「71才の365日」9月30日(金)晴れ12℃「東日本大震災」204日

*朝トレ:6時30分〜7時30分

玄関6時20分12℃、「暖かい」とは言わないが、「全然寒くない」調子狂っちゃう! 走15本、それもレロ、レロの15本、しかもタイムリミットぎりぎりの上がり。だめですね、アバウト人間はもっと自分の体調把握とタイムスケジュールには、幅を持った関わり方をしなきゃ、まだ本物じゃないね?! 

はい、「全く、反省してます」。 ここで、カラスの顔なんか見上げているから、「あいつはアバウトな奴だ」なんて言われるんですよ! アバウト思考の人間が、側からアバウトだと指さされてはいけないんですかね?! 自分でも、解っちゃ居ませんが、振り返ってみると確かに今朝はどの項目にも「大体これぐらい」という目安を何も持っていなかった。夕べの晩酌が1.5合を超えていたのだから今日の目標は走15本以下だなとか、10分も早く家をでるか、とか、1時間全部歩行に切り替えちゃおうか、とか。 「目安(目標)もないところにに ”アバウトさ” はないのだ」 

(keniti3545) 君、だんだん年取るんだから、もっともっと「アバウト」さを磨かなきゃね?! ?? 



 *「東日本大震災」204日


今日の一題 「復興増税について 29日付け 社説読み比べ


朝日新聞

復興増税―自民も財源に向き合え
 東日本大震災からの復興策の裏付けとなる財源案を野田政権がまとめた。第3次補正予算案を早く編成するため、野党もきちんと財源に向き合い、与野党での協議を急がなければならない。

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 野田政権が、東日本大震災の復興策を盛り込む第3次補正予算の編成について、その財源案をまとめた。

 増税額を11.2兆円としたうえで、歳出の見直しや政府資産の売却でまかなう金額を当初計画から2兆円増やし、増税を9.2兆円に抑えることを目指す。法人税の減税を12年度から3年間見送る一方、消費への影響を考えて所得税増税は13年1月から、住民税増税は14年6月からに遅らせる。

 「増税外」の2兆円上積みでは、日本たばこ産業(JT)の政府保有株をすべて売却することをかかげ、政府が持つ資源開発会社の株も売却候補とする方針だ。それぞれ国内葉タバコ農家の保護策やエネルギー政策に波及する問題である。所得税や住民税の増税開始を先に延ばす必要があるかどうかを含め、詰めるべき課題が少なくない。

 ただ、財源の概要を固めないと補正予算の編成も遅れ、被災地の復興に影響が出かねない。与野党はすぐに協議を始めるべきだ。「震災復興に伴う負担増を将来の世代に先送りしない」という政府の方針に沿って、さらに工夫の余地はないか、知恵を出し合ってほしい。

 気になるのは野党、とりわけ自民党の姿勢である。

 石原伸晃幹事長は衆院予算委員会で、「現役世代だけで復興費用を負担するべきなのか」と疑問を呈した。再建する道路や港湾、防波堤などからは将来の世代も恩恵を受ける。60年かけて返済する通常の建設国債を発行して将来世代にも負担してもらえばよい、という考え方だ。

 自民党からは同様の主張が相次いでいるが、日本の財政難を思い起こす必要がある。国債を含む債務残高は国内総生産の約2倍に達し、欧米各国より深刻だ。借金頼みの財政運営は限界に来ている。政府債務問題が世界経済の焦点となる中、日本の財政規律も問われている。

 「復興のために発行する国債は従来の国債と区別して管理する」「復興債の償還(返済)の道筋については第3次補正予算の編成までに検討する」。民主、自民、公明3党はすでに、こうした内容を盛り込んだ合意文書をかわしている。その趣旨が「負担を将来につけ回さない」ことにある点は、石原氏もよくわかっているはずだ。

 被災地の復興を最優先に、与野党が協力する。そのために財源にもきちんと向き合う。当然のことだ。石原氏の主張が、臨時増税への反対論が根強い民主党を揺さぶることを狙ったとすれば、あまりにさびしい。



日本経済新聞

復興増税の規模を抑える不断の努力を 
政府・民主党が震災復興の臨時増税案を決めた。増税の規模を圧縮したいというが、具体策は今後の調整に委ねている。家計や企業の負担増を抑える努力を続けるべきだ。

 ・全文です ↓ クリックして下さい

http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=N0000&cid=20110929NEN16381&oid=DGXDZO3517547029092011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E7E3E5E7E6E5E2E0EBE2EBE0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001



読売新聞

復興増税案 3次補正へ与野党協議を急げ
 政府・民主党が、震災復興費を賄う臨時増税案を決定した。帳尻合わせの増税メニューとの印象は否めないが、臨時増税にめどが立たなければ震災復興は遅れる。ひとまず前進だ。与野党協議を速やかに決着させ、補正予算案の早期成立に全力を挙げなければならない。

  ・全文です ↓

 政府・民主党が、東日本大震災の復興費を賄う臨時増税案を決めた。所得税法人税、住民税、たばこ税を3〜10年間、引き上げる内容だ。

 国難の克服を目指し、本来は、国民が広く負担できる消費税を柱にすべきだった。財源確保を優先した結果、帳尻合わせの増税メニューが並んだ印象は否めない。

 しかし、臨時増税にメドがたたなければ、震災復興はさらに大幅に遅れる。政策の停滞は許されない状況だ。財源確保に踏み込んだのはひとまず前進である。

 野田首相は28日の参院予算委員会で、臨時増税案に関連して、自民、公明両党に、本格復興策を盛り込む2011年度第3次補正予算案の事前協議を呼びかけた。

 予算案は復興財源確保法案がセットになり、与野党の合意が不可欠だ。与野党協議を速やかに決着させ、予算案の早期成立に全力を挙げなければならない。

 政府・民主党増税案は、党税制調査会が決めた11・2兆円の増税規模を、政府保有株の売却など税外収入の積み増しで9・2兆円に圧縮した。

 増税の大半を占める所得税は、対象が偏り、中高所得層ほど負担が重くなるのが難点だ。そこで、複数税目を組み合わせ、所得税の負担を軽くしようとした。

 昨秋に増税したばかりのたばこ税を対象にしたのは、健康を名目に、増税に異論を唱えにくい面があるからだろう。

 当初10年とした所得税増税期間を延長することに含みを持たせているのも問題だ。経済状況は予測できず、10年でも長い。期間はできるだけ短縮すべきである。

 一方、税外収入が増えれば、その分、増税額は減るが、税外収入の積み増しは容易ではない。

 政府が保有するエネルギー関連企業の株式の売却は、国策で開発する油田の権益が脅かされる恐れがある。日本たばこ産業の株式売却にしても、同社による国内葉タバコの全量買い上げ制度を維持できるのかという疑問が残る。

 今回、復興増税案の決定まで、民主党内の議論は迷走した。増税の具体策を協議すべき場で、増税自体の反対論が相次いだのは、あまりにも無責任ではないか。

 政府・与党は、消費税を社会保障財源とし、「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%に引き上げる」と決めている。

 財政再建は喫緊の課題だ。臨時増税の対象から除外した以上、消費税率引き上げの議論を着実に進めるべきである。



箕面通信さんは、下記の如く言ってます。
大手新聞が、11.2兆円なのか・9.2兆円なのか? 迷走記事を書く様なやりとり有りの政府をも批判した上で、

 僕は、増税の前にまだ絞り出すべき財源がある。さらに経済活性化の手を打つ方が先決という立場です。いずれ増税が避けられないとしても、まず政治がやるべきことをとことんやってからにしてもらわないと、役人にまた無駄遣いされるだけと思っています。 我れも同感です! (keniti3545)



(もう一題見て下さい)
せめて、こんな環境の「子供達を救う為の優先ありきの復興税」であってほしいと願います!


 「福島からの子供達」  (北日本放送 KNB WEB)


福島原発事故のあと、福島市から砺波市に避難していた吉田さんと宍戸さんの家族です。

 先月、金曜ジャーナルでこの家族を取材しましたが、その後の生活を26日から2日間に渡ってお伝えします。

 26日は吉田さん家族の取材を通して、子ども達の学校生活の実態や進まない除染の状況などについてお伝えします。

 吉田翔君と州起君です。

 2人は、今年夏休みの間、富山県内の市民団体の呼びかけを受けて、母親とともに砺波市へ避難していました。

 現在は家がある福島市に戻り、小学校に通っています。

 Q2人ともマスクをしているけどこれはいつから?「地震があってからずっと」

 Qこれって何なの?「ガラスバッジ」[ガラスバッジ]

 ガラスバッジとは放射線量の積算計です。

 福島市教育委員会が今後の学校活動を決める参考とするため、1億6千万円をかけて今月から3か月の間小学生と園児に持たせています。

 不安をあおらないようにという理由で積算量は自分では見ることができず、市の教育委員会を通じて1か月ごとに親に数値が公表されます。

 翔君と州起君が住んでいる福島市は、福島第一原発からおよそ60キロの場所です。

 2限目の後の休み時間、子ども達が続々と校舎から外に飛び出してきました。

 「子ども達が元気良く遊んでいますね、こちらの小学校では表土除去が終わって以来、外での活動を行なうようになりました」

 福島市内の公立のすべての小中学校は2学期までにグラウンドの汚染された土を削りとったほか、校舎の外壁も高圧洗浄し放射能の除染作業を終えました。

 こちらの小学校でも7月から8月にかけて、除染作業が行われた結果校庭の放射線量が1.2マイクロシーベルトから0.22マイクロシーベルトにまで下がりました。

 しかし町すべてで除染作業が進んでいるわけではありません。

 帰宅後、翔君がまず行なったのは入念な手洗い、ここでも放射能が気になります。

 Q震災起きる前もこうやって手洗いとかしていた?翔君「全然」州起君「福島県は外でも遊べないしなんかちょっと嫌だ」

 除染作業の進んでいない場所では、放射線量の高い状態が続いています。

 子どもへの影響を心配する親が多い中、翔君と州起君の母めぐみさんはサーベイメータを購入して放射線量を測っています。

 例えば自宅の裏庭では「0.966、1超えました」さらに自宅近くの側溝では値がどんどん上がり2マイクロシーベルトを超えました。

 側溝は、雨が降ると放射性物質が流れ込んでたまりやすくなるのです。

 「通学路なんで、除染を早く進めてほしいということで働きかけはしているんですけれど全然進んでいません」

 家族が一番落ち着くはずの自宅の中でも放射線は検出されます。

 吉田さん「思っていた以上に現実ってこうなんだってすごく1ヶ月間気にしつつも忘れていたんですよね」

 福島に戻り再び感じた放射能の恐怖、心配なのはやはり子ども達への影響です。

 「今、親としてできること、防げることは防いでおいてあげるやっぱり生きていく未来はあってほしいと思うのでその辺は自分自身後悔したくないんですよね」

 少しずつ復旧へ向かっている福島市、しかし元通りの生活までは程遠く、まだまだ先が見えないのが現状です。

 福島市を取材してどんなことを感じましたか。

 率直に、まだまだ復興には時間がかかると感じました。

 除染作業が終わった福島市内の小中学校では外での活動を行うようになりましたが学校から一歩外に出ると放射線量の高い場所が多いのが現状です。

 特に高い側溝などは通学路にも多くあり、子ども達や親は困惑しています。

 福島では多くの人が今も見えない放射線という恐怖を抱えながら生活しています。

 除染作業を早く進めてほしいと感じました。