「71才の365日」1月4日(木)晴れ−5℃「東日本大震災」300日

*朝トレ:7時30分8時30分

フィールドの枯れ芝(雑草)が、ふわふわ(もこもこ)何か真冬、とか厳寒等という感じがしない。大谷の川に水の流れもない、故に時々訪れた鶴か!と見まがう、真っ白い「サギ」の飛来もなし、清新な空気ではあるが空に明けの月もなし、新年の初雪もない。

それでなくともアバウト人間の我には「風情」成るもの微塵も感じられず、カラスとお早うの挨拶のみか。今朝も。大阪の中学生時代の我が同級生S君には、お前最近カラスとの戯れしか書いてないじゃないか。と怒られそう。 でも、体調は万全今日のメニューは強歩13本・走12本 4km 、(Bの中級)で完。帰路行き会い人無し。




*「東日本大震災」300日

今日の一題 続 日本は「転換期です」チャンスです!


日本経済新聞
転換期日本 変化の芽を伸ばす(3) 海外で稼ぎ国内に活力生む循環を

 円高など逆風の中、日本企業の世界戦略は真剣さを増す。海外企業買収は記録的水準だ。空洞化ではなく、海外で収益を増やし国内活性化につなげる好循環にしたい。

 ↓ 全文
http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=N0000&cid=20120104NEN55139&oid=DGXDZO3774748004012012PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E5E5E6E5E6EAE2E2E6E2E3E0E2E3E08297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001

◎元旦の(1)、3日の(2)、今日の(3)+元旦の NHK スペシャル「目指せ!日本復活」の内容(2日拙ブログに概要)と合わせて年初の覚えとしておく
・今後の道中、「検証」「修正」に向けて声を上げ、小さな行動を起こすことも出来るでしょう。行動も、目標も自分達の参加で作り出すことができる。 (keniti3545)



「プラス1」日本も世界も選挙の年?
○此方も、結果へ向けての行動は国民の責任に於いて自由だし、自身の希望の結果を生むことも出来る可能性はある。但し、我々に出来ることは、自分達の代表を選ぶと言う行動しかない。草の根運動からの総理も潰れたし、ドジョウ総理も力不足が目立ってきた。選ぶ基準に達してない人物(代表を)をいくら選んでも、結果を期待出来ないジレンマが残るだけ。 (keniti3545)

朝日新聞
指導者交代の年―国際社会の構想をきそえ 2012年は、おなじみの世界の指導者が、かなり入れ替わる年になるかもしれない。

 米国は、オバマ大統領が2期目にいどむ。中国で、共産党総書記に習近平(シー・チンピン)・党政治局常務委員が選ばれる見通しだ。ロシアは、プーチン首相が大統領返り咲きを目指す。サルコジ仏大統領は再選期を迎える。大統領再選が禁じられている韓国は、李明博(イ・ミョンバク)氏の後継を選挙する年だ。

 各国とも内情は複雑である。

内向きへの落とし穴

 米国は、保守とリベラルの二極化がますます進む。中国では経済格差が広がった。ロシアは12年間にわたる強権政治への反発が強まっている。フランスでは経済悪化が排外的な動きを誘発している。韓国では既成政党が批判され、市民派が政治の主役に躍り出ようとしている。

 どの国も変革の波に洗われている。経済危機の連鎖が社会の絆をたち切り、インターネットが開いた言論空間が、既存の秩序をゆさぶり始めた。現職が再選されるかは不透明であり、指導者の交代が政治をいっそう混迷させる可能性もある。

 選挙や政権交代の時期は、国内へのアピールに力を入れるため、内向きになりやすい。混乱の時代に、その傾向がいっそう強まらないか心配だ。

 冷戦が終わり、旧ソ連が崩壊してから20年がたつ。経済や情報の流れでみると、世界はひとつになった。

 ギリシャ発の経済危機や地球温暖化が示すように、国家単位では解決できない課題が山積している。従来は国内で完結していた不況や失業への対応も、一国では限りがある。できあいの政策パッケージに頼ることは不可能となった。

 ひとつの時代が終わろうとしているのに、新しい時代はいっこうに見えてこない。深い歴史的危機のなかに私たちはある。

 まずは、目下の問題に簡単な解決策などないことを、理解しようこういう時代には、わかりやすい「敵」をつくって、攻撃する政治がはびこる

新しい共存の論理を

 米国では、保守の大衆運動である茶会(ティーパーティー)が、連邦政府そのものを敵対視し、支持をのばしている。中国では、領土問題や海洋戦略で政府や軍が強硬姿勢を取ると、熱狂する若者たちがいる。

 憎しみをあおる言葉が飛びかう。内から目をそらすためにナショナリズムが使われる。憎しみと恐怖は伝わりやすい。負の連鎖に警戒せねばならない。

 世界が必要としているのは、沸騰する国民感情に迎合する甘言ではない。歴史の転機にふさわしい共存の論理のはずだ。

 人類は過去の危機をどう乗り越えただろうか。

 帝国主義の列強が衝突した第1次世界大戦では、大戦末期にウィルソン米大統領が青写真を描いた。民族自決や、国際平和機構の設立などを掲げた「14カ条」を打ち出した。

 第2次大戦では、ルーズベルト米大統領チャーチル英首相が「大西洋憲章」を発表した。領土不拡大、貿易の機会均等などの柱は、戦後構想の礎石となった。

 新しい秩序は、力だけでは生まれない。あるべき世界の姿を描く論理が不可欠なことを歴史は示している。

 昨年亡くなったアップルの創業者、スティーブ・ジョブズは「ビジョナリー」と呼ばれた

 未来を予見し、構築する人という意味である。 魅力的なアイデアを新しい商品に具現化し、人々の心をつかんだ。

思考を現実化する力

 領域は違うが、世界の指導者に求められるのも、同じ資質ではないだろうか。

 地球上のどこに住もうとも、人々が求めるものがある。

 人間らしい最低限の生活、言論の自由、人種や宗教で差別されないこと、戦争や暴力で命を奪われないこと。

 どの国の人々も、自分たちの力だけではそういう目標が達成されないこと、世界の運命が分かちがたく結びついていることを知っている。

 人々のこうした願いをたばねて、新しい国際社会の構想を示す必要がある。

 すでに個別の対処法は、あれこれ出ている。

 たとえば、主要20カ国・地域サミット(G20)にその兆しが見られるような、新しい現実に対応した多国間の調整枠組みを充実させること。核兵器の拡散や領土問題が、国と国との憎しみに火をつけない危機管理の仕組みを整えること。

 このような対策が必要なことに多くの国の合意がある。

 欠けているのは、こうした目標に向かって進むべきことを、魅力的な言葉とわかりやすい論理で説明し、国民を説得する指導者の力なのである。

 それが政治で求められるビジョナリーではないか。

 今年、世界の選挙や指導者の交代で、そういう構想を競い合ってほしい。

(文中の色文字変換は、keniti3545)