11「keniti3545」since72:4月14日晴れ+3℃「東日本大震災」「311フクシマ」766日 今日の一題「北のごね得何処まで通るのか」?

*朝トレ:10時〜11時この時間には12℃上がっている今日は女房殿と倅が買い物兼大谷川公園のウオーキングに出かけた昨日はわれ、お袋とのお花見 「豪華な和食の昼食会」表題「龍王峡」の吊り橋から渓谷に咲く桜花を楽しむことは出来なかったが行きも帰りも地域の小さなお祭りを背景の桜が楽しめた今朝の我はゆったりと「マイコース園庭上にあり」花粉もなく気持ち良い朝(?)〜!でした。「タップリとストレッチ入り」の一時間、評価は「可もなく可もなく」でした


*「東日本大震災「311フクシマ」766日


*今日の一題 「北のごね得何処まで通るのか」? 中国が落としどころを示唆するのか?。


日経新聞2013.04.14)

米中、北朝鮮へミサイル発射自制求め足並み


一層の緊迫望まず


 【北京=吉野直也】中国訪問中のケリー米国務長官は中国の王毅外相との会談で朝鮮半島の非核化に向けた協議を先行して始めることで一致した弾道ミサイル発射の構えを見せるなど挑発を続ける北朝鮮への影響行使を求める米国に中国側が呼応した課題が山積する米中が対北朝鮮で足並みをそろえた背景を探ると、一層の緊迫を望まない両国の事情が浮かび上がる


13日、握手するケリー米国務長官(左)と中国の習近平国家主席=共同

 中国側の立場には変化が見え始めていた。今年2月に北朝鮮が3回目の核実験を強行した際に中国は反発し、国連安全保障理事会で制裁強化決議に賛成した。弾道ミサイル発射など北朝鮮の暴挙を擁護すれば、国際社会の反発に遭うのは必至だからだ。

 中国国内の世論もインターネット上で北朝鮮を擁護する必要があるのか」といった「切り捨て論」が相次ぐ。発足したばかりの習氏ら新指導部にとって、こうした国内外の意見は無視できず、米国との連携は中国側の利害とも一致する

 米中には東アジア情勢流動化への共通の懸念もある

 「朝鮮半島で騒動を起こすことは関係各国の利益を損ねるだけでなく、自分で持ち上げた石を自分自身の足に落とすようなものだ」。中国の李克強首相が13日のケリー氏との会談で使った表現には中国の本音がにじむ

 中国は北朝鮮が核を保有して立場が限りなく対等になるような事態は望んでいない。東アジアの軍事的な力関係が一変するためだ。あくまで中国の言うことを聞く関係が好ましく、その範囲を超えた場合、隣国である北朝鮮は中国の脅威にもなり得る

 米国も似通う。「あらゆる措置を講じる」。オバマ米大統領北朝鮮の挑発にこう警告するが、北朝鮮問題で武力行使が選択肢に入っているとの見方は少数派だ。北朝鮮弾道ミサイル発射で同盟国である日韓両国に被害が出た場合、米国は集団的自衛権を行使するかどうかの判断を迫られる

 軍事的な圧力で北朝鮮を追い込めば、米国の覚悟も問われる。条件付きながら対話に触れた背景には米国側の事情も浮かぶ。ただ、現在の緊張状態が劇的に好転するかは予断を許さない

 まず北朝鮮が核保有を求めている点。これは非核化とは真逆だ。「将来的な非核化」という猶予を与えて当座の危機を回避する案もあるが、危機の先送りにすぎず、いずれ同様の状況が起きる可能性は否定できない。非核化を盛り込んだ2005年の6カ国協議の共同声明も北朝鮮は非核化について「将来的な目標」と都合よく解釈して、その後、破った

 アメリカン大学アジア研究所長の趙全勝氏は6カ国協議で問題なのは北朝鮮のみであり、他の5カ国ではない。北朝鮮を除いた5カ国協議という枠組みも考えられるが、北朝鮮に圧力をかけることしかできず、効果は低くならざるを得ない米中の協力が重要だと話す。


・・・・・・・・・

(註)六カ国協議: 北朝鮮の核問題をめぐって2003年から不定期に開催されている、北朝鮮、日本、米国、韓国、中国、ロシアの計6カ国による多国間協議のこと。朝鮮半島の非核化を目指している。

1994年に米朝枠組合意で核政策の放棄を約束した北朝鮮2003年1月に核拡散防止条約(NPT)の脱退を表明したことを受けて、北朝鮮へ改めて核開発の放棄を求めるために始まった。

2008年6月26日には北朝鮮が核計画の申告を中国に提出これを受けて米国は北朝鮮テロ支援国家指定の解除を議会に通告した。その後10月11日に20年9か月振りに米国が北朝鮮テロ支援国家指定を解除したただしその後の首席代表会合では実質的な成果を挙げるには至らなかったその後2009年5月25日に北朝鮮は核実験を実施したと発表。
現在も協議再開の見通しは立っていない。


・・・・・・・・・・・・・

◎.日本では通らない ”ごね得交渉” とも言ってられないアメリカは稀代の ”訴訟王国” 「TPP締結」などと言うことになればその先にあるものは北朝鮮を凌ぐ」、 「訴訟外交」と呼ばれるような「ごり押し・ごね得外交」が待っていませんか? 北との対応を見ていると「責めるに強い訴訟外交」も、(意味合い大いに異なるだろうが) 「守るに弱い訴訟外交」とは言えそうだ。 (keniti3545)


======================