「keniti3545」since73:2014.3月5日+2℃「東日本大震災」「311フクシマ」1091日 今日の一題「再びの安全神話造りか?」

*朝トレ:「ーーー」




*「東日本大震災」「311フクシマ」1091日



*今日の一題「再びの安全神話造りか?」


 原発と政治―このまま「安全宣言」か

 国会(議員)は、「311」から今日まで・そして今現在を正しく認識しているのか!? 原子力規制委員会の実態を正しく理解しているのか? 「国民にパブリックコメんとを要請しておいてどんな利用をしたというのか」?!

 今度は、今国会で「国会議員全員個人名」でもし今後再稼働をごり押し強行して事故を起こした場合の「安全(対策)対応・避難(対策)対応」を、そして「安全の担保は可能なのか」をレポート提出、国民に提示して下さい

「党の方針・会派の方針じゃね〜よ」! 我々国民も、個人名で提出してるんですよ! あんた方国会議員も「議員さん」である以前に一個人なんだから、「逃げ道使わず」、「組織の縛り」恐れず、「一個人としての意見」も聞かせて下さいよ!! それから国民投票でもしましょうか!? (keniti3545)



朝日新聞社2014年3月4日(火)付


 新たな「安全神話」が形づくられようとしていないか


 安倍政権が示したエネルギー基本計画案に、原発再稼働の手順が示された

 安全性は原子力規制委員会の専門的判断に委ねる。規制委が新規制基準に適合していると認めた原発は再稼働を進める。国は立地自治体などの理解と協力を得られるよう前面に立つ

 要するに、規制委の基準に適合した原発は国が全力で支援して動かすというわけだ

 安倍首相は参院予算委員会で「世界で最も厳しい基準で安全だと判断されたものは再稼働していきたい」と述べ、閣僚らからも規制委の判断を「安全宣言」とみなす発言が相次ぐ

 だが規制委の田中俊一委員長は「私どもは絶対安全とかそういうことは申し上げていない」「お墨付きを与えるためにやっている意識はない」という

 確認しておきたい。新しい規制基準は原発事故以前よりもずっと厳しいが、万全ではない

 たとえば、放射能原発敷地外に放散した場合には周辺住民の避難が必要だが、規制基準に避難計画は入っていない具体的な計画づくりと実施は、自治体や国の仕事になっている規制委が基準適合を判断したからといって、住民の安全が保証されるわけではない

 人口密集地に近い東海第二(茨城県)、浜岡(静岡県)の両原発や、県庁所在地にある島根原発についても、電力事業者は再稼働をめざしている。防災計画の策定が義務づけられた30キロ圏内の人口は、東海第二が98万人、浜岡では86万人、島根で47万人にのぼる

 格納容器が破損する事態となれば、25時間以内に30キロ圏内の避難が必要という試算もある。津波地震を伴う複合災害となれば、道路の寸断や大渋滞も起きるだろう。そうした中で、これだけの人を被曝(ひばく)させずに避難させることができるのか

 日常を砕かれる住民への賠償の仕組みが全く不備だったことも、福島での事故で明らかになった日本最大だった東京電力ですら支払いは不安だらけだ。他の事業者ならなお困難なのに、新たな仕組みも詰めないまま見切り発車するのか

 事故の教訓のひとつは、万一に備えることだ規制委の適合判断でどこまでリスクが減らせるか。それだけでは足りないものは何なのか

 そこを見極め、国民に正直に説明することが、政治の使命である規制委の判断をもって、住民を守る安全論議に終止符を打つことではない


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◎.基準作りは専門家チームに任せる。重要なところはぼかし(又は文言・文章にせず)、更に肝心なところは政府が判断する。 あくまでも、「政府単独で決めたのではありません」と事ある時の言い訳を作っているだけ

規制委は逃げずに中身の内容説明を、きちんとしておくべきだ国会は、事故想定時の避難・被爆防御体制が出来るまでは再稼働を許すべきではない!まして、この国土で避難方法が確立できないのならば、再稼働は許させることではない!。 この道理が通せないのならば、「何のための国会か?!」 できないなら、「国会議員は早々に全員職を辞す」べきだ!! (keniti3545)



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下記2紙の読み比べも深刻にして面白いと、言っちゃ悪いけど読売さんは 此処まで来るとまともに怒る気にもなれませんね(御用紙の目くらましか・・・笑 keniti3545) 

 東電の懐勘定を心配して上げているの? 被災者の皆さんは、金銭交渉はADRに任せてすんなりと、少々お安くとも迅速に解決して下さい。被災された方は大勢いらっしゃるのですから出来るだけ、(ごねないで文句言わずに)速やかな解決を望みます。と、事故の賠償 「迅速な紛争解決で復興を急げ?」? 賠償問題は「被災者が当然の権利を主張」して、「確り保証は勝ち取るべき」でしょうこの問題を急ぎ解決することがどれだけ復興にかかわるものか?

現状の技術面での躓きと同じ受け皿の上に載せた議論には少なからずの疑問と違和感を覚える

 汚染水の「ダダモレ」は一向に収まらず、4月にはフクイチから放出されたと判断の付く「セシューム134」含有の汚染水が西海岸にまで漂着する可能性があるとするニュースも目にします。 <随分とわれの行間読みも手伝っていますが>・・・ (keniti3545) ) ダダモレ汚染水の件政府が全面に立つと言っている正解だと仰った後一度もコメントしていませんね?

 燃えさかる炎に「バケツリレー宜しくの如く方法で炉心をなだめようとしている」図が現状ですこの状況下に於いて尚かつ、同じ危険性を持つ「原発群を再稼働しようとする政府」に向かって「早く遣れとケツ叩く数少ない新聞の読売さん貴方たちも「安全を担保できるのか原発」そして、その方法を「国民のパブコメ」と「同じ様式で社説として掲載」しては頂けないでしょうか?

 それが実行できれば読売新聞は一大「マスコミにケーション」形成の先駆者と呼ばれるかも知れませんよ! ナベツネさんも「いい年こいて」何時までも御用新聞もないでしょう?! はたまた、あの世まで「原発一基香炉代わりに抱いていく」なんて、言うのではないでしょうね?(笑 keniti3545)



 原発事故の賠償 迅速な紛争解決で復興を急げ
(3月4日付・読売社説

 福島県の復興のためには、東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難を余儀なくされた被災者への賠償を加速させねばならない。

 政府の「原子力損害賠償紛争解決センター」が担っている原発ADRの役割は大きい。

 ADRは、被災者と東電の直接交渉がうまく進展しない場合、中立な立場の弁護士が仲介委員となり、双方に歩み寄りを促して和解を成立させる仕組みだ。ーーー (註:震災ADR=裁判外紛争処理手続き)


ーーー政府は、医療や金融、労働問題などでもADRの普及を目指している。訴訟に頼らない紛争解決手段として根付くのか。原発ADRが試金石となる。

(2014年3月4日01時54分 読売新聞)

↓記事全文
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20140303-OYT1T01478.htm

◎.読売さん 何処に復興に関する提案なり、論評の記述があるのでしょうか? (keniti3545)


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汚染水漏出 「管理下」に大きな疑問

東京新聞社 2014年3月4日

ーーー  福島第一原発で、また高濃度の放射能汚染水があふれ出た。配管系の故障なのか、人為的な事故なのかも定かでない。敷地の外へは出ていないというものの、「管理下」というには程遠い。 とても危険な状態だーーー



ーーー 安倍晋三首相は施政方針演説で、対策には「国が前面に立つ」と約束した。しかし、事態は悪くなっている。とても「アンダーコントロール(管理下)」とは言い難い

 作業態勢の見直しや、見回りの強化は当然必要だ。だが最優先するべきは、持てる技術を総動員して、一日も早く根本治療を図ること、地下水の流入を食い止めることではなかったか

 水回りの管理すらおぼつかない政府と電力会社。これが「国策」だと胸を張れるのだろうか。とてもじゃないが、再稼働を急ぐ資格はない

↓記事全文
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014030402000136.html


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