「71才の365日」9月28日(火)晴れ7℃「東日本大震災」202日

*朝トレ:6時30分〜7時30分

玄関7℃は2回目だ、Wブレーカー上衣も着けた、そろそろ常備要のアイテムとなるか。それでも走4本目には脱ぎ捨てた、白い手袋も取った、7時10分に太陽が全身現したので帽子も取った。

先日、落ち葉に赤い色有りを書いたが今日はもう一つの秋見つけた! 「朝トレの、コース中半に、こぼれ栗」 帰宅、玄関でまん丸い真っ「茶色」の栗見せたら女房殿「にこっと笑ってくれた!」(いつもはにやっと含み笑いか、軽く睨まれるのが関の山ですが・・・こっちも嫌いじゃ無いけどね)

シャワー後、NHKの「お日様」見ながら朝食、いつものパターンしていたら女房殿がカレンダー見て指をおっている。
「運動会、孫に会える日、指で追う」の図、こっちが「にやり」、で止まらず「吹き出し笑い?」、今は運動会も秋にやるとは限らないから「季語」にはならない? んで、口にするのは止めにした。 今日の朝トレは、走17本で修了、帰路行き会い人無し、倉井さん家の暖炉が2、3日前から薄煙を上げている。 





*「東日本大震災」202日

今日の一題 「原子力政策大綱」 見直し作業再開

読み比べて下さい

(生き生き箕面通信 9月28日)
原発維持・推進へ――大綱議論再開

 日本の原子力政策の基本を策定する「内閣府原子力委員会」が昨日27日、「原子力政策大綱」の見直し作業を再開しました。”見直し”とはいうものの、事務局を務める経産省原発推進の中心勢力であり、「なんとか原発の維持・推進を図ろう」と、全力を挙げています。

 そもそも前回の策定会議は、「原子力発電を基幹電源に位置付ける」という中間整理をまとめていました。これが福島原発事故直前の3月8日。しかし、事故発生で、世論の原発への風当たりが一気に高まり、作業を見直さざるを得なくなったのです。

 野田内閣の最初の経産大臣に就任した鉢呂吉雄氏は、この世論の空気を反映させるべく、原子力委員会のメンバーを入れ替え、原発に批判的な人を半数入れる方針を事務局に指示しました。本気で「脱原発」をめざす意向でした。

 これに危機感を持った経産官僚が、裏で動いて、「死の街」発言を騒ぎ立て、「放射能つけちゃうぞ」発言をでっちあげて、辞任に追い込む”クーデタ”を仕掛けたと見られています。

 相前後して、改革派官僚の古賀茂明氏が辞任に追い込まれました。経産官僚の上層部は、財務省と並んで、築き上げてきた既成権力を守旧することを第一の仕事としています。

 今回の原子力委員会のメンバーは、「全25委員のうち原発批判派は3分の1」(経産省)だそうです。それでも、前回までがたった1人だったので、多少改善はされました。とはいえ、多数派は原発ムラの住人です。今後1年かけて議論し結論を出す方針ですが、その中身はいまからほぼ想定されるというものです。

 この会議を伝えた本日の朝刊は、朝日と読売でまったく異なりました。朝日新聞は3面で3段扱い。原発に批判的な立場の委員の声も取材して、まともな作り方になっていました。
 読売新聞は、自社が「原発維持・推進」の立場であるため、ストレートの記事としては2面でベタ記事と冷遇しました。その代わり、社説で取り上げ、「原発がいかに重要か」をこねくりかえした論法をもってるる強調しました。「とりわけ、ウラン資源の有効活用を目指す核燃料サイクル政策の維持、放射性廃棄物の処分地確保は重要な論点だ」と、原発推進を前提とした主張をしています。あくまでも「核燃料サイクル」を確立せよ」という立場なのです。
 問題は私たちです。「お役人があんじょう、やってくれまっしゃろ」のお任せ主義では、いずれまた放射能汚染に泣かされることになります。




原子力政策大綱 現実を踏まえ冷静な議論を(9月28日付・読売社説) 日本の原子力政策を巡る議論の仕切り直しとなる。大いに意見を戦わせてもらいたい。

 内閣府原子力委員会が、日本の原子力利用と研究開発の基本方針である「原子力政策大綱」改定へ、策定会議での論議を再開した。

 大綱は、ほぼ5年ごとに見直されている。2005年策定の現大綱の見直しは昨年12月に始まったが、福島第一原子力発電所の事故を受け、中断していた。来年8月末までに新大綱をまとめる。

 原発は、日本の電力供給の3割を担ってきた。この主要電源をどうするか、エネルギーの国際情勢や安全保障も踏まえた総合的な議論が求められる。

 とりわけ、ウラン資源の有効活用を目指す核燃料サイクル政策の維持、放射性廃棄物の処分地確保は重要な論点だ。すでに使用済み核燃料と廃棄物は各地にたまっており、無視できない。

 原発関連施設が立地している自治体は、政府に、将来に向けた方針を示すよう求めている。

 日本が世界に、重大事故の経験をどう発信するかも焦点だ。

 野田首相は先週、「原発の安全性を世界最高水準に高める」と国連で演説し、原子力技術による国際貢献を宣言した。原発輸出政策を継続する意向も示した。

 アジアでは、経済拡大とともに原発への期待が高まっている。視野の広い論議が欠かせない。

 政府は、エネルギー基本計画などの抜本的な見直し作業を進めている。原子力政策大綱を、国の全体のエネルギー戦略の中に明確に位置づけることが重要だ。

 懸念されるのは、原発事故以降は、原子力に関する冷静な議論が難しくなっていることだ。

 原子力委員会にも震災後、多数の意見が寄せられており、原発について意見を述べた4567人のうち、67%が「直ちに廃止」、31%が「段階的に廃止」、計98%が原発廃止を求めたという。

 菅前首相の「脱原発」宣言など民主党政権も混乱を助長した。

 だが、この98%の数字は、世論を反映したものとは言い難いのではないか。本紙の7月の世論調査では、原発を減らすか全廃、という回答は65%だった。

 停止中の原発を安全確認して再開するとした野田首相の方針についても、9月の調査で56%が「評価する」と回答している。

 反・脱原発の一方で、なお原発の重要性を認める意見もある。多様な声を反映した議論が求められている、ということだろう。



*.読売新聞に何回でも、もの申す!

どうしても国民のコンセンサスを削り落とそうとするのですか? 何故? 正力さんの亡霊が恐いのですか? 東日本大震災」から200日が過ぎて行きました。同じ被災地でも、地震津波の自然災害地では「復興」していく姿が見えます。被災者も中心に成って活動しています。*日本各地の漁師仲間に訴えて、中古の船を譲ってもらい、海に出ようとしています。 *仕事場、海の中の瓦礫を自分達の手で少しずつでも片付けています。 *町の人みんなで同じ仮設住宅に入りたいからと被災者自身がみんなで土地探しもしました。 *仲間が命落とした役所の人も、消防士仲間も必死に行動しています。

一方同じく被災者でも原発関係の被災者は何も出来ないのです。勝手に動けない逃げる事だけを考えざるを得ない状況。家へも帰るなと言われる辛さは、どんなものか、そんな中科学者が自前でホットスポットに東京から通い、汚染土を15回も持ち帰っている児玉教授のような方も居るんです。やれる事があれば被災者の皆さんだって真っ先に自分から動きたいはずです。文句だけ言っているのが、お願いだけしている事がどんなにつらい事か!

今、何をさておいても最優先は、「除染」だと総理も方針を打ち出したんでしょう。政治家になれない政治屋さん方、総理も大臣も輪番制で国会空けても困らないでしょう! 何組かの班長さんになって、週末は福島のお掃除屋さんになって下さい。それくらいの覚悟見せて下さいよ!机上の埋蔵金探しも良いけれど除染必要の土砂瓦礫が東京ドーム何杯分!?せめてお役人の人海戦術でドーム1杯分の土砂ぐらいお掃除して見せて下さい!国民だって手伝いますよ!  


福島の人たちを心の病にしないで下さい!

◎「脱原発」を果たせなければ、この悲惨な歴史を繰り返すのは火を見るより明らかです。”読売さん”片棒担がないで下さい、お願いします。 (keniti3545)