「keniti3545」since73:6月2日曇り13℃「東日本大震災」「311フクシマ」815日 今日の一題「ジャーナリズムってこんなもん?」
*朝トレ:7時〜8時10分 曇り空だけど気持ちいい朝〜です。指先が冷たく感じます。でも気持ちいい朝〜です。ジャッキーと神山さん主従遠目でご挨拶お早う御座いま〜す! カラスも久し振りに電線に一羽、今年は未だ「つがい」での「パフォーマンス」を見ていない?人の字、入りの字飛び越えて左右の席替え〜。この時期昨、一昨年と子育てにも立ち会ったのに今年はどうなんだろう?いつものB下メニューで終了でした、朝トレ。 (ウグイスの追いかけもなしでした ?)
*「東日本大震災」「311フクシマ」815日
*今日の一題 「ジャーナリズムってこんな物」? 糠に釘でしょうが声出します!
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朝日新聞コラム(2013.06.02)
(日曜に想う) 「9条と96条」自民の深い溝 特別編集委員・星浩紙面で読む
「私が1986年に初当選した時、自民党の幹事長だった金丸信先生は、こんな話をしていた。『自民党は政権与党だからもっている。与党でなくなったら、あっという間に瓦解(がかい)してしまうだろう』と。もっとも、金丸先生は『瓦解』なんていう難しい言葉は知らなかった。本当は『馬糞(まぐそ)の川流れ』と言ったのです」
ここで、聴衆はドッと沸く。
自民党が政権に復帰して、5カ月が過ぎた。ようやく取り戻した政権を身内の対立で手放すのは絶対にいやだ。そんな気持ちは、ひしひしと伝わってくる。そして「衆参ともに過半数を取ることで政権再交代が完結する」(安倍晋三首相)を合言葉に、夏の参院選までは憲法改正など物議を醸しそうな問題は持ち出さず、「経済再生」最優先で臨もうとしている。
とはいえ、政治は先読みの世界。安倍政権が参院選を乗り切ることを見越して、うごめきが出始めている。 *
まず、アベノミクスの最大の難所・成長戦略をめぐる攻防だ。規制緩和や構造改革を進めたい安倍首相側と抵抗する族議員や官僚たち。そのせめぎ合いは、ますます熱を帯びるだろう。
そう考えていたら、霞が関のある局長がこんな見立てを披露してくれた。
「参院選後は、憲法9条の解釈変更か、96条の改正かをめぐり、自民党内で深刻な対立が起こるでしょう」
構図はこうだ。安倍政権では、元外務次官の谷内正太郎内閣官房参与らが集団的自衛権(他国が受ける攻撃を自国への攻撃と見なして応戦する権利)の行使を禁じてきた憲法9条解釈を改め、容認に向けて舵(かじ)を切ろうとしている。参院選後には北岡伸一国際大学長ら有識者が意見をまとめ、それを受けて、一気に解釈変更に踏み出そうという計画が練られている。石破氏ら防衛相経験者らが旗振り役だ。
内閣法制局は「我が国は集団的自衛権を保有しているが、行使は憲法上許されない」という政府見解を繰り返してきた。その法制局の幹部を更迭してでも、解釈変更を断行すべきだという強硬論もある。この勢力は、集団的自衛権の行使によって米国との軍事的な協力をいっそう強めるべきだと主張する。 「安保重視の親米保守」と名付けることができるだろう。
一方、96条改正はどうか。憲法改正の発議要件を、衆参両院議員の「3分の2以上」から「2分の1超」に改めるという。96条改正をめざす超党派議員連盟の会長で、安倍首相の盟友でもある古屋圭司国家公安委員長らが推進役だ。このグループは、憲法改正のハードルを下げて、いずれは9条をはじめ全面的な改正にこぎつけようとしている。底流には「米国から押しつけられた憲法体制からの脱却」という考え方がある。「米国と距離を置く(離米)自主憲法路線」とも言える。
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集団的自衛権派には、9条の解釈変更を済ませた後、しばらくは憲法論議は棚上げして日米の安全保障協力を安定させたいという思いが強い。96条改正で憲法が改正しやすくなることにはむしろ慎重な意見さえある。
かくして「9条の解釈変更=親米」と「96条の改正=離米」という対立構図が浮き上がってくる。私がウオッチしてきた自民党は、親米と離米という路線をうまく使い分けてきたのだが、いま、その二大潮流がぶつかり合うかもしれないのだ。
96条改正の先行論は、世論の支持も広がらず、連立相手の公明党が反対するなど、このところ分が悪い。一方、集団的自衛権派は、軍備拡張を続ける中国に米国と連携して対抗するという「錦の御旗」を手にしつつある。こんな事情を受けて、安倍首相はジワリと集団的自衛権派に軸足を移してきたようにみえる。さて自民党は、この深い溝を乗り越えて「川流れ」を避けることができるだろうか。
◎.ただ新聞読んで見せただけ? (keniti3545)
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(箕面通信の批評も)
生き生き箕面通信1622(130602)
「親米」か、「離米」か――自民党内の二つの流れは、「親米」に軍配?
朝日新聞の本日6月2日付け朝刊に、「『9条と96条』自民の深い溝」というコラム(2面)が掲載されました。「実際の改憲か」、あるいは「解釈改憲か」という二つの溝があったが、「安倍首相はジワリと集団的自衛権派(親米派)に軸足を移してきたようにみえる」と、指摘しています。
これは、朝日新聞の特別編集委員、星浩氏の見立てです。安倍首相は、最初は憲法96条の改定を優先的に考えてきたが、どうやら分が悪そうなので方針転換し、当面は解釈のし直しで行く方向だ、いうわけです。
時の宰相が動かそうとする政治の方向をウォッチすることは大切です。しかし、特別編集委員という肩書を冠するコラムなら、「では、私たちはどう考えるか」、少なくとも特別編集委員自身の考えも明らかにしてこそのコラム、ジャーナリズムというものではないでしょうか。単なる事実の分析だけなら、「特別」などと大仰な肩書きは振り回さないことです。
それはともかく、 「解釈改憲」は、元外務次官の谷内正太郎・内閣官房参与らが進めようとしているものです。 「他国が受ける攻撃を自国への攻撃と見なして応戦する権利」である集団的自衛権は、現行憲法上でも存在するものの、現在は「行使は出来ない」と禁じる解釈です。しかし、これを改め、集団的自衛権を行使できるように使用する流れに変えようという”謀略”です。
参院選後は、北岡伸一・国際大学長ら有識者が意見をまとめ、それを受けて、一気に解釈変更に踏み出そうという計画が練られている。石破茂・幹事長ら防衛相経験者らが旗振り役だそうです。
北岡氏は、東大出身の政治・歴史学者で、政府諮問委員会の委員を務めてきたほか、日本政府の国連次席大使も歴任するなど、政府の意向を巧妙に忖度(そんたく)して都合のいい結論を出してみせる、要するに御用学者です。今回は、9条の精神をひっくり返し、「ノー」から「イエス」に解釈を変更する結論を出す役割です。
東大はもともと官僚を養成する機関として設立されただけに、当然と言えば当然ですが、それにしても学問を時の権力の御用にだけ役立てるのはいかがなものか。学問は、人々のために役立ててこそのはずです。
しかし、北岡氏らは、安倍首相ら権力者が進みやすいように解釈改憲路線という道を掃いたうえ赤カーペットまで敷いて見せようという意気込みです。この路線は、アメリカとの軍事的な協力をいっそう強めるべきだと主張し、アメリカさまの指図に従う「安保重視の親米保守」と名付けられています。
安倍首相は、政権の座に就いて以来、一貫して「96条改憲」を唱えてきました。「アメリカから押し付けられた憲法体制から脱却し、自主憲法の制定を」という考えでした。「米国から距離を置く(離米)自主憲法路線」ともいうべき立場でした。
しかし、どうやらアメリカさまが御不快の様子なので、しばらく鳴りをひそめ、アメリカさまお好みの「解釈改憲」による集団的自衛権の行使に踏み切ろうということにしたようです。
この解釈改憲自体が、とんでもない日本の国柄の変更です。周辺諸国からは一層警戒され摩擦も増えるのではないでしょうか。落ち目のアメリカと一蓮托生の道など、ご免こうむりたい。
どちらにしても、大きな流れの変更です。それだけに、ジャーナリズムとしての見解を示さなければならない局面です。しかし、特別編集委員さんは、自分の意見や見解は「黙して語らず」。いわば卑怯な態度で押し通しました。このコラムには、特別編集委員さんの笑顔があしらってありました。「笑うな。真面目にやれ!」といいたくなります。
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(keniti3545)
◎. 特別編集委員と名乗ったコラムにて問題提起、「此処で自分の意見」を何も言わない。 : ー「自民党の石破茂幹事長は、演説で聴衆のウケを取るのがうまい」此処から始まる「だじゃれ的自己満足の回想録」を書き示すのが目的なのか?
特別編集委員と名打って、”論評せず”→最後は、『さて自民党は、この深い溝を乗り越えて「川流れ」を避けることができるだろうか』で結んだ。 ーー〈「親米」か、「離米」か――自民党内の二つの流れは、「親米」に軍配?〉ーーこのタイトルに寄与する様な内容分析なり、箕面通信さんが指摘する自分(達)の意見も一切無し。
本当に「ジャーナリズム」なんて微塵も感じられない! 昨日の「トンデモナイプロパガンダを始めようか!なと言う気配の読売」よりも、もっと「低俗な無気力新聞」に見えてきた朝日の記事だった。 (keniti3545)
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