「71才の365日」8月10日(水)「東日本大震災」153日

*朝トレ:5時40分〜6時30分 短縮版メインメニュー「走12本」の確保。
カラスとの挨拶あり、大谷川の「ゴーゴー」音、懐かしい昔の再現続いている。脇の林、川向こうの林、堰堤縁散歩の大小の小鳥、キジ・山鳥 カラスとちょっかい出し合うトンビ、他、 最近お客さん(my ギャラリー)減ってますね? パフォーマーの怠慢? 


昨夜の花火(我が家のギャングと倉井さん家双子のギャング)大盛り上がり、十時過ぎまで眠りに着けず。今朝は起きられるはずも無いギャング共・・・。 「我が朝トレの方も、時間短縮版・この理由は我れにあり」 家の事何もしない会社勤めの頃から「墓守の主役は我れ」の受け持ち、盆前の8月10日は毎年お墓掃除と決めてある。今日がその日だ、家から徒歩6分、トレーニングコースから一旦家に寄り、準備してある掃除道具を手に、花壇に引いてある水道水をボトルに補充、家の中からはギャング共の声聞こえず。 再出発、お墓は涼しい、杉木立に囲まれ左沢川の支流が小さな川音を立てて涼しさを更に引き立てている。


*昨日の母見舞いでは、 「今年もお盆様が来るね」とお袋から問いかけられた。いつもの年はお墓掃除の後に見舞い、二年前まではお墓へも一緒に参ることが出来たのだが・・・。親父は5年前91才で逝ったが、家で前日まで元気でした。母は今度の誕生日に91才を迎えるが、手押し車の操作が億劫に見える時がある。でも医者は過度の同情は禁物という
自立支援を受けながら9人制のグループホームに入居3年目、今では「ここがが自分のお城だ」と言っている母。地域の福祉体制にも恵まれ、傍目にはどうか、我が母と家族は有り難いことだと思っています。

認知症が入っても、軽度の時期に本人も参画で選択肢を吟味できることは大変有り難いこと。この認識を持って施設利用を多くの方々が出来ること望みます。




*「東日本大震災」153日

今日の一題
(2011年8月8日、小出裕章毎日放送たね蒔きジャーナル」にて)

「(国会議員の原発事故への知識のレベルは)全然変わってない」 東京・福島の講演の旅で感じたこと8/8 小出裕章

(書きおこしを写させてもらいました)
水野「では京都大学原子炉実験所助教小出裕章さんにうかがいます。小出さんこんばんわー」

小出「こんばんわ」

平野「よろしくお願い致します」

水野「よろしくお願い致します」

小出「よろしくおねがいします」

水野「8月8日からですね、講演の旅に出ていらっしゃったと伺っております。東京や福島などを訪れてこられたということなので是非そのあたりのお話を聞かせていただきたいと思います。」

小出「はい」

水野「まず東京では国会議員の方の集まりに出られたんですか?」

小出「はい、えー……」

水野「どんな会合だったんですか?」

小出「超党派国会議員の方々を集めての、人間とサイエンスの会というのが有りまして私が行ったのは百三十何回目だったと思いますが。そういう集まりに呼ばれまして。衆議院議員会館に行ってきました」

水野「超党派っていうことは与党も野党も、ということでしょうか」

小出「そうです」

水野「どの辺の幅で集まってらっしゃったんですか?」

小出「えーっと私が、あのーお話させていただいたのは民主党の方と自民党の方しかおりませんでしたけど、多分何がしかの方がおられたんだろうなあと思います」

水野「ふーん。何人くらいの議員さんが?」

小出「えー衆議院議員会館の一番大きな多分部屋だったと思いますが。300人くらいの部屋にほとんど満員の方がいらっしゃって一番前のところに えー、議員の方々の特別の席というのがありました。んで入れ替わり立ち代わり、最初からおられたかたもいるし、最後までおられた方もいらっしゃるけれど も。さっさと帰って行かれるかたもいるし。えー終わりのころにポロっと来られた方もいるという。」

(※スタジオ笑い)

小出「まあそんな形でまあ次々と来られては帰って行かれるそんな形だ、でした。」

水野「なにかこう国会議員の方のお話をなさってあの、がつんとくるものというんか、あ、この人だったら前向きに動いてくれるなって思われる何かございましたか」

小出「えー、すいませんがありませんでした」

水野「はあー…」

小出「ただ、えー、宮城県選出の方というのがいらっしゃって、まあそれなりに今回の震災、あるいは福島原発のことも、かなり意識してくださっているなと、わたくしのほうから感じた方はいらっしゃいました。」

水野「あの5月末に参議院行政監視委員会参考人としてお話しなさったときとですね、国会議員の方のこの原発事故問題に対する、えー知識のレベルというのは格段に上がっているものがありましたか」

小出「全然あの変わっていないと思いました(笑)」

水野「全然変わってない?」

小出「はい」

水野「それは……。そうですか。」

小出「はい」

平野「あの先生がおっしゃってたあのタンカーの話とかですね、まあ地下ダム計画、遮蔽壁の話なんかについてのですね、まあ本当に急がれるまあ話が、ずっと続いてるんですけど。そのへんに彼等が真剣に取り組んでいるという気配も特に感じられませんでしたか?」

小出「えーと今回はですね、えー、人間とサイエンスの会ということで、えー、地球の未来の話をしようと求められたので」

平野「原発のいわゆる対応策じゃなかった」

小出「はい、福島原発個別のことは最小限にとどめまして、原子力がもってる基本的な問題、あるいはこれからの未来の世界の作り方というような話をさ せていただきましたので、えータンカーの話も地下ダムの話も、私の方からもしませんでしたし議員の方からもそういう話は全く有りませんでした」

平野「あ、そうですか」

小出「はい」

水野「そうですか。そして東京から福島へ移動なさったのはこれ新幹線ですか?」

小出「そうです」

水野「あのー放射能の測定器も先生お持ちだったと聞いていますが。これどのような状況でしたですか?」

小出「はい。えー東京から新幹線で福島に行ったのですが。あの福島の方々が私と一緒に新幹線に同行してくださって。その方々が放射線の測定器ももっ て一緒に行ってくれました。それで新幹線に乗った途端に、測定器のスイッチを入れまして、そして時々刻々その測定値の値を見ながら福島まで行きましたが。 福島に行くに従ってカウントが、新幹線の車内、走っている車内ですね。で次々と上がっていくと、いう状態で。東京駅をでるころに比べると福島駅についたと きには、まあ10倍とは言いませんが、それに近い数字まで上がっていて。私としては大変重苦しい気持で福島に入りました。」

水野「この10倍近い、ものになっていくというのは、どのレベルでの10倍かってのもあると思うんですけどね。」

小出「はい」

水野「まあ、どうなんですか?」

小出「えーと東京の、多分東京駅の周辺はですね、1年間に1ミリシーベルトにはまあならないというぐらいだと私は思っていますけれども。えーそれが 10倍になったということは、えー福島に、駅の周辺で1年間に10ミリシーベルトにはならないだろう、精精そのぐらいの、ということですね。でももうはる かに許容被曝量は超えていると、いうことが目で次第にわかってしまうというような数値でした。」

水野「本来は1年間に1ミリシーベルト以上の放射線を受けてはならない」

小出「そうです」

水野「ですね一般の人は」

小出「そうです」

水野「それがまあ10ミリシーベルトに近いものになってきたと、いうこと。そうした中で福島市内で、あのいろんな一般の方々の質問も受けられたと聞 いているんですが。あのどのような質問が出て、また小出先生どういうふうにお答えになったのか、なにか具体例を教えていただけませんか?」

小出「ええまあ大変みなさん、ご、不安の中におられたと思いますし、当然のことなわけで。子供たちをどう守れるかということを皆さん気にされてい る、わけだし。これから食べ物をどのようにしていったらいいのかということが多分福島の方々の関心事だったんだと思います。えーそのような質問が出されま したし。私としては大変もう自分自身が頭を抱えてる、えー、ことで、質問されても的確にお答えできたかどうかという自信もないような事になりました。もう 汚染がさけられないのでこれからは出来ることは子供たちをどうやってまもるかと、いうことであるという、それだけ私は話させていただいたということで す。」

水野「はあ…。先ほどニュースでも福島県から外へ転校したいという子供さんたちがまああのいらっしゃるというおはなしをお伝えしたんですけれども」

小出「はい」

水野「実際福島県では外へ出ていきたいという人もいればですね、いや今こそ出ていかずに頑張るべきだという人もいると聞くんですね」

小出「はい」

水野「そのあたりの地元の方々の悩みというのはどんなふうに小出先生は感じられましたか?」

小出「多分みなさん同じように悩んでる。その今水野さんがおっしゃったように悩んでると、思います。もちろん私は子供たちに被曝をさせたくありませ んので、一番私が望んでるのは避難だと言いました。でも避難をしてしまうと、え…、例えば子供たちだけ避難をするということになれば家庭が崩壊してしま うわけですし、一家全体が避難をしようと思えば、いったいその過程の生活、収入をどうすればいいのかということがあって生活が崩壊しかねない。ましてや一次産業を担ってきた農業や酪農業のような方々は土そのものが命だったわけですから、避難をすればそれで命が終わってしまう、心が潰れてしまうということにな る、わけで、私としてはどうしていいかわかりませんと、そうお答えしました。」

水野「はあ……。そうするとみなさんどんな反応ですか」

小出「えーわかりません、大変お困りになったろうと思いますけれども、大変申し訳ないけれども私に言えるのはそれだけであって、えーでも子供たちを守るためには例えば子供たちが集中的に集まる校庭あるいは園庭の土は是非とも剥ぎ取らなければいけないし、学校給食には汚染のないと分かっているものを使わなければいけないので、そのように働きかけてくださいとお願いしてきました」

水野「ただ給食の場合は福島のその、ね、生産者の方の子供さんたちも給食を一緒に食べるわけですよね」

小出「そうです」

水野「その時にお父さんお母さんたちが作ったものは汚染されてるから給食には出てこないようにしましょうということに実際上なりかねないですね?」

小出「そうですでも…」

水野「これは辛い話で」

小出「はい。大変辛い話ですけれども、もう3月11日を境に世界が変わったわけですから、学校給食に関しては福島だから地産地消で福島のものということは私は正しくないと、思います。えー子供たちにはやはり汚染の少ないものを与えて汚染の高いものはまあ福島の大人も含めて、大人たちが引き受けるという生き方をする以外にないと私はその場でも皆さんに話しました。」

水野「あー、ね、福島でもその話をなさるというのは本当にお辛かったろうと」

小出「はい」水野「おもいます。えーありがとうございました。また明日もよろしくお願いします」

小出「はいこちらこそ宜しくー」

水野「京都大学原子炉実験所助教小出裕章先生に伺いました」


*進歩の無い連中に聞かせるなら、その場所へ一般の国民を招待して勉強会やらせてもらいたいですね!その声をTV放送に。 そうすれば議員さんも真剣に聞かざるを得なく成るでしょうに! (keniti3545)