「71才の365日」12月10日(土)晴れ-5℃「東日本大震災」275日

*朝トレ:6時40分〜7時40分

玄関-5℃今シーズン一番の冷え込み宇都宮最低気温-2℃の予報通りなんだろう。此処(日光)は-5℃、3度差はまだ「可愛い数値だ」。昨日我れの雪かき跡、枯れ芝の上に足跡はないが誰か利用してくれたかな〜。 コース入りまで、両サイドの真っ白い雪を見ながら歩を進めると、ふわふわに見える足下の芝からはサクサクという踏み音が耳に届く。

 コースin からは我れの踏み跡激しく、固い「土肌」からの「コツコツ」と言う音に変わる。東の空青空、やけに明るいな〜、冬至は22日だと言うが久し振りの「晴れ」が一層の明るさを感じさせて来るのか。1本目のUターンでしみじみ東の空、青空を見上げていると。


 青い空にくっきりと「白い翼」、「大きい」、悠然と西へ向かって飛んでいる、「来た〜」声は出さなかったが「思わずあの俳優さんのポーズ」を取った! 「来た〜」そう、二、三回噂していた「サギ」ですよ!飛び姿に合わせて西方向を振り向くと空がオレンジっぽい、朝焼け? 絵になるな〜。 


 繊細な表現の出来る先輩ブロガーさん達なら何と表現するだろうか? 残念ながら川原に水が無い此処には降りないものな〜。でも此処大谷川の南には大木戸川と左沢等の支流が合わさる川がもう一本あるので「そっち」で給水、羽休めをするんでしょうか。

我れの朝トレ、幾つかの(早起きは)三文の徳に遭遇する。覚えはこの日記に書いてきたが、その最高位に値する出会いが今シーズンも味わえた事は嬉しい限りだ! 今日は足取りも軽く、6本の強歩19本の走=4km のBクラスメニー。

帰路、「ジャッキーと神山さん」にお早う御座います! 自治会の副会長である神山さんも、細尾町の放射能線量が高いことを気にしているお一人で、時々情報交換をしています。が、先日は落ち葉拾いの作業をする人に問いかけられて、足尾峠の数カ所を測定してみたら高値では [O.5、 0.6μSv/h]という箇所があったと言うことでした。後刻、結果のコピーをくれると言うことなので、我れの次回(毎週火曜日)データと合わせて市役所に提出することにします。


神山さんともう一点の話題、我れ今しがた「サギ」飛来目撃の件に付いては、氏の情報に寄れば、既に我れ推理の水飲み場にては勿論のこと、更には細尾「水力発電所」の貯水池にて優雅に浮かぶ姿も見えるそうです。 「考えてしまいました」?古河という民間の企業が持つ(いまもそうだと思いますが)水力発電所ですが、 「大谷川に沿って、三つの水力発電所」があります。


一番上流から、「馬道発電所」:大正14年(1,925)稼働開始・東武駅から12キロ(大谷川を遡る)・発電能力=7,600KW ・使用水量=8.35立方メートル/秒


「細尾発電所」:明治43年(1,910)年稼働開始・東武駅から9キロ・発電能力=15,700KW ・使用水量=8.35立方メートル(一番先につくられた。 「一世紀の歴史」があるんですね調べてみて驚きました!

 

*考えてしまいますよね! この池のきれいな水を飲みに渡り鳥の「アオサギ」が来て、優雅に羽を休めるのです。100年も前から、此処で使われた水は、又次発電所で電気を起こし、大谷川に放流されてもなお、動植物に恵みを与え続けるのです。勿論我々の飲料水にもなっているのです。


一番下流に位置し、一番新しい「上の代発電所」:昭和10年(1,935)稼働開始・東武駅から6キロ・発電能力=5,800KW ・使用水量=8.35立方メートル



*ルート最後に位置する「一番新しい」「上の代発電所」でも76才です。我れより年上です。考えてしまいますね!「総理大臣」殿・「原子力村のエリート科学者」殿 自然も人をも「死に至らしめる」事故が起きる「危険物」「危険設備」を、30年・40年の寿命をズルして一年延ばしをしたり、あらゆるウソで国民を騙しながら使うのは止めて下さい。いえ、 原発はしっかり意志を持って、我々の代で止めましょう』!!!  国民の切なる願いです。  (keniti3545)




*「東日本大震災」275日

今日の一題 脱原発!」 北(北海道)から南(大阪)から!

 [1]生き生き箕面通信1096 ・原発の是非を問う住民投票を実現したい――明日から署名活動がスタート
2011-12-09 06:31:13 | 日記 
 おはようございます。国会は本日で幕を閉じますが、今日の参院本会議で”原発輸出を促進する”ための「原子力協定」を承認し、来年1月に発効させる運びです。「国内で分が悪ければ、海外で生き延びる」という原子力ムラの方便です。


原発の是非を問う住民投票を実現したい――明日から署名活動がスタート
 東京都と大阪市で明日12月10日から、原発の是非を問うための「住民投票を可能にする署名集め」がいよいよ始まります。日本ではかつてない形での「民主主義運動」です。住民投票を実現するまでにはまだいくつかの段階があり、ハードルは相当に高いです。でも、ぜひ成功させたいものです。ただ、ぼくは大阪市民ではないし、東京都民でもないから、もどかしい。

 署名を必要数集めることができれば、それをもとに首長(知事や市長)に住民投票条例の制定を求めることができ、首長は議会を招集して条例制定をはかります。そこで議決されると初めて、原発に対して「イエスかノーか」の住民投票が実施される段取りです。署名は有権者の50分の1が必要で、大阪市の場合は約4万2700人(東京都は役21万4200人)分を集めなければなりません。

 この住民投票の動きについては、朝日新聞がこれまでから手厚くフォローしてきており、他方の読売新聞はほとんど無視の状態です。朝日は「脱原発」にカジをきり、読売は「原発推進」の立場をいまだに前面に押し出しています。
 読売は、例えばいま万一、「もんじゅ」で事故が起きたら、どのように原発推進の責任を取る用意があるのでしょうか。高速増殖原型炉「もんじゅ」は、プルトニウムプルトニウムを生みながら発電するシステムで、冷却材には扱いが極めて困難なナトリウムを使います。すでにこれまで事故は何回も繰り返しています。もし、ナトリウムが漏れ出して爆発すれば、プルトニウムの固まりが爆発することにつながりますから「フクシマ」どころでないことは、読売も承知のはずです。それでも原発を推進する。「原発なくして日本経済の発展なし」という信念なのだそうです。万一の重大事故を起こせば、今度こそ日本そのものの存在が危ぶまれます。しかし、それでも、「原発がいい」というのです。頭が狂っています。

 住民投票が成功すれば、日本の明日が少し希望の持てるものになるはずですが……。





 [2]2011年12月09日10:37 カテゴリ
燃料サイクル東京新聞12/9 「出口なき原発  鎌田 慧 日曜の午後、北海道旭川市での「原発憲法」集会に参加した。原発憲法二五条の生存権は、原発と民主主義のように対立して、相いれない。

 ところが、原発と原爆は凶暴な双子の兄弟のように、いつでも取り換えがきいて平和を脅かす。日本核武装の物質的、技術的基盤としての「もんじゅ」と再処理工場をまず止めよう、と「さよなら原発」の署名をわたしは訴えて歩いている。


 いまやめても、使用済み核燃料の最終処分揚が難問だ。旭川から稚内にかけての「道北地区」には、幌延町の「核廃棄物施設」があって、住民たちを不安に陥れている。ここは岐阜県の東濃地区とならんで、もっとも重要な候補地なのだ。

 わたしはそのふたつともに取材にいったが、最近サボっているあいだに、幌延では三百五十メートルの立て坑と水平坑道の掘削がすすんだそうだ。

 正式には、二十億円の交付金と引き換えに、「文献調査」を受け入れた地域が候補地になるのだが、すでにPR施設「ゆめ地創館」が開館、これまで住民を騙したおなじ手法が使われている。

 福島原発の事故は、運転中の原発ばかりか、使用済み核燃料も恐怖の対象だ、と知らしめた。地元のひとたちも、強い関心をもちはじめた。二十三日、幌延町共進会場で、千二百人規模の集会がひらかれる。出口のない原発をつくった責任は重い。(ルポライター
東京新聞 本音のコラム 2011.11.8