「keniti3545」since72:3月15日晴れ−6℃「東日本大震災」「311フクシマ」736日 今日の一題「除染の今?」

*朝トレ: 3月15日ですよ朝7時30分玄関ポーチ、−6℃で〜す! でも11時から12時1時間のトレーニングは確りと!ただ、午後2時間ばかり鼻水ばかり「拭いたり、すすったり」(チョット汚いけど)ホントにすすり上げないと掌に落ちてしまいそうでした(要らない花粉症)・・・・。 今時ー6℃も日光ならではでしょう!?


*「東日本大震災」「311フクシマ」736日


*今日の一題  「除染に関する事例検証と我れのつぶやき」!


 除染について考えています・呟いてみます!

政府の行っている除染、そろそろ雲行きが怪しくなってきましたね。 「3.11」直後から「除染」は今の科学では不可能(に近い)事、今行っている除染は物質を単に移動させる「お掃除」でありしかも、「移動した放射性物質は他所を汚す」(汚染ささせる)だから、今やっていることは「移染」に過ぎない。と、小出先生は仰っていましたそれでも居住・活動区域の線量を下げるためには、集めて「捕獲」した”放射性物質”を「隔離」「保管」「管理しなければ」ならない。更に、「放射線量の多・少に対応する除染」を行わなければ成らないしかしそれ以前の問題、或いは平行して考えなければならない大きな問題を議論しないままに行われてきた除染活動であるのが現状ではないのか


 先ず、それが何であるかは今なら言葉にすれば納得してもらえるでしょう絶対量を減ずることが最大の目的なのか、であるとすればその目標値は? 今行っているのは、事前の調査で各居住区(8県102市町村)の空間線量が0.23μSV/h以未満を目標値とした除染(放射性物質の移動に過ぎないが 一応除染と呼ぶ)勿論学校幼稚園公共施設等を優先に進めてきているしかし、既に大きな壁に突き当たっている(初めから見えている壁だ資料は別紙で見聞出来るので今日は要点だけにさせてもらいます)、他でもない「山林・家屋」等の進捗度が極端に低い全体の70%を終えている地域でも、低線量被爆の恐れを免れない肝心の「家屋」・そして今後の「ホットスポットに成る可能性の高い山林」などが2%、3%、0%という地区さえあると言う

 原因は言わずともお解りと思いますが、とにかく 「作業発注側(国)」と受注側(業者)の利害が一致してるからに他なりません。 「いつもの事ながら当事者である国民、しかも被災者まで二の次なのです」 発注側→計画の遂行・計上予算の消化率、「机上での数値効果」は大きい!  受注側→作業性の良い箇所優先・消化仕事量大きく儲け莫大!!

この状況下で「向かう方向」は作業不可能な箇所があります! 低線量被爆の危険性は考慮しますが空間線量で1μsv/h確保は至難の業なので、国際基準の被爆量年間20μSv以下に管理しましょう! と言いたいところでしょう。

 書き出しで触れましたが絶対量を減ずる(除線は出来なくても)なら目標値は決めたのですか? どのくらいなのか我々に分かり易い資料がありますか? まだ、漏れ出ている可能性のある事故現場そして102市町村を0.23μSv/h完遂したときの値がどれ程のものかも、微々たる「数値」として片付けられる数値でしょうね心許ない限りです言いたいことは 「遣りましたが出来ませんでした」と言うための・方針変更する口実にするための、除染ストーリーが入っていませんか?と言うことです。  下記の件も見ている方は多いと思いますが、維新の会が自民同調の「プロパガンダ」、内容の重要な部分は「石原環境相」が「年間20ミリシーベルト」と言う言葉を口にしていることですこの言葉の認知度を広げるための一石を投じた西田議員となるのではありませんか今後の「戦局」で環境相がいきなりこの「年間20ミリシーベルトと言う「語句」は使いがたいことでしょうから

とにかく、今は除染活動のピークという演出で「出来ないことは出来ない」という結論、そろそろ、「出来るところ、美味しいところだけを遣らせてる・遣っている」という批判は出てくるでしょうから。 (keniti3545) 



◎.13日衆議院予算委員会 被爆論争「ホントにトンデモぶり」です
維新の会 西田譲議員のトンデモぶり
動画・書きお越し有り必見ですhttp://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6978685.html

ーー前略
・フクシマは原子炉からは何も漏れていない、建屋からごく少量セシウムのみが漏れた
セシウムは害がないので除染の必要はない。
・医学的にも科学的にもおかしく、憲法違反の強制連行は直ちにやめて、住民をすべて帰還させて、住民自身の手で除染させたら、復興が進む。
ベータ線は紙一枚でさえぎれるので、全く怖くない。ーー中略

ーー石原環境相 あの…私も避難、困難区域にいってまいりました。そこを、こう、歩きまして、累積の、この、線量計の1年間に対する被曝量を計算いたしましたら、えー、そこを歩いただけでございますけれども、年間20ミリシーベルトを超えてしまう。現にやはり、そういう高(濃度の)放射能で汚染をされた地域はございます。そこのみなさん方に帰っていいということは、現政権でもいえないのではないかと思っております。ーー後略


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 説明は不要でしょう「除染」です! 「20億円」「19億円」ですって!


線量は都内の30倍、除染最前線の現場へ2013/03/06


(除染大成建設富岡町原発事故前田建設工業楢葉町東日本大震災環境省常磐自動車道除染特別地域福島第一原子力発電所特集:東日本大震災): 【ルポ】記事復興ニッポンより


 環境省は3月1日、直轄で進めている福島県内の除染工事の現場のうち2カ所を報道関係者向けに公開した富岡町にある常磐自動車道常磐富岡インターチェンジ(IC)の路面洗浄の現場と楢葉町に設けた同町の除去土壌の仮置き場だ。どちらの町も福島第一原子力発電所から半径20km圏内に位置し、東日本大震災原発事故の影響で住民は避難している。特に発電所に近い富岡町は空間放射線量が高く、場所によっては東京都内の約30倍に上る大成建設前田建設工業JVがそれぞれ厳しい環境で作業に取り組んでいる。

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北上するにつれて町の様子が変化

 環境省警戒区域をはじめとする線量が特に高い地域を除染特別地域と呼んでいる同地域内の市町村と同地域を貫く常磐自動車道の一部に対して除染を実施している常磐道富岡町楢葉町の位置関係は下の図の通りだ。常磐道常磐富岡ICから南相馬ICまでは、建設中の状態で震災に遭った。
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環境省の資料に日経コンストラクションが加筆)
 報道関係者は環境省がチャーターしたバスでJRいわき駅前から現地へ向かった。いわき駅付近は、見たところ日常的な雰囲気が戻っている

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JRいわき駅の駅舎。東日本大震災の影響で、JR常磐線は同駅より5駅北にある広野駅福島県広野町)から原ノ町駅南相馬市)まで運休となっている(写真:日経コンストラクション)

 しかし国道6号を北上するにつれて、車窓の風景には荒廃が目立ち始めた。写真の商業施設を見かけた時、バスは既に除染特別地域に入っていたと思われる。
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除染特別地域では写真のように荒廃した被災建物が目についた(写真:日経コンストラクション)

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路面を高圧水で洗浄

 バスが閉鎖中の常磐富岡ICに着くと、環境省の指示に従ってヘルメット、防じんマスク、手袋を着用し、靴にカバーを掛け、線量計を携帯して下車した。

 富岡町福島第一原子力発電所の所在地である大熊町に隣接している。同省によると、同ICの路面付近の空間線量は除染前の時点で毎時2.4マイクロシーベルト日経BP社がある東京都港区の区役所の数値(3月4日時点で毎時0.079マイクロシーベルト)に比べると約30倍に相当する。手元の線量計も都内では見たことがない数値を表示した。ここでの取材時間は約30分だった。

 大成建設の作業員が、回転型同時回収式高圧水洗浄装置「スピンジェット」で路面を洗浄していた環境省は、洗浄後の路面付近の線量を測定したところ、毎時1.4マイクロシーベルトに下がったとしている

 同社は常磐道のうち富岡町内から南相馬市内までの延長20kmほどの区間の除染を約20億円で請け負っている環境省によると、区間内には線量が毎時9.5マイクロシーベルトを超える箇所もある。工期は2012年11月〜13年6月だ。
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常磐富岡ICの路面で除染作業をする大成建設の作業員(左)と、環境省職員や報道関係者(写真:日経コンストラクション)
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回転型同時回収式高圧水洗浄装置「スピンジェット」を使用する作業員(写真:日経コンストラクション)
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装置から漏れたわずかな汚染水を別の作業員が回収していた(写真:日経コンストラクション)

 除染適正化推進本部の本部長を務める井上信治・環境副大臣が視察に訪れていた。除染の費用が延長1kmにつき約1億円かかっていることについて、報道陣から「費用がかかりすぎているのでは」と質問が出ると、 「このスピンジェットのような新しい技術を積極的に活用して、除染コストをできるだけ下げるよう努めたい」と答えた。
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常磐富岡ICの前で報道陣の取材に応じる井上信治・環境副大臣(写真:日経コンストラクション)


黒い土のう袋が並ぶ除去土壌の仮置き場

 富岡町の南に隣接する楢葉町へ移動した。同町は富岡町に比べれば線量が低く、文部科学省が町役場で測定した3月4日時点の数値は毎時0.2マイクロシーベルトと約10分の1だ。ここでは前田建設工業鴻池組大日本土木JVが土地、建物、道路、森林などを対象に3月までの工期で本格除染を行っている契約金額は約190億円だ

 除染作業は、舗装された路面に対しては水で洗浄し、土壌に対しては表層の部分をはぎ取って除去するのが基本だ環境省直轄の除染では、除去した土壌を仮置き場、中間貯蔵施設を経て最終処分場へ送る流れとなっている。現時点では中間貯蔵施設と最終処分場はまだなく、仮置き場は楢葉町など一部の市町村にできている。バスは同町の除去土壌仮置き場の一つに着いた。同行している環境省の職員によると、もとは水田だったという除去土壌などを詰めた黒い土のう袋がずらりと並んでいる
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9カ所ある福島県楢葉町の除去土壌仮置き場のうち大谷地区にあるもの。環境省によると、露出している土のう袋は放射性物質を含まない土を詰めたもので、その内側に除去土壌入りの土のう袋がある(写真:日経コンストラクション)

 仮置き場の白い仮設テントの中は、土壌の除去で集まった木の枝や草などを破砕、圧縮する減容化施設だ。体積を約23%に縮小したうえで梱包し、除去土壌用と同じ土のう袋に詰める
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除去土壌仮置き場の減容化施設(右)。通行止めとなっている常磐道が左奥に見える(写真:日経コンストラクション)
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減容化施設の内部。左手前にある木の枝などを木材破砕機に投入し、チップ化する(写真:日経コンストラクション)
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チップ材を圧縮、梱包する(写真:日経コンストラクション)

 環境省は中間貯蔵施設については、福島県内に設置して2015年1月に供用を開始することを目指している


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◎.昨日のがれきでは、「潤沢な予算の取り方?」、そして「利潤の分配方に困ってる?」実情を見てきましたそして今日は、 「予算の消化具合と国民の反応」を見計らっている除染作業その行く先を心配して見聞しました。(keniti3545)

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