「keniti3545」since72:10月11日(木)曇り11℃「東日本大震災」581日 今日の一題「エネと食を結ぶ考察二つ」

*朝トレ:今日もう一日自粛、マネージャ・コーチ・兼管理人(計一人ですがね)頷く。日中にお爺さん散歩でもしようかな〜。→:いつものコースも時間によってずいぶんと感じが違う東エンドで日だまりを踏み締めてほっとする朝トレ本来の時間なら今はもう白手袋付けている。ウインドーブレーカーも直ぐには脱げない。
 「今日は」ハナから脱いだ、でも「今日も走は」入れない。もも上げ、上下・背中での手合わせ、スキップに、後ろ歩き、歩行しながらのストレッチ。こんな動きになる、やっぱりお爺さん散歩では物足りない。11時30分〜12時30分速歩、強歩のみだが距離4km弱は確保、カラスは今日も1羽だけ電線上。でした。帰ってシャワー使って卵掛けご飯も美味しかったです! 体調によってはこの時間このメニューも良いな〜と思いました。




*「東日本大震災」「311フクシマ」581日


今日の一題 「エネと食を結ぶ考察二つ」


「1」 「トータルエネルギーと原発 先ず断っておかなければならぬ事は「脱原発のロードマップ作成」の遅れと「問題点への取り組み」が ”バラバラ” なのは無関係ではない。 決められない政府が大きな「ムダ・ムラ・ムリ」を造りだしていると言える!

↓ 「政府無策の中で、一番大きな問題がこれ(核廃棄物の処置)だ」

規制委 使用済み核燃料は地上で保管をNHKニュースウェブ10月11日)


 去年3月の原発事故で危険性が指摘された原子炉建屋上部のプールで保管されている使用済み核燃料について、国の原子力規制委員会の田中俊一委員長は、10日の記者会見で、「今の状態は明らかに危険で、できるだけ地上に降ろし、貯蔵用の容器に入れて保管する方が、はるかに安全だ」と述べ、全国の原発で地上での保管を検討すべきだという考えを示しました。

去年3月の福島第一原発の事故では、水素爆発で4号機の原子炉建屋が壊れ、建屋上部にあるプールで使用済み燃料を保管することに対し、専門家などから危険性が指摘されました。

 この問題について、原子力規制委員会の田中委員長は記者会見で、「原子炉の上に、使用済み燃料を数多く保管して置くのは、明らかによくないことだ。福島第一原発の事故の際、金属製の容器で、地上で保管していた使用済み燃料は、津波で容器が水につかっても安全上、問題なかった。できるだけ地上に降ろし、金属製の容器に入れて保管する方が、はるかに安全だ」と述べ、全国の原発で、使用済み燃料の地上での保管を検討すべきだという考えを示しました。

 一方で、田中委員長は 「保管場所の確保や、地元の了解を得る必要があり、実際に作れるかどうかは、事業者と地元との関係になる。ただ、委員会としては、より安全だという説明はするが、設置の要請などはしない」 と述べ、運転再開の判断と同じように、一義的に政府や事業者が対応すべきだという認識を示しました。

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◎.まるで他人事ですね、「私」言う人、「貴方」やる人! 現在の危険度を国民の目線で説明、これまでの経緯、国外の事例等も説明が欲しいところ。 他方では、「保管場所の確保や、地元の了解を得る必要があり、実際に作れるかどうかは、事業者と地元との関係になる。ただ、委員会としては、より安全だという説明はするが、設置の要請などはしない」と、まるで上から目線の物言い、国民感情としては「イライラ」と「不安」が「募るばかり」だ。政府からの独立性とかは理解しない訳ではないが如何にも言い訳だけが先行、これでは、これから何事に於いても規制委の言い訳会見となるばかりではないかと今から心配だ (keniti3545)

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「2」 食:米政策朝日論旨に異議(keniti3545) → 「非常時対応」と「エネルギー対策」を結びつけられないか!

 物事良いとこ取りばかりでは、落とし穴がある。「10月5日拙ブログ」で日経ビジネスONLINENOの記事を元にエネ政策の多面的取り組みを推奨したが、

  要旨は、 出来るだけ主食であり得る我が国の米は作付けを減らさずに有事の際の適正備蓄と時間経過後の転用模索、作付け上で家畜その他の動物の餌専用、そしてバイオ燃料、その他のエネルギー源とする目的の耕作、等の施策もあるのではないか、である。

減反助成金」、「何々援助金」ではなく、あくまでも「耕作とその作物への対価」を受け取る制度が望ましいと思われる。有事に備えるリスクヘッジとした捉え方をすれば少々の割高が生じるのは覚悟、そこへの補助金なら国民の納得は得られよう。

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朝日新聞社 2012年10月11日(木)付

コメ政策―はやく発想を変えよう
 来年度予算の編成で、農林水産業が環境、健康とともに重点分野の一つに位置づけられた。


 国産品の価格競争力を高めて自給率を引き上げ、政府が掲げる「農林水産品の輸出倍増・年間1兆円」計画を絵に描いたモチに終わらせないために、発想の転換が必要だ。

 代表例が、日本人の主食であり、おいしさでは「世界一」と自負するコメだろう。

 国内では生産調整(減反)を続け、輸入米に高い関税をかけて、手厚く保護してきた。

 ところが、家庭の購入額で昨年、初めてパンに抜かれた。1人あたりの消費量は、ピークだった60年代から半減した。食生活の変化は大きいが、それだけではあるまい。

 スーパーの西友が売り出した中国産のコメが人気を集めた。輸入米の入札に外食産業が殺到する。ともに、高関税の代償として関税ゼロで輸入しているミニマムアクセス米の一部だ。やはり「安さ」は強い。

 一方、コメの輸出額は年7億円弱で農林水産物全体の0.2%弱にすぎない。価格の高さが伸び悩みの主因だろう。

 減反と高関税が価格を下支えし、それが需要を抑える。売れないので減反で対応する。この悪循環から抜け出すには、激変を和らげる対策をとりながら、「減反・高関税」政策を改めていくことが必要だ。

 国内の水田のうち約3分の1では主食用のコメではなく、麦や大豆、加工用米などを作っている。麦などの輸入を減らして自給率を高める狙いだが、投じる費用に見合った効果があるのか、疑問は根強い。

 減反を緩和し、意欲的なコメ農家の生産増を促して価格を下げる。それでコメの国内消費と輸出の両方を伸ばし、少々の不作にも耐える生産基盤を作る。そんな考え方ができないか。

 カギは「関税による消費者負担から、財政による納税者負担へ」をうたう戸別所得補償である。価格を抑えつつ、採算割れとなる作物では現金の直接支払いで農家を支える仕組みだ。制度は3年目に入った。

 ただ、減反への参加が支払いの条件のため、減反の維持につながっている。農家の経営規模にかかわらず、コメを生産・販売する全農家が対象とされたため、農地を他に貸していた農家も「貸しはがし」して生産に戻るなど、コスト削減に不可欠な規模拡大も妨げている。

 これではバラマキというしかない。まず戸別補償の見直しに取り組まないと、予算増額への理解は得られない。

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◎.政府も親身になった方策が打ち出せていませんよ。個別補償?何か意にそぐわないことをやらせてる? 農家も後ろめたい気持ちで「保証金」を受け取る。そんなばかげた制度しか考えられないのですかね? 一番に美味しいお米作り、次ぎに必要な物売れる物、田んぼで出来る物を造る(双方向合意のもとで)、そして出来るだけ高く売れるルート模索・政府に知恵がなければ買い上げる。

 生産現場には物を作ってもらう算段をしなければダメですよ、それも行政の手腕が問われるところでしょう。金のばらまき何て物じゃない、死に金をばらまいてるンですよね。農家の皆さんだって額に汗して正当な対価を要求したいところですよ!! 「TPPもFTA」その実を上げるための手段であるはず、ドゼウさんTPPに参加することに「意義」があるのでもないし、反対を押し切っ て”参加”することが「目的」でもないんですよね!? 総理大臣殿(keniti3545)

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