「keniti3545」since72:01月04日(金)晴れ−3℃「東日本大震災」「311フクシマ」666日 今日の一題「除染を考える」
*朝トレ:年も明けて4日ともなると「平常心」、とは行かないものですね。
気持ちいい新年・元気な新年も記念してとにかく朝(?)〜、冷たい朝でした。10時〜11時、見上げる男体山・遠目の那須連山変わりませんな〜、可もなく不可もない我が家のお正月と同じですね〜。 B下メニュー完でした。
*「東日本大震災」「311フクシマ」666日
「問題だらけの新しい年・政府は事実誤認するべからず」!
「手抜き除染」横行 回収した土、川に投棄
「手抜き除染」の現場
【青木美希、鬼原民幸】東京電力福島第一原発周辺の除染作業で、取り除いた土や枝葉、洗浄に使った水の一部を現場周辺の川などに捨てる「手抜き除染」が横行していることが、朝日新聞の取材でわかった。元請けゼネコンの現場監督が指示して投棄した例もある。発注元の環境省は契約違反とみて調査を始めた。汚染廃棄物の扱いを定めた特別措置法に違反する可能性がある。
【特別報道部から】除染の実態や労働状況について情報を求めます
■福島第一周辺、環境省が調査へ
環境省は昨夏以降、福島県内の11市町村を除染特別地域に指定し、建物や道路、農地などから20メートル内の本格除染を始めた。それ以外に広げるかどうかは今後の課題だ。これまで4市町村の本格除染をゼネコンの共同企業体(JV)に発注した。楢葉町が前田建設工業や大日本土木など(受注金額188億円)、飯舘村が大成建設など(77億円)、川内村が大林組など(43億円)、田村市が鹿島など(33億円)。
環境省が元請けと契約した作業ルールでは、はぎ取った土や落ち葉はすべて袋に入れて回収し、飛散しないように管理しなければいけない。住宅の屋根や壁は手で拭き取るかブラシでこする。高圧洗浄機の使用は汚染水が飛び散るため雨どいなどごく一部でしか認めていない。洗浄に使った水は回収する決まりだ。
取材班は昨年12月11〜18日、記者4人で計130時間、現場を見て回った。楢葉、飯舘、田村の3市町村の計13カ所で作業員が土や枝葉、洗浄に使った水を回収せずに捨てる場面を目撃し、うち11カ所で撮影した。また、作業員約20人から、ゼネコンや下請け会社側の指示で投棄したという証言を得た。「作業ルール通りやればとても終わらない」との声も相次いだ。
楢葉町の道路沿いの山林で働いた下請け作業員は11月27日、大日本土木の現場監督から刈り取った草木の一部を崖下に捨てるよう指示されたと証言。取材班はこの際の録音記録を入手した。大日本土木や前田建設は取材に回答していない。同町では12月17日、2人が屋根やベランダを高圧洗浄機で洗い流し、水が飛び散る場面も撮影した。
田村市で働いた4人は11月16、17日、下請けのリーダーから落ち葉や土を熊手で川にかき落とすよう指示されたと証言。取材班は同市の別の現場で12月14日に下請けのリーダーが自ら川岸にたまった落ち葉を足で蹴って川に落とす場面を撮影した。鹿島は「事実関係を調査中」としている。
飯舘村では12月18日、駐車場の路面の高圧洗浄で使った水がそのまま側溝に流れ、川に注ぎ込んでいくまでを撮影した。大成は「確認中」としている。
除染作業中に土や枝葉を捨てる行為は契約違反にとどまらず、放射性物質による環境汚染への対処に関する特措法が禁じる廃棄物の投棄(5年以下の懲役や1千万円以下の罰金)に触れる可能性がある。環境省は「事実なら重大な問題だ」とし、ゼネコン各社から事情を聴く方針だ。
「これで除染か、作業員証言」!
*.マスコミは、その力を持ってもっと深く追求してもらいたい! 根っこにある物を見せて下さい!(keniti3545)
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*.「除染と言う言葉は無い」とある科学者がずっと言い続けていますが正に放射性物質を移動させているだけです。
しかも一番やってはならない方法で「移動=まき散らし」を行っています。形だけを急いで、住民に早く戻ってもらうために。これが本当に住民のためなんですか? 他の地区の住民を蝕む放射能の薄めてばらまく方法でしかありません。 そして悪いことには、この方法が低線量被爆者をどんどん増やしている事でしょう。
個人の家の除染は、個人で行って汚染物質は自分の家に保管して下さい。この方法では、悪気が無くても何年かするうちには至る所に、場所によっては発見しがたい場所に「蓄積、集積された高濃度放射線物質が集まった」 とんでもないホットスポットが「子供達を長時間連続被爆」させる様なことにもなりかねません。各地方自治体にある「管理基準」など何の役にも立たないでしょう。 (keniti3545)
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生き生き箕面通信(2013.01.03)
・日本は依然、放射能の危険にさらされています
年が改まると、昨年のことは過去という分類に押し込められます。過去というものは、そのこと自体は無害のように受け取られがちです。でも、福島原発4号炉はどうでしょう。あそこの使用済み核燃料プールは、2011年3月15日に水素爆発して以来、傾いたままです。その中には1330体を超える核のゴミ(使用済み核燃料)が保管され、現在は水で冷やしてかろうじておとなしくさせているにすぎません。4号炉の炉心にはそのほかに540本ほどの核燃料が入ったままです。プールは応急の補強工事がされたようです。しかし、大きな余震に耐えられるか、誰も自信はありません。ヒヤヒヤ状態が、かれこれ2年続いています。この間、大きな異常が生じなかったのは、天の助け以外の何物でもありません。
つまり、ひとたびプールになんらかの力が働いて水が抜けてしまうと、放射能が大気中に大量放出される危険はいまも続いているのです。ヒロシマ原爆の4000発分に相当する量ともいわれます。野田首相(当時)は「フクシマ原発の収束宣言」をしました。これは、全くのうそっぱちだったということが誰の目にも明らかになっています。
小出裕章さんは、「4号炉のプールに異常が生じないことを願うばかりです。人間が近づけば、数分以内で致死量の放射能を浴びるほどですから、作業は極めて困難です。そしてもし、4号炉のプールから水が抜けてしまうと、風向きによっては、東京は壊滅しかねません」と、警鐘を鳴らしています。
それにしても、現在の平穏、平静さは何なんでしょうか。間違いなく、危機はそこにれっきとして存在しているにもかかわらずです。
日本人は昔から、あまりにも大きな問題が生じた場合は、とりあえずその問題から目をそらしてやり過ごそうとするか、あるいはその問題が存在しないかのように振る舞います。思考停止し、何もしないのです。いまは、まさしくその状態といえます。東京電力は、ロボット技術で核のゴミを処理しようとしていますが、間に合うでしょうか。
そんな状態を放置したまま、安倍政権は新しい原発を造ることすら視野に入れています。本来ならそうした”暴走”をチェックする役割を担っているはずのメディアが、時の政権権力の前に沈黙の自主規制をしています。一体、日本はどうなっているのでしょうか。
結局、私たちが立ち上がるほかないようです。夏の参院選は、安倍政権の暴走に歯止めをかけられるか、勝負です。ここでも敗退すると、日本はアメリカ型の社会へ変貌が加速されそうです。1%の富裕層と、99%の恵まれない大衆という、格差社会です。
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「プラス1」 普通の家庭のお母さんが知って置いて良い知識でしょう
自分で迷う時の判断材料に科学者の知見を借りるしかない。 (keniti3545)
(武田邦彦教授)
総括:シリーズ・食材汚染(5) まとめ編
食材の汚染を研究、測定している方との合作で、現時点と近未来の汚染についてまとめてみました。すでにこれまでこのシリーズで出したものとダブる場合もあります。簡単にまとめましたので、頭に入れておいて、少しでも避けるようにするのが良いと思います。
【これまでと同じように地域も広範囲に気を付けるべきもの】
・キノコ類今日のテレビで「キノコがダイエットに良い」という宣伝を見ました。良心的な食材メーカーならキノコの汚染が激しいのですから、それについても触れるのが適当と思いましたが、まったく触れていません。
・太平洋側の魚介類 (マダラ・ヒラメ・カレイ・クロダイ・スズキ・アイナメ等)広い海を回遊するサカナにはあまり汚染が見られず、狭い地域で活動するサカナに汚染が見られる傾向が続いています。
【長期間、産地がどこかに気をつけるもの】
・山菜類(タケノコを含む)
ハーブ類
レンコン、里芋など
木の実(栗、クルミなど)
常緑樹の果樹(ミカン、柚子など)
ブルーベリーやキウイフルーツなど
・乾物類(切り干し大根など)
・淡水魚(ワカサギ、鮎、イワナ、モツゴなど)ジビエ類(イノシシ・鹿肉・野鴨・馬肉・野鳥・野うさぎなどの野生の鳥獣類)
・山菜類や土の中に根を張るものの汚染が続いています。これは森の土壌などの改善が遅くなるのと、落ち葉などが汚染されているためです。また樹木が汚染されてその結果、果実に移行しているものに常緑樹のミカン、ユズなどが汚染されています。
事故直後にこのブログに書きましたが、チェルノブイリの状態から見ると、セシウムは土の成分と類似しているので、土との親和性が高く、1年に1センチぐらいしか沈みません。そのデータからいうと事故から1,2年ですから、1センチから2センチの浅いところにまだ「居る」と考えられます。
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(keniti3545:セシウム134の半減期が近づいている事実を何かプラス材料に出来ない物か?この点について何も触れていませんね)? 武田先生への疑問 (keniti3545)
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淡水魚は川のイオン(元素)が少ないので、体の中にセシウムなどが蓄積しがちです。またイノシシなども山が汚染されていますので、やはり肉も汚染されます。
これらのものはいずれも「地域性があり、長期的に汚染される可能性がある」ものです。
【産地と生産した年の両方に気を付けるもの】
穀類、大豆などの基幹的な農作物は、産地と、その産地が汚染されている時期のものが入り交じっています。それは野菜などに比較して貯蔵ができるので、2011年春以前のもの(完全に安全)、2012年と様々で、しかも偽装や出荷待ちなどがあり、「安全だけれど(全体としては安全だが)、極端に危険なもの(事故の年の福島の農作物)などが混合している」という状態です。
これに該当するものは、
・小麦粉 ・そば粉 ・大豆・小豆 ・玄米・林檎、柿などの果樹
【原材料に気をつける加工品】
・平成23年産の穀類を使用したもの(玄米・蕎麦・うどん・小麦胚芽入りシリアルやクッキー、ビスケットなど)
・平成23年産の大豆を使用した製品(豆腐・豆乳・きな粉など)
*流通品のベビーフードから3.4Bq/kg出たものがあり。材料に白身魚・キノコ・レンコンなどを使用しているものは要注意
流通している食材とは違って、自家製や近所のものでも、
【関東圏辺りでの自家栽培のものは流通品より汚染が高い可能性もある】
全体として陸のものの汚染は減っています。 「平均値の法則」を利用して、 「偏らない。同じものを食べない。同じ所のものを避ける」ことをすれば平均値として1キロ40ベクレルを下回ると考えられます。
またこれもこのブログでくり返していることですが、被曝による病気は「確率的」なものです。難しい表現ですが、交通事故と似ています。交通事故は1年に5000人が亡くなりますが、それと同じ危険な状態が1年1ミリです。
もし1年10ミリですと、交通事故に遭うのに比較して10倍も危険で、年間5万人の死者になります。このように「どこまでが安全で、どこまでが危険」というものではなく、「車に注意しなさい」とお母さんが言うように、子どもが登校するときには誰でも危険なのですが、お母さんの言いつけを守って車に注意しながら登校する子どものほうが交通事故に遭いにくいということです。 あまり良い比較とは言えないでしょう (keniti3545)
被曝と患者さんの出方が数年後にわかりますから、それが比較的安全なら、少し警戒を緩めるというのが正しいでしょう。今の段階であまり大きく油断するのは将来に禍根を残します。 (平成24年12月29日) 武田邦彦ブログ
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◎.今年も、吠えます、呟きます、色々教えて下さい! (keniti3545)
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