「keniti3545」since73:9月 5日晴れ0℃「東日本大震災」「311フクシマ」910日 今日の一題「政府原子力災害対策本部の動きを注目せよ!」六社記事読み比べ

*朝トレ: 6時30分20℃ 昨日からの大雨が続いている今年の夏は「異常気象だと気象庁の検討会が断じた」と言うがわれら「庶民の感覚は桁外れの異常気象が未だ続いている」と言う思いだ。9月に入っても、夏〜と言う感じが消えないものな〜!

 「埼玉、千葉の竜巻」のあとわずか二日後に我が「栃木県も鹿沼矢板など4市町が竜巻や突風に襲われ」た県内では昨年から「2年連続の竜巻被害」だという。この傾向は全国的なもの、前出の「地球温暖化が原因とあらば地球規模とも言える」訳だ。 被害にあった地域の人には心からのお見舞いを申し上げます。

 しかし、翻って「自身を見つめる」と、なんと「自然に恵まれ」「気象状況の恐怖からも擁護」された地域なのだろうと「改めて感謝の念」が涌く。この「享受に甘えることなく、備えは持たなければ成らぬ事も胆に命じ」よう。 ただ、この「無害の地に育ったDNAを受け継ぐ次世代」へ、変わりゆく「気象状況」そして此処でも「我々世代が起こした」大きな「過ちを犯した報いが>」、「気象状況の異変に相乗した悪さをしてくるだろう事をせめて確り言い残さなければ成らない」のです


 「隠してはダメ」!「黙っていてはダメ、言い伝えなければダメ」! 何よりも、「わびる心を忘れてはなりません」  こんな住みやすい環境を自分達の身勝手で汚し続ける「我々の世代」は本当に大罪人なのだ〜! せめて今できることは、「放射能被害を自分達の手で二度と生み出さないこと」「一日も早くもう一基の原発を止める」こと! そして二度と使わないこと。を実行することです

今日は、良い気持ちでは始められない朝反省の朝〜!でした。



*「東日本大震災」「311フクシマ」910日


*今日の一題 「政府原子力災害対策本部の会議結果」を受けて「大手6社そろい踏みの社説」 


これじゃはっきり言って「毒にも薬にもならな〜い」! 強いて言えば、読売がいつもの姿勢貫いてこれには文句付ける気にもならずあとの五社も日本のジャーナリズムは何処行ったんだよ〜!  これじゃ新聞買って読む人居なくなるのはしゃ〜ないね!!



朝日新聞 社説 2013.09.04

汚染水対策―先を読んだ危機管理を

安倍首相を本部長とする原子力災害対策本部がきのう、福島第一原発放射能汚染水問題について、「国が前面に出て必要な対策を実行する」との基本方針を決めた。内容はおおむね妥当である。ーー後略ーー

↓記事全文
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_gnavi#Edit1

◎.対応策への掘り下げた言及が見えない「内容はおおむね妥当」”論評のハナ”にこの言葉ではその内容も概ね解ろうかと言うところだ! (keniti3545)


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読売社説2013.09月04
 
 福島原発汚染水 政府の責任で着実に収束を
 
 政府の原子力災害対策本部が、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題の収束を目指し、基本方針をまとめた。

 貯蔵タンクから汚染水漏れが続くなど、東電の対応は後手に回っている。遅ればせながら政府が前面に立ち、対策に乗り出したのは当然だろう。

 必要とされる対策費用は470億円に上る。対応を急ぐため、当座は、今年度予算の予備費から210億円を充てる。資金繰りが苦しい東電の経営状況を考えれば、国費投入はやむを得ない。ーー中略ーー  今回の汚染水漏れでは、情報不足のため一部に不安の声もある。放射性物質が検出されたのは福島第一原発の港湾内だけで、外洋での汚染被害は確認されていない。漏れた汚染水による放射線も防護しやすいベータ線が主だ。
 関係閣僚会議のメンバーである外相や復興相を中心に、国内外に適切な情報を迅速に発信することが求められる。ーー後略ーー

↓記事全文
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130903-OYT1T01374.htm

◎.やっぱり異質だよ! 現況を・事実を、認識出来てるんだろうか? 普段読まない新聞でもちょっと心配だ?! (keniti3545)



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毎日社説 2013年09月04日

汚染水基本計画 国の覚悟が見えない

 東京電力福島第1原発で深刻な問題となっている汚染水対策について、安倍晋三首相を本部長とする「原子力災害対策本部」が基本方針を公表した。「東電任せにせず、国が前面に出て、抜本的な対策を講じる」という姿勢は当然のことだが、中身を見ると抜本策とは言いがたい。

 汚染水対策に計470億円の国費を投じるとの方針は、これまでに比べると一歩踏み込んだものだろう。ただ、国費の投入先は限られている。陸側から建屋に流れ込む地下水を遮る「凍土遮水壁(地下ダム)」と、汚染水から放射性核種を取り除く高性能の「多核種除去装置」の二つ。いずれも、実現可能かどうか不確実性がある上、うまくいっても実現するのは1年以上先と考えられる

 一方で、緊急に対応が必要な汚染水貯蔵タンクの改善には、国費を投じる計画が今のところない。現在の「ボルト締め型」から、漏えいリスクが小さいと考えられる「溶接型」への置き換えを進めさせるというが、東電の対応能力には不安が残る。ーー後略ーー  

↓記事全文
http://mainichi.jp/opinion/news/20130904k0000m070118000c.html

◎.国の責任を問う!と、一昨日「一番にのろし上げた」わりには、何の提案も突っ込みもないね!?どんな責任を取ってもらいたかった訳? 大きく期待外れだ! (keniti3545)




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日経社説2013/9/4付

 国は人と知恵集め汚染水対策に全力を

 東京電力・福島第1原子力発電所から高濃度の汚染水が漏れている問題で、政府が対策の基本方針をまとめた。470億円の国費を投じ、国が主導して取り組むとしたが、実効性のある対策が進むかどうかはなお不透明だ。

 汚染水を止める即効薬はいまのところなく、長期戦を覚悟しなければならない。そこで必要な人材や知恵をどう集めるか。政府はあらゆる手立てを尽くし、対策の具体化に全力を挙げるべきだ

 汚染水問題は深刻な状況にある。敷地内のタンクから300トンの高濃度の汚染水が漏れ、約350ある同型のタンクで再発の可能性も捨てきれない。漏れたタンクの周りでは高い放射線量が計測され、今後の作業への影響が懸念されている。汚染される前の地下水の一部も海へ流れ出している。

 政府の基本方針は、原子炉建屋に地下水の流入を防ぐ「凍土壁」を設けるほか、汚染水から様々な放射性物質を除く浄化設備の増設などを盛った。これらの費用は国が負担し、うち約210億円は今年度予算の予備費で賄う。ーー中略ーー  費用対効果も考え、ムダな支出を抑えるのは言うまでもない。

 問題は、対策の実行を担う人材や知恵が不足していることだ。東電は作業員3千人態勢で事故対応にあたってきた。汚染水対策では設備の新増設に加え、1千基を超えるタンクの点検、放射線の監視などで多くの人手が必要だ

 国が責任をもって企業や公的研究機関から人材を確保し、海外の新しい技術も最大限導入して対策の実効性を高めるべきだ。ーー後略ーー


http://www.nikkei.com/article/DGXDZO59275640U3A900C1EA1000/

◎.人材、技術の援助受け容れも拒まずは当たり前だが、東電には神話が邪魔して出来ない業どんな形態を取るのか組織編成の枠組みは?費用対効果のそろばんと共に人事面の注目も忘れないで欲しい日経にしては突っ込みも当を得ていて考える材料にはなる。 (keniti3545)


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産経社説2013.9.4 03:15

汚染水問題 非常事態認識し即効策を

 対策の遅れからトラブルが続いている東京電力福島第1原子力発電所の汚染水問題で、抜本的解決に向けた基本方針が政府によって示された

 地下水が原子炉建屋に流れ込まないよう周辺の地中を凍らせる、凍土遮水壁の工事実施などがその柱だ。総額470億円の国費を投入する

 ようやく打ち出された対策だが、政府の対応はあまりに遅い。汚染水の増加と漏出で、廃炉計画は頓挫しかねない状況にある。

 安倍晋三首相は3日、首相官邸で開いた原子力災害対策本部と原子力防災会議の合同会議で「世界中が注視している。政府一丸となって解決に当たっていく」と述べたが、汚染水の現実を非常事態と認識し、即効性のある対策を優先させて取り組むべきだ。ーー中略ーー汚染水対策の要は「出さない」「入れない」の2点につきる。高濃度の汚染水を海に漏らさないためには、まず山手からの地下水を建屋の汚染水に合流させないように手を打つことだ。ーー後略ーー


↓ 記事全文
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130904/dst13090403160001-n1.htm


◎.「汚染水対策の要」そうですよ内容は、完全なものでなくても良いから国民の目線で意見をぶつけて欲しいと思うんですよね概ね良好などと言う論評よりよっぽど好感を持てますよ。
 確かに要は、「出さない」=(漏らさない):「入れない」=(地下水の流れ込みをさせない)の2点かも知れないがわれは一昨日の「毎日新聞ののろしに呼応」して冷却方法にも目を向けるべきと言う海外の意見」「小出助教の言にも因るところ大の便乗加工ながら

「余剰水を止めるだけではいずれ限界が来る」だろうから溶融炉心の)「冷却方法を変え」て大量の「冷却水を使用せずの方向性」を検討する。事を、実現出来ないものかと覚え書きしたところです


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東京社説2013.09.04

原発汚染水問題 危機意識がまだ足りぬ

政府が、東京電力福島第一原発の汚染水対策への関与を強める方針を決めた。遅きに失した感はあるが、政府も東電も、この問題は国の緊急事態だとの危機意識を持ち、対策に全力を挙げるべきだ。

 「汚染水問題は、東電任せにせず、政府が前面に立って解決に当たる。廃炉が実施できるかには世界中が注視している」。倍晋三首相はきのう、政府の原子力災害対策本部でこう語った、という

 その決意は多とするが、安倍内閣がこの問題を甘く見て、本腰を入れるのが遅れたのなら、民主党前政権と同罪だ

 東電の汚染水対策はこれまでも度々「後手後手」「場当たり的」との指摘を受けてきた

 八月には約三百トンもの高濃度汚染水がタンクから漏出したことが発覚し、原子力規制委員会は国際的な原子力事故評価尺度による評価を上から五番目のレベル3(重大な異常事象)に引き上げた

 東電の当事者能力に疑問符を付けざるを得ない現状を考えれば、政府はもっと早く汚染水対策に力を入れるべきではなかったか。 ーー中略ーー  東京五輪への影響があろうがなかろうが、汚染水問題は一刻も早く収拾すべき問題だ。東京が安全ならいいものでもない。福島第一原発周辺は国土が失われたと同然だ。その回復には、国を挙げ、最優先で取り組むべきだろう

 首相は海外に原発を売り込むよりも先に、汚染水問題の深刻さを自覚すべきだった。災害に強い国土づくりは大切だが、公共事業をばらまくくらいなら、汚染水対策に振り向けるべきではないか。ーー後略ーー

↓ 記事全文
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013090402000146.html


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◎.6社の大きな共通点は政府の「危機意識がまだ弱い」「覚悟の程が全然見えない」「オリンピック招致の足を引っ張らないように国策として汚染水流出防止に乗り出しているとのパフォーマンスに終わらすな」「470億もの予算無駄遣いさせるな」  言わせてもらえば随分と感情論・大切なことだけど「庶民的な心配事を並べたような」内容に過ぎはしませんか? (keniti3545)


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