「72才の日記ー8」4月24日(火)晴れ7℃「東日本大震災」411日

*朝トレ:6時30分〜7時30分

 何か「久し振りの晴れ」、と言う感じ。だけど何か爽快感がない。肌に「冷やっこさ」を感じる。ウエアーのポケットからネックウオーマーを取り出して付けた。足元も未だ乾いてない。手袋は今も常備だが、今日はマスクも付けた。昨日は一日中外気に触れなかったので(車は使ったが)体が拒否反応か? 

 これだから「回遊魚は止まったらダメなんだよな〜」たっぷり、1時間は取ったが走も入らずの「Cクラスメニュー」だった。終了後に体が汗ばむ頃やっと気持ち良い〜。となれた。行き会い人は、帰路、後ろ姿の「クーちゃん」「プリンちゃん」と大金さん主従のみだった。

 今日はお「ニュー」のUPシューズのおかげで靴中に露玉等の進入もなくこちらは前半の滅入る気分をカバーしてくれました。「一日の始まりー」の気分に戻してくれたUPシューズに、「はい」、用意してくれた女房殿にも感謝!(昨日は雨だったので今日が初履きでした)今日は、味噌汁も褒めようか。

 7時半も廻れば女房殿は洗濯物を干しに出ている、「小鍋に」すでに下ごしらえの済んだものがコンロに乗っている。具材は、「ジャガイモ」、「にんじん」、「大根」、「タマネギ」、「油揚げ」も少々入っている、傍らに量目見立てた「味噌」がお玉を添えて受け皿の中に。もう1個の椀の中には、「揚げ玉らしき」物。これが「ミソ」なんですよね〜。昨夕の「イカ天かき揚げ」の天かすに「刻んだ葱の小さめに」そっと衣を付けた物を仕込んで残してる。

 コンロに火を付けて煮立てた具材に味噌を絡ませるように溶いたら余り時間を於かずに火を止める。椀の底に揚げ玉を仕込み熱い味噌汁を注ぐ! 良い香りが一段と引き立つ、味噌の香りを消さない程度に具材のにおいも感じる。生葱でもないのに微かに「葱の香」も感じられる。

 で、定番の「卵掛けご飯」・「ほうれん草のバター炒め」、「テッポウ漬け」、と「タマネギのスライス」(オニオンスライスなんて言わないところが良いんですよ)、 焼き鮭、その他へは手を出さない。だって、今日のメインは「卵掛けご飯」と「美味しい味噌汁」なんだから他の物を食べるとお「目当てのご馳走の味」が「真」から味わえなくなる。


 我れには、食の文化が存在してないんだといつも思う。いつの頃からか? この食べ方は食を司る人にとっては許し難い事だろうと思う。 この拘りは朝飯だけなんですが、ダメですよね。 だから朝飯は一人が良いんです。 ところで・・・? そうでした、女房殿に感謝してる途中で脱線、でも、味噌汁はホントこうしていただくのが一番美味しいですよ。 しかし、これ、我れ一人じゃ出来ないんですよ、天ぷらも揚げられないので・・・。 ご馳走様でした!! 

=========================



放射線量定点測定日(火曜日に戻れました)
(今日も貸し出し時間を変更してもらい、午前中に何とか済ませました)



◎.全てのデータ (原則)地表2cmの測定とする1点6回の測定:高順位値2点の記録

東:自宅外(から)距離 30m 堤防上

北:自宅外(裏)空き地、雑草有り、西北に防風林有り、

南:自宅敷地内ベランダ(ブロック塀あり)

西:自宅敷地内雨樋

M:細尾町モデルセンター庭

  

(4月19日)前週の測定値

東:0.30 0.28μSv/h 西:0.46 0.32μSv/h 南:0.68 0.50μSv/h 北:0.43 0.41μSv/h 

M:0.39 0.39μSv/h

・・・・・

↓ (2012.4.24)

4月24日 本日の測定10時00分〜12時00分

東:0.50 0.37μSv/h 西:0.36 0.25μSv/h 南:0.43 0.41μSv/h 北:0.36 0.30μSv/h 

M:0.43 0.32μSv/h

・・・・・
今回の条件、長雨の後晴天微風と言う天候。


◎高値スポット今回は、東max=0.50μSv/h  

◎各ポイント5点各々平均値の、『平均値』 0.30μSv/h  

(前週は0.33 前々週0.35 三週前0.28 12月13日0.34)


 *市の環境課コメント、新聞では 「日光市放射線量24%減少」(17日下野新聞)とありますが、拙ブログに書いた理由からとても筋の通った説明は出来ないでしょう。今日の我れの測定結果でも有意差のある数値ではありません。
==================

*前週と同じコメントもそっくり残しました。 加えて言えば、「降雨後風弱めなら少々低めの数値」となります。但し次回までその状態が保たれる訳ではなく、市環境課のコメントなどは早計に失すると思います。定点以外の測定をすれば高値はいくらでも計測出来ます。 


 蓄積された放射性物質はそんなに簡単に流失してもくれませんし、他から運ばれて来る物もあります。実際に計測して見れば分かる事ですが、3〜5分止まって測定すれば0.15〜0.35μSv=0.20μSv/h この程度の差はいくらでも計測値として目にする事が出来ます。0.23μSv以上と名指しされた地域などに現時点で、「時間の経過で線量が下がってきた」等という人は(環境課?)よっぽど「不勉強な方達です」ねと言わざるを得ません。

 反論があれば、データを示していただくか、一緒に計測をしていただきたいところです。市長さんの回答も未だ頂いてないのでもう少し様子を見て再度ご提案など申し上げましょう。

=====================




*「東日本大震災」411日

今日の一題 「フクシマ3.11」 不作為その2

            2012年04月21日NuclearF.C:原発のウソ


 第1部・不作為(2)過信/全電源喪失、直視せず


電源を失い、自動車用バッテリーで原子炉監視の計器を作動させていた1、2号機中央制御室=2011年3月22日(東京電力撮影)



 <防水対策を怠る>

 「意外に見過ごされているのが、浸水による機能障害。防水を考慮していない電気系統などが塩水で障害を起こす」

 津波工学の第一人者、首藤伸夫東北大名誉教授(77)は1988年、電力土木技術協会の会誌にそんな論文を執筆した。

 土木学会の原子力土木委員会「津波評価部会」で主査も務めた首藤氏は津波原発を襲うことを想定し、ことあるごとに電源系統に防水対策を講じるよう訴え続けた。

 原発はどんなときでも確実に冷却系を動かさなくてはならない」

 評価部会にいた電力会社の技術者は困惑して言った。「先生、何を言い出すんですか…」。福島第1原発事故が起きるまで、津波による浸水対策は軽視され続けた。

 首藤氏は「万一に備え、多額の投資をしろという主張は、経済性の前に意味をなさなかった」と残念がる。


 2004年12月、スマトラ沖地震インドネシアが巨大津波に襲われた。この時、福島県双葉町出身で元東京電力社員の木村俊雄さん(47)=高知県土佐清水市=は「福島県沿岸が同じような規模の津波に襲われたら…」とぞっとしたという。

 木村さんは05年1月、知人の発行するミニコミ誌に寄稿した。巨大津波によって「冷却用海水ポンプや非常用電源などの機能が喪失し、メルトダウン炉心溶融)に至る。福島県内の原子炉10基が、ほぼ同時にメルトダウンするかもしれない」。メルトダウンした原子炉の数は違うが、福島第1原発事故を言い当てていた。


<「大丈夫」と強調>

 京大工学部で原子力工学を専攻した衆院議員の吉井英勝氏(69)=比例近畿、共産党=もスマトラ沖地震をきっかけに、災害時の原発では、冷却系統と電源系統がアキレスけんになると考えた。

 国会で何度も指摘したが、政府は「大丈夫」と繰り返すだけだった。

 安倍内閣が06年12月に閣議決定した答弁書が典型例だ。「複数の外部電源と非常用発電機があるので、原子炉の冷却が可能」と言い切っている。

 原子力安全委員会も「長時間の全交流電源喪失は、送電線の復旧または非常用電源設備の修復が期待できるので、考慮する必要はない」との姿勢を変えなかった。

 電源は常にバックアップが機能し、送電施設は短時間で復旧する。 福島第1原発事故は、それが過信にすぎなかったことを示した。


<30分で回復想定>

 東日本大震災で福島第1原発は外部からの送電がストップ。非常用のディーゼル発電機が原子炉の冷却装置などに電気を供給したが、地震から約50分後の昨年3月11日午後3時40分ごろ、到達した津波は非常用発電機を襲った。 全ての電源を失い、原子炉は冷却不能となりメルトダウンした。    

 仮に送電が早期復旧したとしても、メルトダウンは避けられなかった可能性が高い。政府の事故調査・検証委員会の中間報告によると、1〜5号機の高圧電源盤はすべて海水をかぶり、原子炉の冷却に必要な設備や機器類に電気を供給できなかったからだ。

 東電が仮設電源で原子炉に注水できたのは最も早い2号機で3月27日夕、最も遅い1号機では29日朝だった。

 原子力安全委員会の安全設計審査指針で考慮されたのは「短時間」の電源喪失だけ。過去の台風や落雷による送電設備の被害を基に「約30分間で送電線復旧や電源修復が可能」と見込んでいた。

河北新報社 2012年03月15日木曜日


=====================

◎.過信、そして聞く耳持たず忠告も意見も無視、想定上に浮かぶ危険も敢えて無視、事故が起きれば想定外だった。ここから考えても典型的な判断ミス=「人災事故」、これは一般企業なら間違いなく最終判断者の責任を問われます。重大災害であれば刑事罰も適用されます。過信から来る、聞く耳持たずが二つ目の「不作為」をもたらした元凶です。 (keniti3545)

(注:此処で言う「不作為」=狭義にして個人的解釈です keniti3545)


=====================