「keniti3545」since73:2014.1月24日曇り-3℃「東日本大震災」「311フクシマ」1057日 今日の一題「都知事選個の責任に於いて投票率UPを!」

*朝トレ:サボりでした。お昼時に「30分のお散歩」のみ


*「東日本大震災」「311フクシマ」1057日


*今日の一題保坂氏脱原発へ真実の訴え!:「他に本音を発信してくれる区長さんは居ないのかな〜?」 今回は、都民も「個としての責任と覚悟」を発信して欲しいで〜す!

世田谷区長がみんなの気持ち代弁してくれています! 他の区長さんもどんどんまともな意見を、もっともっとぶっつけて下さ〜い! もっともっと!!


 原発という巨大システムとの訣別
保坂展人
2014年1月28日 朝日新聞



 2011年の東日本大震災と福島第1原子力発電所事故は、私たちに大きな衝撃を与えました。これまでの社会で常識とされた科学技術に対する「安全」や「信頼」は瓦解し、「原子力ムラ」の論理をふりまわす専門家の権威も失墜しました原発はクリーンエネルギー」と旗をふっていた文化人や評論家たちは一時的に声をひそめました

 事故直後のドキュメントを読み直してみると「全電源喪失」の事態に直面して、国や経済産業省原子力保安院原子力安全委員会等がどれだけ判断停止に陥っていたかがわかります国や専門機関は、深刻な原発事故に遭遇して、あまりに無力でした

 にもかかわらず十分な事故原因の検証もしないまま、国は再稼働を進めようとしています閣議決定を目前に控える国のエネルギー基本計画の中で、原発を「基盤となる重要なベース電源」とまで位置づけた経済産業省、そして安倍内閣。底流にあるのは、原子力規制委員会の審査をパスすれば、3・11は繰り返されないだろう」という、根拠なき楽観主義に思えます

 電力会社もまた、経営のために「再稼働」にしがみつこうとしています。「これから気をつけます。きっと大丈夫ですからやらせて下さいというのが本音でしょう。福島第1原発事故を起こした東京電力に巨額の融資している銀行団も同じです

 かれらの価値軸は、コスト優先の経済効率です。電力会社が財務体質を改善するには、原発を稼働させるのが一番合理的だという考え方です。仮に重大事故のリスクが存在したとしても、「3・11ほどの事故を繰り返す確率は低い」ので検討するには及ばない。自治体の首長が「メルトダウンなどの重大事故時の避難計画を立てることができない」と指摘しても、「その危険性は低いのだから、とりあえず原発を稼働させながら考えましょう」という感覚です

 それは、3・11以前と何も変わっていないことを示しています。事故前、津波の襲来による電源喪失」を指摘する声に対して、国や原子力保安院、電力会社は「きわめて確率が低いので、想定する必要はなく、リスクとして排除していい」と考えていました

 いま再び、「世界一厳しい審査をクリアすれば、世界一安全な原発になる」として再稼働に突き進もうとしています次の巨大地震が予想される地震列島で原発を動かすリスクをも、経営の論理が塗りつぶしてしまうのです

 原発事故は1度起きてしまったら、制御するのが困難で、放射能汚染が広がれば、人々は長期にわたって住み慣れた故郷を離れるしかなくなるのですそれは福島の原発事故の影響を受けた地域の現実が示している通りです

 私たちは、第2、第3の原発事故の恐怖を抱えながら暮らしたくありません。汚染された山河を元に戻す技術を持っていません。たとえ再稼働したとしても、全国の原発に残されている使用済み核燃料は増えつつけるばかりです。青森県六ケ所村の再処理工場は、トラブル続きでなかなか機能しないだけでなく、故障・事故続きの高速増殖炉もんじゅ福井県)はガタガタで、巨費を投じてきた「核燃サイクル」の破綻は明らかです。

 私たちはすでに、途方もない時間と予算を必要とする「負の遺産」を抱えていますならば早く、原発という未熟な技術に見切りをつけて、いまだに見えてこない核廃棄物の最終処分までの工程(ロードマップ)を描き、人材と技術を「原発の後始末」に集中するべきではないでしょうか

 見せかけの経済効率を掲げて原発を再稼働させ、核のゴミを増やしつづけながら、積み残された課題を検討しましょうというのは、問題の先送りにほかなりません怠惰と批判されても仕方ないでしょう。解決策の見当たらない宿題を未来の世代に押しつけることこそ、「無責任」ではないでしょうか

 人口の集中する都市に住む私たちが、事故の危険がある原子力発電所を福島や新潟などに建てて、当然のように電力の供給を求め、そして消費してきたのが、これまでの社会でしたそうしたあり方を問われたのが3・11だったはずです私は、日本の近代史にあって、明治維新、第2次世界大戦に続く第3の歴史的転換点である、と考えています

 私たちの暮らしに、原発という「巨大システム」を事故リスクとともに押しつけられる社会から引き返すとすれば、今です


◎.保坂展人氏は1月14日にも朝日に寄稿しています


 東京から「原発ゼロ」を進める必然性
保坂展人(世田谷区長)

2014年1月14日 朝日新聞
↓ 全文
http://d.hatena.ne.jp/keniti3545/20140122/1390365404


 記事の抜粋
ーー前略ーー3年で何もかも忘れたのでしょうか。2011年3月11日、東日本大震災の甚大な被害とともに、東京電力福島第1原子力発電所の連続メルトダウンは何をもたらしたでしょう。昨年の夏、官邸の内外から見た原発事故のドキュメントを5〜6冊読みましたが、「首都圏3千万人の避難」を念頭に置くという事態が起きていたことは否定しようがありません。それほどまで深刻な状況へと向かっていたのです

 現実に、福島第1原発周辺の16万人の人たちは住み慣れた家を後にして、長期にわたって避難生活を送っています。世田谷区にも400人近い方たちが長期滞在しています。何より原発事故の現場は長期にわたる収束作業が続き、廃炉への道もイバラの道です。汚染水とのたたかいも続いています

 そうした意味では、福島第1原発事故は収束どころか、いまもなお「現在進行中」なのです

 安倍内閣は「原発再稼働」の方針を掲げ、経済産業省は国のエネルギー計画の中で原発を「基盤となる重要なベース電源」として位置づけようとしています。(「消えた『原発ゼロ』むしろ『重要電源』へ」)

 このままでは、停止している原発が次々と再稼働のプロセスに入っていくのも時間の問題かもしれません3・11以後、柏崎刈羽原発浜岡原発が稼働していた時、福島第1原発事故に相当する重大事故(シビアアクシデント)に見舞われた場合、住民の健康と安全を守らなければならない自治体の責務を果たすことは不可能だと感じました避難計画すらありませんでした。(「『原発再稼働』の倫理を問う新潟県知事の覚悟」)ーー後略



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 「都民から脱原発実現の願いを込めたもう一景」


細川候補には、小泉氏の助太刀も加わり二人三脚摘行動で脱原発を強力に訴え続けていますその熱い思いを余すところ無くレポートして・更に自身の思いも乗せた解説を加え臨場感を超えた臨場感を味わえるレポートも存在します


 小泉純一郎立ち合い演説会@自由が丘 からの抜粋(by SPYBOY
『確かに私は原発を推進してきました。(ここでニッコリして)過ちては則ち改むるに憚ること勿れ!』
 これで辺りを圧倒してしまう。大きな拍手も湧きおこる確かにその通りで、これは文句をつけようがない今は過去のことをグタグタ言っても将来に向けて何のメリットもない。真剣に考えれば、自民党とだって共闘しなければ脱原発はできないのだ。← by SPYBOY


特別な1日(UNA GIORNATA PARTICOLARE)

 緊急更新:細川護煕小泉純一郎立ち合い演説会@自由が丘

↓ 全文
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20140129/1390997755

小泉節とSPYBOY さんの解説が相まって何とも心地よく・力強く胸に響きますわれの「単細胞な脳みそ」では現場に居合わせても「この昂ぶりを感じることはできなかった」ろう。 官邸前デモでも、毎回臨場感溢れるレポートをUPしていただける事は多くの皆さんの期待が大きいはずです


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(keniti3545)

 今回の都知事選には、都民の「個」全てに絶大な覚悟が要求されています。 


保坂展人氏の朝日新聞が取り上げた前掲の記事」・そして「細川候補と小泉氏タックの国思う発起」はいずれも現実味を帯びる「国の危機」を阻止するためのもだしかも「脱原発の実現が」約束されなければ「国の安全・個人の生命財産の安全に関する全ての担保が取り外されてしまうような状況が迫っている

 原発は事故が起きなくても、核のゴミで溢れる国土では物を造ることも不可能でしょう食物も自然の大地で作れる無毒の食物は皆無となってしまう恐れさえあるでしょう脱原発を明確に約束してくれる候補者を選ぶためには、先ず選挙に行きましょう! ←ここは、SPYBOYさんの受け売りに成りますがこれが都民の合い言葉でしょう!! (keniti3545)



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