「71才の365日」3月7日(水)晴れ+3℃「東日本大震災」363日

*朝トレ:7時20分〜8時20分堰堤にコース出現!相良建設さん「資材置き場までの除雪敢行」昨日?有り難く使わせていただきました。近所に顔見知りの従業員さん居られますのでお礼を申し上げましたが、「どうぞどうぞと」恐縮でした。本コースの雪解け待たずに土のコースに帰れました!

 今日は「大腿筋・上腕筋」大喜びです。我れも卵掛けご飯が一段と美味しく頂けました。距離も100メートルが取れるので本気出せます。ちょっと効いたね〜。走15本・”強歩”10本=Bの中メニュー完でした。(行き会い人・カラス、トンビもなし)




*「東日本大震災」363日


今日の一題 原発政策転換 脱依存の道筋早く示せ」 


毎日新聞社説 2012年3月7日)

震災1年(4)原発政策転換 脱依存の道筋早く示せ

 大津波に続く東京電力福島第1原発の重大事故は、「安全幻想」を根底から打ち砕いた。格納容器が爆発したらどうなるのか。深刻な放射能汚染はどこまで広がるのか。当時の切羽詰まった状況を思い起こすと、今も身のすくむ思いがする。

 それから1年がたち、今恐れるのは、経済の論理が事故の恐怖を風化させてしまうことだ。あの衝撃、ふるさとを追われた人々の苦しみ、何十年にもわたる放射能との闘いを心に刻み、この先の原発政策、エネルギー政策を進めたい。

 そう考えた時に心もとないのは政治のあり方だ。

 ◇廃棄物と真剣に取り組め 

政府は原発への依存を減らす「減原発」の方針を打ち出している。それを翻したという話は聞かない。にもかかわらず、原発のリスクをどう評価し、脱依存のための政策を進めていくのか、ビジョンも手続きも、今もって見えない。

 そうした中で枝野幸男経済産業相は再稼働の必要性に言及した。電力需給状況や安全確認、地元了解を前提としているが、納得がいかない。

 再稼働の必要性を言うのであれば、その前に中長期的に脱原発依存をどう進めていくのか、政府が道筋を示すべきではないか。その上で、地震国で原発を動かすリスクと、動かさないことによるリスクを分析し、短期的に何基の再稼働が必要かを示すのが筋だ。


 減原発を進める以上、リスクの順位付けも必要だ。福島第1と同型の炉や老朽原発廃炉は当然としても、それ以外のリスクをどう見積もるか。問題は判断基準自体が迷走していることだ。

 政府は欧州をまねたストレステスト(安全評価)を2段階で行い、1次評価で再稼働を判断しようとしている。すでに関西電力大飯原発3、4号機の1次評価について経産省原子力安全・保安院が妥当との判断を示した。今後、地元の了解を得つつ再稼働を政治判断するというが、無理がある。

 まず福島の事故の原因が解明されていない。安全を担保する指針類の見直しも途上だ。評価主体である電力会社や保安院への不信もある。そもそも欧州のテストは個々の原発の弱点を明らかにするためのものだ。

 政府が再稼働を求めるのであれば合否判定のための暫定基準がいる。ストレステストは、評価結果を比較し相対的にリスクの高い原発廃炉につなげるのに利用してはどうか。

 今回の事故ではプール貯蔵されている使用済み核燃料の危険性も白日のもとにさらされた。原子炉内と違って裸同然の状態にあるだけに、ひとたび水がなくなれば大量の放射性物質の拡散につながる。福島第1の4号機でプールの空だきが回避されたのは「幸運」に過ぎない。

 日本全国の原発のプールにはウラン換算で1万数千トンの使用済み核燃料が保管されている。国際的にみると保管方法の主流はプール水による湿式貯蔵から乾式貯蔵に移行している。自然空冷で除熱する仕組みで冷却水喪失事故は起きない。日本でも福島第1と日本原子力発電の東海第2原発に乾式貯蔵施設がある。今回の地震津波の影響も分析し、乾式貯蔵の検討を急いだ方がいい。
(此処は知識の無い我には解りかねるが、「止める」→「廃炉に」これにも甚大な有形無形のエネルギーをつぎ込まなければ成らないのは理解出来る。「少しだけ利用する」は諦めて全数廃炉にする為のロードマップ作成に取りかかるべきです)。


 廃炉ビジネスも視野に

 私たちは使用済み核燃料の再処理をやめ、日本の核燃料サイクル政策の幕引きを考えるべきだと主張してきた。再処理にせよ高速増殖炉にせよ、技術、安全性、コストのいずれも見合わないと考えるからだ。

 原子力委員会の小委員会のまとめでも今後20〜30年を考える限り経済性も核不拡散上も直接処分が有利だ。青森県六ケ所村の再処理工場をこのまま動かす合理性はない。そもそも現時点で燃やせるあてのないプルトニウムを増やすことには核不拡散の観点からも大きな問題がある。

 再処理は使用済み核燃料を原発から運び出す理由付けとしても機能してきた。今後はそうした位置付けも白紙に戻し、原発政策全体を一から考え直すことが重要だ。

 その際には、原発による受益者が使用済み核燃料の問題についても責任を持つという考え方が必要だ。リスクを自分の問題として考えることが脱原発依存を進めるひとつの手掛かりとなる。

 福島第1原発では今後、何十年にもわたって廃炉に向けた困難な作業が続く。原発の新増設は事実上不可能であり、すべきでもない。そうした流れの中で人材の流出を懸念する声がある。

 しかし、ここは視点を大きく変えてみるべきではないだろうか。世界に430基以上ある原発が今後、次々と廃炉の時期を迎える。世界の原発政策がどうなろうとも廃炉の需要は大きい。

 福島と通常の廃炉は異なるが、福島の経験を生かすことはできる。ロボットや遠隔操作技術を廃炉ビジネスの切り札にすることを考えてはどうか。福島を原子力安全や放射線管理、除染などの拠点とし世界から人材を呼び込む戦略も立てたい。

 原発を40年以上稼働させながら先送りしてきた廃棄物の最終処分場問題も残されている。これを一歩進めるのも政治の責任である。

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*「旧官政権執行部」は、今どんな気持ちで当時を振り返っているのでしょうか?

*罪は素直に認めて、将来へ向けて脱原発(依存)へ舵を切って政権を引き継いだ事実にも責任を示して下さい。

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「プラス1」

 生き生き箕面通信1185(120307)

・超A級戦犯菅直人氏と勝俣東電会長――即刻逮捕を

 3.11フクシマ原発事故から1年経ち、この間に多くの人が放射能
被害を受けました。住む家を失い、農地を捨て、飼っていた牛や
家畜を見殺しにし、魚を取ってはならんと言われ、職場もなくしま
した。多くの子ども達、妊婦(胎児)が被曝しました。しかし、
誰もまともな責任をとっていません。本当に誰にも責任はなかった
のでしょうか。責任があるにもかかわらず放置してすますことは、
健全な社会のありようを損ねかねません。

 原発事故の対応にあたって、右往左往するばかりでまともな危機
管理ができず、そのうえ情報隠ぺいをしたため、多くの人が避ける
ことができたはずの被害を受けてしまいました。その責は、政府と
東電にありますが、トップの菅首相(当時)と勝俣恒久・東電会長
には、超A級戦犯」として裁かれるべき、とりわけ重い罪があると
いえないでしょうか。

 にもかかわらず、いまだに捜査の手が及んでいないのはどうした
ことでしょう。普通なら検察はすぐにも捜査に着手するところです。
だが、手をこまねいて見て見ぬ振りです。政府が設置した「事故調査
委員会」も、最初から「責任追及はしない」と決めました。菅首相は、
自らに責任が追及されないようあらかじめ手を打っていたわけです。
しかし、検察はいまからでも捜査を始め、逮捕すべきだと思います。

 「A級戦犯 菅直人の刑事責任」は、発売中の「サンデー毎日」(3月
18日号)の特集見出しです。「いまだ裁かれない3・11」「『殺人未遂』
に問えないのか! 永田町・原子力ムラの罪状」を問うています。同誌
の”戦犯”リストによると、菅首相は「『独善的で怒りっぽい』政治主導で
”人災”を拡大」とあります。

 原発の危険性については、これまで幾度となく「電源喪失など不慮の
事故」が指摘されてきました。しかし、「電源喪失は想定する必要が
ない」としてきたのが、国であり、東電をはじめとする原子力ムラの面々です。それが、いざ事故が起きてみると、「想定外のことが起きた」と
ケロリ。無責任男、植木等もハダシで逃げ出すほどの無責任さ。

 危険な情報を隠しながら、「ただちに影響はありません」と繰り返した
枝野幸男官房長官(当時)は、「国民をよくだまくらかした」というご褒
美で、経産相に就任。今度は、原発再稼働に懸命です。これで原子力
ムラの覚えをめでたくしておけば、そのうち「総理」の呼び声もかかる
思惑があるのだそうです。菅氏のもとでは、 脱原発」に舵を切ったも
のの、経産相になったとたん原発護持へ簡単に乗り換える節操のなさ。
信念もなく、植木等も真っ青な無責任男を、重要閣僚として重用するの
は、野田首相です。

 斑目春樹・原子力安全委員長も無策のうちに事故を広げた重大な
責任がありますが、いまだに委員長として大きな顔をしています。

 一体、この国の国民は「正当に怒る」ということがないのでしょうか。
国難にきちんと立ち向かうということと、「正当に怒って」リーダーの責
任を明らかにすることは別次元だと思うのです。今は、「きちんと怒る」こ
とが健全な社会を維持していくために欠かせない作業だと考えています。

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何人の政治家と・原子力村人・東電幹部、が刑事責任を負うことになるのか? 箕面通信さんも言っているように「社会の秩序を保つために」は責任の所在を明らかにする事と刑罰は必要欠くべからざる条件でしょうでしょう (keniti3545)