気です。


町の小さな工場でも毒物を流せば警察沙汰になり、倒産しますしかし、福島原発の事故では東電はいまだに誰も責任を問われていません電力会社が事故を起こしても免責になることに国が“お墨付き”を与えたようなものですだから、全国の電力会社が原発再稼働に走るのです


こいで・ひろあき 1949年東京生まれ。東北大工学部原子核工学科卒、同大学院修了。74年から現職。放射線計測、原子力施設の工学的安全性の分析が専門。「放射能汚染の現実を超えて」(河出書房新社)、「原発のウソ」(扶桑社)など著書多数。


 2013年9月13日

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◎.国は、長い間ムラ以外の原子力科学者の意見は聞こうとしませんでしたそして311以後も容易にその態度は変えようとはせず、次々にムラ主動の失態が繰り返されて今日に至っています。 小出さんが国会に招致されての現状分析と今後の提案をムラの科学者相手の討論は迫力があり、総毛立って聞き入ったことを今も思い出します残念なことは当時の心配事が幾つ現実化してしまったか小出さんの提案を受け容れることによって幾つの事故・不具合が避けられたことか悔しい思いが今でも胸にあります。 (keniti3545)


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