「71才の365日」4月7日(土)晴れ+2℃「東日本大震災」394日

*朝トレ:7時30分〜8時30分

 もう「きつい、放射冷却」も無い朝、しかし+2℃は上空に雲があれば雪を降らす事の出来る温度だ。等と思ったせいか、堰堤上がる頃には「風花」が舞い、顔に届く雪片もある。

 今日は沢山の「行き会い人」有りだった。まずフィールドの歩を進めると至近距離にカラス級の大きさ、頭に赤い冠かぶっている。オスのキジだ、我の目でこう確認出来るのが「我との至近距離」多分これは人によって異なるのだろう。堰堤縁から跳び下りた、飛ぶ感じではない。

 もう少し歩が進むと倉井さん家のワゴン車に向かってくる大きい姿ふたつ、小さい姿二つの4人はリュウ、シン君兄弟とご両親、なんか「正装」という感じだ。「お早う御座います」と我れ、「お早う御座います」と娘さんご夫婦、リュウ、シン元気な二人の声も入っている。 「行ってらっしゃーい」!乗り込みながら「リュウ君の行ってきま〜す」!今日は何処へお出かけか!? (未だ春休みだそうです。だよね、昂佑、友麻も今日辺りはお出かけか? 我が女房殿 せっかく行ったのにばあちゃんはお留守番ねなんて言われてないのかな〜)。

 強歩中半で、ジャッキーと神山さん此方からはちょっと「恐いニュース」1.8〜 2.1μSvのホットスポット発見との事。我れの推測からも雪解け・強風・豪雨等の後に線量高値のスポット出現懸念していたが、現実となっている。 これまで我の知るこの地区での最大値だ。 「個人的な見解ではあるが市への提言も急ごう」




*「東日本大震災」394日

今日の一題  原発再稼働」バカな! 各紙読み比べ


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生き生き箕面通信1216 2012-04-07 07:01:19 | 日記


「基準作りで解決しない」とする朝日社説はまともだが・・・・・・

 「原発の再稼働をめぐる新たな基準を政府が決めた。だが基準を作ったからといって、国民の納得からはほど遠い」と、本日4月7日の朝日新聞社説が指摘しました。ごく当たり前のことを当たり前に主張しただけです。ところが、それが今の日本では、当たり前としては通用しない。言論空間自体が醜い様相を帯びてきました。

 特に、読売新聞。本日の社説は、「『脱原発』からの決別が急務だ」という見出しです。「脱原発を急げ。そのための人材養成を急げ」と主張しています。「事故の深刻さもあろうが、菅前首相が安易に、『脱原発』を標榜し、野田首相も、原発の具体的な活用策をなかなか打ち出そうとしないことが響いている」と、「原発推進」を明確に打ち出せと催促しているのです。これは、原発ムラの”逆襲”です。読売新聞のボス、渡邉恒雄会長兼主筆は、実は原発ムラの奥の院の一人なのです。

 朝日の社説は、再稼働を急ぐ大飯原発には、「免震重要棟」すらないことを指摘しています。福島原発事故で、吉田所長(当時)らが作業ができたのは、ひとえに免震重要棟があり、そこを拠点に対応ができたからです。それがない大飯で万一、過酷事故が起きた時、どうして充分な対応をするのか。さらに、「住民を守り、避難させる計画もこれからだ」とも指摘しています。「とりかえしのつかない災害をおこしかねない原発はできるだけ減らす。それが、政権の約束だったはずだ」とも追及しています。読売とは正反対の論調です。

 一方、野田政権は着々と大飯原発の再稼働へ手順を進めています。朝日も読売も、本日朝刊の一面トップで大飯原発の再稼働問題を追いかけています。朝日の主見出しは、「大飯 来週にも安全宣言 政権、暫定基準を決定」とし、読売は、「大飯再稼働『妥当』判断へです。朝日も読売も、政府側の方針、つまり「大本営」発表を大きく報じることで、再稼働を既成事実化する役割を果たしています。大手の新聞メディアが、「原発再稼働への地ならし」役を果たしているのです。

 政府は、関電から9日にも「安全対策の実施計画」を提出させ、この計画が出されれば、「安全が確保された」とみなし、再稼働を認めるという段取りです。ここまで押されてしまうと、あと残された砦は、「地元同意」の関門だけです。とくに、福井県知事が、「これだけ安全対策がなされていれば、再稼働はやむなし」と言ってしまえば、政府のお墨付きを得て、関電は晴れて「大飯原発で再稼働一番乗り!」という”栄誉”を手にするのです。野田首相は多少ムリをしてでも、そこまでやってしまうハラを固めたようです。

 世界は、「日本はどうなっているの」と、日本不信を強めます。 野田政権のもとで、日本は世界からますます無視される存在になっていこうとしています。そんな日本を、子孫に伝えることになってしまいます。


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(*朝日・読売は前出箕面通信の中に要約有りですが、全文読みたい方は下記URLをクリックして下さい)


朝日新聞社2012.4.7

原発の再稼働―基準作りで解決しない
原発の再稼働をめぐる新たな基準を政府が決めた。だが基準を作ったからといって、国民の納得からはまだ遠い。新基準は、福島第一原発を襲ったような地震津波でも炉心溶融をおこさ[記事全文]

↓ [記事全文]
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1


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読売新聞社2012.4.7

原子力人材確保 「脱原発」からの決別が急務だ ????? (?はkeniti3545)

↓ [記事全文]
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120406-OYT1T01291.htm


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東京新聞社2012.4.7

大飯再稼働 即席で国民を守れるか

 大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働条件の新安全基準は、わずか二日で作った「即席」だ。暫定とはいえ福島原発事故後の緊急対策の域を出ない。国民の安全を守れるとは到底思えない。

 福島第一原発事故拡大の原因者ともいえる経済産業省原子力安全・保安院が、いくらたたき台があるといっても、たった二日で作ってしまう。それを見て「安心しろ」という方に無理がある。

 これが野田佳彦首相のいう「納得いくまで徹底的に議論した結果」とすれば、首相と三閣僚は政治家としての資質さえ、疑われても仕方がない。国民の安全最優先が、政治家の務めである。それを軽視するにもほどがある。

 なぜ、こうまでして再稼働を急ぐのか。

 五月五日に北海道電力泊原発3号機が定期検査に入り、国内五十四基の原発が初めて全停止する。「原発なき社会」の実現を、よほど避けたい、その可能性を見せたくないとしか思えない。

 もし、これほど急を要する事態が起きているのなら、その理由をまず国民に、わかりやすく説明するのが先だ。

 枝野幸男経産相は「(大飯以外は)電力需給も再稼働の判断材料にする」という。なぜ大飯は例外なのか。

 新基準といっても、ほとんど通り一遍の電源確保と緊急冷却対策程度である。大けがにばんそうこうをはり付けたぐらいの応急措置で、再稼働の実績づくりをひたすら急ぐ。

 費用と時間のかかる大規模な対策は、何かと理由を付けて先送りした。事故対応の拠点になる免震施設の完成は四年先。これがなければ福島原発事故の被害はさらに拡大したといわれる重要な施設である。原子力安全委も、必要性を強く訴えていたではないか。

 爆発を避けるため原子炉格納容器の圧力を下げる排気(ベント)時のフィルター設置も、除外してしまった。防潮堤のかさ上げが不十分、非常時のアクセス道路に問題があるという重大な指摘も考慮されていない。断層の連動による地震規模の引き上げが進む。敦賀半島が四年先まで大地震に襲われないという保証はない。

 繰り返す。少なくとも国会事故調の提言が出て独立の規制機関が動きだすまでは、原発の再稼働を判断するべきではない。さもないと、政治に対する国民の信頼は本当に地に落ちる。

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◎.野田さんて恐い人ですね!! (keniti3545)