「keniti3545」since72:11月24日(土)晴れ4℃「東日本大震災」「311フクシマ」625日 今日の一題「TPP参加の恐さとは?」
*朝トレ:中止でした。
*映画鑑賞:映画館もない片田舎の「文化会館」で。高倉健主演 「あなたへ」を見てきました。 ブログ仲間のCangaelさんが昨日ご主人と「クリントイーストウッド」を見てきたそうですが、「クリントイーストウッド」もマカロニウエスタン時代から好きでした。
高倉健の任侠ものも好きでした。暫く前の「NHKスペシャル」プロフェッショナルで健さんを取り上げた番組がこの「あなたへ」撮影前後の健さんを追ったものだったと思います。番組を視聴したCangaelさんの「高倉健」評が気に入って、まだうっすら覚えています。若い頃の任侠もののイメージが強く・・・と思っていたが、撮影(仕事ぶり)を通しての人物像、人と接する態度を見てイメージ(考え?)が変わったと。
特に短いインタビューの中での「問い」、高倉健さんにとって「映画」とは? に返した言葉に「感銘を受けた」とCangaelさんが教えてくれた言葉は、ご自身のブログにも残しておいでですが、凡人が口にすれば周りに「どん引き」されそうな「それは、それは」シンプルな言葉でした。暫く無言の後に、「なりわい」です。と「一言」だったそうです。正に「プロの一言」だと身震いしました。
今日の映画ラストに近く、妻の遺骨を散骨するための船を出してくれる老漁師役の大滝秀治さん(この映画が遺作になってしまったそうです)と絡むシーンには我もそっと合掌でした。新しい映画ではありませんので内容は書きませんでしたが、良い映画を見てきました。そしてあの健さんのプロ魂を紹介して下さったCangaelさんに改めて感謝です。
*「東日本大震災」「311フクシマ」625日
今日の一題 「TPP参加の恐さ・医療制度も壊される」!
2011年11月11日TPP交渉24の作業部会。
連携協定が目指す貿易に関する作業部会の主な議題は次の通り。
市場アクセス(工業)
市場アクセス(繊維・衣料品)
市場アクセス(農業)
原産地規則
貿易円滑化
SPS(衛生・検疫)
TBT(貿易の技術的障害)
貿易保護
公共事業や物品などの政府調達
競争政策
サービス(国際間での取引)
サービス(電気通信)
サービス(一時入国)
サービス(金融)
サービス(電子商取引)
投資
環境規制
労働規制
制度的事項
紛争の解決
協力
横断的事項特別部会
具体的に何を言っているのかよくわからない項目もありますが
原則として上に上げたのもののすべての自由化、
ルールの共通化を目指すのがTPPです。
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「TPP参加の恐さ」みんなで1項目ずつでも検証してみる必要がありますね。
TPP・医療関係について。
2011-10-28 21:17:29 | 「今日のつぶやき」 時事・せいじ
連日のようにTPP関連の記事ですが、マスコミ報道も賛成一辺倒の論調から変化したようですし、政治家の皆さんも反対派の方に勢いがあるように感じます。
あとは、国民の皆さんが目覚めてくれたら、ヨシヒコも思いとどまると思うの。
*TPP参加交渉、公明・井上幹事長が予算委集中審議開催を要求 産経新聞 10月28日(金)12時3分配信
公明党の井上義久幹事長は28日午前の記者会見で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加問題で、野田佳彦首相をはじめ全閣僚が出席する予算委委員会の集中審議を行い、交渉参加の是非を審議すべきとの考えを示した。井上氏は「この問題は国論を二分し、慎重論も強い。政府は情報を開示し、担当閣僚がそれぞれの分野についてのメリット、デメリットについて説明することが大事だ」と述べた。
また首相が11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で参加表明の方針を示していることに対し「仮に交渉が成立しても、結果として国会で批准や承認ができないとなれば首相の責任は極めて重くなる。それを踏まえて結論を出すべきだ」と慎重に判断するよう求めた。
何だか気味が悪いくらいマトモになっている公明党さんですが、これも正論ですね。
ハンサムなオジ様・井上義久幹事長は、またもや〝立派〟なご意見をおっしゃっています。自民党の幹事長とは違いますねぇ。。
自民党さんは、あの〝使用済み核燃料〟のような構造改革派を、ダストボックスに入れるべきではないでしょうか。そしたら、正真正銘にマトモな人ばかりの〝日本一ステキな保守政党☆〟なのにね。
さて、今日の「三橋貴明さんのブログから、抜粋してご紹介」。
*TPPとアメリカの医療ビジネス(10月28日)
(前略)さて、日本農業新聞に極めて興味深い記事が掲載されました(中略)。
『TPP交渉 米国の目標 医療制度見直し要求 政府説明と矛盾
米国政府が、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で獲得する目標を列挙した資料に、公的医療保険制度の運用について「透明性と公平な手続きの尊重を求める」と明記し、同制度の自由化を交渉参加国に要求するとの方針を示していたことが分かった。
米国は既存の自由貿易協定(FTA)でも医療制度への市場原理の導入を交渉相手国に迫り、一部の国では既に薬価が上がっている。医療制度の自由化を目指す米国の方針が明らかになったことで、同制度は交渉の対象外と説明してきた日本政府の情報の信頼性が問われそうだ。』
オバマ政権のヘルスケア法案(この行方もまだ分かりませんが)で、アメリカの製薬会社はこれまでのような利益を上げることができなくなる可能性があります。そこで、ファイザー製薬やジョンソン&ジョンソンなどの巨大製薬会社は、日本をはじめ「外国の医療市場」へのアクセスを容易にするよう、様々な活動を行なっています。
その一つが、もちろんTPP(日本市場へのアクセス)になります。何しろ、「TPPのための米国企業連合」にファイザー、J&Jがばっちり入っているわけですから、何をかいわんや、てなもんです。(中略)
アメリカは、米豪FTAにおいて、医療費を税負担で低く抑えるオーストラリアの医療制度を問題視していました。オーストラリアはアメリカとの協議を受け、信じ難いことに低い薬価を維持する制度を見直してしまったのです。
また、ご存知米韓FTAにおいても、 「韓国政府が決定した薬価、及び医薬品の認可」に対し、アメリカの製薬企業が「薬価が安い!」と不服を訴える機関の設置が盛り込まれました。
USTR(アメリカ通商代表部)の報告書、及び米豪FTA、米韓FTAの事例を見る限り、アメリカは「公的医療制度」あるいは「政府による薬価調整」の「改革」を日本に求めてくる可能性が濃厚です。医療費や薬価の規制撤廃は、アメリカにとって医薬品メーカーが潤うのみならず、高い医療費や薬価をダシに、悪名高き保険会社も儲けることができるわけで、まさに一石二鳥なのです。
日本で薬価制限を撤廃させ、医療費を吊り上げ、混合医療を推進し、
「○○の治療を受けるためにも、我が社の保険に入りましょう」
「○○の薬を使う可能性を考え、我が社の保険に入りましょう」
とやってくるわけですね。
【図 OECD諸国の医療費対GDP比率(2008)】
図のとおり、アメリカ(いちばん左端)の医療費対GDP比率(青)は極めて高く(日本は23/32番目と低い)、同時に医療費公的支出対GDP比率(赤)は「他国並み」なのです。すなわち、アメリカ国民は医療費が吊り上っている割に、政府の支援を受けられず、万が一の際に莫大な医療費を自費で負担しなければならないのです。だからこそ、アメリカ国民は「民間の」バカ高い健康保険に入らなければならず、所得が低いために健康保険に入れない国民が5千万人を超えるという、 「貴方の国、本当に先進国?」と尋ねたくなるような(アメリカは)悲惨な社会になっているわけですね(他にも理由はあるのですが)。
また、図を見れば分かりますが、日本(右から10番目)の医療費対GDP比率(青)はそれほど高くなく、かつ医療費公的支出対GDP比率は他国並みです。日本国民は、今のところ医療費のために極端な支出をする必要がないという素晴らしい社会を維持しています。
(グラフは小さくみずらいが左端がアメリカ23番目が日本(右から10番目)と読み取ってもらえれば O.K です)
ちなみに、05年時点のWHOによる健康達成総合評価において、世界一となったのはどこの国だかご存知でしょうか。なにを隠そう、日本なのです。日本は平均寿命、健康寿命、乳児死亡率の全ての面において世界最高となり、健康達成総合評価において文句なしの金メダルに輝きました。(詳しくは「国民の教養」(扶桑社)をご参照ください)
日本の医療制度を世界一に維持しているのは、現場の医療サービスに従事する方々の献身的な努力と、「政府の規制」なのです。それすらも、TPP推進派に言わせれば「これではアメリカ企業がビジネスを展開しにくい!規制を撤廃するべきだ」という話になってしまうわけですね。
日本には素晴らしいシステム、制度が多々あります。公的医療制度は、間違いなくその一つです。
ちなみに、日本政府が公開した「環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉の分野別状況」において、
「(イ)なお、公的医療保険制度など国が実施する金融サービスの提供は,TPP協定交渉国間のFTAでもGATSと同様に適用除外とされており,議論の対象となっていない模様。」 (12.金融サービス)
と書かれています。ところが、現実にはUSTR(アメリカ通商代表部)が公的医療保険制度の見直しを「TPPの目標」に掲げているのです。
農業新聞の取材によると、厚生労働省の担当者は、
「交渉参加国との協議で得られた情報で作成しているため、(米国から情報提供がなかったUSTRの資料は)踏まえていない」
と回答したとのことです。
10月30日(日)の『日曜討論』(NHK・AM9:00〜10:00)に、京大の藤井聡教授が出演されるそうです。見なくては。 (すいません見ていませんkeniti3545)
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庶民にとっては「食」と同時に気になる「医療」。 日本の素晴らしい「公的医療制度」が、TPP参加により脅かされる可能性があると。
よくアメリカのTVドラマなど(『ER』とか)で、貧しい人々が健康保険に入ってなくて(入れなくて)、重病なのにお医者さまに行けない、という展開を見ますよね。あれを見て、「なんて可哀想なの。。」と思っていましたが、私たちもそうなるかもしれないなんて。
あの郵政民営化の時も毎日思っていましたけど、なんで政治家の皆さんは、「か弱い庶民の皆さんが困る」ことが分かりきっているような政策を、あえてゴリ押しするのでしょうか?
「国民を守ること」より「キチガイ総理のご機嫌をとること」を重要視する人が多すぎます。恥ずかしくないのでしょうか。
私たち国民は、このTPPでの各議員の対応を覚えておき、次回の選挙に反映させなければいけません。
政治家は、「マトモな感覚」と「美しい心」を持ち、「やるべき政策を実行する行動力」も兼ね備えた人々が理想です。
ですが、今はまず、TPP参加を阻止しなければ。
◎.TPP参加24の部会何がメリットになるのか探してみて下さい。「失うものの大きさ」を国民の共通認識に持ちたいものと思いますね。 (keniti3545)
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