「keniti3545」since72:11月04日(土)晴れ1℃「東日本大震災」「311フクシマ」605日 今日の一題「お上の嫌がらせ11.11がピンチだ!」

*朝トレ:6時30分は1℃ 今日は10時〜11時の時差スタート玄関でも15℃この辺が健康管理上からも「妥当な」ところかな〜と。マネージャの言うことは聞いて於くべきだ。
 けど、チョットだけ「発声の間」が悪いんだよね、気持ちいい朝〜、「チョット遅い」けど〜と入れなきゃならないんだよな〜。ま、細かいことは置いとこう。快晴の空、ホント気持ち良いですよ! コースエンドの陽溜まりも何とも言えないね!
 Uターンで少々スピード落とすもんね、落とすような「余裕のスピード」あるの? ほら来た「カラス」が! え、今日は一声上げたら(電線に)止まらずに飛んで行ってしまった。ようやっと「走」も5本入り、「B下メニュー」完。(美味しいシャワーと卵掛けご飯にもありつけました!)



*「東日本大震災」「311フクシマ」605日


今日の一題 お上の嫌がらせ「11日のデモがピンチだ」!!

このデモが一般市民の生活にどんな害を加えたというのだ! (keniti3545)


都が日比谷公園からのデモ出発を許可せず 危機に晒される「集会の自由」
2012年11月2日 23:26

デモ集合場所のメッカだった日比谷公園。この光景ももう見られなくなるのだろうか。(公会堂、野音使用後は例外)=写真:田中撮影=


 東京都が集会・デモに対して中東の独裁国家以上に厳しい規制をかけてきた。右も左も市民も業界も…あまたの団体が半世紀以上に渡ってデモの出発点として利用してきた日比谷公園

 ところが公会堂か野音を利用した後でなければ、デモの出発場所として日比谷公園を使えないことが明らかになった。公園を管理する東京都が手続き規則を8月に変更したことが理由だ。(野音は8万3,500円から、公会堂は15万8,400円からと使用料はバカ高く、最低でも6か月前から予約が必要)

 首相官邸前の原発再稼働反対集会を主催する「首都圏反原発連合」のメンバーが11月11日に予定しているデモの出発・集合場所として日比谷公園を使用したいと公園サービスセンターに申し出たところ、 「8月に都から『使用の受付はやるな』とお達しがあった」 と言われ拒否された。

 反原連側はその後、東京都建設局公園緑地事務所と交渉を持つなどしたが、都側は「意思は変わらない」として使用拒否を貫いた。

 反原連は今年3月11日と7月29日に日比谷公園集合・発でも同じ趣旨のデモを行っている。

 突然の使用拒否に納得がいかない反原連は10月30日、東京都を相手どって「使用許可を認めよ」とする仮処分を東京地裁に申し立てた。 (行政上の仮処分のため「仮の義務付け申し立て」となる)

 申し立て書によると公園利用を認めない不当性は以下の通り―

都市公園は道路と並ぶ典型的な公共用物である。許可制が用いられる場合も、その目的からして禁止の必要がない場合には使用の許可をしなければならない。

都市公園地方自治法244条にいう公の施設であって、正当な理由がない限り、住民がこれを利用することを拒んではならず、また住民の利用について不当な差別的扱いをしてはならない。

 東京都による今回の措置は、何より憲法21条で保障された集会、結社、および言論の自由の侵害にあたる。

 東京地裁は反原連の申し立てをきょう夕方、却下した。反原連は東京高裁に準抗告し、今後の対応を話し合う。

カイロ・タハリール広場ムバラク独裁政権下でも人々は集会を開いていた。=2011年2月:田中撮影=


 高千穂大学五野井郁夫准教授は事態を憂う

日比谷公園は日本の戦後史のなかで最も象徴的な場所、それを使わせないということになれば、私たちが戦後作りあげてきた民主主義を否定することになる」。

 東京都公園事務所の担当者が交渉のなかで「いろいろ圧力がある…」と漏らしたことも明らかになっている。震源は石原前知事かとも勘ぐりたくなる

 治安警察を張り巡らし反体制派を拷問などにより徹底的に弾圧した、エジプトのムバラク政権下でさえタハリール広場を使用できた石原都政(規則変更は8月)は、中東の独裁国家以上に思想信条の自由を認めない政治体制を敷いたようだこれこそ恐怖の置き土産だ。 

 《文・田中龍作》



=============



対極、原発推進派のブログでは? :
 原発稼働しても燃料サイクルなんてコスト面からは不要、残っているプルトニュームを分離して廃棄物の嵩を小さくするためには有効だと言う。  原発は止めて今ある使用済み燃料の処分考えて(実施して)すっきりさせて下さいな! プルトニューム単体はそれだけの問題として考えてくれよ、科学者さん! (keniti3545)

・・・・・・・・・・・・・・


池田信夫ブログ より
2012年11月02日

核燃料サイクルは必要か

日本の核燃料サイクルは、風前の灯である民主党政権が「原発ゼロ」政策で直接処分への転換と高速増殖炉の開発中止を打ち出したことで、六ヶ所村の再処理工場は宙に浮いてしまったアメリカや地元の抗議を受けた政府は、あわてて現状維持に方針を変更したが、「原発ゼロ」と再処理が相容れないことは自明の理だ


 専門家の中でも、核燃料サイクルに反対する意見は少なくない。その最大の理由は経済性である。かつてウランの埋蔵量は80年ぐらいしかなく、世界各国で原発がつくられると価格が上がり、石油のように供給が不安定になることが心配された。それにそなえて「準国産エネルギー」としてプルトニウムを生産する再処理が選択されたのだが、最近ではウランの可採量は精製技術の向上で900年以上あるといわれ、「シェールガス革命」で原発のコスト優位がなくなったため、ウランの逼迫は大した問題ではなくなった。



 本書も高速増殖炉には未来がないと認めているが、再処理には意味があるという。その理由はプルサーマルと核廃棄物のコンパクト化である。このうちプルサーマルに使うMOX燃料は、普通のウラン燃料に比べて、再処理の工程がよけいにかかる分だけ経済的には不利だ。これは再処理でできてしまうプルトニウムを減らすための苦肉の策なので再処理もプルサーマルもやめたほうが経済的である


 残る最後の理由は、使用ずみ核燃料からプルトニウムを分離してガラス固化することによって、放射能が直接処分に比べて1/8に減ることだ核廃棄物の体積も減るので、2050年までに必要な中間貯蔵施設は、直接処分だと15ヶ所以上必要だが、再処理すると3ヶ所程度でいいという。今のところ中間貯蔵も最終処分も候補地さえ決まっていない状況を考えると、これは政治的に大きな意味がある


 ただし核燃料サイクルのバックエンドには、19兆円ともいわれる莫大なコストがかかる再処理工場の固定費の大部分はサンクコストなので考える必要はないが、今後のランニングコストと核廃棄物の処分を容易にするメリットのどちらが大きいかは自明ではない。最終処分だけなら本書も書いているように核燃料サイクルの国際化」(核廃棄物の海外処分)のほうが割安だ


 実は最大の問題は、本書もふれていない核武装との関係だ六ヶ所村の再処理工場には、IAEAの査察官が24時間常駐している。日本はその気になればいつでも原爆をつくれる「潜在的保有国」だからである。再処理によってプルトニウムを生産することは、核武装のオプションを残すためにも必要だという意見もあるが今ある44tのプルトニウムでも全人類を何回も殺せるのでこれ以上プルトニウムを生産する必要はない


 このようにいろいろな面から考えても、核燃料サイクルが必要かどうかは疑問だが、再処理をやめると決めたとしても、撤退には大きなコストがかかる。この問題は費用と便益の比較衡量が必要で「核燃料サイクルをやめるのが正義の味方だ」といった幼稚な議論で片づけるわけには行かない。推進派が損得勘定してもホントは燃料サイクルなんて愚の骨頂なのだ!(keniti3545)


=================