75才の365日1月30日晴れ−6℃「東日本大震災」326日

*朝トレ:8時〜9時 1時間、クローズ中(勝手に自分で決めてるだけ、天下の堰堤ですから)のフィールド・コースをトレーニングウエアーで試用(でも、我のアバウトさには自分で笑える、靴はゴム長靴なのだ!)。

日記をめくってみると、(降雪)積雪の為コースクローズは1月19日となっている、何と11日間走ってない、この「出で立ち」では今日も走れない。道路は全て氷が張り詰めている(幹線道路でも、日陰に氷は当たり前ですから)、でも今年の「どか雪」こんな与太話で済むことでは無くなって居るんですね。


  3メートルを超えた山形、北海道でも2メートルを超える大雪、新潟、長野、青森、秋田と、軒並み2メートル近くの積雪に耐えての生活、この大自然との戦いに命を落とされる方も少なくない厳しい現実には言葉もありません。

 そして、この厳しい自然の驚異に立ち向かう人々の中に高齢者の割合が高いのも現実なのですが、彼らの姿からは何故か「悲しい」と言う感じを受けないのは我だけでしょうか。

 あるニュース番組で、「屋根からの落雪で家の出入り口をふさがれてしまい」停電も、此方からの連絡が出来ない状態で外部からの救助を待ち、「無事救助されたお婆ちゃんのインタビュー」、この受け答えにどれだけ感激したことか。

 「ド、ド」と音がしたら真っ暗になって電気も消えた、これは大変だ閉じこめられた。「びっくりしたけど、大変な事なので一生懸命雪をどかしたが、疲れてしまって」。穏やかな声で、ひょうひょうと、勿論安堵感もあるのでしょうが、笑顔も見せて、「ありがとう」とお礼の言葉も言っておられたと記憶しています。

 前日に、やはりニュース番組で被災地の仮設住宅で雪に閉じこめられ、「寒さと孤独」と戦っているお年寄りへのインタビューがあり、この時はそのお婆ちゃんに「ひどい(強い・痛いような)寂しさと、何かを訴える中にも虚ろな眼差し」を感じました。両者を比べ見ての物言いをすることは非常に不謹慎であると思いますので、多くは語りません


 一つだけ悲しい違いを書かせてもらいます。前者のお婆ちゃんには、TVの前からでも迷わず「頑張ってねお婆ちゃん」!と声を掛けてしまいました。しかし、後者のお婆ちゃんには、何か自分もこのお婆ちゃんに「不親切を、もっと言えば悪いことをしたのではないか」という思いに駆られ目をそらしてしまいそうになりました。そして、それは、「原発事故」に対する「自分自身」と「社会」への「憤り」であることに直ぐ気がつきます。 (keniti3545)





*「東日本大震災


今日の一題 「又出たかオバケ!読売新聞!」

*早く原発を再稼働しないと、電力不足になる・早く住民返さないと原発のイメージ悪くする、先ず被害少ないところへ第一陣を返して、既成事実を作りたい。 何が何でも原発再起動、再処理工場の再稼働を一日も早くと、物の怪に取りつかれたように吠える読売さん! (keniti3545)

読売新聞:社説1

核燃料再処理 試運転の確実な成功を目指せ(1月30日付・読売社説)

 既に存在する「核のごみ」を安全に保管し、処分する技術の確立は急務である。試験を確実に成功させてもらいたい。

 日本原燃青森県六ヶ所村に建設中の再処理工場で、2008年12月から中断していた試験運転を再開させる。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、原子力関連施設の再稼働は初めてとなる。

 目的は、原発の使用済み核燃料を処理した際に出る放射線レベルの高い廃液を、ガラスで固める工程の完成にある。

 放射性廃棄物は、安全かつ確実に処分せねばならない。廃液の場合は、そのままタンクにためておくより、ガラス固化体に加工した方が安全性に勝る。

 そのための試験を着実に進めることは、必要なことだろう。

 反原発派の団体などは試験再開の中止を求めている。しかし、この試験と原発利用に対する賛否とは、別の問題ではないか。

 廃液処理の技術は福島第一原発事故の処理にも役立つ。事故が起きた原子炉には大量の放射性廃液がある。いずれ安全に処分せねばならない。固化技術の重要性は増しているとも言えよう。

 しかも、全国の原発には使用済み核燃料が約1万4000トン、再処理工場にも約3000トンある。再処理が進まなければ、これも将来、行き場がなくなる。

 重要なことは、日本の原子力政策をどうするか、将来をにらんで論議を深めることだ。

 日本は、原発を電力供給の重要な柱と位置づけてきた。さらにウラン燃料を有効活用するため、使用済み核燃料からウランやプルトニウムを取り出し、燃料として再利用する「核燃料サイクル」の実現も目指してきた。

 六ヶ所村の再処理工場は、その拠点となる施設だ。 ← ↑ だから、もう要らないんです!
 福島第一原発事故を受け、原発利用には慎重論も増えている。定期検査で停止した原発の再稼働はままならず、使用済み核燃料の再処理計画にも影響が出そうだ。

 内閣府原子力委員会が、核燃料サイクル政策の再検討を始めている。そこでは、核燃料サイクル中止も選択肢に挙がっている。 

 政府は今夏にも、新たなエネルギー政策をまとめる方針だが、原発事故処理が続く中での議論は、ともすれば極端に走りがちだ。

 長年かけて築いてきた核燃料サイクル技術を今、放棄すると決めていいものか。急激な政策転換で将来に禍根を残さぬよう、冷静かつ緻密な議論を求めたい。


◎そう言う脅しには、もう国民は乗りません。禍根というなら、もう涙もかれるほど泣いて、まだ泣き続けている同胞がいっぱい居るんです! (keniti3545)



読売新聞社説ー2

除染工程表 住民帰還のため着実な実施を(1月30日付・読売社説)

 東京電力福島第一原子力発電所事故で放射性物質に汚染された周辺地域の除染について、環境省が工程表を公表した。

 約8万6000人とされる避難住民の生活を再建するため、除染は最優先の課題である。「いつ我が家に戻れるのか」という不安を抱える住民にとって、工程表は今後の生活を考える一つの目安となるだろう。

 環境省は、迅速かつ着実に除染を進めなければならない。

 政府は4月をメドに、福島第一原発の周辺地域を、年間被曝(ひばく)線量に応じて「避難指示解除準備区域」(20ミリ・シーベルト以下)、「居住制限区域」(20〜50ミリ・シーベルト)、「帰還困難区域」(50ミリ・シーベルト超)の3区域に再編する方針だ。

 いずれの区域でも、環境省が直轄で除染を実施する。表土のはぎ取りや建物の壁面などの洗浄、植え込みの伐採、側溝の汚泥の除去などが必要となる。

 前例のない取り組みだけに、放射能の専門家や企業などの知恵を結集し、効果的な除染のノウハウを確立することが大切である。

 工程表は、帰還困難区域を除く二つの区域で、除染の完了時期を2014年3月としている。避難指示解除準備区域の一部では、この3月から除染が始まり、年内に終了する。可能な限り早期に多くの住民の帰還を図るためだ。

 住民の生活圏である市街地を優先するなど、効率的な除染の実施が求められる。

 スケジュール通りに除染を進めるためには、はぎ取った汚染土壌などを運び込む仮置き場の確保が重要だ。仮置き場に集めたものを一括して長期間、保管する中間貯蔵施設の建設用地選定も急がねばならない。

 除染が完了しても、住民の帰還には課題が残る。水道、ガスなどライフラインの復旧や、学校や医療機関、店舗などの整備が生活の再建には欠かせない。

 2月に発足する復興庁が中心となって、地元自治体の意向も聞きながら、詳細な帰還計画を策定する必要がある。

 汚染が最も深刻な帰還困難区域については、除染技術や除染作業員の安全確保策を確立するためのモデル事業を実施し、検証することになった。

 環境省は、その結果を踏まえて「対応を検討する」としている。現時点で、住民の帰還のメドは事実上、立っていない。

 この地域の住民をどう支援していくのか。政府に課せられた大きな問題である。



 ↓ (keniti3545)
 ◎読売新聞さん、教えて下さい! いえ、お解りなさそうですから教えて上げましょう!
 
このレベルに達した放射能汚染が、あなた方が早く早くとせかせる政府が出す工程表などハナから絵空事になることは良識ある国民は「先刻承知」ですよ。先ず、我々国民が除染を早く始めて下さいと言う訳は、これ以上の拡散をちょっとでも少なくしたいからです。


 そして回数を重ねて最低でも”30年間”、ホントなら期間困難区域を除く出はなく区画は役に立ちますが、除染は同じ進行形で(雨風一緒に受けて)一番汚染度の高い区域の値が目標値に下がるまで続けることです。本来なら居住民が戻るのもこの、全区画の目標レベルが達成してからが妥当な選択でしょう。


 その後のレベル異常時には「覚悟の上としてその都度住民を中心に据えた対策をとるべきです」。 高汚染地域を周辺に残したままの帰還など、それこそ既成事実の積み上げ、あなた方「一味」の常套手段、見え見えの負担を被害者にお仕着せ。問題が起こればその都度後追いの言い訳的処置を施すつもりでしょう。


「読売新聞さん」あなた方の「ご家族を被爆線量が20ミリシーベルトにまで上がってくる」恐れのあるような「除染後の区域」に住まわせる事が出来ますか? (keniti3545)